~ふるさとを愛し、自ら 気づき 考え 行動する栖本っ子の育成~
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学校ブログ
今日の栖本っ子~34年生社会科見学旅行~
10月23日(木)、3年生と4年生の子どもたちは、社会科の学習を深めるため、本渡の町を探究する見学旅行に出かけました。教科書の中の知識を、「生きた学び」として体感する、実り多き一日となりました。
まず訪れたのは、本渡清掃センターです。毎日大量に出るゴミがどのように処理されているのかを、その目で確かめました。大きなクレーンがゴミを掴む様子や、分別されたものが再資源化されていく過程に、子どもたちは圧倒されていました。「ゴミを減らすこと、きちんと分別することが、未来の天草を守ることにつながる」というお話に、真剣な表情で耳を傾けていました。
次に、本渡歴史民俗資料館へ足を運びました。現在の豊かな暮らしと、かつての生活様式との違いを、実際に使われていた道具を通して学びました。火起こし器や昔の農具など、一つひとつに込められた人々の知恵に驚きの声をあげていました。11月より開催される「天草の100年」の写真も見せていただき、時代を超えたふるさとの姿に思いを馳せることができました。
楽しみにしていたお弁当は、今釜新町公園でいただきました。青空の下、友だちと笑顔で食べるお弁当は、格別な味だったようです。
食後には、今釜新町地区の区長さんが特別に、この地域の歴史についてお話しくださいました。なんと、「昔、この辺りはまだ海で、大きな船で来た人々は、馬や徒歩で本渡の町へ向かった」という驚きの歴史秘話を伺ったのです。地域の方の温かいご協力のおかげで、教科書には載っていない貴重な学びを得ることができました。
最後は、タイヨーリンドマール店を訪問しました。店長さんからは、「天草で一番の品揃えを目指したい」「地域の人々の憩いの場となる店作りをしたい」という熱い想いを伺いました。商品の並べ方の秘密や、お客様が手に取りやすいような細やかな工夫を教えていただき、スーパーマーケットの奥深さを知りました。そして、いよいよお買い物体験です。「家族の役に立つものを500円以内で」というミッションのもと、メモを片手に真剣に商品を選びます。初めてセルフレジを使う子がほとんどで、少し戸惑いながらも、自分で会計を済ませたときの達成感に満ちた笑顔がとても印象的でした。
その後、銀天街(商店街)を歩き、スーパーとは異なる小売店の様子を観察しました。それぞれが専門の品物を扱い、地域に根差している姿を感じ取ることができました。 帰りのバスの中では、通る町の名前や校区を当てるゲームで盛り上がったり、バスの乗り方教室で学んだ通り、バス停に注目しながらマナーを守って乗車することができました。
今回の見学旅行は、子どもたちが地域の歴史や社会の営みを肌で感じ、主体的に学ぶ姿勢を育む素晴らしい機会となりました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。この一日で得た多くの気づきと感動が、子どもたちの確かな学力とふるさとを愛する心の土台となることを願っています。
今日の栖本っ子~4年生、川柳づくりに挑戦!~
さて、去る10月22日(水)、4年生が国語科の学習「短歌・俳句に親しもう」という学習をさらに深めるため、地元、栖本でご活躍の川柳作家でいらっしゃいます、落合洋人様を講師にお迎えし、「川柳づくり」に挑戦しました。
落合様からは、まず、五・七・五という音律は同じながら、短歌や俳句とは一味違う、川柳の持つ自由で親しみやすい魅力について、大変分かりやすく教えていただきました。そしていよいよ、自分たちの思いを込めた川柳づくりです。「夢」というお題で、子どもたちは、落合様から教わった「言葉から連想を広げるイメージマップ」の技法を使い、心に浮かんだ情景や気持ちを広げていきました。自分が目指す「夢」もあれば、こうなったらいいなという「夢」や、眠っている時に見た「夢」の話などについて、一人ひとりが持つ豊かな感性が、次々と五・七・五に乗せて表現されていました。その真剣ながらも楽しそうな表情は、まさに「言葉と格闘し、言葉と戯れる」詩人のようでした。子どもたちが生み出した作品の数々は、どれも個性に溢れていました。学習のしめくくりには、落合様にご講評いただき、特選1点と佳作5点を選んでいただきました。選ばれた子どもはもちろん、全員が拍手を送り、創作活動の喜びと達成感を分かち合う、大変有意義な時間となりました。
