学校生活

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熊日学童スケッチ展

熊日学童スケッチ展の地賞と人賞に5年生の作品が入賞しました。

地賞 5年 浜﨑蔵人くん



人賞 5年 松岡悠理さん


2人とも、何度も色を塗り重ね、きれいな作品を仕上げていました。
入賞おめでとうございます。

郡市音楽会

<音楽会目標>
 みんなで心を一つにし 表情豊かに
会場全体に響く声で歌う






   

16日(木)、1学期からミュージック係を中心として、毎日毎日・・・練習を重ね、念願の牛深小学校代表として出場しました。

当日は、大きな体育館で他の小・中学校の人たちがたくさんいる中での発表でした。
上手な合唱があったり、いつもとは違う舞台であったりして緊張もありましたが、練習の成果を出し切った合唱でした。
これまでで一番の合唱だったと子ども達と満足しています。

次に6年生がみなさんの前で歌を歌うのは卒業式です。
講評でアドバイスももらいましたので、更に美しいハーモニーを目ざして精進していきたいと思います。

天附保育園との交流会

9日(木)に天附保育園の年長さんが牛深小にやってきました!
牛深地区の保幼小連携の取り組みの一環として、6年1組は天附
保育園と交流しました。

自己紹介を終えた後、子ども達が考えてくれたジェスチャーゲーム
や学校カルタ、じゃんけん列車を行いました。
保育園の児童に優しく接したり、助けてあげたりする姿が頼もしか
ったです。
また、日記に「園児がとても可愛かった」「来年、牛深小に来るの
を楽しみにしてほしい」
といった感想が多くあり、中には「親心が
分かった」
という子もいました。
45分の短い時間でしたが、年の離れた園児との交流でお兄さん、
お姉さんとしての貴重な経験になりました。

水俣に学ぶ肥後っ子教室で、しっかりと学習してきました。

 10日(金)は、水俣に学ぶ肥後っ子教室でした。

 朝は、港に集合し出発式を行いました。天候にも恵まれましたので、気持ちのよい
海風を受けながら、1日の学習のめあてを確認しました。

 フェリーで蔵之元港に移動し、そこから水俣までバスで移動しました。今回はバス
酔いする人もおらず、みんな元気に移動しました。

そして資料館に到着し、午前の部は、語り部の川本愛一郎さんのお話を聞きました。

 川本さんからは、チッソとの交渉の最前線にいた父輝夫さんの姿から感じたことなど
分かりやすく話していただきました。子ども達は、現実に起こった差別の想像以上の
厳しさに、心を痛めながら話を聞いていました。午前は約2時間の講話を真剣に聞き、
たくさんのことを学ぶことができました。

 その後は、昼食を急いで食べ上げ、午後の環境学習の前に資料館の展示資料を見学し
ました。患者さんが半年に飲む薬の量や、水俣病の患者の方の症状を疑似体験できる展示
を見学し、学校では学ぶことができなかった内容について学習を深めることができました。

 
午後の部では、水の環境について講話と実験をとおして学習しました。

 熊本県の一人当たりの水の平均使用量は九州の平均を超えているそうです。熊本は、
全国でも有数の水が豊かな県ですので、自然と水を多く使う生活習慣になっているの
かもしれません。
 そこで熊本県は、1日一人当たり218L
に使用量を節水する目標を掲げて、さまざまな
活動に取り組んでいます。現在の熊本県の平均は240
L程度ですので、一人当たり約20L

節水して、やっと達成できる目標です。1ヶ月にすると一人当たり約600
L、5人家族だと
3tの節水です。大変なことですが、歯磨きはコップを使うことなどの細かい節水を行って
いくことが大切であると講話で話されていました。
 

 また、水の汚れ具合を調べる実験では、「ジュース、みそ汁、米のとぎ汁、風呂の残り湯、
洗濯の排水」の汚れ具合を調べました。一番環境への負担が大きかったのは、意外にも
「ジュース、みそ汁、米のとぎ汁」でした、どれも台所から当たり前に出るものばかりです
ので、子ども達はとても驚いていました。できるだけ、汚れた水を流さないように
「食べ物を残さないことの大切さ」を学ぶことができました。

1日の学習を終え少し疲れた様子もありましたが、元気に牛深まで帰ってきました。
これまで学校で事前学習を重ねてきましたが、現地で学習することで、よりいっそう深める
ことができました。


 


「ならす」ってどういうこと?

 5年生の算数では、「単位量あたりの数大きさの単元の学習に入りました。

 まずは、「異なるいくつかの数量を合計し、個数で割ることで平均を求める」
学習を行いました。子どもたちはこれまでの生活経験の中で、砂場をならしたり、
兄弟でジュースなどを同じ量ずつ分け合ったりして、「ならす」経験をしていま
す。このならす作業を、計算で行うのが「平均」の学習です。

 授業では、実際にオレンジをしぼって、1つからどれくらいのジュースが取れ
るのか調べました。しぼってみると、たくさん果汁が出るもの、少ししか出ない
ものがあり、子どもたちは「ならす」必要性を実感することができていました。
それから、最大値と最小値から平均を予想したり、グラフをならしたりして、平
均を探っていきました。

しかし、どうやっても、やっぱり面倒な「ならす」作業でした。「みんな家で
やるなら、どうやって分ける?」
と聞くと、
「大きい容器に、全部入れて、6つ
に分けます。」
と考えを述べてくれました。この考え方はそのまま、平均を求め
「平均=合計÷個数」につながるものです。

 最後には、みんなで計算して平均を「正確に、簡単に」求めることができました。