学校ブログ

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今日の栖本っ子~通知表・陸上記録会にむけて~

 去る10月1日(水)には、前期の学習の歩みをまとめた「通知表」を、子どもたちに渡しました。「通知表」は、単なる成績の記録ではありません。この前期、子どもたちがどんなことに挑戦し、どんな成長を遂げたのかという、努力の「足跡」です。ご家庭でも、ぜひ「よく頑張ったね」と温かい言葉をかけていただき、後期に向けての目標を一緒に話し合っていただければ幸いです。

 そして、9月の後半から5・6年生が、来週10月7日(火)に迫った「陸上記録会」に向けて、熱のこもった練習に励んでいます。体育の時間はもちろん、放課後の短い時間も惜しむように、自分の限界に挑み続けています。

真剣な表情でトラックを駆け抜ける姿、少しでも遠くへ、少しでも高く跳ぼう、投げようと懸命に練習する姿には、感心しています。自己ベストを目指して努力する姿は、まさに下級生たちの良き手本となっています。陸上記録会は、記録を競う場であると同時に、目標に向かって努力を積み重ねる大切さや、仲間と声を掛け合うチームワークの素晴らしさを学ぶ大切な機会です。当日は、これまでの努力の成果を存分に発揮してくれることを心から願っております。

今日の栖本っ子~移動図書館~

 本日10月2日(木)の昼休みは、子どもたちが楽しみにしていた移動図書館が本校に来てくださいました。

「どれにしようかな」「これ、面白そう!」真剣な表情で、また楽しそうな笑顔で棚を覗き込み、お気に入りの一冊を吟味する姿は、本当に微笑ましいものです。様々なジャンルの本との偶然の出会いが、子供たちの世界を広げるかけがえのない機会になると思います。

今日の栖本っ子~まもるくんの衣更え~

 

 10月2日(木)の朝、いつものように登校する子どもたちを見守るため、栖本駐在所前の交差点に立ちました。この交差点は、子どもたちの安全にとって、大切な場所の一つです。そこには、私たちの大切な見守り役である「まもるくん」が立っています。そして、今朝の「まもるくん」は、なんと!ハロウィンバージョンに衣替えをしていたのです!オレンジと黒の飾りを身につけ、まるで子どもたちと一緒に季節のイベントを楽しんでいるかのようです。登校してきた子どもたちは、「わあ、まもるくん、かわいい!」「トリック・オア・トリートって言いそう!」と、その愛らしい姿に目を輝かせ、朝から活き活きとした笑顔を見せてくれました。

 子どもたちの安全を守るだけでなく、こうした楽しいサプライズで、日々の通学路に彩りと喜びを与えてくださる地域の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

今日の栖本っ子~きょうだい班活動~

 

 今朝は、さわやかな秋の気配が感じられる心地よい気温となり、子どもたちも一段と伸び伸びと活動していました。

 10月1日(水)、朝の時間には、全校児童が楽しみにしている「きょうだい班遊び」がありました。上級生が下級生を優しくリードし、学年の枠を超えた温かい交流が見られました。

 校庭や体育館では、ドッジビーや鬼ごっこなど、班ごとに工夫を凝らした様々な遊びが行われていました。高学年の児童が遊びのルールを分かりやすく説明したり、小さな手を引いて一緒に走ったりする姿を見ていると、心があたたかくなります。元気いっぱいに汗を流し、大きな笑い声が響く中で、異学年の友達との「心の絆」を深めることができました。このような活動を通して、子どもたちは互いを思いやる気持ちや、協力することの大切さを学んでいます。

 

今日の栖本っ子~各学年の学びの様子~

 

9月30日(火)、2学期が始まってからあっという間に一ヶ月が過ぎ、今日で9月も終わります。日中はまだ暑さが残りますが、子どもたちはこの実りの季節を迎え、学びにも活動にも一段と意欲的に取り組んでいます。本日は、全学年の学習の様子を紹介いたします。

1年生
生活科「生き物となかよくなろう」の学習で、運動場へ飛び出しました。網を手に、草むらをかき分け、トノサマバッタやショウリョウバッタ、ダンゴムシなどを見つけ出し、「捕まえたよ!」と目を輝かせていました。今後は、捕まえた虫のお世話を通して、生命の尊さを学び、観察記録を丁寧にまとめていきます。

2年生
音楽の授業で、3拍子のリズム打ちに挑戦しました。ウッドブロック、トライアングル、すずといった様々な楽器を使い、音を聴き合いながら、心地よい拍にのって正確にリズムを奏でることができていました。

3年生
算数で、わり算の「あまり」をどう処理するか、という応用問題に取り組みました。先生からの課題に対し、まずは一人で、二人で、三人でとそれぞれ思い思いに課題解決に取り組みました。「あまりの3人が座るには、椅子を1客増やせばいい」という、生活に結びつく解決策に気づいた瞬間、教室全体に納得の空気が流れました。粘り強く考える力が大きく伸びています。

4年生
国語の宿題で間違いが多かった問題を題材に、全員で学び合いを行いました。「なぜ間違えたのか?」「次に解くときにどこに注意すればいいか?」を積極的に出し合い、失敗を次の成功につなげるための確認作業を丁寧に行っていました。

5年生
外国語の学習では、「Can」や「Can’t」を使い、友だちができることやできないことを英語で伝え合う活動を行いました。身振り手振りを交えながら、楽しそうに質問しあっていました。臆せず英語を使う力が着実に身についています。

6年生
家庭科で、トートバッグづくりに挑戦していました。慣れないミシンを集中して扱い、一針一針、丁寧に布を縫い進めていました。「自分の力で物を形にする」という達成感を味わうために、皆黙々と作業に没頭していました。

今日の栖本っ子~天草市の水産業について学ぶ~

 5年生の子どもたちが、ふるさと天草の宝である水産業について、天草市水産振興課の細田様、茂越様にお越しいただき、私たちの暮らしを支える豊かな天草の海の現状と未来について、熱心にお話を伺いました。 

 まず、子どもたちを最も驚かせたのは、天草の漁業の規模と多様性です。年間13,070トンという膨大な漁獲量が、熊本県全体の約7割(73%)を占めているという事実に、多くの子どもたちが「そんなに!?」と声をあげていました。私たちが暮らす天草の海が、これほどまでに恵まれた「多漁法多魚種」の海であり、実に280種類もの魚たちが生きていることに、改めて大きな驚きと誇りを感じていました。また、旬の魚や最も漁獲量の多い魚を知り、「養殖漁」にも多様な種類があることを学んだり、ブリが一年中美味しく食べられると聞いて「食べてみたい!」と食欲をそそられたりする声も多く聞かれました。さらに、漁獲される地域によってブリの味や食感が違うという奥深い話に触れ、「味比べをしてみたい」と、食への好奇心を膨らませる様子も見られました。

 話を聞く中で、「これからも魚がたくさん獲れる海を守っていきたい」「海を大切にして、魚が住みやすい環境を整えたい」という、力強い決意が多くの感想に綴られていました。 また、漁業が抱える課題の一つとして、「魚を食べる人が減っている」という現状を知り、子どもたちは危機感を覚えたようです。その上で、「魚をたくさん食べたい!」「もっと魚食を進めていきたい」という、前向きな感想もありました。中には、たくさんの魚を食べて「漁獲量(獲れる魚の量)」を応援したいという、とても可愛らしくも心温まる目標を立てた児童もいました。さらに、熊本県の約7割の魚が天草産だと知り、「天草市に住んでいて良かった!」と、ふるさとへの誇りを一層強く感じた様子が伺えました。

 この学習を通して、子どもたちは天草の恵みの豊かさに驚くとともに、その海を守り、漁業を応援することが「自分たちの未来を守ること」に繋がるということを肌で感じ取ったようです。

今日の栖本っ子~34年生書道~

 本日9月27日(月)は、3・4年生の子供たちのために和貴保育園の浦島園長先生にお越しいただき、ご指導をいただきました。

 3年生は「木」という字に挑戦。まっすぐな縦線や、左右に伸びる払いなど、漢字の基本となる力強い形を、先生の的確なアドバイスを受けながら筆で表現していきました。集中して墨と向き合う子供たちの背中からは、文字を丁寧に書き上げようという強い意欲が感じられました。

一方、4年生は「左右」という、形のバランスを取るのが難しい文字に挑みました。「左」と「右」のそれぞれの字が持つ特徴を捉え、空間を意識しながら筆を運びます。浦島園長先生は、筆の入り方や止め方、そして字全体の美しさの秘訣を、子供たちが理解しやすい言葉で丁寧に教えてくださいました。その結果、一枚書くごとに文字が生き生きとしてくるのが見て取れました。

 浦島園長先生、本日も子どもたちのために、お忙しい中にご指導いただき、ありがとうございました。

今日の栖本っ子~ひまわりの会の皆さんの読み聞かせ~

 

 今日は、朝の時間に、「ひまわりの会」の皆様による心温まる読み聞かせが行われました。子供たちは、毎週金曜日のこの時間を本当に心待ちにしています。今日もまた、各教室で、物語の世界に引き込まれるように、静かに、そして真剣に、語られるお話に耳を傾けていました。ユーモラスなお話に大きな笑いが起きたり、感動的な場面では息をのんだり、子供たちの豊かな感情が教室いっぱいに広がります。集中して聞く眼差しは、真剣そのものです。「ひまわりの会」の皆様が選んでくださる絵本や物語は、子供たちの想像力を広げ、優しい心を育んでくれます。

