今日の千丁小学校

~給食週間②~

《今日の献立(26日)》

麦ごはん 牛乳 くじらのメンチカツ 野菜のおかか和え のっぺい汁

 

 2日目は、昭和27年頃の献立でクジラ肉を使ったメンチカツでした。クジラ肉は昭和27年頃の給食によく出されていましたが、今ではなかなか見かけることが少なく、初めて食べる子どもたちがほとんどのようでした。当時は貴重なたんぱく源として、戦後の給食を代表する献立の1つとなっています。

 

 クジラ肉は、たんぱく質が豊富で、脂質が少なく、鉄分が豊富に含まれています。また、クジラに多く含まれているバレニンという成分は、疲れた体を元気にしてくれたり、疲れにくくする働きがあります。

 

 給食中の放送の中で、松本先生から「毎日、肉、魚、野菜など、様々な生き物の命をいただいています。その生き物の命に感謝していただくことが大切ですね。」というお話がありました。

 

 クジラ肉を食べてみて、苦手だったという子どもたちもいましたが、おいしかったという声が多く聞かれました。

~給食週間~

 1月24日から1月30日まで、全国学校給食週間です。

 千丁小学校では、給食週間の今日から5日間、特別献立が実施されます。

 

《25日の献立》

麦ごはん 牛乳 鮭の塩焼き たくあんのごま和え 豚汁

 

 明治22年、山形県鶴岡市の忠愛小学校で、貧しい子どもたちを対象に昼食を提供したのが給食の始まりです。今日は、給食が始まった明治22年頃の献立を参考にされています。

今日の給食では豚汁がついていますが、給食が始まった当時の献立はおにぎりに鮭の塩焼き、菜の漬けものでした。

全国学校給食週間は、世界中の人々の温かい心で給食が再開されたことを記念する行事です。この1週間を通して、食べることの大切さを理解して、食べ物や給食に関わる人々の思いに感謝していただきたいですね。 

 

 また、1月22日(金)より、学校給食作品展が行われています。千丁小学校からは1年生の作品が展示されています。お出かけの際に、ぜひご覧ください。

〈全体展示〉

1月22日(金)~2月11日(木)・・・イオン八代店(ジャスコ)

〈地区展示〉

2月13日(土)~2月25日(木)・・・千丁図書館 

心温まるメッセージをいただきました。

 

【うれしいお知らせです】

 千丁小学校の今をニュースで知った、熊本市立小島小学校の子供たちから心温まるメッセージをいただきました。

 

 小島小学校では、4月に新型コロナウイルス感染症による誹謗中傷を受けた経験のある方を招いた人権学習を行うなど、「人とつながる」ことを大切にした取組を積極的に進められています。「千丁小学校のために何かできることはないか」と子供たち自ら考えて作ったメッセージです。

 

 そして23日、わざわざ千丁小に来校されて届けてくださいました。小島小学校のみなさん、本当にありがとうございます。

 

 このメッセージは、本校が目指している「子供の主体性」が実現した姿と合致します。小島小と千丁小がつながるよい機会です。私たちにできることは何か、ご家庭でも話し合ってみられてください。(子供たちとは1月7日まで会えませんので、まずはホームページでご紹介しました。読みづらいときは拡大してご覧ください。)