御船小ニュース

御船小学校 こどもたちの活動の様子

いよいよ4月から

4年生の総合的な学習の時間では「外国語を楽しもう」をしました。主に「How are you?」と「I’m~」を使って友達とやりとりを行う、という内容です。やりとりを繰り返す中で、「ジェスチャーがあれば、より伝わりやすいよね。」「相手に聞こえる声の大きさで話した方がいいな」「表情に気をつけてみると、もっと気持ちが伝わる。」等、よりよいコミュニケーションの要点に気付く子どもたち。学習を重ねるにつれ、当初に比べて、どんどん良いものになりました。

自分の気持ちを伝える手段は、決して言葉だけではありません。むしろ、言葉だけでは思いが伝わらないことの方が多いです。そのことに気付くことができた貴重な時間となりました。

 平成30年度から、御船小3年生4年生も、外国語活動が始まります。

たった一つの命

3月6日、地震の避難訓練を行いました。東日本大震災の記憶、そして熊本地震の経験等から、児童はいつも以上に真剣な眼差しで参加していました。安全担当の教師は「たった一つしかない命を守るのは自分である」と何度も発することで強調し、そのことで子どもたちの安全意識、防災意識は大きく高まったのではないかと思います。

「地震発生時に『落ちてこない、倒れてこない、移動してこない』場所に避難する行動は、児童生徒等に対しての事前指導が不可欠です。様々な場所や時間帯で発生することを想定し、どのような場所が安全なのかを指導しておくことが必要です。」これは、文部科学省がホームページで発信している「学校防災マニュアルについて(www.mext.go.jp/a_menu/kenko/.../07/.../1323513_02.pdf」からの抜粋です。このことは、学校でもそうですが、家庭や地域においても十分に言えることだと思います。学校、家庭、地域で一体となり、防災教育に取り組むことができればと思います。

6年生を祝う会

3月7日、本校体育館にて「6年生を祝う会」を行いました。6年生はステージの前から体育館全体を見渡す形で座り、それを1~5年生が囲むように位置取りをしました。会では1年生から順に中央に立ち、6年生に向けた出し物を披露しました。歌のプレゼントや6年生を誘ってフォークダンスを行うなど、全ての出し物が、気持ちの込められた素晴らしいものでした。

 そしてクライマックス、6年生と教職員によるドッジボール対決によって、会場の盛り上がりは最高潮に達しました。先生たちは「卒業後も応援しています」という気持ちを込めて、そして6年生は「思い出を胸に頑張ります」という気持ちを込めて、お互いに全力投球。1~5年生も会場を揺らすかのような大声援を送り、誰にとっても、温かく楽しい時間となりました。

学習や生活の随所で6年生が見せてくれた「スクラムパワー」。この日も多くの児童の心を惹き付けました。祝われる側で参加した活動でさえも、後輩たちの憧れで有り続けた6年生です。

お祝い会をしました

御船町特別支援学級合同授業「お祝い会」について紹介します。お祝い会は、「御船町の小中学校特別支援学級に在籍する児童生徒の親睦と集団行動の向上を図ること」、「卒業生を励ますとともに、今年度のまとめの会をすること」、「保護者同士で情報を交換し合い、親睦を図ること」の3つを目的として行われる、毎年の恒例行事です。

今年度は2月27日に行われ、主な活動として「御船小3年生との交流及び協同学習」「調理活動」「卒業生を祝う会」「保護者向けの研修会」等がありました。交流及び共同学習ではペアをつくり、自己紹介や風船運びゲームをしました。活動の中で、互いの好きなことや学校の紹介をし合う等、両者とも交流を楽しむ様子が見られました。卒業生を送る会では、卒業生が全体の前に出て、一人ずつ友達や家族への感謝の気持ちを伝えるとともに、今後の抱負を述べました。

これから卒業生たちは、自分の将来に向けてそれぞれの進路先へと進みます。在校生にとって、仲間とのお別れは寂しいですが、今後も活躍していく先輩の姿を見ることで「自分もがんばろう」という気持ちが高まるのではないかと期待しているところです。

 

空き箱→宝箱

5年生の図工では「伝えたい気持ちを箱に込めて」をしました。空き箱にビーズやスパンコールを使って装飾を施し、世界に一つだけの箱に仕上げるという工作です。この作品の魅力は、箱に何らかの形でメッセージを添えて、誰かに贈るという点にあります。例えば、ある児童は家族に対して「ここまで自分を育ててくれてありがとう」、別の児童は祖父母に「いつまでも元気でいてね」、兄弟に「大好きだよ」等々、楽しそうに箱のふたの裏に書いたり、箱の中に手紙を入れたりしていました。日頃はなかなか照れてしまって言えない気持ちも、作品という形であれば、表現できるものなのかもしれません。この箱が、受け取った人にとって「宝物」になること、間違いありません。