 お忙しい中、毎週欠かさず学校に足を運んでくださり、子供たちのために素晴らしい時間をご提供いただいておりますことに、心より感謝申し上げます。これからも、本に親しみ、豊かな言葉に触れる大切な時間として、大切にしていきたいと思います。

 

 

今日の栖本っ子~56年生書道~

 今日は、56年生の書写(書道)の時間の様子をお知らせします。

 いつも書道の時間にお世話になっている和貴保育園の浦島園長先生にご来校いただき、子どもたちにご指導をしていただきました。五年生は「成長」を、六年生は「友情」という課題に取り組みました。浦島園長先生は、筆の正しい持ち方から、墨の含ませ方、そして文字のバランスをとるための筆づかいなど、非常に的確かつ丁寧な助言をしてくださいました。子どもたちは、園長先生のお言葉を真剣に受け止め、筆を運ぶ度に目に見えて上達していくのが分かりました。

 浦島園長先生、お忙しい中に、ご指導ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

今日の栖本っ子~子どもたちの成長~

 本日、熊本県教育委員会の松下純也指導主事が来校され、1年生から6年生までの子どもたちの学習の様子を見ていただきました。授業後には、「子どもたちが前回よりも大きく成長していますね」とお褒めの言葉をいただきました。子どもたち一人ひとりが、タブレット端末等を使いながら、「なぜだろう?」「もっと知りたい!」 という気持ちを大切に、日々の授業で先生方が、子どもたちの「学びたい!」という気持ちを引き出すための工夫を重ねてきた成果を認めていただき、大変嬉しく思います。

 12月10日には、本校でくまもとGIGAスクールプロジェクト指定校及び令和7年度天草市教育委員会指定「天草体験学」研究推進校としての公開授業を予定しています。これからも、栖本っ子たちが主体的に学びを深め、未来を切り拓く力を育んでいけるよう、教職員一同頑張っていきます。

今日の栖本っ子~バスの乗り方教室~

 

 本日は、1~4年生が楽しみにしていた「バスの乗り方教室」が開催されました。天草を走るバスについて、実際に見て、聞いて、触れることで、子どもたちの学びは一層深まりました。

 講師の先生からは、新幹線や飛行機など、様々な乗り物の話から始まり、子どもたちが毎日目にしている路線バスやコミュニティバス、そして遠くへ行くときに乗る大型バスなど、天草を走る様々なバスについて、丁寧に教えてくださいました。特に、街中を巡るコミュニティバスが「右回りは赤、左回りは青」と色分けされていることや、熊本と天草を結ぶバスにはイルカの絵が描かれているという話には、子どもたちも興味津々でした。クイズ形式で進められた授業では、「天草にはバス停が約600本もある」という事実に驚きの声が上がったり、「1日に50台もの路線バスが走っているなんてすごい!」と目を輝かせる姿が見られました。そして、バスに乗車する際の手順やマナーについて、みんなで学びました。整理券の取り方、降りる場所を知らせる降車ボタンの使い方、そして運賃の支払い方まで、一つひとつの動作を丁寧に確認しました。

 今回の教室を通して、子どもたちは「バス」という乗り物が、ただの移動手段ではなく、たくさんの人の暮らしを支えている大切な存在であることを感じ取ったようです。「楽しかった。窓からの景色がきれいだった」とバスからの眺めに感動したり、「あまりにも乗り心地がよくて、寝そうになった」とバスの快適さに驚いたり、素直な感想が聞かれました。今回の体験学習は、他にも公共の乗り物を利用する上でのマナーや、周囲への配慮の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。

今日の栖本っ子~河内川河川清掃~

 9月21日(日)は、河内川の河川清掃にご協力いただき、誠にありがとうございました。8月の大雨の影響で、例年とは異なり、川の中に入っての清掃は行われませんでしたが、小・中学生、保護者の皆様、そして地域の皆様が一体となり、川の周囲を丁寧に清掃しました。子どもたちは皆、熱心にゴミを拾い集めていました。自分たちが住んでいるこの美しい故郷の環境を、自分たちの手で守っていくこと。これは、子どもたちにとってなにものにも代えがたい貴重な学びとなります。今回の活動を通して、郷土を愛する心、そして、社会の一員として地域に貢献する喜びを、改めて心に刻んでくれたことと思います。清掃の合間には、栖本町の豊かな自然や地域資源についての貴重なお話も聞くことができ、有意義な時間となりました。

今日の栖本っ子~2つのうれしい出来事~

 本日、栖本っ子の成長を感じる、素晴らしい出来事が2つありましたので紹介します。

 1つ目は、子どもたちが交通安全への意識を高めてくれたことです。昨日、下校前の1~3年生に、横断歩道を渡る際に肘を曲げずにまっすぐ手を挙げるようにお願いしました。車の運転手さんに意図をしっかり伝えるためです。すると、今日の登校時、多くの子どもたちが約束を覚えていて、見事に実践してくれました。素直に、そして真面目に教師の話を聞いてくれる子どもたちの姿に、胸が温かくなりました。小さなことですが、こうした積み重ねが、子どもたちの安全を守る大切な力となることを感じました。

 2つ目は、6年生の頼もしさです。以前、ニュースの感想をデジタルフォームで提出してもらうようお願いしていました。すると、その件を伝達する役割を担ってくれた子どもが、「6年生の回答は済みましたか?」と、わざわざ私に確認に来てくれたのです。頼まれた仕事を最後までやり遂げようとする、責任感の強さに感心しました。また、最高学年として、みんなを気遣い、自分に課せられた役割をきちんと果たそうとする姿を見て、大変うれしくなりました。

 子どもたちは、日々の様々な経験を通して、少しずつ、確実に成長しています。

 今後も、子どもたちの素晴らしい成長の瞬間を大切に見守っていきたいと思います。

今日の栖本っ子~日々成長~

本日も秋晴れの気持ちの良い一日となりました。子どもたちの本日の学習の様子をお伝えします。

 1年生は、体育で「線おに」に夢中になっていました。ただ体を動かすだけでなく、ゲームを始める前にみんなでしっかりとルールを確認する姿が印象的でした。お友だちと協力しながら、線の上を軽やかに走り回る姿は、生き生きとしてとても楽しそうでした。振り返りを通じて、遊びのルールやマナーを学ぶ大切な時間になっていました。

 2年生は国語の学習です。物語「どうぶつ園じゅうい」を読み、「筆者の仕事で驚いたことは何か」について、それぞれが真剣に考えを巡らせていました。

 3年生は、音楽室からリコーダーの優しい音色が聞こえてきました。一人でじっくりと練習したり、友だちと教え合ったりと、各自が自分のペースで意欲的に取り組んでいました。

 4年生は国語の時間に「言葉や文の意味に合わせた正しい送り仮名の使い方」を学んでいました。普段何気なく使っている言葉にも、一つひとつに意味があり、正しい使い方があることを、熱心に確認していました。

 5年生は社会科で、日本の水産業について学んだことを各自でスライドにまとめていました。授業で得た知識を自分なりに整理し、分かりやすく表現しようと取り組む姿から情報活用能力が着実に身についている菜と感じました。

  6年生は道徳の時間に、「ともにくらすわたしたち」というテーマで、「どうすれば世界中の人々が幸せに生活できるか」について真剣に考えていました。多様な視点から意見を交換し、互いの考えを尊重する姿に、頼もしさを感じました。

今日の栖本っ子~雷にも負けず!タイピングタイム~

 

 9月18日(木)、今朝は激しい雷と雨で、登校時の安全を心配しておりましたが、子どもたちは皆、元気な笑顔で学校へ来てくれました。

 さて、今朝の朝の時間は「タブレットタイム」でした。1年生から6年生までが、それぞれの学年に合わせたタイピング練習用のアプリを使い、画面に向かって真剣に指を動かしていました。前回の練習からわずかな期間しか経っていませんが、子どもたちのタイピング速度と正確性は、目覚ましいほどに向上しています。真剣なまなざしで画面と向き合い、黙々と練習に励む姿には、子どもたちのやる気とたくましさを感じました。

 本校では、今後もこうしたデジタル機器を効果的に活用し、子どもたちの可能性を広げる学びを続けていきます。

今日の栖本っ子~戦争の恐ろしさ・平和と命の大切さについて学ぶ~

 さて、9月12日(金)午後から、6年生が旧河内小学校で、貴重な平和学習の時間を持ちました。お話をしてくださったのは、地域にお住まいの吉田さん、93歳です。吉田さんは、戦争を経験された方で、当時の暮らしや学校の様子、そして戦争がもたらした被害について、子どもたちに丁寧にお話してくださいました。

 子どもたちは、吉田さんの言葉一つひとつに真剣に耳を傾けていました。教科書の中の出来事ではなく、身近な大先輩の生の声として語られる戦争の記憶は、子どもたちの心に深く、重く響いたことと思います。特に印象的だったのは、「戦争は罪のない子どもたちが犠牲になり、国際法も通用しなくなるため、戦争だけはもう絶対にいけない」という吉田さんの力強い訴えです。この言葉は、子どもたちの心に深く刻まれたことと思います。

 戦争の悲惨さ、そして平和と命の大切さを学ぶことは、未来を担う子どもたちにとって、かけがえのない経験です。今回の学習を通して、子どもたちが、平和な日々が当たり前ではないこと、そしてその平和をこれからも守り続けていくことの重要性を感じ取ってくれたことと思います。

