御船小ニュース

空き箱→宝箱

5年生の図工では「伝えたい気持ちを箱に込めて」をしました。空き箱にビーズやスパンコールを使って装飾を施し、世界に一つだけの箱に仕上げるという工作です。この作品の魅力は、箱に何らかの形でメッセージを添えて、誰かに贈るという点にあります。例えば、ある児童は家族に対して「ここまで自分を育ててくれてありがとう」、別の児童は祖父母に「いつまでも元気でいてね」、兄弟に「大好きだよ」等々、楽しそうに箱のふたの裏に書いたり、箱の中に手紙を入れたりしていました。日頃はなかなか照れてしまって言えない気持ちも、作品という形であれば、表現できるものなのかもしれません。この箱が、受け取った人にとって「宝物」になること、間違いありません。