スクリレ教育備品当選!及びスクリレポイントについて
本校では、今年度より学校の連絡ツールとして「スクリレ」を活用しております。今年度の登録についてはご協力ありがとうございました。
さて、8月19日~9月19日まで、「スクリレポイント還元!教育備品をプレゼント」という企画がありました。本校から応募したところ、「レイニーメガホン タフプラス」が当選しましたのでお知らせします。今後、学校行事等で活用していきたいと思います。
また、スクリレには、スクリレポイントというものがあります。この「スクリレポイント活動」について、改めてご案内させていただきます。スクリレポイントは、アプリ内の広告をタップするだけで学校またはPTAにポイントが貯まり、そのポイントで児童図書やスポーツ用品など子どもたちの学校生活を豊かにする備品に交換できるものです。ベルマーク運動のようなもので、手軽に教育活動を応援することができます。別添資料を参考にしていただきまして、保護者の皆様にご理解とご協力いただけますと幸いです。
今日の栖本っ子~修学旅行4~
この2日間の修学旅行は、子どもたちにとって、単なる楽しい思い出づくりでだけではなく、長崎の地で、戦争の悲惨さと平和の変わらぬ大切さを深く胸に刻んだこと、そして出島での歴史探究や科学館での体験を通して、知的好奇心を大きく伸ばしたことは、かけがえのない財産となりました。
また、倉岳小学校、御所浦小学校の友だちと寝食を共にし、いろんな活動をともにしたことは、貴重な宝物です。学校の垣根を越え、お互いの良さを認め合いながら共に活動する中で、子どもたちの社会性や協調性は格段に伸びました。
子どもたちは、長崎での貴重な経験や、他校の友だちとの友情という「楽しい思い出」と「確かな学び」をいっぱい抱えて帰ってきました。今後、子どもたちにはこの2日間で学んだ歴史、平和、科学、そして友情について、それぞれの視点でしっかりとまとめ、学校、そしてご家族、地域の皆様に向けて自らの言葉で「発信」してほしいと願っています。この発信こそが、学びを定着させ、感謝の気持ちを伝える最高の機会となるはずです。
この修学旅行での経験を糧に、子どもたちがこれからも健やかに、目標に向かって粘り強く、そして仲間と心を一つにして成長していくことを確信しています。
今日の栖本っ子〜修学旅行3〜
修学旅行2日目の子供たちの様子を、お知らせします。
昨夜の夕食は、子供たちが心待ちにしていたバイキング形式でした。スパゲティや唐揚げ、ポテト、ピザといった定番の人気メニューはもちろんのこと、カレーライス、うどん、そして彩り豊かなデザート、特にチョコレートフォンデュは、大人気でした。「おいしい!」という声があちこちから上がり、皆、満面の笑みを浮かべながら、何度もお代わりを重ねていました。友達と楽しそうに語らいながら、本当に心ゆくまで食事を楽しんでいました。夕食後は、今日の活動の「振り返り」に真剣に取り組みました。学びや楽しかった出来事を、それぞれが感じたままに、まとめの紙いっぱいに書き記していました。
旅行2日目の朝、早くに目が覚めた子供たちもいたようですが、全員が目覚めよく、元気に朝を迎えることができました。
午前中は出島と長崎市科学館の見学へ出かけました。歴史を感じる出島では、その異国情緒あふれる空間に目を輝かせながら、展示された品々や建物の一つひとつを、熱心に見学していました。
また、長崎市科学館では、様々な体験型の展示に夢中になって取り組みました。手を動かし、目で見て、体全体で科学の不思議に触れる活動を通して、「なぜ?」を追究する喜びを存分に味わえたようです。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 福山哲也
運用担当者 教頭 山下宙征
天草市立栖本小学校
sumoto elementary school
天草市栖本町馬場25番地
℡0969-66-2011
E-mail sumoto@city-amakusa.ed.jp