ブログ

2023年11月の記事一覧

3・4年生の社会科見学

 11月15日 3年生と4年生が一緒に社会科見学に行ってきました。
 今回は熊本県庁と通潤橋を見学し、見学した施設の役割やそこで働く人々に話を聞き、防災や減災、白糸台地の田に水を引くための先人の知恵や工夫を学ぶことができました。

 子供たちが見学したり講話を聴いた熊本県防災センターは今年の5月17日にオープンしたばかりで、龍峯校からは初めての見学地になりました。

 この熊本県防災センターは、熊本地震及び令和2年7月豪雨等の経験を踏まえた災害対応拠点として建設されています。

 また、熊本地震の際、県防災センターが高層階(熊本県庁行政棟新館10階)にあったことや、活動スペースが不十分だったこと等から、新防災センター建設に当たっては、低層階に災害対策本部やオペレーションルーム等の災害対策の主要な指令機能を配置されています。さらに、国の政府現地対策本部や自衛隊等の応援機関の活動室も新設されました。

 こうした、過去の災害から学び、未来に備える姿勢を子供たちは学んできたと思います。

銀杏踏むルフィーの前のワンチーム

紅葉うつす円形分水をただ眺む

 

5年生がミシン縫いを習う

 11月9日と10日、5年生が家庭科の授業でゲストティーチャー(GT)をお迎えし、ミシンを使ってエプロンを作りました。
 9日、10日の両日、学校コーディネーターの福島さんにご紹介いただいき、地域にお住まいの方のべ8名のGTをお迎えして、ミシンの使い方や裁縫の工夫についてご指導をいただきました。
 5年生から家庭科の学習が始まりますが、子供たちにとってミシンを使って布を縫うことの初期段階では、上手く縫うことができないことがあります。
 しかし、今回は、ゲストティーチャーの先生方が、ミシン1台にお一人ないしお二人ついて大変丁寧に指導していただきました。縫いはじめや縫い終わりの難しいところも丁寧に指導していただけて、子供たちも安心してエプロンを縫い上げることができました。
 地域の皆様のご協力に感謝いたします。ありがとうございました。

深秋に習いしミシンの初エプロン

読み聞かせ

 11月7日と10日の2日間、早木先生と「子羊文庫」の皆さんに、絵本の読み聞かせや朗読等たくさんのお話しをしていただきました。
 1年生から6年生の全クラスが、絵本の読み聞かせや物語や寄席、パネルシアターを使ったお話に聞き入り、本の世界にひたる貴重な体験をすることができました。
 子供たちの中には、物語の展開にわくわくして思わず声が出たり、話し手のリズムに合わせて体を揺すったりしながら物語の世界に入り込み、想像する楽しみを味わっていました。
 子羊文庫の皆様と早木先生には、子供たちを文学の世界に誘うために、たくさんの準備をしていただきました。心から感謝申し上げます。

秋深く児らも深くいる物語

読書集会

 11月9日朝、児童集会を開きました。
 今回は図書委員会が発表を担当して、読書集会を開きました。各学年の人気図書ランキングを調べて発表したり、おすすめの図書を紹介したり、読書旬間の内容について説明したりしていました。

小春日に本読む童手に五冊

3年生「消防署の一日」を学ぶ

 11月6日、3年生が八代広域行政事務組合鏡消防署氷川分署の隊員の方々をゲストティーチャーにお迎えし、社会科では2回目の体験型学習「消防署の一日」の授業をしました。
 消防署の隊員の方々は、1日おきに24時間の勤務をされているそうで、出勤をする8時30分からの24時間で、どのような仕事をされて いるのか、お話をしてくださいました。また、実際の勤務の様子を動画に撮り、10分ほどに編集して見せてくださいました。

 勤務開始から点検や実際の出動、体力作り、食事など1日の仕事ぶりがとてもよく分かり、3年生の児童も消防隊員の方々のお仕事について、詳しく知ることができました。
 また、救命救急の方法についても、119番への通報や心臓マッサージ、AEDの使用など実演をしてくださり、見ている子供たちは隊員の方の的確な処置や行動に見入っていました。
 消防士の仕事は、人々の命を守る大切なミッションであることを隊員の方々の話からしっかり学習できた子供たちの中には将来の仕事ととしてあこがれをもった子もいるように思います。

①傷病者発見 ②周囲の安全確認 ③意識・呼吸のチェック 

④役割分担(心肺蘇生・119番通報・AED手配)

⑤電話はつないだまま心肺蘇生 ⑥救急隊員の到着をまで心肺蘇生

 心肺停止状態で何もしなければ、命のタイムリミットはたったの10~12分と言われます。心臓が止まると10~15秒で意識を失い、無酸素で脳が生きられるのは3~4分です。ですから、倒れた人を見かけたら、心肺停止を疑い、できるだけ早く心肺蘇生をすることが重要になります。

