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学校生活(ブログ)

3年生消防署の仕事を学ぶ

 10月23日、3年生が八代広域行政事務組合鏡消防署氷川分署の隊員さんをゲストティーチャーに迎え、「消防署の仕事」について学習しました。
 3年生は社会科の学習「ちいきの安全を守る」の授業で、消防や警察などの仕事について学習しています。
 今回はその学習の一環で、「消防署の仕事」についての学習を氷川分署にお願いしましたとこと、快く学習の機会を提供していただきました。
 本来なら、消防署に行かないと観ることができない消防車や救急車を学校に移動させていただいたり、消防隊員の緊急出動の様子や消火活動の様子を実演を交えながら丁寧に説明していただきました。また、特殊な工作機械の使い方を見せていただいたり、消防車に乗せていただいたりしました。救急救命の隊員さんからは、救急車の中に取り付けられた機器や救急救命士の仕事について説明していただきました。
 消防隊員の仕事では、隊長の号令ひとつで、消防ホースを延長したり、目標を定めて放水する訓練も見せていただきました。子供たちも、筒先を実際に構えて放水することを体験することができました。
 最後には、隊員の皆さんが手作りされたオリジナルYATSUSHIRO SHOBO CARDをプレゼントしていただきました。
 子供たちにとっては、消防署がそのまま龍峯小学校にやってきたように感じられましたし、隊員の皆さんの準備と心意気に感激し、感謝するばかりでした。

 氷川分署隊員の皆様、貴重な時間を子供たちの学びの時間にあてていただき本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

第二中学校の体験入学

 10月20日 6年生が第二中学校の体験入学に出席しました。
 最初の学校生活の説明「二中ガイダンス」では、生徒会長と執行部のメンバーが6年生の緊張した気持ちを和らげるように楽しい雰囲気をつくって、中学校生活への不安感を取り除こうと努めながら話を進めていました。さすが中学3年生だと思わせる生徒会長の潔さや副会長のテキパキした仕切り(進行)が、とても頼もしく感じました。
 6年生の子供たちも、里永校長先生のお話や生徒会執行部の学校行事や部活の説明を真剣な面持ちで聞いていました。
 また、ガイダンスの最後には里永校長先生から、中学校の制服について紹介があり、来年度からセーラー服と学ランとブレザーの3つの種類から制服を選ぶことができるようになる説明もありました。
 ガイダンスの後、6年生は中学校の国語の体験授業を受けました。
 子供たちはこれまでに、第二中学校と氷川中学校、両校の体験入学に参加しました。この後、自分の将来像を描いて、どの学校に進学するか保護者の方々を交えてしっかりと考えていくことを願います。

秋晴れのさやけき先輩児に宿る

シェイクアウト訓練

 10月20日 シェイクアウト訓練を朝一番に行いました。
 シェイクアウト訓練は、地震の発生の際の3つの安全確保行動「①まず低く、②頭を守り、③動かない」を身につける訓練です。
 子供たちは、今回のシェイクアウト訓練にも真剣に取り組んでいました。いざという時にすばやく反応するためには頻繁に練習を積んでおくことが必要であることをよく理解しているようでした。


 『地震のとき、頭上に何もない場所では、ゆれ自体でケガすることはめったにありません。地震による死亡や負傷の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因と言われます。安全な場所へ避難しようと長距離を移動することによりケガする例がもっとも多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要です。
 地震発生時、激しい揺れに襲われるまで、または、何かが落下してくるまで、自分の身を守るためには数秒の猶予しかないかもしれません。いざという時に備えるには、日頃の訓練が必要不可欠です。
 シェイクアウト訓練は、自分自身、自分の地域、学校が、職場などの組織が、非常時対策の見直し、防災グッズを確認、ケガを防ぐための身の回りの安全対策をとるように促すことも目的として行われています。』(参考資料:日本シェイクアウト提唱会議HP)

 「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」は、 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の伴虚無蔵さんの言葉ですが、自分の出番に備え、前もって技能や知識を高めるために鍛錬し、いい準備をしておくこと事も、避難訓練に真剣に取り組むことも、いつ来るともわからぬ機会(チャンス)をつかんだり、災害から自分を助け、守ったりすることになるようです。

