~ふるさとを愛し、自ら 気づき 考え 行動する栖本っ子の育成~
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2025年8月の記事一覧
今日の栖本っ子~今日から2学期です!!~
8月29日、いよいよ2学期が始まりました。長い夏休みを終え、ひとまわりもふたまわりも大きく成長した栖本っ子のみんなの元気な笑顔に会えて、嬉しく思います。
始業式では、各学年の代表が、夏休みの思い出と2学期に頑張りたいことを堂々と発表してくれました。その姿からは、それぞれが掲げた目標に向かって、2学期を充実させようという強い意気込みがひしひしと伝わってきました。
代表児童の皆さんが発表してくれた目標には、共通してキラリと光るものがありました。
「苦手」に臆することなく「挑戦」する心
「苦手な漢字や計算を毎日丁寧に頑張る」「体育の鉄棒を克服する」「習字の難しい部分を習得する」といった具体的な目標は、自分が「難しい」と感じていることに真正面から向き合い、乗り越えようとする強い気持ちが表れていました。
「継続すること」の大切さ
「毎日頑張る」「練習を重ねる」という言葉からは、一夜にして成し遂げるのではなく、日々の地道な努力を続けることの大切さをしっかりと理解していることが分かりました。
質の高い「自学」への意欲
「自分で課題を見つけ、質の高い自学に取り組みます」という目標は、言われたことをするだけでなく、自ら学びを深めようとする、未来へつながる大切な意欲が感じられました。学びをより深めようと目標を立ててくれていることを知り、大変嬉しく思いました。今後の頑張りが楽しみです!
明確なゴールを設定する力
「持久走で1位を目指します」といった目標は、ただ漠然と「頑張る」のではなく、「何を達成するか」がはっきりとした具体的な目標設定ができていて素晴らしいなと感じました。明確な目標に向って、今後の頑張りが楽しみになりました。
各学年の代表の発表は、今後頑張るぞという意慾が感じられ、素晴らしかったです。素晴らしい発表を聞きながら、他の栖本っ子のみんなにも、きっと「よし、自分も頑張ろう!」という前向きな気持ちが芽生えたことと思います。
「す・も・と」で創る、最高の2学期
始業式で、栖本っ子にもっともっと頑張ってほしい3つの「す・も・と」について話しました。
「す」:素敵な笑顔で挨拶できる栖本っ子
栖本っ子の元気な「おはようございます!」を含めたあいさつの言葉は、家族や先生方、地域の皆さん、そして友達を笑顔にし、元気にします。2学期は、この元気にするあいさつを「誰にでも」届けて、挨拶の輪をさらに広げていければいいなと思います。
「も」:目標に向かってチャレンジする栖本っ子
2学期も運動会や様々な学習、行事が控えています。一つひとつの活動に目標をもち、失敗を恐れず挑戦して、自分の可能性を広げてほしいと願っています。困難な状況でも決して諦めず、工夫と努力で夢を叶えた甲子園球児・横山温大選手のお話を始業式で行いました。横山選手は、生まれつき左手の指がないというハンディをものともせず、「どうすればできるか」を考え続け、人の倍の努力を重ねて強豪校のレギュラーになりました。「できないことはない」と勇気を与えてくれた横山選手の姿から、栖本っ子にも「どうすればもっとうまくできるか」を考える習慣を身につけてほしいと思います。
「と」:友達を大切にする、思いやりあふれる栖本っ子
栖本小学校には、59人の大切な仲間がいます。顔も好きなことも違うけれど、お互いの個性を認め合い、困っている友達に「大丈夫?」と声をかける優しさは、学校を温かい場所にしてくれます。2学期も、栖本っ子の優しい気持ちが溢れる学校にしていければと思います。
2学期も、栖本っ子が笑顔で「学校に来るのが楽しい!」と思えるよう、教職員一丸となり全力でサポートしていきます。保護者、地域の皆様にも、何かとお力をお借りすることも多々あることかと思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