 心肺蘇生をすることで、心臓や脳に血液を送り、心肺機能の回復を待ちます。また、救急車と救急救命士の到着まで心肺蘇生を続けることも必要です。

 心肺蘇生をすることは、救命の可能性を高め、後遺症のリスクを下げることができますので、正しい心肺蘇生を身に着けることが大切になります。

 実録消防署24時の撮影や編集までしていただき、子供たちに消防署の1日の様子を分かりやすく伝えようとされた熱意に感動しました。隊員の皆様の心意気と子供たちへの思いやりに心から感謝申し上げます。

 熱いのは 炎よりあつい 隊員の心

芋掘り

 11月2日 1年生・2年生・3年生が5月30日に苗を植えたサツマイモを掘り出しました。
 今年のサツマイモは紅小町、シルクスイート、安納芋の3種類でした。それぞれのサツマイモが地面に出た蔓のすぐ下から大きくなっているのが今年の生育の特徴でした。
 子供たちは大きくなったサツマイモを傷つけないように丁寧に手で掘り起こしていました。
 山下先生には、芋苗の準備から収穫の準備まで大変お世話になりました。
 定植前には、サツマイモが育ちやすいように、掘り出しやすいように大きな畝をこしらえ、マルチビニルをかけていただきました。夏場は根に栄養があつまるように蔓の管理をしていただきました。また、芋を掘るばかりの状態まで畑の手入れをしていただました。炎天下に大変な作業もされていました。
 子供たちは掘り上げたサツマイモの大きさにびっくりしながらも、収穫の喜びを感じていました。お世話になった山下先生にしっかりお礼を伝えることもできていました。

掘り上げたサツマイモ見る児の笑顔

火災の避難訓練

 11月2日 鏡消防署の隊員さんを3名お迎えして、避難訓練を行いました。
 今回の避難訓練は、火災が4年生教室で起きたことを想定した訓練でしたが、子供たちには、事前にいつ・どこで火災が発生するかを告知せずに実施しました。
 子供たちの中には、突然の非常ベルに驚いた子もいましたが、ベルを聞いたらすぐにシェイクアウト訓練で練習した、姿勢を低くして机の下にもぐり、動かない対応をとることができていました。
 また、子供たちは緊急放送を静かに聞くこともできていて、避難を指示する放送が流れると素早く運動場に避難、整列することができました。避難の放送から整列終了まで、かかった時間が約2分だったことには、消防署の方も感心されていました。
 避難訓練の後には、消防隊員の方から避難の時に注意することを話していただき、水消火器を使った消火訓練も行いました。
 子供たちのふり返り・感想発表では、「消火器を使って火を消すときには避難口を確保しておくことが大切であることが分かりました」や「今回の訓練を活かして消火や避難を積極的に行いたいです」という考えを述べていました。

全校集会

 11月2日朝、全校集会を開きました。今回は、保健室の村﨑先生が担当され、排便について「うんちの教科書(NPO法人日本トイレ研究所発行)[2023年]」を使って健康管理の学習をしました。
 子供たちは、うんちの教科書の「うんちってなに?」「うんちはどうやってできるの?」「うんちのみわけかた?」等々の資料から自分の便の状態を知り、体の調子や健康について考え、いいうんちを出すために大切なことを学んでいました。
 元気でいるためには、よく寝て、よく食べて、すっきりいいうんちをすることが大切です。小腸や大腸等の腸の調子を整えると、いいうんちがすっきり出るばかりでなく、免疫力上がったり、自律神経が整ったり、太りにくくなるなど、体にとって良いメリットがあるようです。
 子供たちはこれから1週間「うんちチェックシート」の記録をします。子供たちがいいうんちを出し、自己管理能力を高められるようにご家庭でもうんちについて一緒に考えていただき、便をチェックする習慣が身に着くようご指導をよろしくお願いします。

落ち葉かなお腹がすっきりいいうんち

献穀米をいただきました

 10月31日、八代市献穀事業実行委員会から献上米になったお米をいただきました。
 早乙女・田男として抜穂祭に参加した子供たちが、9月30日に収穫しました稲穂は、脱穀・乾燥・籾すりの工程を経て玄米になり、精米と選別を受けてきれいな白米の献上米に仕上げられました。
 仕上がった献上米は宮中に奉納されており、今月の宮中行事、新嘗祭で使われる予定です。お米の他に粟も同じように献上されています。
 子供たちが八代市献穀事業実行委員会からいただいたのは、この献上されたお米を2kg入の袋に詰められた白米でした。
 本島様をはじめ龍峯地区の皆様で育てられた貴重な献上米をいただき、子供たちも大変喜んでいました。
 いただいた献上米は、お米の上品な香りがあり、しっかりした甘みとうまみがあるとても美味しいご飯になります。