 吉田さん、お忙しい中、子どもたちのために貴重なお話をしてくださり、心より感謝申し上げます。

 

 

今日の栖本っ子~学級通信より~

 9月12日(金)、今日は子どもたち、先生方のがんばりを学級通信の記事を紹介しながらお伝えします。

6年生の学級通信より~一部抜粋~

 2学期は、 自分で学習の見通しをもち、 自分で学び方を選択しながら学習していくことを目指して授業づくりをしています。 社会や算数などを中心に行っています。 問題や学習課題を見て、「もう自分で解決できそう」「解決できそうだけど、 少し曖昧で自信がない」 「自分で解決するのは難しそう」など自分の状態を考え、「一人で」 「友達と」 「先生と」 学ぶ時間をどのくらい取るか考えます。 そして、 それに応じて学びを進めていきます。 最後に課題に対する自分なりのまとめを書きます。 全体で確認した後、 学び方や学習した内容について振り返りを書き、 次時の学習につなげます。 これらをノートやタブレット端末を使って友達の考えもいつでも参考にしながら進めていきます。初めて間もないので戸惑う場面も見られますが、 どの子もボーッと時間を過ごすのではなく、時間いっぱい熱心に取り組む様子が見られます。 「分からないままじっとしている」 や 「終わってしまってすることがない」という姿もほぼなく、 自分のために学習時間を十分に活用することができています。 積極的に友達の考えを見て参考にしたり、聞きたいことを尋ねに行ったりしながら学習できるよう、 声かけやサポートをしていきたいと思います。 また、タブレット端末はいつでも持ち帰り、 家庭学習でも使ってよいことを伝えています。 ノート代わりに学習している内容もあるため、 家庭でもいつでも見られるようにするためです。 メディアの使い方や学習時間、 使ってよい時間などは、その都度話し合っています。 それらを守りながら、上手に賢く使ってほしいと思います。

4年生の学級通信より~一部抜粋~

さすがです!

 2学期がスタートしました! 始業式のあと、 私が教室に戻ると、右のような光景が広がっていました。 始業式のときに、校長先生から教えていただいた野球選手についての感想をタブレットを使って入力していました。 何も指示をしたわけではなかったし、 今すぐでなくてもよかったのですが、 すぐに自分から取り組み、 自分たちで学ぼうとしている姿に感動しました。 2学期が始まって、「ほんとは、きつかった・・」 「ほんとは、まだ眠かった・・・」と教えてくれましたが、きちんときりかえて、やる気満々でスタートを切ることができました。他にも、習字のあとの道具を朝からきれいに整えていてくれたり、提出物を順番に並べてくれたり、自ら気付き考え行動している場面がたくさんあります。

3年生の学級通信より~一部抜粋~

 2学期が始まって、早くも1週間が経ちました。 子どもたちは、 学校のリズムにも少しずつ慣れ、落ち着いて学習に取り組む姿が見られています。 友達と協力し合ったり、自分の考えを発表したりと、 意欲的な様子がとても頼もしいです。 また、 子どもたちは、 1学期から少しずつ取り組んできたICTの活用にも慣れ、 2学期では授業の中で使う場面が増えてきています。 友達の意見を参考にしたり、自分の考えを整理したり、 必要な情報を集めたりと、 ただ使うだけでなく、 「学びの道具」として活用する姿が見られるようになってきました。 自分で考えながら使う力が育ってきていることに頼もしさを感じています。

 学級通信を読んでいると、先生方のがんばり、子どもたちのがんばりや成長が感じられ、とてもうれしくなりました。今後も子どもたち主体の授業づくりを全校で進めていきます!

今日の栖本っ子~みんなで挑戦、8秒間走!~

 9月11日(木)、今朝は全校児童が運動場に集まり、「朝タイム」で8秒間走に取り組みました。8秒間走は、スタート地点からゴールまでの距離に応じて点数が変わり、8秒以内にゴールすればその点数を獲得できるというものです。スタートの合図とともに、子どもたちはそれぞれが選んだスタート地点からゴールに向かって一斉に駆け出します。「がんばれ!」という先生や友達の声援が飛び交う中、どの子も必死になってゴールを目指して走っていました。見事8秒以内にゴールできた瞬間、「やったー!」という歓声があちこちで上がり、達成感に満ちた最高の笑顔が見られました。短い時間の中で、目標に向かって精一杯努力する姿、そして成功を分かち合う喜び。子どもたちのこうした姿は、見ていて大きな感動をもらえます。これからも、熱中症対策を万全にしながらこの活動を続け、楽しみながら体力と心の成長を育んでいきます。

今日の栖本っ子~雨、雷にも負けず~

  9月10日(水)、朝から発達した雨雲が上空を覆い、激しい雨と雷が鳴り響き、子どもたちの登校を心配していましたが、保護者の皆様には、ご多忙の中、安全な登校にご協力いただき、心より感謝申し上げます。

 さて、学校に到着した子どもたちは、窓の外の天候とは裏腹に、今日も目を輝かせ、どの学年も意欲的に学習に取り組んでいました。

 1年生:算数の時間、数の並び方の中に隠されたルールを一生懸命に考え、「分かった!」と、それぞれが答えを導き出していました。

 2年生:算数の筆算に挑戦していました。「142-83」という二つの繰り下がりがある難しい問題にも、これまでの学びをしっかりと活かし、正確に答えを導き出していました。

 3年生:理科の授業で植物の成長について、これまで学んだことを振り返る問題に集中して取り組んでいました。

 4年生:算数の「2桁で割る割り算」という、つまずきやすい単元に挑んでいました。一つひとつの計算にじっくりと向き合い、自力で答えを導き出そうと粘り強く取り組んでいました。

 5年生:公約数の考え方を使った問題に取り組んでいました。内容が難しいですが、これまでに学習したことを振りかえりながら集中して課題に取り組んでいました。

 6年生:体育の高跳びの練習では、友だち同士でアドバイスを送り合ったり、タブレットで自分のフォームを撮影して確認したりと、自ら進んで学びを深めていました。 

 

今日の栖本っ子~5年生作陶体験~

 本日は、5年生が「濱平窯」の伊津野様にご来校いただき、待ちに待った作陶体験の続きである「絵付け」を行いました。子供たちは、自分の作品にどんな絵を描こうかと考えながら真剣な眼差しで筆を握り、それぞれの個性あふれる発想で、土の器に命を吹き込んでいく子供たちの姿は、実に微笑ましいものでした。集中して取り組むその横顔からは、一つひとつの筆遣いに込めた「こんな作品にしたい!」という熱い思いが伝わってきました。子供たちが丁寧に絵付けをした作品は、これから伊津野様のもとで焼き上げられます。窯の中でどんな色をまとい、どんな表情を見せてくれるのか、今から出来上がりが楽しみです!!

待ちに待った体育館の冷暖房が稼働!!

 このたび、夏休み中に工事が進められていた体育館の冷暖房設備が完成し、9月3日から利用を開始しました。

  9月に入ってもなお、厳しい残暑が続いておりますが、子どもたちが体育館に入ってくると、笑顔で「わあ、涼しい!」と、あちこちから感嘆の声が上がりました。これからは、体育の授業や全校集会など、様々な活動を涼しい体育館で行うことができます。子どもたちが暑さを気にすることなく、のびのびと体を動かし、集中して学ぶことができる環境が整ったことを、心から嬉しく思います。

 なお、一般の方への体育館開放につきましては、9月中旬から下旬以降になる予定です。冷暖房の使用は、有料となりますので、あわせてお知らせします。

今日の栖本っ子~今日も意欲的に学ぶ子どもたち~

 本日も朝から厳しい暑さが続いておりますが、子供たちは暑さに負けず、それぞれの学びに向き合い、輝く笑顔を見せてくれています。

 1年生の教室をのぞくと、国語の課題に真剣に取り組む姿がありました。一人でじっくりと向き合う子、友達と顔を寄せ合って相談する子、それぞれのやり方で課題を乗り越えようとする姿は、とても頼もしく見えました。自分に合った学び方を選び、集中して取り組む力は、これからますます重要になります。

 2年生は「身の回りには情報がいっぱいあるよ!」という先生の声に、目をキラキラさせていました。教室の中を見渡すうちに、「あ、カレンダーに日付が書いてある!」「時間割にも今日の情報があるね!」と、次々と身近な発見を教えてくれました。何気ない日常の中にも学びの種が隠されていることに気づく、素晴らしい時間となりました。

 3年生は、文章を書く前の「考えの整理」に挑戦していました。タブレットを器用に使いこなし、まるでパズルのようにアイデアを整理していく姿は、私たち大人も感心するほどです。子供たちの思考の道筋が、デジタルツールによって可視化され、より深く、より広がる可能性を感じさせてくれました。

 4年生の国語では、詩の学習が進められていました。心に響く詩の世界を読み解くため、分からない言葉の意味をタブレットで調べたり、友達と「これってどういう意味かな?」と活発に話し合ったりしていました。お互いに教え合い、学びを深めていく様子は、仲間と共に成長する喜びを感じさせてくれます。

 5年生は理科の時間に、流れる水が土地にどんな変化をもたらすのかを探っていました。教科書の写真や映像を食い入るように見つめ、「あ、川ってこんな風に曲がるんだ!」「石が丸くなるのは、水のせいかな?」と、たくさんの「気づき」を意欲的に発表していました。

 6年生の教室からは、熱心な話し合いの声が聞こえてきました。お気に入りの本や、心に残った一冊について、友達と語り合っていました。互いの読書体験を分かち合うことで、本の魅力がさらに広がり、新たな本との出会いにもつながります。言葉を交わし、心を動かす時間を大切にしている姿が印象的でした。

 

今日の栖本っ子~4年生、栖本町敬老会に向けて~

 9月7日(日)に開催される栖本町敬老会での発表に向けて、4年生が体育館で一生懸命に練習に励みました。

今年の発表は、主に4年生が子ども民生委員としての活動していることを地域のおじいちゃん、おばあちゃんに紹介するものです。短い練習期間ではありましたが、子どもたちは、真剣な眼差しで、それぞれの台詞をはっきりと、堂々と発表していました。自分たちが学んだことを地域の皆さんに伝えたいという、子どもたちの熱い想いがひしひしと伝わってきました。本番を前に、少し緊張している子もいるかもしれませんが、それもまた、本番に臨む真剣さの表れだと思います。栖本小学校の代表として、自信を持って素晴らしい発表をしてくれることを願っています。

  当日の子どもたちの晴れ舞台を、どうぞ楽しみにしていてください。 がんばれ、4年生!