今日の栖本っ子~夏休み子ども絵画教室~
8/8(金)の午後、夏休み子ども絵画教室が栖本中学校で開催されました。今年のテーマは「ちょっと変な絵を描いてみよう。シュールレアリズム(超現実主義)~現実を超えた世界を表現する~」。
栖本町ご出身で国内外でご活躍されている画家、横島庄司先生をお迎えし、子どもたちは現実を超えた不思議なアートの世界に足を踏み入れました。
講師を務めてくださったのは、横島庄司先生です。スペインのマドリッド大学で博士号を取得されるなど、世界を舞台に活躍されている画家さんです。そのお忙しい合間を縫って、故郷の子どもたちのためにと、特別に授業を行ってくださいました。
「よく観察すること」から生まれる自由な発想
今回の絵画教室では、まず「よく観察すること」の重要性について教えていただきました。目の前にあるものをじっくりと見つめ、その形や色、そして隠された物語を探る。これは、絵を描くことはもちろん、日々の生活や人との関わりの中にも通じる大切な力です。子どもたちは、この観察力を通じて、作品の土台を築いていきました。「模写」と「写生」という二つの技法を組み合わせ、一つの画面に表現するユニークな課題に取り組みました。天草の美しい風景を写実的に描き写す一方で、その風景の中に、空中に浮かぶ野菜など、現実にはありえない不思議な光景を自由に描き加えました。
「絵の世界では、何でも表現できる。ルールなんてないんだよ」という先生の言葉に、子どもたちのそれぞれが持つ自由な発想力が一気に花開きました。
今回の絵画教室が、子どもたちにとって、絵を描くことの楽しさや、物事を深く見つめる大切さを知る貴重な経験となったことと思います。
ご指導くださった横島先生、渡辺公民館長様、栖本支所 平田様、そして、暑い中参加してくれたみなさんに、心より感謝申し上げます。
今日の栖本っ子~56年生寺子屋体験~
8/2~8/3に、56年生の子どもたちは「寺子屋体験学習」に参加しました。明治時代初期の 「寺子屋学習」 を再現し、 一汁一菜 (粗食)、 清掃作業、 食事作法、礼儀作法や、歴史を学び、 昔のあそびなどを体験することで、 地域の良さ、古き良きふるさとの再発見へつなげる。 また、 この体験を通して、 集団生活の心得や仲間と協力する心を養うことを目的として寺子屋体験は実施されました。
歴史講座では、梅川定憲先生のお話や蓄音機の音色に真剣な眼差しで聞き入っていました。「水鉄砲作り」では、古江地区老人会の皆さんの丁寧なご指導のもと、竹を切ったり、布を巻いたりしてよく水がとぶ水鉄砲をつくることができました。できあがった水鉄砲を夢中になっていく何回も何回も水をとばしている姿が印象的でした。完成した水鉄砲で遊ぶ子どもたちの笑顔は、きらきら輝いていました。
川遊びでは、天草市青年団栖本支部の方々に見守られながら、澄んだ川の流れに歓声をあげていました。夜は「よみち散策」、二日目には、「竹とんぼ作り」や「伝承遊び」を通して、古き良き日本の遊びの楽しさを学びました。
この二日間の経験を振り返って書いた「感想文」からは、子どもたちの大きな成長と、この体験学習への感謝の気持ちがひしひしと伝わってきました。 普段の学校生活では味わえない貴重な体験を通して、子どもたちは多くのことを学び、心身ともに大きく成長してくれたと確信しています。この経験が、これからの学校生活や人生において、彼らの豊かな心を育む糧となることを心から願っています。今回、ご協力いただきました地域の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 福山哲也
運用担当者 教頭 山下宙征
天草市立栖本小学校
sumoto elementary school
天草市栖本町馬場25番地
℡0969-66-2011
E-mail sumoto@city-amakusa.ed.jp