校長より

 

「全国学力・学習状況調査結果」(6年生、4月実施)から

                     ※学校だよりNo8より抜粋

 4月に実施された6年生対象の調査結果についてお知らせをします。

 なお、本調査は学力の一部を見るものであり、個人差があることにも十分留意する必要があります。

 全体的には、国語、算数ともに基礎力と応用力がしっかり育っていることが分かります。特に全国的に苦手とされる「思考・判断・表現」や「記述式問題」にて高い傾向が見られました。

  国語では、「話すこと・聞くこと」及び「読むこと」はとても高い結果が見られましたが、それに比べ「書くこと」が低い傾向にあります。これは全国も同様の傾向ですが、本校はさらにその差が大きく開いています。「多様な文章全体の展開や構成の工夫」を考えて書き、読む時にはただ読むのではなく、読む目的を意識して内容を読み取っていくことの積み重ねが必要です。

 算数では、「記述式問題」や抽象的な計算は得意な反面、「実際の時間の感覚」や「直方体の形」のような日常の具体的な状況を整理して計算する「測定」の領域に課題が見られました。

 質問紙調査結果からは、「国語の勉強は好き」「国語は生活に役立つ」と考えている児童が多い反面、算数については「生活に役立つ」と考えられない児童が多く見られます。また、「授業で、自分の考えを発表する機会では、自分の考えがうまく伝わるよう、資料や文章、話の組立てなどを工夫して発表している」ことが最も低い回答でした。友だちや学校、道徳や学活については、高い結果が多く見られましたが、個々の児童を見て、対応していく必要があると考えます。

 今後、学校では、「書く力」に関する継続、発展的な取組、算数の問題場面を日常生活に置き換えて考える場面などを増やしていきます。また、現在、「読み解く力」の向上が県内で求められています。本校でも、学年の実態に応じて共通実践を進めています。

 日常生活では、「家を出るまであと何分?」という時間の意識化、スーパーのチラシを見て「どっちがお得?」と一緒に考える日常のデータ活用、「なぜそう思ったの?」と自分の言葉で説明する機会を増やすことも有効です。