学校ブログ

2025年6月の記事一覧

今日の栖本っ子たち~暑さに負けず~

 6月もあっという間に最終日を迎えました。今朝は太陽がさんさんと降り注ぎ、子どもたちは少し汗ばみながらも元気に登校してきました。夏の訪れを肌で感じる一日となりました。

 さて、今日も学校では、子どもたちは意欲的に学習に取り組んでいました。それぞれの学年様子を紹介します。

 各学年の学びの様子
  1年生は、国語の授業で「は」と「を」と「へ」の使い方に挑戦していました。「『わには』と書くのかな? それとも『わにわ』かな?」と、かわいらしい疑問を口にしながら、一生懸命考えている姿は、まさに学びの原点です。言葉のルールを一つひとつ身につけていました。

 2年生は、生活科で取り組んだ町たんけんの成果を新聞にまとめていました。自分たちの足で地域を巡り、発見したことを協力しながら表現する姿は、頼もしい限りです。また、週末の出来事を教えてくれた子もいました。大切に育てているミニトマトの葉っぱが、なんと大きな幼虫に食べられてしまったそうです! 実物を見せながら熱心に話してくれる姿からは、日々の生活の中にも学びの種が溢れていることを改めて感じさせられました。

 3年生は、社会科の課題に黙々と集中して取り組んでいました。真剣な眼差しで、自分の考えをまとめていました。課題にいつも黙々と取り組んでいる姿には感心します。

 4年生は、社会科で「水はどこから来て、どこへ行くのか」というテーマに挑んでいました。この疑問を解決するために、今度、市役所の水道課の方に質問する内容を考えているところでした。自分たちの生活を支える水について深く考える機会は、今後の生活につながるよい経験となることでしょう。

 そして、5・6年生は、体育の水泳授業で「楽に泳ぐための練習」に意欲的に取り組んでいました。水しぶきを上げながら、腕の動かし方や息継ぎのタイミングなどを工夫し、泳ぎの技術を向上させようと何回も何回も努力している姿は、向上心の高さを感じました。今後の泳力の伸びが楽しみです!!

  子どもたちは、毎日様々なことに興味を持ち、新しい発見をしながら大きく成長しています。私たちが大切にしているのは、子どもたち一人ひとりが持つ可能性を信じ、それを最大限に引き出すことです。これからも、栖本小学校のホームページを通して、子どもたちの生き生きとした学校生活の様子をお伝えしてまいりますので、どうぞ楽しみにしていてください。

 

今日の栖本っ子~読み聞かせ、いつもありがとうございます~

 6月28日(金)の朝の時間には、子どもたちが楽しみにしている「読み聞かせ」がありました。今週も、子どもたちの読書意欲を育む大切な時間となりました。

  今日は3年生の子どもたちが、栖本中学校の倉田校長先生による読み聞かせに目を輝かせていました。選んでいただいた本は、佐野洋子さんの名作「100万回生きたねこ」です。この物語は、生と死、そして本当の愛について深く考えさせてくれるお話です。子どもたちは、それぞれいろんなことを考えるきっかけになったようです。

 本との出会いは、子どもたちの想像力を育み、共感する心を養い、そして何よりも、生涯にわたる学びの喜びへと繋がっていくと思います。毎週、子どもたちに素敵な物語を届けてくださる「ひまわりの会」の皆様には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。皆様の温かいお気持ちとご協力が、子どもたちの豊かな心を育む上でどれほど大きな力になっているか計り知れません。このように地域の方々との連携を深めることは、子どもたちにとって多様な学びの機会となり、豊かな心を育む上で大変意義深いことです。今後も、子どもたちの健やかな成長のために、地域全体で温かく見守り、支えていけるような学校づくりに励んで行きたいと考えています。これからも栖本小学校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

今日の栖本っ子~野菜がぐんぐん育ってます!~

 梅雨の晴れ間、栖本小学校の畑では、子どもたちが育てている野菜が、まさに「ぐんぐん」と力強く成長しています。

 キュウリは日に日に蔓を伸ばし、可愛い花を咲かせたかと思えば、もう大きな実をつけ始めています。ミニトマトも、青々とした葉の間からたくさんの緑色の実を覗かせ、収穫の時を今か今かと待っているかのようです。ナスやピーマンも、太陽の恵みをいっぱいに浴びて、その存在感を増しています。野菜の成長は、地域のボランティアの皆様の温かいご支援と専門的なご助言の賜物でもあります。野菜を育てることの難しさ、そして喜びを、地域の方々と共に分かち合えることは、子どもたちにとって何よりの学びとなっています。