 

今日の栖本っ子~6年生から1年生まで、みんなで楽しむ朝のひととき~

 本日は、朝から子どもたちの元気な声が学校中に響き渡りました。水曜日の朝タイムの時間に、異年齢のグループである「きょうだい班」での遊びが行われたからです。事前にそれぞれの班で話し合い、遊びの内容を決めていたので、みんなこの日を心待ちにしていたようです。

 教室のあちこちで遊びが行われました。キャップを高く積み上げる「ボトルキャップつみ」や、ボールをバケツに入れる「ホールインワン」、そして「ドッジパスリレー」では、どうすれば成功するか、真剣な表情で話し合う姿が見られました。「いすとりゲーム」や「かるた」では、みんなの笑い声が絶えませんでしたし、けん玉やおはじきといった「昔遊び」に熱中する姿もありました。

 学年の垣根を越え、1年生から6年生までが一緒になって一つのことに熱中する姿は、見ているこちらまで心が温まり、自然と笑みがこぼれてしまいました。上級生が下級生に優しくルールを教えたり、失敗しても「大丈夫だよ」と励ましたりする姿に、日頃から育まれている温かい絆を感じ、うれしくなりました。互いに協力し、工夫を凝らしながら、楽しそうに活動する子どもたちの姿は、学校にとって何よりの宝物です。

 これからも、こうした活動を通して、子どもたちがたくさんの笑顔と自信を育んでいけるよう、見守っていきたいと思います。

今日の栖本っ子~いきいきと学ぶ子どもたち~

 9月2日(火)、今日は朝タイムに石井先生から、全校児童に2学期の学習の進め方について話がありました。これまでの学びをさらに一歩進め、子どもたちがより主体的な学習を行っていくための学習の進め方についての話です。。スクリーンに映し出されたスライドを真剣に見つめる子どもたちの瞳は、新しい学びへの期待と意欲が感じられました。 

今日の授業風景から
 各教室を回ると、子どもたちのいきいきと学習に取り組んでいる様子を見ることができました。

 1年生:算数の時間。「10よりおおきいかず」を学ぶ子どもたちは、タブレットを巧みに使いこなしていました。画面いっぱいのウサギやチョウ、花を数える姿は、デジタル機器を文房具のように自然に使いこなしなが ら意欲的に課題解決に取り組んでいました。


 2年生:算数の時間。「2けた+2けた」の計算に挑戦していました。繰り上がりのある計算という少し難しい課題も、みんなで一つひとつ丁寧に確認し、声を掛け合いながら理解を深めていました。


 3年生:外国語の授業。"What do you like?" "I like ~" の表現を、ゲームをしながら楽しく学んでいました。教室には笑顔が溢れ、遊びの中から自然と英語のフレーズを身につけていく様子はとてもいいなと感じました。


 4年生:理科の授業。夏の終わりに見られる生き物の変化について、活発な意見交換が行われていました。自分たちが見つけた小さな発見を共有することで、季節の移り変わりを肌で感じ、学びを深めているようでした。


 5年生:国語の時間。家族旅行の行き先を「海」か「山」かで話し合っていました。子どもたちはそれぞれの場所の魅力を熱心に語り合い、互いの意見に耳を傾けながら、最適な選択肢を探していました。


 6年生:算数の時間。円の面積の求め方に挑んでいました。これまでに学んだ知識を総動員し、「どうすれば解決できるだろう?」と意欲的に思考を巡らせていました。

 子どもたちの「もっと知りたい!」「もっとやってみたい!」という探究心と好奇心に満ちた姿を見るたびに、大きな喜びを感じます。2学期も、子どもたちの個性と可能性を大切に育んでいきたいと思います。

今日の栖本っ子~9月に入り、2学期が本格的に始まりました!~

 9月1日(月)、今日から9月がスタートしました。夏休みが終わり、2学期が始まって2日目となりますが、朝から太陽が照りつけ、夏を思わせる暑い一日となりました。

 そんな暑さにも負けず、子どもたちは集団登校で元気に学校にきてくれました。登校班の列からは、「おはようございます!」という元気いっぱいの声が聞こえてきました。登校初日よりも、あいさつの声が一段と明るく「さすが栖本っ子!」と心の中でつぶやきました。子どもたちの元気な姿から、私たちもたくさんの力をもらっています。2学期も、子どもたち一人ひとりの輝きを大切にしながら、実りある日々にしていきたいと思います。

今日の栖本っ子~今日から2学期です!!~

 8月29日、いよいよ2学期が始まりました。長い夏休みを終え、ひとまわりもふたまわりも大きく成長した栖本っ子のみんなの元気な笑顔に会えて、嬉しく思います。

 始業式では、各学年の代表が、夏休みの思い出と2学期に頑張りたいことを堂々と発表してくれました。その姿からは、それぞれが掲げた目標に向かって、2学期を充実させようという強い意気込みがひしひしと伝わってきました。 

 代表児童の皆さんが発表してくれた目標には、共通してキラリと光るものがありました。

「苦手」に臆することなく「挑戦」する心

「苦手な漢字や計算を毎日丁寧に頑張る」「体育の鉄棒を克服する」「習字の難しい部分を習得する」といった具体的な目標は、自分が「難しい」と感じていることに真正面から向き合い、乗り越えようとする強い気持ちが表れていました。

「継続すること」の大切さ

「毎日頑張る」「練習を重ねる」という言葉からは、一夜にして成し遂げるのではなく、日々の地道な努力を続けることの大切さをしっかりと理解していることが分かりました。

質の高い「自学」への意欲

「自分で課題を見つけ、質の高い自学に取り組みます」という目標は、言われたことをするだけでなく、自ら学びを深めようとする、未来へつながる大切な意欲が感じられました。学びをより深めようと目標を立ててくれていることを知り、大変嬉しく思いました。今後の頑張りが楽しみです!

明確なゴールを設定する力

「持久走で1位を目指します」といった目標は、ただ漠然と「頑張る」のではなく、「何を達成するか」がはっきりとした具体的な目標設定ができていて素晴らしいなと感じました。明確な目標に向って、今後の頑張りが楽しみになりました。

各学年の代表の発表は、今後頑張るぞという意慾が感じられ、素晴らしかったです。素晴らしい発表を聞きながら、他の栖本っ子のみんなにも、きっと「よし、自分も頑張ろう!」という前向きな気持ちが芽生えたことと思います。

「す・も・と」で創る、最高の2学期
 始業式で、栖本っ子にもっともっと頑張ってほしい3つの「す・も・と」について話しました。

 「す」:素敵な笑顔で挨拶できる栖本っ子
 栖本っ子の元気な「おはようございます!」を含めたあいさつの言葉は、家族や先生方、地域の皆さん、そして友達を笑顔にし、元気にします。2学期は、この元気にするあいさつを「誰にでも」届けて、挨拶の輪をさらに広げていければいいなと思います。

 「も」:目標に向かってチャレンジする栖本っ子
 2学期も運動会や様々な学習、行事が控えています。一つひとつの活動に目標をもち、失敗を恐れず挑戦して、自分の可能性を広げてほしいと願っています。困難な状況でも決して諦めず、工夫と努力で夢を叶えた甲子園球児・横山温大選手のお話を始業式で行いました。横山選手は、生まれつき左手の指がないというハンディをものともせず、「どうすればできるか」を考え続け、人の倍の努力を重ねて強豪校のレギュラーになりました。「できないことはない」と勇気を与えてくれた横山選手の姿から、栖本っ子にも「どうすればもっとうまくできるか」を考える習慣を身につけてほしいと思います。

 「と」:友達を大切にする、思いやりあふれる栖本っ子
 栖本小学校には、59人の大切な仲間がいます。顔も好きなことも違うけれど、お互いの個性を認め合い、困っている友達に「大丈夫?」と声をかける優しさは、学校を温かい場所にしてくれます。2学期も、栖本っ子の優しい気持ちが溢れる学校にしていければと思います。

 

 2学期も、栖本っ子が笑顔で「学校に来るのが楽しい!」と思えるよう、教職員一丸となり全力でサポートしていきます。保護者、地域の皆様にも、何かとお力をお借りすることも多々あることかと思いますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。

