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学校生活(ブログ)

「ともだち号」が来ました

 1月17日、ともだち号が昼休みにやってきました。   

 ともだち号が運んでくる読み物は、一度に10冊まで借りることができるので、子供たちもたくさんの本を選んで、読む楽しさを味わっています。

陽だまりや本を抱えし児らつどう

人権集会

 12月21日の5校時に人権集会を開きました。
 それぞれの学年が人権学習で学んだことから、いじめや差別・偏見をなくすために大切にしたいことを考えて発表しました。各学年の発表は次の教材から学んだことを発表していました
 1年生は「さるとかに」
 2年生は「ぼくのランドセル」
 3年生は「食べることは、生きること」
 4年生は「わたしはさびしさに負けない」
 5年生は「私は強く生きる」(水俣病問題学習)
 6年生は「手紙をくれたあなたたちへ」(部落差別問題学習・狭山事件)
 この他に八代人権フェスティバルin八代に参加した、児童会の報告をビデオで視聴しました。

 子供たちは、人権を大切にする生き方を真剣に考えて発表していました。

 人権集会で話したっかけれど、時間の都合で話すことができなかったので、下に記します。ご一読ください。

 差別やいじめには7つの立場があります。今のあなたはどの立場ですか?

(1)差別する人

(2)差別される人

(3)差別をあおる人

(4)差別をなくす努力をする人

(5)差別に同調する人

(6)差別を見ているだけの人

(7)差別に無関心な人

 この7つのうち、(1)(3)(5)(6)(7)の5つの立場はすべて「差別をしている」ことになります。差別は「差別する人」だけでなく、「差別をあおったり、同調する人」も「差別を見ているだけの人」も「差別に無関心な人」もすべて「差別を許している」ことになります。

 差別やいじめの問題は、「差別される側」「いじめられる側」に問題はありません。問題は「差別する側」・「いじめる側」にあります。

 ですから、龍峯小学校の子供たちには、差別やいじめの問題にいつも関心を持って、差別やいじめをなくそうと努力する人になってほしいと思います。

 身近な差別やいじめの問題に関心をもつことが、今、世界中で起きている戦争や紛争をなくす人の立ち上がりにもなります。龍峯小学校の全員が差別やいじめを許さないひと、そして、差別やいじめ・偏見の誤りを正しく指摘し、止める人になることを願います。

 

5・6年生のキャリア教育(職業講話)

 12月20日、鏡消防署氷川分署の消防隊員の皆さんにお越しいただき、5・6年生を対象に職業講話をしていただきました。
 講話では、消防隊員の1日を再現VTRで見せていただきました。24時間密着した再現VTRを観ながら、子供たちは消防隊員の仕事について知ることができました。
 また、救急救命隊員を仕事に選んだ理由を、子供のときからの体験を交えながら話していただきました。子供たちにとっては、仕事を選ぶことを考えるいいチャンスになりました。

救急車出動の再現VTR、この後救急車は学校に向かいます。

 消防署の仕事や救急救命士の仕事の他にも、たくさんの仕事があることを考えさせる講話内容でした。隊員の皆さんの教育に対する情熱を感じながらお話しを聞きました。

 師走は、火災も多くなり、緊急出動が多い時期ですが、時間を割いて職業講話を開いていただいた氷川分署の皆様に心から感謝します。

 

 

 

 

 

持久走大会

 12月18日、気持ちよく晴れ渡った青空の下、全校生徒が持久走大会に参加しました。どの子も粘り強く、諦めることなく走りきる姿が素敵でした。

ラストラン小春日和の6年生

持久走大会の試走をしました

 12月8日・14日・15日の3日間、持久走大会の試走をしました。
 子供たちは、持久走大会の目的である自分のペースを考えることや最後まで諦めずに走り続けることにチャレンジしていました。
 子供たちの中には、設定した目標タイムを更新にしようとする走りに夢中になっている児童もいました。
 1年生は初めての試走でしたが、2年生についていこうとはりきって走る姿も見られました。そして、「1位を抜くためには0位になんなきゃ」と盛り上がっているのが印象的でした。
 また、試走を予定していた日の天気予報が雨の日もありましたので、予定日を変更しながら3回試走をすることができました。しかし、この間、交通安全協会の皆様には急に日程を変更し、無理なお願いをいたしました。大変申し訳なく思っています。
 それでも、予定の変更にすぐに対応していただき、子供たちが安心して安全に走ることができる環境を作っていただきました。
 交通安協会員の皆様には、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。

