校内研修

平成27年度ICT研究発表会(5年算数科)


 5年生算数科「面積」では、平行四辺形の面積について考える授業でした。事前にタブレット端末を家庭に持ち帰り、個人の考えを持ち合わせて本時の学習に臨みました。タブレット端末の家庭への持ち帰りの利点として、「個人思考の時間が十分に確保することができる」「教師は事前に全員の考えを把握することができる(個別の支援も可能)」「協働的な学びの時間が授業の中でしっかり確保できる」などを共通理解しています。また、持ち帰りについて気をつけている点としては、「教師が前時までに教室で課題把握をしっかり行う」ことです。児童全員がしっかりと課題を把握し、事前学習の臨むことを大前提として本校では進めています。グループ学習での練り上げの質がどんどん高まり、公開授業でも意欲的に学び合う姿がたくさんのグループで見られました。来年には本校の最高学年として、山田小の模範となる姿を示さなくてはなりません。今回の研究発表会で身に付けた気持ちを自信と誇りに変えて、今後とも一生懸命頑張ってくれることと思います。

平成27年度ICT研究発表会(4年総合的な学習の時間)


 4年生総合的な学習の時間「支え合って生きる」では、これまでの自分たちの体験や経験をポスター(広用紙+タブレット端末)にまとめ、それらの発表をもとに「これからの自分たちにできること」について考える授業でした。児童はグループごとに作成したポスターを使って発表し、聴く側もメモを取りながら真剣に説明を聞いていました。自分たちにできることを考える場面では、思考表現ツール(付箋紙+マトリックス表)を使ってグループで話し合いを行いました。ICT機器に頼るのではなく、必要なときに必要な分だけという本校での共通理解事項が強く表現された授業でした。来年は高学年となり、さらに山田小を引っ張ることになる4年生です。さらなる「進化」を目指し、成長してくれることと思います。

平成27年度ICT研究発表会(3年理科)


 3年理科「電気で明かりをつけよう」では、児童が持ち込んだ身近にある様々な道具について、「電気を通すのか、通さないのか」考える授業でした。学習者用デジタル教科書(理科)のコンテンツとして収録されてる仲間分けツールを使いながら、児童が主体となって思考錯誤することができました。児童の意欲的な姿は言うまでもなし。電子黒板やタブレット端末の操作にも慣れ、スムーズな活用が図れていました。学習者用デジタル教科書の活用は今後も進めていく予定です。全国的に見ても先進的な活用ですので、様々な活用方法を今後とも研究していきたいと思います。

平成27年度ICT研究発表会(2年算数科)


 2年生算数科「ちがいをみて」では、テープ図をもとに「たし算かな、ひき算かな」という課題に対してペアや全体で学び合う授業でした。テープ図については書き慣れている2年生児童でしたが、授業の中ではたし算かひき算か思考錯誤する姿がとても印象的でした。全員が手を挙げ発表したり、書画カメラに自分の考えを映し出して説明したりする姿など、低学年版の「アクティブ・ラーニング」を十分見せることができました。来年もさらに「進化」した姿をお見せできるように、これからも頑張っていきたいと思います。

平成27年度ICT研究発表会(1年生活科)


 1年生活科「たのしもう あき」では、秋のおもちゃを使った課題別学習に挑戦しました。児童はまず「どんぐり迷路」「まつぼっくりけん玉」「わなげ」という3つの試し遊びに取り組みました。その後、それぞれの遊びのおもしろかったところ、難しかったところを考え、全体で共有しました。最後は、自分のおもちゃをどう改善していくか、1年生なりの考えを出し合うことができました。初めての研究発表会に臨んだ1年生でしたが、一生懸命授業に取り組む姿勢にたくさんのお褒めの言葉をいただきました。この経験を大きな自信に変えて、さらに意欲的に授業に取り組んでほしいと思います。

平成27年度研究発表会(御礼)

 12月4日(金)に平成27年度教育ICT実践研究発表会を無事に開催することができました。県内や県外から350名近くの先生方にお越しいただき、貴重なご意見・ご感想をたくさんいただきました。本当にありがとうございました。これからもさらに研究を「進化」させ、子どもたちの「夢」の実現に向けて全職員で頑張っていきたいと思います。

研究発表会に向けた最終検討

 今週の校内研修では金曜日に迫った研究発表会に向けた最終検討会を行いました。全学年模擬授業形式で授業を流し、準備もすべてばっちりです。当日はICTを活用しながら生き生きと学び合う児童の姿をぜひ見ていただければと思います。参加申込みも現在300名を超えました。たくさんのお申込み本当にありがとうございました。全職員心よりお待ちしております。

11月小研ウィーク(4年社会科)

 研究発表会前ですが、11月も小研ウィークを行う山田小です。4年生社会科では、課題別で調べた地域(山江村)の行事や寺社仏閣についてポスターセッション形式の発表会を行い、グループで「どのようにして地域の伝統(行事)を守っていくか」話し合いました。自分たちでまとめたものを発表し合い、意欲的に学び合う姿がとてもすばらしい4年生です。研究発表会当日もぜひ「中学年版アクティブ・ラーニング」をお楽しみに!