今日の栖本っ子~夏休み子ども絵画教室~

  8/8(金)の午後、夏休み子ども絵画教室が栖本中学校で開催されました。今年のテーマは「ちょっと変な絵を描いてみよう。シュールレアリズム(超現実主義)~現実を超えた世界を表現する~」。

 栖本町ご出身で国内外でご活躍されている画家、横島庄司先生をお迎えし、子どもたちは現実を超えた不思議なアートの世界に足を踏み入れました。

 講師を務めてくださったのは、横島庄司先生です。スペインのマドリッド大学で博士号を取得されるなど、世界を舞台に活躍されている画家さんです。そのお忙しい合間を縫って、故郷の子どもたちのためにと、特別に授業を行ってくださいました。 

「よく観察すること」から生まれる自由な発想
 今回の絵画教室では、まず「よく観察すること」の重要性について教えていただきました。目の前にあるものをじっくりと見つめ、その形や色、そして隠された物語を探る。これは、絵を描くことはもちろん、日々の生活や人との関わりの中にも通じる大切な力です。子どもたちは、この観察力を通じて、作品の土台を築いていきました。「模写」と「写生」という二つの技法を組み合わせ、一つの画面に表現するユニークな課題に取り組みました。天草の美しい風景を写実的に描き写す一方で、その風景の中に、空中に浮かぶ野菜など、現実にはありえない不思議な光景を自由に描き加えました。

 「絵の世界では、何でも表現できる。ルールなんてないんだよ」という先生の言葉に、子どもたちのそれぞれが持つ自由な発想力が一気に花開きました。

 今回の絵画教室が、子どもたちにとって、絵を描くことの楽しさや、物事を深く見つめる大切さを知る貴重な経験となったことと思います。

 ご指導くださった横島先生、渡辺公民館長様、栖本支所 平田様、そして、暑い中参加してくれたみなさんに、心より感謝申し上げます。

今日の栖本っ子~56年生寺子屋体験~

 8/2~8/3に、56年生の子どもたちは「寺子屋体験学習」に参加しました。明治時代初期の 「寺子屋学習」 を再現し、 一汁一菜 (粗食)、 清掃作業、 食事作法、礼儀作法や、歴史を学び、 昔のあそびなどを体験することで、 地域の良さ、古き良きふるさとの再発見へつなげる。 また、 この体験を通して、 集団生活の心得や仲間と協力する心を養うことを目的として寺子屋体験は実施されました。

 歴史講座では、梅川定憲先生のお話や蓄音機の音色に真剣な眼差しで聞き入っていました。「水鉄砲作り」では、古江地区老人会の皆さんの丁寧なご指導のもと、竹を切ったり、布を巻いたりしてよく水がとぶ水鉄砲をつくることができました。できあがった水鉄砲を夢中になっていく何回も何回も水をとばしている姿が印象的でした。完成した水鉄砲で遊ぶ子どもたちの笑顔は、きらきら輝いていました。

 

 

 

 川遊びでは、天草市青年団栖本支部の方々に見守られながら、澄んだ川の流れに歓声をあげていました。夜は「よみち散策」、二日目には、「竹とんぼ作り」や「伝承遊び」を通して、古き良き日本の遊びの楽しさを学びました。

 この二日間の経験を振り返って書いた「感想文」からは、子どもたちの大きな成長と、この体験学習への感謝の気持ちがひしひしと伝わってきました。 普段の学校生活では味わえない貴重な体験を通して、子どもたちは多くのことを学び、心身ともに大きく成長してくれたと確信しています。この経験が、これからの学校生活や人生において、彼らの豊かな心を育む糧となることを心から願っています。今回、ご協力いただきました地域の皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

今日の栖本っ子~福祉を学び、心を育む!梅寿荘での貴重な体験~

 7月30日(水)、4年生児童が特別養護老人ホーム梅寿荘にて開催された「令和7年度ワークキャンプ事業」に参加しました。

 このワークキャンプは、児童が福祉講座を通して社会福祉への理解と関心を深め、ボランティアや市民活動への参加のきっかけづくりを目的としています。また、疑似体験を行うことで、「相手を思いやる心」と「支えあう心」を育む、大変意義深い機会となりました。

ワークキャンプでは、以下のプログラムに取り組みました。

福祉講座(高齢者・認知症について):高齢者や認知症に関する講義を受け、基礎知識を学びました。
施設見学:梅寿荘の施設内を見学し、高齢者の方々が生活される環境や介護の現場を間近で見学しました。
介護ロボット・車いすリフト体験:最新の介護ロボットや車いすリフトを実際に操作・体験し、介護の技術や工夫に触れることができました。
感想文作成・グループワーク:体験を通して感じたことや学んだことを感想文にまとめ、グループで共有することで、学びを深めました。
 参加した児童は、真剣な態度で講義に耳を傾け、積極的に体験活動に参加していました。今回の貴重な経験が、子どもたちの社会福祉への関心を高め、将来のボランティア活動への第一歩となることを期待しています。

 体験後には、おいしいかき氷をいただきました。貴重な体験の場を提供してくださった天草市社会福祉協議会 栖本支所、特別養護老人ホーム梅寿荘の皆様、大変ありがとうございました。

今日の栖本っ子~子どもたちの成長を振り返って~

 1学期は、子どもたちが「めざす栖本っ子」の目標である「す・も・と」を意識し、様々な場面で力を発揮してくれました。

「す」:元気な挨拶は栖本小学校の宝物です。登校時に地域の方々や先生方や友達に元気いっぱいの挨拶を届ける姿、特に一人ひとりが名前を呼んで挨拶してくれる姿に、私自身もたくさんの元気をもらっています。
「も」:目標に向かってチャレンジする心は、様々な場面で発揮されました。運動会では、応援団やリレーで最後まで諦めずに走り抜き、仲間と心を一つにする姿。また、漢字・計算大会に向けて休み時間や家庭で計画的に練習に取り組む姿。プールでは、自分の限界に挑戦し、少しでも長く泳げるように頑張る姿も見られました。
「と」:そして、困っている友達に「大丈夫?」と声をかけ、自然と助け合う姿がたくさん見られました。「ありがとう」や「ふわふわ言葉」が飛び交う校内は、子どもたちの優しさであふれています。
 さて、いよいよ明日から夏休みです。1学期、子どもたちは、勉強で行事で、委員会活動で本当によく頑張ってくれました。心と体をしっかり休め、家族との時間や好きなことに思い切り挑戦する大切な時間にしてほしいと終業式では伝えました。ご家庭でも、命を大切にすることを第一に、安全で楽しい夏休みを過ごしてください。交通安全、水の事故、熱中症、スマートフォンの使い方など、ご家庭でも今一度お子さんと確認をお願いいたします。

 日々のホームページをご覧いただいていること、日頃より温かく子どもたちを見守ってくださる保護者・地域の皆様に、心から感謝申し上げます。2学期に、元気いっぱいの子どもたちから夏休みの思い出話をたくさん聞かせてもらえることを心待ちにしています。1学期、お世話になりました。

今日の栖本っ子~4年生子ども民生委員~

 

 7月17日(木)に、4年生が総合的な学習の時間で、栖本町民生委員の皆様を学校にお迎えし、交流会を行いました。「子ども民生委員として、私たちに何ができるだろう?」というテーマのもと、まずは民生委員の皆様から、日頃どのような活動をされているのか、お話を伺いました。子どもたちは皆、真剣な眼差しで耳を傾けていました。

その後は、グループに分かれて自己紹介を交わし、活発な意見交換が始まりました。「地域のお年寄りが集まるサロンに参加してみたい」「困っている人に自分から声をかけてみる」「話すときは、相手に伝わるように、会話が続くように言葉遣いや話し方を工夫したい」など、子どもたち一人ひとりが、自分にできることを真剣に考えていました。今回の交流会で生まれた子どもたちの「やってみたい」という気持ちが、夏休みや2学期に向けて、地域を思いやる優しい心となって大きく育っていくことを願っています。

 本日は、民生委員の皆様、ありがとうございました。

今日の栖本っ子~命を守る大切な学び 着衣泳法指導~

 本日、7月16日(水)、栖本小学校では子どもたちの命を守る大切な学習である、着衣泳法指導を実施しました。これは、夏休みを前に子どもたちが事故に遭わないための知識と技能を身に付けるとともに、海水浴などのマリンレジャーにおける安全意識を高め、予期せぬ状況で水に落ちてしまった際に、慌てることなく自分の命を守るために必要な態度と技能を育むことを目標としています。

 今年度は、広域連合中央消防署から3名の方を講師としてお招きし、ご指導いただきました。

 

 子どもたちは水着の上に洋服を着て水の中に入り、まず25メートル進んでみました。洋服を着ていると体が重く進みにくいことがわかったようです。次に流れの中で浮いたり、ペットボトルを抱えて浮いたりしました。はじめは上手に浮くことができなかった子どもたちも、講師の方の丁寧なご指導により、徐々にペットボトルを抱えて上手に水面に浮かぶことができるようになりました。

 

 今回の着衣泳法指導を通して、子どもたちは水の危険性について深く理解し、自分の命を自分で守るための具体的な方法を学ぶことができました。この経験が、夏休みだけではなく、今後の生活においても安全に過ごすために役立つことを願っています。

