2021年1月の記事一覧

~給食週間④~

《今日の献立(28日)》

麦ごはん 牛乳 このしろと野菜の揚げ煮 トマト団子のスープ

 

 今日の献立は八代の食材を使った献立です。八代では、冬トマトの栽培が盛んに行われています。

 トマト団子のスープは、トマトをミキサーにかけペースト状にし、小麦粉と米粉に混ぜ合わせて作られた団子がスープ入っていました。

 このしろは、八代海でとれる冬が旬の魚です。八代市では、このしろの姿寿司としてお祝い事によく食べられています。今日の給食では、このしろを小麦粉とでんぷんをつけて油で揚げ、素揚げしたかぼちゃとれんこんと一緒に甘辛いタレを絡めてありました。

 トマトとこのしろの他にも、トマト団子のスープに入っていたキャベツは千丁町、このしろと野菜の揚げ煮のタレに使われている生姜は東陽町で収穫されたものが使われていました。

  八代市は、お米や野菜や果物などがたくさん収穫されています。地元でとれたものは、新鮮で、味がよく、栄養もいっぱいです。自然のめぐみや生産者の方々に感謝して食べたいですね。

 

~給食週間③~

《今日の献立(27日)》

きな粉揚げパン 牛乳 スパゲティミートソース フレンチサラダ

 

 昔も今も子どもたちに大人気の「揚げパン」「スパゲティ」というメニューだったこともあって、今日の給食を楽しみにしていた子どもたちがとても多かったです。

 

 今日の献立は、昭和40年頃の献立です。

 昭和25年に、アメリカから寄贈された小麦粉や脱脂粉乳でパンとミルクとおかずがそろった完全給食が始まりました。揚げパンなどの調理したパンが給食に出されるようになったのは昭和39年頃からです。

 

 昭和40年頃から関東地方を中心に「ソフトめん」(正式には「ソフトスパゲッティ式めん」)が給食に使われるようになりました。今日のスパゲティミートソースは、スパゲティ麺とミートソースが絡めてありましたが、当時のミートスパゲティは、袋に入ったソフトめんを自分で出して、ミートソースをかけて混ぜ合わせながら食べていました。

 

 昨日から給食時間に、給食委員会のみなさんが放送を行っています。昨日は給食が始まった時の物語を給食委員会の子どもたちがお話をしてくれました。今日の放送では、食に関するクイズを出してくれました。以前のように友達と向き合って食べることができない状況ですが、給食委員会のみなさんが楽しい給食時間をさらに彩ってくれました。

~給食週間②~

《今日の献立(26日)》

麦ごはん 牛乳 くじらのメンチカツ 野菜のおかか和え のっぺい汁

 

 2日目は、昭和27年頃の献立でクジラ肉を使ったメンチカツでした。クジラ肉は昭和27年頃の給食によく出されていましたが、今ではなかなか見かけることが少なく、初めて食べる子どもたちがほとんどのようでした。当時は貴重なたんぱく源として、戦後の給食を代表する献立の1つとなっています。

 

 クジラ肉は、たんぱく質が豊富で、脂質が少なく、鉄分が豊富に含まれています。また、クジラに多く含まれているバレニンという成分は、疲れた体を元気にしてくれたり、疲れにくくする働きがあります。

 

 給食中の放送の中で、松本先生から「毎日、肉、魚、野菜など、様々な生き物の命をいただいています。その生き物の命に感謝していただくことが大切ですね。」というお話がありました。

 

 クジラ肉を食べてみて、苦手だったという子どもたちもいましたが、おいしかったという声が多く聞かれました。

~給食週間~

 1月24日から1月30日まで、全国学校給食週間です。

 千丁小学校では、給食週間の今日から5日間、特別献立が実施されます。

 

《25日の献立》

麦ごはん 牛乳 鮭の塩焼き たくあんのごま和え 豚汁

 

 明治22年、山形県鶴岡市の忠愛小学校で、貧しい子どもたちを対象に昼食を提供したのが給食の始まりです。今日は、給食が始まった明治22年頃の献立を参考にされています。

今日の給食では豚汁がついていますが、給食が始まった当時の献立はおにぎりに鮭の塩焼き、菜の漬けものでした。

全国学校給食週間は、世界中の人々の温かい心で給食が再開されたことを記念する行事です。この1週間を通して、食べることの大切さを理解して、食べ物や給食に関わる人々の思いに感謝していただきたいですね。 

 

 また、1月22日(金)より、学校給食作品展が行われています。千丁小学校からは1年生の作品が展示されています。お出かけの際に、ぜひご覧ください。

〈全体展示〉

1月22日(金)~2月11日(木)・・・イオン八代店(ジャスコ)

〈地区展示〉

2月13日(土)~2月25日(木)・・・千丁図書館