本気でチャレンジ みんなで団結 運動会

 10月29日 天は高く、晴れわった秋空の下、龍峯小学校創立150年目の運動会を開催しました。
 子供たちは150年目の記念の運動会を成功させるために、本当に粘り強く諦めることなく練習に取り組んできました。全体練習や学年の練習に参加する子供たちの笑顔を観ていると、僕も「がんばらんば」と思えるほどの気を感じていました。
 当日は、運動会スローガン「本気でチャレンジ みんなで団結 運動会」に見合う子供たち一人一人のチャレンジを随所に見ることができました。

 徒走で転びそうになるのを踏ん張ったり、転倒してもすぐに立ち上がりゴールをめざす姿がとてもかっこよく感じました。

 全身を大きく使ってキビキビと動くダンスも、観ていてかっこよく、すごいぞと感動しました。

 団体競技は、知力と体力を使い全員が力を合わせ協力する姿や団に貢献する姿が素敵でした。

 リレーも練習してきたバトンの受け渡しがスムーズできていました。

 6年生を中心に新しい演舞を取り入れた応援合戦は、練習の段階から苦労があったようですが、団長をはじめ団員が、しなやかにしたたかにメンバーをまとめる様子にリーダーとしての成長を感じました。

 プログラムの競技以外でも運動会の係の仕事を一人一人がきちんきちんと取り組んでいて、運動会の大成功を支えていました。

 運動会の感想をひとことで言えば「感動した」になるのですが、この感動にはたくさんの感動があり、子供たち一人一人の本気でとことんチャレンジする姿がたくさんありました。子供たちが努力し、助けあい、運動かを作りあげた姿に感謝の言葉をおくります。ありがとう。

 子供たちのこうした頑張る姿を支えていただきました保護者の皆様、地域の皆様のご協力とご理解に改めて心から感謝申し上げます。また、当日は早朝より交通安全協会の皆様に交通整理や誘導・案内を丁寧にしていただきました。お陰で無事に運動会を終えることができましたことに重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 創立150年目の運動会を成功させた子供たちが、これからもより良く成長できますように、職員一同チーム龍峯の下、教育活動を充実させて参ります。保護者の皆様、地域の皆様、今後も変わらぬご理解とご協力をよろしくお願いします。

 当日の様子は後日掲載します。

 朝の練習のようすから

 運動会本気でチャレンジバトンパス

運動会の準備

 10月28日 運動会の準備をしました。
 4年生・5年生・6年生と保護者と職員で明日の運動会の会場設営をしました。
 午前中は、運動会に向けて仕上げの練習をして、午後は保護者の方に会場設営の協力をお願いし、一緒にテントや机・椅子を準備したり、三角旗を張ったりして運動会の準備をしました。
 保護者の方や児童の協力のお陰で、短い時間で立派な会場の設営ができました。また、保護者の方には、学校周辺の駐車スペースに白線を引いていただきました。
 安全協会の方々にも駐車場スペースの確認や修正をしていただきました。
 子供たちの頑張りと保護者の皆さん、安全協会の皆さんのご協力に感謝いたします。 

秋深し会場つくる親子かな

3年生消防署の仕事を学ぶ

 10月23日、3年生が八代広域行政事務組合鏡消防署氷川分署の隊員さんをゲストティーチャーに迎え、「消防署の仕事」について学習しました。
 3年生は社会科の学習「ちいきの安全を守る」の授業で、消防や警察などの仕事について学習しています。
 今回はその学習の一環で、「消防署の仕事」についての学習を氷川分署にお願いしましたとこと、快く学習の機会を提供していただきました。
 本来なら、消防署に行かないと観ることができない消防車や救急車を学校に移動させていただいたり、消防隊員の緊急出動の様子や消火活動の様子を実演を交えながら丁寧に説明していただきました。また、特殊な工作機械の使い方を見せていただいたり、消防車に乗せていただいたりしました。救急救命の隊員さんからは、救急車の中に取り付けられた機器や救急救命士の仕事について説明していただきました。
 消防隊員の仕事では、隊長の号令ひとつで、消防ホースを延長したり、目標を定めて放水する訓練も見せていただきました。子供たちも、筒先を実際に構えて放水することを体験することができました。
 最後には、隊員の皆さんが手作りされたオリジナルYATSUSHIRO SHOBO CARDをプレゼントしていただきました。
 子供たちにとっては、消防署がそのまま龍峯小学校にやってきたように感じられましたし、隊員の皆さんの準備と心意気に感激し、感謝するばかりでした。

 氷川分署隊員の皆様、貴重な時間を子供たちの学びの時間にあてていただき本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。