 お忙しい中、子どもたちのために貴重な時間を割いてご指導くださった講師の方々に心より感謝申し上げます。

今日の栖本っ子~毎日おいしい給食ありがとうございます!~

 

 7月15日、青い空が広がり、降り注ぐ日差しがまぶしい一日となりました。1学期も残すところあと4日となりました。さて、今日は子どもたちの学校生活を支える大切な「食」についてとりあげたいと思います。 

7/15(火)のメニュー

フレンチトースト、牛乳、ポトフ、ツナマヨサラダ

7/8(火)のメニュー

手作りバジルベーコンパン、牛乳、冬瓜スープ、シーザーサラダ

 

地元の恵みをいただく
  近年、食材や米の価格が高騰し、全国的に給食費の値上げが大きな話題となっています。本校の給食も、1食あたり70円の値上がりとなりましたが、この値上がり分につきましては、天草市より全額ご助成いただいております。保護者の皆様にご負担をおかけすることなく、子どもたちに美味しい給食を提供できることに、心より感謝申し上げます。このような状況の中、栖本学校給食センターの皆様は、子どもたちのために日々、様々な工夫を凝らしてくださっています。特に力を入れているのが「地産地消」です。栖本町や倉岳町で採れた新鮮な野菜等を積極的に献立に取り入れ、地元への愛着を育むとともに、食の安全にも配慮してくださっています。また、子どもたちに大人気の手づくりパンも、給食センターの皆様の愛情がこもった逸品です。温かいご飯やパン、栄養満点のおかずが並び、子どもたちは毎日、笑顔いっぱいで給食をいただいています。

「いただきます」に込める感謝の気持ち
 毎日、当たり前のようにいただいている給食ですが、そこには多くの人々の手間と愛情が詰まっています。食材を育ててくださる方々、調理をしてくださる給食センターの皆様、そして温かいご支援をくださる天草市に、心からの感謝を申し上げたいと思います。子どもたちには、この感謝の気持ちを忘れずに、「いただきます」の言葉に、命をいただく尊さと、支えてくださる方々への感謝の心を込めてほしいと願っています。

今日の栖本っ子~タブレットを活用した授業~

 

 7月14日(月)、1学期も残すところあと5日となり、子どもたちはそれぞれのまとめの学習に、一生懸命取り組んでいます。本日は、全学年でタブレットを活用した授業に取り組みました。単に「ICT機器」としてではなく、まるで鉛筆やノートのように、子どもたちが学びを深めるための「文房具」として自然にタブレットを使いこなせるように発達段階に応じて授業の中で活用しています。子どもたちは、タブレットを操作しながら、それぞれの課題に楽しそうに、時には真剣な眼差しで向き合い、黙々と学習を進める姿が見られました。

指導主事の先生をお招きして
 今日は、熊本県教育庁教育政策課より松下純也指導主事をお招きし、各クラスの授業を参観していただきました。松下指導主事からは、「どのクラスも、与えられた課題に集中して取り組む姿が素晴らしいですね」と、栖本っ子の学習に臨む真摯な姿勢に対してお褒めの言葉をいただきました。また、本校の先生方にも、より効果的な授業づくりについて、専門的な視点から貴重なアドバイスをいただきました。子どもたちの「わかった!」「やってみたい!」という笑顔をさらに増やせるよう、先生方も熱心に耳を傾けていました。今後も、松下指導主事には定期的に学校へお越しいただき、子どもたちの学習の様子を見守りながら、さらなる学びの質の向上に向けてご助言をいただく予定です。

 現代社会において、情報活用能力は必要不可欠な力です。栖本小学校では、これからもタブレットをはじめとするICT機器を積極的に活用し、子どもたちが自ら考え、表現し、そして共に学び合う力を育んでいきます。タブレットが鉛筆やノートと同じように、子どもたちの学習活動に溶け込むことで、学びの世界は無限に広がっていくと思います。子どもたちの「できた!」という喜びや、「もっと知りたい!」という探求心を大切に育みながら、未来をたくましく生きる栖本っ子を、教職員一同、力を合わせて育てていきたいと考えています。

 

今日の栖本っ子~体験から学ぶ~

4年生:イルカとの共生事業
 4年生は「イルカとの共生事業」で五和町へ出かけました。前日の夜から、楽しみでなかなか寝付けなかったという子どもたちの声も聞かれました。現地では、豊かな海を守るための活動について、熱心に耳を傾ける子どもたち。そして、いよいよ楽しみにしていたイルカウォッチングでは、天草の美しい海で、悠々と泳ぐイルカたちの姿を間近で観察し、子どもたちは歓声を上げていたそうです。この体験を通して、海の豊かさ、そしてそれを守ることの大切さを肌で感じ取ってくれたことと思います。

 

5年生:作陶体験
 5年生は学校に「濱平窯」の伊津野さんをお招きし、作陶体験に挑戦しました。子どもたちは「カップづくり」と「皿づくり」に分かれ、真剣な眼差しで粘土と向き合いました。最初はなかなか思うようにいかない様子も見られましたが、伊津野先生の丁寧なご助言をいただきながら、子どもたちはそれぞれの想像力を膨らませ、世界に一つだけの、個性豊かな作品を創り上げていました。土の感触を楽しみ、自分の手で何かを形にする喜びを存分に味わえたようです。

今日の栖本っ子~暑さに負けず頑張っています!~

 7月10日(木)、今日はいつもよりは暑くないようですが、暑さに負けず頑張っています。

 隅々までピカピカ!

 暑さに負けることなく、子どもたちは校舎の掃除に一生懸命取り組んでいました。職員玄関や廊下など、それぞれの持ち場を黙々と、そして丁寧に掃除に取り組んでいました。学校を自分たちの手で美しく保とうと黙々と相似に取り組んでいる姿に、感心しました。

 

2年生、キュウリ収穫!
  2年生の子どもたちからは、嬉しいおすそ分けがありました。生活科の学習で大切に育ててきたキュウリが大きく実り、みんな嬉しそうな表情でみずみずしくて立派なキュウリをおすそ分けしてくれました。自分たちで育てたものを収穫し、その喜びを周りの人と分かち合う経験は、子どもたちの心に豊かな実りをもたらしてくれることでしょう。

 1学期も残りわずか
  1学期も、残すところ今日を含めてあと7日となりました。この1学期、子どもたちは多くのことを学び、心も体も大きく成長しました。残りの日々も、一日一日を大切に、充実した学校生活を送ってほしいと思います。

今日の栖本っ子~安全な登校と元気な挨拶を目指して!~

 7月9日(水)の朝は、地区ごとに集まり、地区児童会が行われました。

 各登校班では、これまでの登校の様子を振り返り、「歩き方はどうだったか」「元気よく挨拶ができていたか」といった点について、子どもたち自身で真剣に話し合いました。また、通学路や家の近くに危険な場所がないかを確認し合うなど、安全意識を高めるよい機会となりました。

 毎日、暑い中、子どもたちは本当によく頑張って歩いて登校してくれています。しかし、今日の話し合いの中では、「挨拶の声が小さくなってしまうことがある」「自分から先に挨拶をするのができない時がある」といった反省の声も聞かれました。一方で、車を停めてくださったドライバーの方々には、きちんと「ありがとう」とお礼を伝えられているという素晴らしい点も確認できました。一つひとつの反省点を、少しずつでも良いので、明日からの登校で改善していってほしいと願っています。みんなで力を合わせ、安全で元気いっぱいの登校を目指していきましょう!

今日の栖本っ子たち~地域の方から学ぶ!~

 

 7月8日(火)4年生と5年生が、それぞれ地域の専門家をお招きし、私たちの生活と深く関わる環境について、深く考える貴重な時間を過ごしました。

4年生:ごみ問題について考える
  4年生は、栖本支所まちづくり推進課の田中様をお招きし、「ごみ」について学びを深めました。田中様からは、「ごみとは何か」という基本的な問いから始まり、ごみの種類、正しい出し方、そして天草市のごみの量や処理にかかる膨大な費用について、多岐にわたるお話を伺いました。子どもたちは、ごみが増えることで私たちの生活や環境にどのような影響があるのか、真剣な表情で耳を傾けていました。「自分たちにできることは何だろう?」という問いが、子どもたちの心の中に芽生えました。この学習を通して、ごみを減らすために何ができるのか、具体的な行動へと繋がるよいきっかけになったと確信しています。

5年生:栖本の川から環境について考える 

 5年生は総合的な学習の時間に、栖本まちづくり協会長の倉田千尋様をお招きし、河内川について学びました。子どもたちからは、河内川の水はどこから来ているのか、川の水のきれいさを保つためにはどうすればよいのか、そして、川をきれいにするための具体的な取り組みにはどのようなものがあるのかなどたくさんの質問が出ました。倉田様は、一つひとつの質問に丁寧に答えてくださり、子どもたちの「知りたい」という気持ちに寄り添ってくださいました。お話の中で特に印象的だったのは、「元気な川にすることが大切。」という倉田様の言葉です。この言葉は、子どもたち一人ひとりが、美しい栖本の川を守るために何ができるのか、具体的な行動を考える大きなきっかけになったようです。

田中様、倉田様、お忙しい中に子どもたちへ貴重なお話をありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。

