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3年生 どれくらいの長さなの?

 まずは、次の問題を見て下さい。

( )にあてはまる適切な長さの単位を答えましょう。

教室のたての長さ・・・7(  )

 

 答えはわかりましたか?答えは、「m(メートル)」ですね。

 

 この量に対する感覚は、大人が思っている以上に、子どもたちにはまだまだ身についていません。(kmと答えたり、cmと答えたりする子どもたちもたくさんいます。)そこで、算数の長い長さを調べる学習で、子どもたちと一緒に、身の回りの物の長さを測ったり、「20mはどれくらいでしょう選手権」を開催したり「1km歩いてみよう」という実体験をしたりしました。

 実際に計測したりしたことで「思ったより長い!」や「1kmってこんなに長いの?」など様々な声が聞かれました。ぜひ、ご家庭でも「これってどのくらいの長さだと思う?」や「このお肉、何gだと思う?」など会話の切り口にされてみて下さい。

 

3年生 伸びるために必要なこと

 算数で学習した大きな数の筆算。繰り上りや繰り下がりなどの作業が増え、2年生の頃の筆算よりも更に難しくなります。授業の中でも「どうしてそうなるの?」や「難しい!」という声も聞こえてきました。

 そんな中で、ある一人の子どもが「先生、私はここの筆算の内容があまり分からないので、自学でやってきます!」と私のもとに宣言をしに来ました。

 翌日、その子どもは「分かるようになりました!」と自学ノートに筆算の問題を解き、振り返りを添えて提出してくれました。その姿はとても嬉しそうで、自信に満ち溢れた表情をしていました。

 私は宿題とは別に、自分が伸びるために必要なことに取り組む姿勢が素晴らしいと思いました。「分からない。」で終わらせるのではなく、「どうしたら分かるようになるのか?」と工夫を凝らして取り組む姿に、私も含め他の学級の子どもたちも学ぶべきところがあるなと思いました。