日誌
1/25 性に関する教育 授業参観
1月25日(木)今年最初の授業参観が行われました。内容は、性に関する教育です。各学年、発達段階に応じた授業が行われました。
①1年生:せいけつなからだ
子どもたちにプライベートゾーンの大切さを学ばせる授業でした。
保護者の感想
「プライベートゾーンとはどこでしょう」という質問に子どもたちはすぐに答えられていて、普段から性についての教育をしていただいているのだなと感じました。他人から触れられてはいけない場所は「全部」と答える子もいれば「水着で隠れるところ」と答える子もいて、「手はどうですか?」の質問には握手は大丈夫と答えていました。今後、もしプライベートゾーンを触れられたりすることがあったらすぐに周囲の人に相談するようにしてほしいと思いました。久々の授業参観でしたが、堂々と発言や発表する姿を見てとても成長を感じました。お風呂の入る順番の発表はそれぞれの家庭で違いましたが、みな順番の意味を考えながら説明も上手にしていて関心しました。授業の他にもクッキーの販売や見学旅行の写真の販売などどちらも今までにないことでとても楽しい参観日となりました。ありがとうございました。
②2年生:命のはじまり
子どもたちに命の大切さ、生まれてくる子どものために保護者の方がどのような思いかを感じさせる授業でした。
保護者の感想
改めて命の大切さについて考えることができました。妊娠も出産も奇跡が重なりあって私たちがこうやって元気に生きているのは当たり前のことではないんだなと感じました。子どもも自分のいのちもみんなのいのちも同じように大切にしたいと言ってくれました。これからも一日一日思いやりをもって過ごしてほしいと思いました。とても大事なことを教えていただきありがとうございました。
③3年生:テレビ・マンガとわたしたち
テレビ・マンガのメリット、デメリットと知ることを通してメディアとの関わり方を考えさせる授業でした。
保護者の感想
クラスのみんなが伸び伸びとしていて楽しい雰囲気だなあと感じました。おもしろい発言だけど、授業が違う方向にいきそうな発言には先生が「ぴしっ」と修正されるので、みんなが安心して授業に参加しているのだなと思いました。普段何も考えずにテレビを観ていることが、我が子も様子から分かりました。情報を判断する力、自分の頭で考える力がつくように家庭教育も頑張ります。ありがとうございました。
④4年生:性のとびら
ジェンダーとは何か、ジェンダーレスとは何かについて学ぶことができた授業でした。
保護者の感想
この授業を通して、「ジェンダーレス」ということを子どもたちが分かりやすいように学べた貴重な時間だと思いました。子どもには誰に対しても親切で優しくあってほしいし、この先、ジェンダーレスの人と出会うことがあっても理解し、受け止めながら特別扱いせずに接してくれるといいなと思いました。子どもたちが平等な社会を作る第一歩につながったと思います。また、子どもたちが手をあげて答えた意見に対して先生が少し掘り下げて詳しく聞いたときも、ちゃんと考えて返答している姿や自分の意見を堂々と言ってる姿を見てすごく成長を感じました。
⑤5年生:生命のつながり・そして未来へ
自分の長所短所をリフレーミングしたり、自分の将来を考えることをとおして自分の自己肯定感を高めていこうとねらった授業でした。
保護者の感想
長所や短所を書きだしたり、発表することで自分のことを見つめ直すいい機会となるし、自信にもつながっていくしまた、短所を前向きな考え方にするときも、お友達への思いやりが感じられる発表や発言がたくさんありとても温かい気分になれました。命の大切さや将来の夢のことなど自分なりに思い描き心もカラダも成長してほしいなと思います。
⑥6年生:自分の性について悩んでいる人について知ろう
LGBTQ+についての認識を深めることができた授業でした。
保護者の感想
授業を参観させていただきありがとうございました。性に対する認識が急速に変化し「LGBTQ+」など、どんどん多様化していく中で、昭和時代の私が十分に対応できてないと感じています。授業を参観しながら私自身も学ばせていただきました。認識が変化していく中で、社会のハード面をどのようにしていくのか?また、多様化する性を年配者が認識できるのか?これからは、子どもたちや若者から教えてもらう関係になるのだとも感じました。子どもたちはさらに多様な性を受け止め、支え合っていく仲間、自分の性を自信をもって表現し合うことができる社会を実現できる人に成長してほしいと思いました。
たくさんの感想、ご意見をいただき感謝しております。このご意見を生かし、これからも学校として「性に関する教育」の推進を図っていきます。
今年度最後の授業参観は、2月22日(木)となります。よろしくお願いいたします。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 河野 満理
運用担当者
教頭 岡本 賢也
主幹教諭 中尾 一哉
教諭 長松 堅志
教諭 工士 哲平
このホームページのQRコード