御船小ニュース

御船小学校 こどもたちの活動の様子

win-win

この日、1年生は学級で1つの、大きなこいのぼりを作りました。しかし、いつもの図工とは違います。それは、作り方の説明や、制作の手助けをなかよし教室の児童2~6年生が担った点です。相手が1年生であることを気遣い、大きな声でゆっくりと説明したり、優しく言葉かけをしたりする姿がありました。そのような姿は、自立活動の6領域のうち、「人間関係の形成」や「コミュニケーション」の視点において、成長につながったと言えるのではないでしょうか。これからも、様々な活動の中で、自分から他者に働きかける力を高めてほしいと思います。


ルールを守って命を守る

先日実施した「交通安全教室」について、ご報告致します。事前に、運動場にラインを引いて、巨大な道路を作りました。横断歩道もあります。そこに、御船警察署から準備して頂いた信号機を設置し、より一層実際的な道路に仕上げました。

子どもたちは、主に横断歩道の渡り方を学び、登校班ごとに、歩道の歩き方や横断歩道の渡り方を練習しました。ドライバーの人に見えるように手を挙げたり、1列に並んで歩いたりすることができました。

学校で学んだことを生活に生かしてから初めて、体験が意味を持ちます。お互いに声を掛け合ったり、自分一人で歩いている時も遵守したりしながら、交通安全を心がけてほしいと思います。


そのねらいとは…!

先日、全校で身体測定及び視力検査、聴力検査を行いました。特に5年生は、1年生を連れて一つ一つの検査に臨み、移動のタイミングや場所について優しく声かけを行う姿には、頼もしさが感じられました。

身体測定は、単に、自身の成長の度合を知る時間ではなく、集団行動や健康教育の一面を持つ重要な時間です。例えば集団行動では、「人が検査を受けている時は静かに待つ」「集団に迷惑がかからないように時間を厳守する」等が挙げられます。また、健康教育の視点では、健康の保持・増進に主体的に取り組む態度と実行力の育成が求められます。学校の教育活動の中では勿論のこと、家庭内におけるコミュニケーションの話題にも取り上げて頂くことで、より大きな効果が得られるかもしれません。


がんばろう熊本!負けんばい御船!

平成28年熊本地震から1年を迎えた4月14日。「命・感謝」を考える集いを行いました。児童の心のサポートを行い、今ある命の大切さを自覚するとともに、自分たちを支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを高めることを目的としています。スライドを通して、1年前の写真を眺めると、鮮明に当時のことが思い出されました。また、当時は余裕のなさから気がつかなかった、全国の皆さんからのご支援やエールの存在に気づき、改めて感謝をする様子がありました。気持ちが落ち込むこともありますが、この日の集いを通して、「感謝の気持ちをもって前向きに生きていこう」「力を合わせてがんばろう」という気持ちを高められたのではないかと思います。


キーワードは3つ

5年生では、自分たちの「1学期のめあて」を考えました。単純に1つのめあてを考えるのではなく、校訓「かしこく やさしく 元気よく」の3つの言葉を柱として、各自3つずつ設定しました。例えば、「かしこく…1日1冊本を読む」「やさしく…上級生として、下級生にやさしく話しかける」「元気よく…手洗い、うがいを心がける」等が見られました。

校訓を自分なりに解釈し、具体的な行動目標として掲げる良い機会となりました。