今日の栖本っ子~空を見上げるひまわり~

 7月8日(火)、今日も朝から強い日差しが照りつけ、暑い1日となりそうです。そんな暑さの中、ふと校庭に目をやると、珍しいひまわりがありました。ひまわりといえば、太陽を追いかけるように東を向いて咲くのが一般的です。しかし、理科専科の上原先生が教えてくださったのですが、よく見てみると、その中にたった一本だけ、まるで空に向かって胸を張るかのように真上を向いて咲いているひまわりがありました。

 実際にそのひまわりを見に行くと、確かに一本だけ天を仰ぐように咲いていました。品種改良されたものなのかもしれませんが、普段なかなか目にすることのないその姿は、私たち大人にとって新鮮な驚きがありました。 このひまわりのように、栖本小学校の子どもたちも、それぞれが持つ個性や可能性を、時に力強く、時にしなやかに伸ばしていってほしいと願っています。



今日の栖本っ子~計算大会に挑戦!~

 7月7日(月)は七夕ですね。

 さて、1学期も残り2週間となりました。栖本小学校では、それぞれの学年で1学期の学習のまとめに力を入れています。

 今日の栖本っ子たちは、計算大会に一生懸命取り組んでいる姿がたくさん見られました。難しい問題に頭を抱えながらも、鉛筆を走らせ、真剣な表情で問題と向き合う姿はとても印象的でした。1学期に身につけた力を試す大切な機会です。残りの日々でしっかりと学習のまとめを子どもたちと共に頑張っていきます。


今日の栖本っ子~授業参観、学級懇談会への参加、ありがとうございました~

 7月4日(金)の午後からは、猛暑の中、お忙しい時間を割いて、多くの保護者の皆様に授業参観、PTA連絡会、そして学級懇談会へご参加いただき、心より感謝申し上げます。 

「命を大切にする心」を育む授業
  今回の授業参観では、各学年で「命を大切にする心」を育むことをテーマに、授業を公開いたしました。子どもたちは、真剣な表情で資料を見つめたり、友達と活発に意見を交わしたりしながら、命の尊さについて深く考えている様子が見られました。

 授業を通して、子どもたちが自らの命はもちろんのこと、かけがえのないご家族や大切な友達の命の重さについても、改めて心に刻んでくれたことと信じております。この学びが、子どもたちがこれから毎日を過ごしていく中で、どうすれば良いかを考え、行動していく上での大切なよりどころとなり、充実した人生を送るための土台となってくれることを願っています。

今日の栖本っ子たち~暑い夏も何のその!栖本っ子の学びは熱い~

 7月4日(金)、今日の栖本っ子の様子をお知らせします。 

1年生:書写でぐんぐん上達!
 1年生の教室では、書写の時間、お手本をじっと見つめ、先生の「ここをこうするんだよ」という声に耳を傾けながら、丁寧に字を書いていましたね。とめ、はね、はらいに気をつけながら、一画一画集中して書く姿は本当に立派です。日に日に文字が上達しています。 

2年生:算数で「かさ」の計算に挑戦!
 2年生は、算数で「水のかさ」を使った計算問題に挑戦していました。リットルやデシリットルといった単位に戸惑いながらも、「長さの計算と同じように、同じ単位同士で計算するんだよ」という先生の説明を真剣に聞き、黙々と練習問題に取り組んでいました。難しい問題にもあきらめずに、粘り強く取り組む姿は、今後の大きな成長に繋がるはずです。

 3年生:リコーダーで美しい音色を
 3年生は音楽室で、リコーダーの練習に励んでいました。「シ」「ラ」「ソ」の音を出すために、指の動きとタンギングを合わせることに集中していましたね。最初はなかなか思うように音が出なくても、友達と教え合ったり、先生のアドバイスに耳を傾けたりしながら、少しずつ美しい音色が出せるようになっていました。

 4年生:理科のまとめで思考力アップ!
  4年生の理科では、「とじこめた空気と水」の学習のまとめを行っていました。これまでの実験や観察で学んだことを思い出しながら、テストに向けて集中して問題に取り組んだり、教科書やノートを見返したりと、それぞれの方法で知識を深めていました。

 5年生:家庭科で針と糸に集中!
  5年生は家庭科室で、半返し縫いやボタン付けに挑戦していました。慣れない手つきながらも、真剣な表情で針と糸を操っていました。一つひとつの作業に集中し、丁寧に縫い進めることで、ものづくりの楽しさや達成感を味わっていました。完成した作品を見るのが今から楽しみです。

 6年生:図工で創造力を発揮!
 そして6年生は、図工の時間に一枚の板から小物入れづくりに取り組んでいました。中には、驚くほど緻密な設計図を書き上げている子どももいて、その発想力と丁寧さに私も大変驚きました。細部までこだわり、自分だけのオリジナル作品を作り上げようとする意気込みが感じられました。どのような素敵な小物入れが完成するのか、こちらも今から楽しみです。

 

今日の栖本っ子~新聞記事から考える~

 昨日、今日と4年生から6年生の子どもたちに今年の夏の気候に関する新聞記事を読み、それぞれの感じたことや考えたことをタブレットで入力してもらいましたので、紹介します。

 「異常な暑さ」に子どもたちも驚き!
 新聞記事を読んだ多くの子どもたちが、今年の夏が「6月気温過去最高に」という見出しに強い関心を示していました。記事には、今年の6月の日本の平均気温が観測史上最も高くなったという記述で、平年よりも気温が2.34度も高くなるという事実に驚きの声を上げている子どももいました。

 感想を読んで感心したのは、この暑さが地球温暖化の影響であると的確に捉え、二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすために自分たちに何ができるかを考え始めている子がいたことです。未来を担う子どもたちが、このように具体的な行動にまで思いを馳せていることに、感心しました。

夏を元気に乗り切るための秘訣は?
 「暑い夏を健康に過ごすために最も大切なことな何だと思いますか。」との問いには、多くの子どもたちが「水分補給」と答えていました。こまめに水を飲むだけでなく、熱中症対策として、ふだん学校以外では「塩入の水」を持参するなど、すでにしっかりとした意識を持って対策を講じていることに感心しました。

 その他にも、以下のような工夫や心がけが挙げられました。

・屋外での活動を控えめにする
・こまめに汗を拭き、清潔を保つ
・日差しを避けて日陰を選んで歩く
・手洗いやうがいを徹底する
・バランスの取れた食事と十分な睡眠
・日頃からの体調管理と体力づくり
そして、「気合い!」という力強い言葉も飛び出し、子どもたちらしい発想に思わず笑顔になりました。
家庭で実践できる暑さ対策の工夫
 また、「家でできる暑さ対策で、何か工夫していることはありますか。」とたずねてみました。

 最も多かったのは、エアコンや扇風機を上手に活用するという意見でした。「電気代を気にせずにつけるのが大切」という、保護者の皆様にとっては耳の痛い(?)意見もありましたが、命を守るための大切な心がけとして、子どもたちも理解していることがうかがえました。

 その他にも、涼しく過ごすための具体的なアイデアが豊富にありました。

・冷たい飲み物やアイスで体を内側から冷やす
・寝具を夏用に替えたり、接触冷感素材の敷物を使ったりする
・打ち水やすだれ、グリーンカーテンで涼を呼び込む
・窓を開けて風通しをよくする
・半袖など涼しい服装を心がける
また、「暑い食べ物や飲み物を控える」「厚着をしない」といった、体感的な工夫も挙げられました。

新聞記事から広がる学びと疑問
 新聞記事を読むことで、子どもたちの中には新しい発見や、さらなる疑問が生まれたようです。

「太平洋高気圧」という言葉を初めて知ったという声や、「偏西風が北寄りに流れると日本の広い範囲が暖かい空気に覆われやすくなる」という記述に興味を持ち、「なんでだろう?」と純粋な疑問を抱いた子もいました。

このような「なぜ?」という探究心こそが、学びの原点であり、知的好奇心の芽生えだと思います。これからも、様々な事柄に目を向け、疑問を持ち、自ら調べ考える力を育んでいってほしいと願っています。

 

 学校では、子どもたちが健康で充実した夏を過ごせるよう、引き続き細心の注意を払い、様々な対策を講じていきたいと思います。

 最後に、明日は授業参観・学級懇談会です。保護者の皆様のご来校をお待ちしております。暑い中ですが、参観、よろしくお願いします。

今日の栖本っ子~暑い中にも子どもたちは元気です!~

 7月2日(水)の子どもたちの様子をお知らせします。 

きょうだい班遊び
  朝の時間には、子どもたちが楽しみにしているきょうだい班遊びが行われました。今日は熱中症対策をしっかり行いながら、体育館では学年を超えてドッジボールに夢中になる姿が、また運動場では鬼ごっこを楽しむ姿が見られました。短い時間ではありましたが、上級生が下級生を優しくリードし、下級生は上級生を慕いながら遊ぶ姿がたくさん見られました。こうした異学年の触れ合いが、子どもたちの社会性や思いやりの心を育む大切な 機会となっています。

 歯の健康教室で学び深める1・2年生
 午後からは、1・2年生が天草市歯科衛生士の森本さんをお招きし、歯に関する学習を行いました。むし歯の原因や正しい歯磨きの仕方について、森本さんがクイズを交えながら分かりやすく教えてくださり、子どもたちは目を輝かせながら積極的に答えていました。「どうしてむし歯になるんだろう?」「どうやったらツルツルになるの?」と、真剣に学んでいました。今日学んだことを生かして、歯を大切にしてほしいと思います。

