ブログ

食育だより

冬においしい大根

1月23日のメニューは、ご飯、豚肉と大根のべっ甲煮、魚のサラダ、手作りふりかけ、牛乳でした。

 

年中出回るとはいえ、大根は冬においしい野菜ですね。

大根は、奈良時代に中国から伝わった野菜です。奈良時代に伝わったと分かっていることもすごいですね。

その名の通り、大きな根ですが、大根は、食べ過ぎたときの消化剤の効果もあるので、昔から重宝されてきました。咳やたん、のどの痛みにも効果があるそうです。

べっ甲煮の名前は、べっこう飴のように照りが出るまで煮込むことから付いています。今日もおいしくいただきました。

切り干し大根

11月20日のメニューは、麦ごはん、カレーコロッケ、切り干し大根の含め煮、根菜肉団子スープ、牛乳でした。

 

子どもたちの人気はどうか分かりませんが、私は切り干し大根の含め煮がおいしいと感じる年代になったようです。

子どもの頃は、給食でしか食べず、特に感想もなく食べていた気がしますが、、、

でも、切り干し大根は、保存食の優等生ですね。細く切って日光に当てて干したものは、生のものよりカルシウム、ビタミン、鉄分がとても多くなっているそうで、生活の知恵ってすごい、と感心します。

今日の煮物もいい味付けでしたが、ご家庭では和え物や汁物にもぜひどうぞ。今日もおいしくいただきました。

ふるさとくまさんデー(山鹿地域)

1月19日のメニューは、つなひきよいしょ、おひめさん団子汁、サンマの梅煮、菜果なます、牛乳でした。

 

郷土料理を味わうふるさとくまさんデー。今日はお隣、山鹿地区の献立でした。

「つなひきよいしょ」は、山鹿市の不動岩の伝説をもとにしたご飯です。

蒲生の山に住む母からかわいがられて育った不動岩と、そうでなかった彦根権現山。おいしい小豆で育った不動岩と、食べにくい大豆ばかり食べていた彦根権現山が、綱引きで力比べをしたところ、不動岩が負けてしまったのです。食べやすくおいしいものばかりを食べていては、強い体や心が育たない、というお話です。

「つなひきよいしょ」は、お米に小豆と大豆の両方を混ぜたご飯でした。小豆はもちろん、大豆も柔らかくて、食べやすかったです。豆のパワーで元気になってほしいと思います。

 

 

 

手作りきなこトースト

1月18日のメニューは、手作りきなこトースト、ミネストローネ、グリーンサラダ、みかん、牛乳でした。

 

手作りきなこトーストは、きなこペーストを塗ったパンを、1枚1枚トーストにしてありました。食パンだけなら、袋入りを配送するだけなのに、手間をかけて作ってありました。ありがたいです。おいしくて、栄養も満点でした。

また、献立表ではポンカンでしたが、みかんもとても甘くておいしかったです。みかん2個で1日分のビタミンCが摂れるそうですが、病気を寄せ付けないように、と念じながら食べました。今日もおいしくいただきました。

おむすび 阪神淡路大震災に寄せて

1月17日のメニューは、セルフおにぎり、大豆と豆腐のフライ、ひじき和え、みそ汁、牛乳でした。

 

28年前の今日、阪神淡路大震災が起きました。朝から、被害の映像をテレビで見て、身が震えたのを覚えています。

冬の寒い日でしたが、炊き出しのご飯をおむすびにして配られていました。

そのことを祈念して、平成12年に、1月17日を「おむすびの日」と定めたのだそうです。

「おむすび」には炊き出しの「おにぎり」と、人と人をつなぐ「結び」の意味が込められているそうです。

今日は塩味の効いたわかめご飯を、立派な海苔でくるんで食べました。

いろんなものを味わっていただきました。

今年最初の中華メニュー

1月16日のメニューは、ご飯、マーボー豆腐、春巻き、バンバンジーサラダ、牛乳でした。

 

新年1回目の中華メニューでした。バンバンジーや豆腐でたんぱく質も摂取できたし、マーボー味で食欲も増し増しでした。子どもたちの体作りのために、給食センターでも工夫を重ねておられるのがよく分かります。

気がつけば新年の1月も半分が過ぎ、正月気分も抜けてきました。さまざまなメニューを通して、子どもたちの食の体験を広げ、食育にもつながる給食が今年も続いていきます。今日もおいしくいただきました。

正月を味わう

1月12日のメニューは、ご飯、雑煮、千草焼き、紅白なます、牛乳でした。

 

雑煮は各家庭の味があると思いますが、今日の給食の食材はだいたい入っていると思います。

我が家では「角を立てない」と、切り口が丸い野菜なので、ニンジンやダイコンは、大きいです。

また、餅は「あん入り餅」。我が家では昔からなのですが、私自身は、最近は白餅が好みです。

私の連れ合いは、白餅に納豆を絡めて食べていたと言っていました。

近隣の地区でも違いがあるのが面白いですね。

紅白なますは縁起物ですが、子どもの中には食べ付けない子もいたようです。でも、今日もおいしくいただきました。

2023年の給食はじめは焼きそばパン!

1月11日のメニューは、コッペパン、焼きそば、ナゲット、ブロッコリーとツナのサラダ、牛乳でした。

 

新年最初のメニューは、パンの日。コッペパンには切り込みが入っていて、このメニューだと、焼きそばを挟んでセルフ「焼きそばパン」だと見当がつきますね。

今日の焼きそばは、麺がしっかりしていて、給食の麺でありがちなべちゃべちゃ感が全くなく、とてもおいしかったです。パンに挟んだら、ソース味の効いた焼きそばパンになりました。

サラダも、緑色がきれいなサラダでした。今年もおいしくいただきます。

クリスマスメニュー

12月23日、2022年最後の給食は、オムライス、もみの木サラダ、コンソメスープ、牛乳、ケーキでした。

 

オムライスはチキンライスの上に自分で薄焼き卵をのせて、ケチャップで飾ります。私は絵心がないので、何の絵を描いたかは内緒です。

もみの木サラダは、緑の濃い野菜に赤い皮付きのりんごの薄切りを混ぜ、白っぽいドレッシングで和えた、クリスマスカラーのきれいなサラダでした。

そして、お楽しみは、3種類からセレクトできるケーキ。小さくとも、給食で食べるケーキは格別です。

今日で今年の給食は終わりですが、冬休み中も、栄養バランスの良い食事を心がけて、健康にお過ごしください。

良いお年を。あ、今日も、今年もおいしくいただきました。

冬至かぼちゃ

12月22日にメニューは、ご飯、白身魚フライ、かぼちゃのそぼろに、かみかみ和え、牛乳でした。

 

今日は冬至です。冬至の習わしとして、「かぼちゃを食べる」ことがあります。「冬至かぼちゃ」とも言いますが、本来夏の野菜であるかぼちゃ。保存が効くので、冬のビタミンのもととして貴重だったのでしょうね。

昔から、ビタミンが風邪予防、ストレス予防に効くことを経験で知っていたことがすごいなあと思います。先人の知恵ですね。今日もおいしくいただきました。