「痛いけど走った 苦しけど走った」

「明日が変わるかは 分からないけど」

「とりあえずまだ 私は折れない」

引用:SHISHAMO「明日も」から

授業参観・PTA教育講演会

 12月7日 授業参観とPTA教育講演会を行いました。
 授業参観は人権学習の公開授業を参観していただきました。PTA教育講演会は八代市教育委員会生涯学習課社会教育指導員 木本芳照 様にインストラクターを務めていただき、親の学びプログラム「私の意見と親の意見~スマホの利用を通して~」の講座を開きました。
 今回の親の学びプログラムには5年生・6年生も参加して保護者の皆さんと一緒のスマホの使い方やSNSの利用について考えを出し合いました。
 子供たちがスマホやSNSを利用することについて、使い方やルールについて家庭でしっかり話し合い、ルールを決め、それを守っていくことが大切だと改めて考えさせられました。また、便利さの裏側にある危険や犯罪についても確認することができ、子供たちは、自分が加害者になったり、被害者になったりすることを知り、自律できる安全な使い方について考えていくことの大事さを学びました。

 

6年生がGTにミシンの使い方を習い、ナップサックを作りました。

 12月1日、6年生が家庭科「生活を豊かにソーイング」の学習でミシンの使い方をGTに習いました。
 地域学校協働活動推進員(コーディネーター)の福島さんに家庭科の授業のゲストティーチャーを依頼しましたら、髙橋さんをはじめ5名の方にお越しいただきました。
 今回6年生はナップサックを作る計画を立て、ミシンを使って丈夫なナップサックを作ろうとしていました。
 ゲストティーチャー(GT)の皆さんには、ミシンの使い方のご指導だけでなく、まちのしつけや平ひもをつけ忘れを修正していただくなど大変丁寧なご指導をしていただきました。
 そのお陰で、全員が立派なナップサックを作ることに成功しました。
 ゲストティーチャーとしてお越しいただきました地域の皆さんに心から感謝しています。ありがとうございました。

かじかむ手膝も使いてしつけし縫う

芸術鑑賞会・リーディングシアター

 11月29日、芸術鑑賞会を開きました。今年の芸術鑑賞会は、本の朗読と音楽が融合したリーディングシアターという演劇の鑑賞で、語り部の上手な朗読と何種類もの楽器を使った演奏を楽しむことができました。
 今回、朗読(ナレーション)を担当された木内里美さん(Theちゃぶ台主宰)はプロの演者で、楽器演奏を担当されたド・ドルチェの杉本典代さん、友田哲郎さんのお二人と一緒に、リーディングシアターを開いていらっしゃいます。
 この日の最初のプログラムは、富安陽子さんの作品「ドングリ山にすむやまんばあさん」でした。
 主人公の「やまんばあさん」はオリンピック選手より元気な296歳の山姥。プロレスラーより力持ちなのに、その人柄はなんとも素敵でゆかいなの山姥です。
 このユーモラスな山姥(やまんばあさん)の声色や仕草を音声や表情を変えたり、身振りを使ったりしながら表現される木内さんの表現力は実に豊かで、プロの演技を楽しむことができました。子供たちも物語の世界にすっかり入り込んでしまい、作品をからだ全体で感じ、楽しむことができました。
 二つ目のプログラムは、工藤直子さんの詩集「のはらうた」でした。こちらも、作者の工藤さんが詩の中に登場させた生き物や草花の特徴や様子を、声や音楽に表情をつけながら演奏されました。それで、子どもたちもどっぷり「のはらうた」の世界にひたることができました。
 今回の作品の構成や表現方法を、子供たちが学習や表現力の育成に活かすことができたいいのにと感じながら拝聴しました。

底冷えの舞台もあつくす演者かな

 

人権学習授業研究会

 11月28日 八代Bブロック人権同和教育授業研究会を龍峯小学校で行いました。
 この授業研究会は毎年授業担当学校を変えながら、八代の人権同和教育の充実をめざして行っています。
 これまでもこれからも、学校では部落差別をはじめすべての差別をなくすために人権同和教育を行ってまいりますが、今回の授業研究会は子供たちの絆づくりを意識し、一人一人が本音で自分を語る学習に取り組みました。
 子供たちは、自分のことや暮らしを見つめ、自分の言葉で語ることができていましたし、自分語りを聴いた子供たちは、なかまの思いを自分事として考え、感じたこと考えたことを語り手に送り戻すことができていました。
 コロナ禍にあって、子供たちはたくさんお先生方に授業を観られる経験がなくなっており、かなり緊張している様子でした。それでも、担任の先生方が日々人権教育を意識した指導を行っていらっしゃるので、子供たちは安心して公開授業に臨むことができていました。

冬の日に差別せんとて児に学ぶ

※写真画像は一部加工しています。