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2023年12月の記事一覧

6年生がGTにミシンの使い方を習い、ナップサックを作りました。

 12月1日、6年生が家庭科「生活を豊かにソーイング」の学習でミシンの使い方をGTに習いました。
 地域学校協働活動推進員(コーディネーター)の福島さんに家庭科の授業のゲストティーチャーを依頼しましたら、髙橋さんをはじめ5名の方にお越しいただきました。
 今回6年生はナップサックを作る計画を立て、ミシンを使って丈夫なナップサックを作ろうとしていました。
 ゲストティーチャー(GT)の皆さんには、ミシンの使い方のご指導だけでなく、まちのしつけや平ひもをつけ忘れを修正していただくなど大変丁寧なご指導をしていただきました。
 そのお陰で、全員が立派なナップサックを作ることに成功しました。
 ゲストティーチャーとしてお越しいただきました地域の皆さんに心から感謝しています。ありがとうございました。

かじかむ手膝も使いてしつけし縫う

芸術鑑賞会・リーディングシアター

 11月29日、芸術鑑賞会を開きました。今年の芸術鑑賞会は、本の朗読と音楽が融合したリーディングシアターという演劇の鑑賞で、語り部の上手な朗読と何種類もの楽器を使った演奏を楽しむことができました。
 今回、朗読(ナレーション)を担当された木内里美さん(Theちゃぶ台主宰)はプロの演者で、楽器演奏を担当されたド・ドルチェの杉本典代さん、友田哲郎さんのお二人と一緒に、リーディングシアターを開いていらっしゃいます。
 この日の最初のプログラムは、富安陽子さんの作品「ドングリ山にすむやまんばあさん」でした。
 主人公の「やまんばあさん」はオリンピック選手より元気な296歳の山姥。プロレスラーより力持ちなのに、その人柄はなんとも素敵でゆかいなの山姥です。
 このユーモラスな山姥(やまんばあさん)の声色や仕草を音声や表情を変えたり、身振りを使ったりしながら表現される木内さんの表現力は実に豊かで、プロの演技を楽しむことができました。子供たちも物語の世界にすっかり入り込んでしまい、作品をからだ全体で感じ、楽しむことができました。
 二つ目のプログラムは、工藤直子さんの詩集「のはらうた」でした。こちらも、作者の工藤さんが詩の中に登場させた生き物や草花の特徴や様子を、声や音楽に表情をつけながら演奏されました。それで、子どもたちもどっぷり「のはらうた」の世界にひたることができました。
 今回の作品の構成や表現方法を、子供たちが学習や表現力の育成に活かすことができたいいのにと感じながら拝聴しました。

底冷えの舞台もあつくす演者かな

 

人権学習授業研究会

 11月28日 八代Bブロック人権同和教育授業研究会を龍峯小学校で行いました。
 この授業研究会は毎年授業担当学校を変えながら、八代の人権同和教育の充実をめざして行っています。
 これまでもこれからも、学校では部落差別をはじめすべての差別をなくすために人権同和教育を行ってまいりますが、今回の授業研究会は子供たちの絆づくりを意識し、一人一人が本音で自分を語る学習に取り組みました。
 子供たちは、自分のことや暮らしを見つめ、自分の言葉で語ることができていましたし、自分語りを聴いた子供たちは、なかまの思いを自分事として考え、感じたこと考えたことを語り手に送り戻すことができていました。
 コロナ禍にあって、子供たちはたくさんお先生方に授業を観られる経験がなくなっており、かなり緊張している様子でした。それでも、担任の先生方が日々人権教育を意識した指導を行っていらっしゃるので、子供たちは安心して公開授業に臨むことができていました。

冬の日に差別せんとて児に学ぶ

※写真画像は一部加工しています。