平成27年度ICT研究発表会(5年算数科)


 5年生算数科「面積」では、平行四辺形の面積について考える授業でした。事前にタブレット端末を家庭に持ち帰り、個人の考えを持ち合わせて本時の学習に臨みました。タブレット端末の家庭への持ち帰りの利点として、「個人思考の時間が十分に確保することができる」「教師は事前に全員の考えを把握することができる(個別の支援も可能)」「協働的な学びの時間が授業の中でしっかり確保できる」などを共通理解しています。また、持ち帰りについて気をつけている点としては、「教師が前時までに教室で課題把握をしっかり行う」ことです。児童全員がしっかりと課題を把握し、事前学習の臨むことを大前提として本校では進めています。グループ学習での練り上げの質がどんどん高まり、公開授業でも意欲的に学び合う姿がたくさんのグループで見られました。来年には本校の最高学年として、山田小の模範となる姿を示さなくてはなりません。今回の研究発表会で身に付けた気持ちを自信と誇りに変えて、今後とも一生懸命頑張ってくれることと思います。