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山と風の音楽祭に出演 演じ切りました

9月29日(月)

9月28日(日)は、午前中、鼓童の中込さん、太鼓芸能集団「紬衣」のみなさん、和楽集団 昂のみなさん、宇土高太鼓部のみなさん、そして、励徳小の3年生以上の子どもたちで本校体育館にて太鼓のワークショップが行われました。

最初に各団体の太鼓の演奏をみんなで聞きました。どの団体も素晴らしい演奏でした。励徳小は、5番目に演奏をしましたが、すごいメンバーの前でものおじすることなくいつも通りの演奏ができました。

その後、中込さんを中心として太鼓で輪になり、心を一つにして太鼓の演奏を行いました。

 

プロの演奏者から直接指導を受け、2時間弱の時間でしたが、みんな目をキラキラさせながら懸命にバチを握り太鼓を打ち鳴らしました。励徳小の体育館から緑川ダムを越え周りの山々へ響き渡らんばかりの太鼓の音にここが励徳小であることを忘れてしまいそうでした。

和楽集団 昂 の皆さんは、小学生から高校生を中心とした集団で、同年代ということもあり子どもたちが受けた刺激も大きかったのではないかと思います。

午後は、校区内にある勢井阿蘇神社前にある農村舞台で行われた「山と風の音楽祭」に特別出演として全国各地から集まったプロの音楽家の皆さんに交じり演奏をさせていただきました。

 

 

 

演奏が終わると、司会のおがっちさんからインタビューを受け、ドキドキしながらも堂々と答えることができました。

音楽祭は、午後7時過ぎまで続きました。

最後に出演者全員でセッションする場面があり、最後まで残っていた励徳小の子どもたち数名も打楽器を手に持ちアドリブ演奏を披露しました。

子どもたちにとって貴重な経験ができた1日となりました。

この機会を与えていただいた皆さんに感謝です。

ありがとうございました。

また、子どもたちもとても良く頑張りました。

次は、11月3日の美里町の文化祭で演奏予定です。

ある朝の風景

9月26日(金)③

ただいま、秋の交通安全運動期間中です。

今日は、学校の入り口(登校坂の下)で交通指導委員の上野さんと一緒に子どもたちの登校を見守っていると、地域の緒方さんが軽トラックで通りかかられかぼちゃを一つずつくださいました。

立派なカボチャです。

ありがとうございました。

また、8月の豪雨で土砂崩れした斜面にも彼岸花が咲きました。

まだ昼間は、熱中症が心配されますが、着実に秋の気配を感じます。

今週も盛りだくさんの1週間です。

芸術鑑賞会を経て さらにやる気に

9月26日(金)②

昨日の午後、芸術鑑賞会として 太鼓芸能集団「紬衣」の皆さんが励徳小に来ていただきました。

日ごろから太鼓の練習を頑張っている子どもたちはこの日をとても楽しみにしていました。

低学年は、まだ太鼓の練習には参加していませんが、上学年が練習している音が漏れ聞こえてくる環境の中にいますので、自分も3年生になったら・・・という思いを持つ子どもたちです。

ランチルームでの給食の際、隣に座った2年生と話をしていると

「今日は太鼓をたたけるから楽しみ!」

とニコニコしながら話してくれました。

保護者や地域の皆さんにもお声掛けをしていましたので数名見に来ていただきました。

子どもたちは、大迫力の太鼓の音や軽妙な笛の音に息をするのも忘れているのではないかと思うほど真剣に聞き入っていました。

 

 

途中、1.2年生は、太鼓をたたかせてもらえる場面があり、見よう見真似で太鼓をたたく姿は、ぎこちなくもありうれしそうでもあり。本当に楽しそうでした。

鑑賞会が終わった後は、3年生以上の子どもたちに紬衣の皆さんからご指導していただきました。

まずは、これまで練習してきた2曲を紬衣の皆さんを目の前にして演奏しました。

紬衣のみなさんが、曲の途中で大きな拍手をくださったり歓声を上げてくださったりして、子どもたちのやる気も更に高まったようです。

子どもたちの感想を聞いていただき、お一人ずつから感想やアドバイスをいただきました。

 