 各学年で深まる学び
  他の学年でも、それぞれのテーマに真剣に向き合う子どもたちの姿がありました。

 3年生は道徳の時間に「たまちゃん 大すき」という教材を通して、「友達とずっと仲良しでいるためには、どんな心が大切なのか」という問いについて、活発に意見を交わしていました。友達との関係を深める上で大切なことを、一人ひとりが考え、みんなで共有する貴重な時間となりました。

 4年生の算数では「四角形」の学習に取り組んでいました。特に平行四辺形を正確に描くことに集中し、真剣な表情で三角定規を使って互いに教えあったり、確認し合ったりしていました。

 5年生は保健体育で「心の健康」について話し合いました。不安や悩みを抱えた時にどうすればいいのか、友達と意見を出し合いながら、心の健康を保つことの大切さを学んでいました。

 そして6年生は、保健体育の時間に「感染症予防」について話し合い、予防のためにどのようなことに気を付けたらいいかを深く考えていました。自らの健康を守るだけでなく、周りの人々の健康も守ることの重要性を理解している様子でした。

今日の栖本っ子 ~今日からはやくも7月です!~

 いよいよ今日から7月。空には夏の気配が色濃く感じられるようになりました。栖本小学校でも、子どもたち  はそれぞれの教室で、生き生きと活動しています。今日の子どもたちの様子をお知らせします。

暑い中、ありがとうございます!
  朝、校庭に目を向けると、教員業務支援員の大塚先生が、子供たちが安全に、そして気持ちよく過ごせるようにと、丹念に草刈りをしてくださっていました。暑い中、大塚先生、ありがとうございます。

   

各学年の学びの様子
  各教室では、子どもたちがそれぞれの課題に真剣に向き合っていました。

 1年生は、算数の時間。「たし算」のフラッシュカードに夢中になって挑戦していました。一人ひとりが一問ずつ答え、記録更新を目指していました。継続は力なり、と言いますが、日を追うごとに計算スピードがぐんぐん上がっていることに、驚かされます。


 2年生は、算数で「かさ」について学んでいました。自分たちが大切に育てているナスやトマトに水をあげながら、バケツのかさを測る学習に取り組んでいました。生活の中にある具体的な事柄を通して学ぶことで、知識がより深く定着しているようでした。

 3年生は、英語の学習に 楽しく取り組んでいました。「I like ~」「I don’t like ~」を使って、先生の質問に答えたり、英語の歌を元気いっぱいに歌ったり。英語の音に親しみ、楽しく学ぶことで、自然と会話の力が身についていくことに期待しています。

 4年生は、理科で「とじこめた空気と水」のまとめの学習を行っていました。豆腐の容器に水が入った状態で積み重ねても潰れないのはなぜか、という問いに、子供たちは熱心に考えていました。これまでの学習で学んだ「水は押しても体積がほとんど変わらない」という水の性質をしっかりと理解し、見事にその理由を導き出すことができていました。論理的な思考力が着実に育っていることを感じました。

 5年生は、音楽室から美しい音色を響かせていました。「リボンのおどり」をリコーダーでパートに分かれて練習し、音が重なり合う響きを味わいながら演奏していました。わずかな練習時間にもかかわらず、息の合った素晴らしい演奏を披露してくれたことに、私も大変驚かされました。子供たちの持つ可能性は無限大ですね。

 6年生は、社会科で「震災後の支援」について深く学んでいました。もしもの時にどのような支援が行われるのか、自分たちに何ができるのか、真剣な表情で考える子どもたちの姿からは、未来を担う頼もしい一面が垣間見えました。

今日の栖本っ子~もしもに備える大切な学び~

 6月30日(月)の5時間目に、全校で不審者対応の避難訓練を実施しました。子どもたちの安全を守るために、万が一の事態に備える、とても大切な訓練です。

 今回は、栖本駐在所の福島さんにご協力いただき、より実践的な訓練を行うことができました。福島さんからは、子どもたちには不審者から身を守るための「対応の仕方」や「逃げ方」について、そして私たち教職員には不審者への「対応の仕方」や「さすまたの使い方」、さらには学校全体として「組織的な動き方」についてなど、多岐にわたる貴重なご助言をいただきました。

 

 特に子どもたちへは、不審者と遭遇した際に「戻らないこと」の重要性を強く伝えました。そして、自分の身を守るための合言葉として、「いやです」「だめです」「行きません」の3つを改めて確認しました。この言葉が、いざという時に子どもたちの心と体を守る盾となることを願っています。

 今回の訓練で得た学びを活かし、子どもたちが安全で安心して学校生活を送れるよう、教職員一同、今後も気を引き締めて、万が一の時にしっかり対応できるよう努めていきます。

 

今日の栖本っ子たち~暑さに負けず~

 6月もあっという間に最終日を迎えました。今朝は太陽がさんさんと降り注ぎ、子どもたちは少し汗ばみながらも元気に登校してきました。夏の訪れを肌で感じる一日となりました。

 さて、今日も学校では、子どもたちは意欲的に学習に取り組んでいました。それぞれの学年様子を紹介します。

 各学年の学びの様子
  1年生は、国語の授業で「は」と「を」と「へ」の使い方に挑戦していました。「『わには』と書くのかな? それとも『わにわ』かな?」と、かわいらしい疑問を口にしながら、一生懸命考えている姿は、まさに学びの原点です。言葉のルールを一つひとつ身につけていました。

 2年生は、生活科で取り組んだ町たんけんの成果を新聞にまとめていました。自分たちの足で地域を巡り、発見したことを協力しながら表現する姿は、頼もしい限りです。また、週末の出来事を教えてくれた子もいました。大切に育てているミニトマトの葉っぱが、なんと大きな幼虫に食べられてしまったそうです! 実物を見せながら熱心に話してくれる姿からは、日々の生活の中にも学びの種が溢れていることを改めて感じさせられました。

 3年生は、社会科の課題に黙々と集中して取り組んでいました。真剣な眼差しで、自分の考えをまとめていました。課題にいつも黙々と取り組んでいる姿には感心します。

 4年生は、社会科で「水はどこから来て、どこへ行くのか」というテーマに挑んでいました。この疑問を解決するために、今度、市役所の水道課の方に質問する内容を考えているところでした。自分たちの生活を支える水について深く考える機会は、今後の生活につながるよい経験となることでしょう。

 そして、5・6年生は、体育の水泳授業で「楽に泳ぐための練習」に意欲的に取り組んでいました。水しぶきを上げながら、腕の動かし方や息継ぎのタイミングなどを工夫し、泳ぎの技術を向上させようと何回も何回も努力している姿は、向上心の高さを感じました。今後の泳力の伸びが楽しみです!!

  子どもたちは、毎日様々なことに興味を持ち、新しい発見をしながら大きく成長しています。私たちが大切にしているのは、子どもたち一人ひとりが持つ可能性を信じ、それを最大限に引き出すことです。これからも、栖本小学校のホームページを通して、子どもたちの生き生きとした学校生活の様子をお伝えしてまいりますので、どうぞ楽しみにしていてください。

 

今日の栖本っ子~読み聞かせ、いつもありがとうございます~

 6月28日(金)の朝の時間には、子どもたちが楽しみにしている「読み聞かせ」がありました。今週も、子どもたちの読書意欲を育む大切な時間となりました。

  今日は3年生の子どもたちが、栖本中学校の倉田校長先生による読み聞かせに目を輝かせていました。選んでいただいた本は、佐野洋子さんの名作「100万回生きたねこ」です。この物語は、生と死、そして本当の愛について深く考えさせてくれるお話です。子どもたちは、それぞれいろんなことを考えるきっかけになったようです。

 本との出会いは、子どもたちの想像力を育み、共感する心を養い、そして何よりも、生涯にわたる学びの喜びへと繋がっていくと思います。毎週、子どもたちに素敵な物語を届けてくださる「ひまわりの会」の皆様には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。皆様の温かいお気持ちとご協力が、子どもたちの豊かな心を育む上でどれほど大きな力になっているか計り知れません。このように地域の方々との連携を深めることは、子どもたちにとって多様な学びの機会となり、豊かな心を育む上で大変意義深いことです。今後も、子どもたちの健やかな成長のために、地域全体で温かく見守り、支えていけるような学校づくりに励んで行きたいと考えています。これからも栖本小学校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

今日の栖本っ子~野菜がぐんぐん育ってます!~

 梅雨の晴れ間、栖本小学校の畑では、子どもたちが育てている野菜が、まさに「ぐんぐん」と力強く成長しています。

 キュウリは日に日に蔓を伸ばし、可愛い花を咲かせたかと思えば、もう大きな実をつけ始めています。ミニトマトも、青々とした葉の間からたくさんの緑色の実を覗かせ、収穫の時を今か今かと待っているかのようです。ナスやピーマンも、太陽の恵みをいっぱいに浴びて、その存在感を増しています。野菜の成長は、地域のボランティアの皆様の温かいご支援と専門的なご助言の賜物でもあります。野菜を育てることの難しさ、そして喜びを、地域の方々と共に分かち合えることは、子どもたちにとって何よりの学びとなっています。

 毎日、野菜を観察するたびに、子どもたちの瞳はキラキラと輝き、「先生、こんなに大きくなりましたよ!」「もうすぐ食べられそうですね」と、うれしそうに伝えてくれます。今から、子どもたちが育てた野菜を収穫し、みんなで味わう日が今から楽しみです。