御船小ニュース

御船小学校 こどもたちの活動の様子

スタートは子どものうち

「2018年といえば?」と問われ、「尋常ではなかった夏の暑さ」を思い浮かべる人は少なくないと思います。そんな今年も残すところあと2か月です。御船小学校では、以前にも増して、休み時間や放課後に外遊びをする児童が多くなりました。過ごしやすい気候になったとも受け取れますね。中でも、特に人気が高い遊びが「一輪車」です。乗っては転び、を繰り返す児童たちですが、あきらめる子を見かけることは滅多にありません。「怖い気持ち」と「乗れるようになりたいという気持ち」を半分ずつかかえ、練習を積み重ねています。いつの間にか乗れるようになり、行きたい場所へ笑顔で向かったり、友達と手をつなぎながら2台で進んだりする姿は見ものです。

実際のところ、一輪車に乗れるようにならなくても、大人になって特に困ることはありません。ですが、大人になってから一輪車にチャレンジしても、なぜか子どもたちのように上手くはいかず、「子どもの頃にやっておけば良かった」と思ってしまうので、不思議です。

ところで、日没が早くなってきました。御船小では10月以降の帰宅時間は17時となっており、児童と約束しています。景色が薄暗いと、車や障害物に気づきにくくなり、事故に巻き込まれる可能性が一気に高まることは言うまでもありません。「約束を守ることの大切さ」、このことは一輪車の話とも似ています。子どものうちから約束を守ることを常態化することで、大人になってから「きちんとやっていてよかった」と、思える日がきっとくるはずです。