その後、紬衣のみなさんからは、アレンジを加えた同じ曲を演奏していただき、みんなで聞きました。

子どもたちも真剣ですが、先生たちも真剣で気合が入っていました。

一緒に演奏させていただく場も作っていただき、貴重な時間を過ごすことができました。

                 

子どもたちがどれだけ練習を頑張っているか。

この折れたばちや手のひらにできたまめの痕でよくわかります。

いよいよ明後日は、地域の行事「山と風の音楽祭」に参加します。

きっと良いパフォーマンスをしてくれることでしょう。

紬衣の皆さん、本当にありがとうございました。

理科の授業で

9月26日(金)

昨日の朝、校内を歩いていると、畑で何やら教頭先生が泥だらけになって作業をしています。

何か畑に植えるのかなと声をかけると、

5年生の理科の準備で「流れる水と土地の変化」について学習するための実験装置を作っているとのこと。

 

授業が始まるころ同じ場所に行ってみると、教頭先生が水を流し、子どもたちがタブレットで動画を撮ったり水が土の上を流れていく様子を観察したりしているところでした。

いい具合に水が土を少しずつ削りながら細い川を作り山すそには扇状地ができつつありました。

教頭先生、頑張っています。

研究授業で1.2年生の複式授業

9月24日(水)

5時間目は、1,2年生複式での大研が行われました。

1年生は、算数「どちらが多い」

2年生は、算数「さんかくやしかくの形をしらべよう」

でした。

1年生は、形の異なる二つの容器に入っている色水の量をたくさんのカップの中から比べるのに適当なものを選んで体積を比べる学習でした。

2年生は、いくつかの三角形四角形を仲間分けし、その分け方について話し合うという学習でした。

複式ですので、先生は一人(学習支援員の先生がサポートには入りますが)で2学年の授業を進めます。

その際に、「直間指導」を基本に指導を行います。

担任が、1年生のところで指導しているときに、2年生は、学習リーダーが授業を進めます。

今年から完全複式となったので2年生は、今年初めての複式の授業ではありますが、担任の指導もあって少しずつではありますが、学習リーダーを中心に自分たちで進めることができつつあります。

   

     (1年生の学習)                     (2年生の学習)

上記の写真の学習活動が、同時間帯に行われます。

放課後は、苓北町教育委員会 学校教育指導主事の髙木先生を講師にお招きして授業研究会を行いました。

全職員で立ったまま熱く、ここは良かった、ああでもない、こうでもない、こうしたらもっと・・・などこの日の授業について協議しました。

その後、高木先生から授業をもとにして「複式学級における授業の在り方~だれ一人取り残さない学びの保障のために~」というテーマーのもとご講話いただき、今後の複式での授業はもちろんのこと「わからない」を大切にした「学び合い」につながる具体的な考え方をご指導いただきました。

大変勉強になる半日となりました。

髙木先生、大変ありがとうございました。

 

そして、翌日の25日(木)。

1,2年教室をふと見ると、1年生が教室のベランダで昨日の学習を生かした体積比べをしていました。

「どうして、同じカップに移しているの?」

と尋ねてみると、

「だって、同じカップじゃないと比べられないから。」

と返ってきました。

教室の中では、2年生の学習が行われていて、ペアで話し合っている子どもたちもいれば、黒板の前に集まって板書を見ながら話し合っている子どもたちがいました。

しばらくすると、学習リーダーなのでしょう。

「じゃあ、まとめに入るよ。」

と2年生全体に声をかけ、自分たちなりのまとめを始めました。

昨日からさらにバージョンアップしていました。

「子どもたち、やるな~」

と感心しました。