 

6年生が十二校園連絡協議会の人権教育研修会に参加しました

 10月18日 十二校園連絡協議会の人権教育研修会が第二中学校でありました。
 昨年度はコロナ禍であったことから小学生の参加はありませんでしたが、今年度は龍峯小学校と太田郷小学校の6年生も研修会(講演会)に参加しました。
 今年の講師は、北九州を拠点に活動されている音楽バンド「願児我楽夢(がんじがらめ)」の皆さんでした。
 楽曲に反差別のメッセージをのせ、音楽で伝える人権コンサートは、子供たちにとっても初めてのことだったかもしれません。
 演奏された楽曲には部落差別問題をはじめあらゆる差別問題について考え、なくすことを願う思いが込められていました。
 東日本大震災により起きた原発事故のために、故郷を失った福島の

人々の思いを歌詞にした「ああ福島」。
 障がいをもって生まれ、小学校に入学することも許されず、祖母とともに学校に通うことでやっと入学が許され、学校生活を送ることができた喜びや学校のなかまの優しさに出会った嬉しさ、そして、障がいをもって生まれたことに心から感謝し、共に生きてほしい願いを歌詞にした「やさしさに出会えるから-共に生きてください-」。
 ハンセン病の隔離政策により療養所に強制隔離され、家族と引き裂かれ、改名させられ、なかまを失い、偏見や差別から故郷に帰ることもできなかったハンセン病回復者(ハンセン病元患者)の九十余年の思いをつづった「時の響きて-竪山勲さんの思いをもとに-」。
 A子ちゃんの誕生日、部落差別問題の基本的な認識がなく偏見をもった母親は、娘(A子ちゃん)の誕生会に友だちの紗織ちゃんを招待することを許しませんでした。その日の紗織ちゃんの思いを、悲しみを祖母の視点から詩にした「招かれなかったお誕生会」。
 戦争は最大の人権侵害であり、差別であり、環境破壊であることを知り、差別のない世の中を想像してほしいという願いをジョン・レノンの楽曲にのせ、水平社宣言の「人の世に熱あれ、人間に光あれ」と結んだ「IMAGINE」。
 どの楽曲にも差別される人の心の痛みや苦しみが表現されていました。
 コンサートの途中、小学生や中学生、先生方もステージに上がり一緒に演奏をしたり、振り付けを一緒に踊ったりする場面があり、楽しい雰囲気の中にも部落差別をはじめすべての差別を許さない生き方や人権の尊さについて真剣に考えていこうというメッセージを子供たちは受け取っていました。  
 子供たちはこれから部落差別問題について学習していきます。そして子供たちが部落差別問題に出会ったときに、正しい判断ができるように、ご家庭でも子供たちの人権感覚を磨き、部落差別問題の基本的な認識が深まるように話し合ってください。
「八代市人権尊重都市宣言(平成18年6月23日)」や 「部落差別の解消の推進に関する法律(平成28年12月16日施行)」等も是非お読みいただき子供たちの人権感覚を高めていくようにご指導をよろしくお願いします。
 ※「部落差別の解消の推進に関する法律」は熊本県人権情報誌「コッコロ通信」のページに掲載しています。

 この写真には、本校以外の児童生徒の姿が写っておりますので、画像に加工を加えています。

運動会の練習開始

 10月13日、運動会の全体練習の初日を迎えました。
 練習の最初に、体育主任の森本先生から運動会や練習に臨む5つの心構え「①集合・整列②聴く態度③全力をつくす④服装(シャツ入れ)⑤返事・やる気」が示され、子供たちの意欲を引き出しいただきました。そして、運動会を観覧していただく家族や地域の方々に「すごい かこいい 感動した」と思っていただけるような運動会にしましょうと運動会を成功させるめあても立てていただきました。
 子供たちは、早速このめあてに向かって、方向転換や行進、開会式の練習を始めました。

運動会成功願い石拾う