熊本県議会、義務教育課学校視察(6年社会科)

 今回は、熊本県議会議員様、熊本県義務教育課長様の学校視察がありました。6年社会科「世界の未来と日本の役割」の単元で、課題別学習による問題解決的な協働学習で授業を進めました。国際連合について3つの課題別で調べ、学習グループによる話し合いを行った結果、児童から「平和」「安全」「豊かさ」「平等」というキーワードが出されました。課題別学習の質もとても高まってきているように感じます。研究発表会まであと一週間。さらに充実した協働学習を進めていきたいと思います。

文部科学省自治体応援事業授業撮影(6年総合的な学習の時間)

 平成27・28年度に指定を受けている「文部科学省自治体応援事業(ICT活用実践コース)」の授業撮影が本校で行われました。6年生総合的な学習の時間「山江村のあゆみ」で、ふるさと山江村の未来について考える授業でした。課題別グループでは、「教育・子育て」「健康・高齢者」「産業・地域づくり」という3つの視点でそれぞれの思い・願いについて話し合い、学習グループでは、「魅力あふれるふるさとにするためにはどうすればよいか」について議論しました。6年生児童のまさに「アクティブ・ラーニング」の姿に、撮影に来られた方々も大変驚かれていました。研究発表会に向けてこれからさらに意識を高めていきたいと思います。

指導案&研究紀要最終検討会

 本日は指導案&研究紀要最終検討会でした。今年度は授業の中で「協働をいかに生み出すか」を中心に全職員で放課後の時間も使いながら検討を重ねました。申込みもすでに200名を超える方々からいただいております。これから研究発表会当日に向けてしっかりと準備を進めていきたいと思います。参加していただく先生方、「山田小版アクティブ・ラーニング」にぜひご期待ください。

わくわく授業プレゼンター活用事業研究授業 (4年算数科)

 4年生のわくわく研究授業では、算数で「面積」について考えました。子どもたちが事前に家庭学習で取り組んだ、「L字型の面積」の求め方の答え合わせから始まり、予習でしてきた問題が合っているかどうか、わくわくしながら授業に参加している子ども姿がみられました。子どもたちが、「正方形」や「長方形」に分けて自分なりの方法で面積を求めることができていましたが、授業では、そこからさらに「速くて簡単な方法」はないかについて、協働学習を通して考えました。子どもたちが意欲的に学びを深めていく、まさに「アクティブ・ラーニング」の姿がみられ、とてもすばらし授業となりました。 
 本日は他の学校からたくさんの先生方が参観されましたが、子どもたちが意欲的に発表する姿勢や返事やあいさつの声の大きさにとても驚かれていました。研究発表会でもそのような姿をお見せできるようにこれからも意識して取り組んでいきたいと思います。

10月小研ウィーク(6年算数科)

 6年算数科では「比例と反比例」の単元で、算数科におけるジグソー学習(課題別学習)に挑戦しました。子どもたちに3つの問題を提示し、それぞれ役割分胆して問題を解き、「比例しているか、比例していないか」について根拠をもとに議論を深めました。子どもたちからは、比例している場合、「0を通る直線になっている(グラフ)」「Xが2倍、3倍…になるにつれて、Yも2倍、3倍…となる(表)」「Y=きまった数×X(式)」となっているという根拠が出されました。適応問題では、平成25年度の全国学力・学習状況調査の算数B問題に取り組み、定着を図ることができました。これからもグループ思考の充実を図っていきたいと思います。

10月小研ウィーク(2年算数科)

 2年生算数科では、かけ算の式の順番について考える授業でした。「~~の-個分」という考え方は6年生でも出てくる概念です。「しきはどっちかな」という学習課題のもと、個人思考でしっかりと考えをもち、全体では書画カメラを使って分かりやすく説明することができました。2年生は意欲的に発表する児童が多く、研究発表会でもそのような姿をお見せできるようにこれからも意識して取り組んでいきたいと思います。

10月小研ウィーク(3年総合)

 3年生のふるさと教育は「山江村くりくり探検隊」です。栗農家の勝原さんのところへ体験・見学・インタビューに行ったことをもとに、「勝原さんの思いや願い」「これから自分たちにできること」について考える授業でした。タブレット端末を用いたインタビュー動画の視聴、グループでの協働学習など、いたるところに子どもたちの「アクティブ・ラーニング」の姿が見られました。これからもふるさと山江を大切に思う心を育てていってほしいと思います。

10月小研ウィーク(1年国語科)

 1年2組の小研ウィークの授業は国語科「くじらぐも」の学習でした。1年生の子どもたちがグループを作り、くじらぐもに乗っている登場人物の気持ちを想像しながら聞こえてきそうな会話(言葉)について考えました。グループ学習はまだまだスタートしたばかりですが、意欲的に活動する子どもたちの姿がとてもすばらしかったです。

第4回授業研究会(1年生活科)

 延期していた第4回授業研究会(1年生活科)を10月19日に実施しました。「ひろがれ えがお」の単元で、自分たちにできるお手伝いを増やそうという課題でした。グループでお手伝い紹介をしたり、実際にやってみたりしながら自分たちにできそうなお手伝いを真剣に考える姿がありました。研究発表会当日も1年生は生活科の授業を行います。1年生版のアクティブ・ラーニングの姿をこれからも目指していきたいと思います。

10月小研ウィーク(4年社会科)

 10月の小研ウィークが始まりました。今回は「ふるさと教育」に視点を置いて授業実践を行います。4年社会科では、地域の歴史民俗資料館での見学をもとに、プレゼンテーションに昔の道具と今の道具についてまとめ、「昔と今でどんな変化があったのか」考える学習でした。子どもたちからは便利で快適になった反面、金銭面や環境面で悪くなった部分もあるという意見も出され、グループ学習での思考の深まりを感じました。

学校視察(日本科学技術振興財団より)

 10月19日(月)に日本科学技術振興財団よりICT教育の学校視察に来られました。6年生社会科「明治の国づくりを進めた人々」の授業を参観されました。課題別に調べた児童が学習グループを作り、「明治維新によって世の中はよくなったか、よくならなかったか」について議論を深めました。タブレット端末を使いこなし、討論を展開する児童に姿に大変驚かれていました。研究発表会当日もたくさんのお客様を前に、しっかりと自分たちの力を発揮してほしいと思います。