 毎日、野菜を観察するたびに、子どもたちの瞳はキラキラと輝き、「先生、こんなに大きくなりましたよ!」「もうすぐ食べられそうですね」と、うれしそうに伝えてくれます。今から、子どもたちが育てた野菜を収穫し、みんなで味わう日が今から楽しみです。

今日の栖本っ子~歯の健康は、体の健康の第一歩!~

 6月25日(水)の5時間目、松本歯科医院の先生をお招きし、34年生は歯と口の健康について学びました。

 まず、子どもたちは「歯垢染め出し」を体験しました。これは、普段の歯磨きでは落としきれていない歯垢を赤く染め出すことで、磨き残しを視覚的に確認できるというものです。鏡に映る自分の歯を見て、多くの子どもたちが「えー!こんなに磨き残しがあったんだ!」と驚きの声を上げていました。その後、松本歯科医院の先生から、正しい歯磨きの方法について、とても分かりやすく教えていただきました。歯ブラシの持ち方、動かし方、そして歯と歯茎の境目や奥歯の磨き方など、一つ一つ丁寧に指導してくださり、子どもたちは真剣な表情で実践していました。

 

 今回の指導を通して、子どもたちは自分の歯磨きの癖に気づき、どのように改善すれば良いかを具体的に学ぶことができました。お忙しい中、子どもたちのためにご来校くださり、熱心にご指導いただきました松本歯科医院の先生に心より感謝申し上げます。

 歯と口の健康は、全身の健康に繋がる大切なものです。今日の学びを活かし、子どもたちがこれからも健康な歯で、おいしい食事を楽しみ、笑顔いっぱいの学校生活を送れるよう、ご家庭でも歯磨きの大切さについてお声がけいただければ幸いです。

今日の栖本っ子~今日も意欲的に学習に取り組んでます!

 6月25日(水)、それぞれの学年で、子どもたちがどのように学びを深めていたか、その様子をお伝えします。

笑顔弾ける水遊び!
 1・2年生は、梅雨の晴れ間に、体育で水遊びを楽しみました。子どもたちの笑顔が本当に輝いていました!お友達と楽しそうに水をかけあったり、水の中に顔をつけたり、「アザラシさんになろう」と言いながらプールのあちこちを移動したりと、遊びを通して水の心地よさや楽しさを存分に感じているようでした。

 

読む力と表現力を伸ばそう!
 3年生は、国語の学習で登場人物の気持ちの変化について、班で熱心に話し合っていました。物語の世界に入り込み、登場人物の感情の動きを丁寧に読み解いていました。さらに、話し合った内容をタブレットを使ってスライドにまとめることで、自分の考えや班の考えを整理し、表現する力を高めていました。ICT機器を使いこなす子どもたちの順応性にも目を見張るものがあります。

科学の目で探究!
 4年生は、理科の学習で「閉じ込めた空気や水」の実験に取り組みました。「閉じ込めた空気に力を加えると、空気の体積はどうなるのだろう?」「押し返す力はどう変化するのかな?」といった問いに対し、子どもたちは実験結果をもとに、活発な議論を交わしていました。

学びを深める!
 5年生は、「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で学んだことを、それぞれがタブレットを使って新聞形式でまとめる学習に集中して取り組んでいました。水俣病の歴史や教訓から何を学び、何を未来に伝えたいのか。一人ひとりが真剣に考え、表現していました。平和への願いと、社会への関心を深める大切な時間となっているようです。

算数の奥深さに挑戦!
 6年生は、算数の時間、「わり算」の学習にじっくりと取り組んでいました。わる数が整数や小数のとき、わる数と商の大きさの関係がどうなるのか、その法則性を見つけ出そうと、計算と考察を繰り返していました。複雑な問題にも粘り強く挑戦し、論理的に考えていく力は、これからの学習の土台となる大切な力となります。

 今日も栖本っ子たちは、それぞれの場所で、真剣に、そして楽しく学びに向き合っていました。子どもたちの豊かな表情や、互いに協力し合う姿を見ていると、本当に嬉しくなります。