学校ブログ

学校生活

まずは、「山と風の音楽祭」に向けて

9月24日(水)

励徳小では、3,4年生の総合的な学習の時間を中心として全校で太鼓の演奏に力を入れています。

子どもたちが多くの人の前で自信をもって表現できるような力をつけることの一環でもあります。

来る9月28日(日) 励徳小校区内にある勢井阿蘇神社 農村舞台 で行われる「山と風の音楽祭」(もともとは地域のお祭り(願成祭)として行われていた)に特別出演として演奏することが決まっています。

それに向けて朝練、昼練も子どもたちが自主的に行っています。

 

当日の司会は、なんと緒方由美(おがっち)さんです。

出演者も様々な音楽ジャンルのプロが多数出演。更に入場無料となっています。

励徳小オープニングを飾る予定です。

子どもたちのモチベーションも高いまま持続し、仕上がりも上々です。

見にいらっしゃいませんか。

 

期日:令和7年9月28日(日) 15:00~19:30

場所:勢井阿蘇神社 農村舞台

入場料は無料ですが、投げ銭大歓迎だそうです。

 

 

 

久しぶりの全校遊び

9月22日(月)

今朝は、励徳小もさわやかな風が吹き、エアコンいらずで午前中は過ごせる陽気でした。

登校してくる子どもたちの顔にも汗は見られませんでした。

ただ、休みの合間ということもあり少々お疲れ気味ではありました。

 

8時過ぎには「ピーピー」鳴っていた熱中症指数計も今日は鳴ることなく、久しぶりに昼休みの体育館や運動場での遊びが解禁されました。

そこで、6年生が企画してくれて「転がしドッチボール」を全校児童で行いました。

みんないい笑顔で楽しむことができました。

優しい高学年が子どもたちのことを楽しませてくれるのを見守りながら連絡帳を書く1.2年生担任の姿がけなげでした。

このまま秋へと進むことを願うばかりです。

お茶教室

9月16日(火)

この日は、1年に1度のお茶教室でした。

励徳小では、3,4年生が総合的な学習の時間に地域の産業について学ぶ一環としてお茶つみや製茶工場見学を行っています。今回のお茶教室もその一つです。

お茶の先生は、励徳小第8代校長先生の東家先生です。

もう何年目になるのでしょう・・・

そして、今年はもうおひとり宮崎先生にもお越しいただきました。

  

まずは、お手本

4年生は1年ぶり、3年生は初めてですからみんな真剣です。

お茶をいただく前にお菓子を

お隣に「お先に」と声をかけて

次にお自服用にお茶をたてます。担任の先生も挑戦

   

そして、お自服。味わい深い!

2服目は、お友達にお茶をたてました。「結構なお手前で」

 

授業後は、先生と一緒ににこやかに給食

さらに続きます。

昼休みは、この日に開催した第3回学校運営協議会に参加いただいた学校運営協議会の皆様、学校支援の会の皆様、業間の時間に丸つけボランティアとして来ていただいていたとくとく算数の皆様、学校職員にもお手前披露。

 

学校運営委員会、学校支援の会の皆様には、学校運営協議会に参加していただいた後、給食を食べていただき、お抹茶で一服していただきました。

 

 

お茶碗の正面を間違えないようにしながら・・

この日は、来校者多数でいつにもましてにぎやかな励徳小となりました。

3,4年生の子どもたちも日本の伝統、奥深さ、思いやりの心、おもてなしの心などたくさんの学びがあった1日だったようです。

ご指導いただいた、東家先生、宮崎先生 ありがとうございました。

 

 

肥後真狗舞とコラボで撮影

9月12日(金)

夜、励徳小の子どもたちや学生さんたち、地域の方、保護者の皆さんが続々と励徳小の体育館に集まってきました。

熊大の映画研究部の撮影のためです。

今回の撮影では、肥後真狗舞(ひごまぐま)という熊本の学生を中心とした「よさこい踊り」で熊本を元気にしたいというグループと励徳小の太鼓とのコラボに挑戦です。

太鼓の演奏にあわせてかっこいいよさこい踊りを踊る場面の撮影でしたが、お互いにこれまで練習してきた曲が異なるため、それぞれに合うリズムを見つけるところからのスタートでした。

 

励徳小の子どもたちにとって、リズムを変えて演奏するのはなかなかハードルの高いものでした。

何度も何度も合わせ、調整し、撮り直しをしながらようやくOKが出たのは、約2時間後でした。

映画の中で今回の撮影が使われるのはほんの数秒ということでしたが、子どもたちの中には、やり切った満足感が表れていました。肥後真狗舞の皆さんや熊大の映画研究部の皆さんとも最後には笑顔で挨拶をかわし終了しました。

また一つ良い経験ができました。

この機会を与えてくださった皆さんに感謝です。

招待されました

9月10日(水)

今日は、教頭、校長が3年生から招待されました。

図工「ひもでつないで」に取り組んだ3年生。

音楽室の中に異空間を作っていました。

 

紐を張り巡らされた中に隠されたおたからを紐に触らないようにしながら5分以内で探し出すというルールでした。

校長は、

子どもたちの

「5・4・3・2・・・」というカウントダウンに焦りながらも5分になる1秒前にすべてのお宝を探し出しました。

最後まであきらめてはいけないという姿を子どもたちは感じてくれたでしょうか?

 

教頭は、1分前にはすべての宝を探し出しましたが、子どもたちの中からは、

「ヒント出しすぎ~」

という非難の声も・・・

昼休みにはほかの学年も音楽室に招待されて楽しんでいました。

3年生の皆さんありがとうございました。

 

職場体験の中学生 ひっぱりだこ

9月9日(火)

前回の「学校生活」で紹介した職場体験は、2日間だけでしたので先週で終わりでした。

2日目は、中学年教室で、子どもたちの宿題の丸つけをしてもらっていました。

丸つける姿も姿勢よく、心なしか、中学年の子どもたちも姿勢が良くなったように感じました。

中学生効果でしょうか。

昼休み、低学年からは、校内かくれんぼに誘われ、高学年からは、ドッチボールに誘われて悩む姿も見受けられましたが、高学年が、低学年が先に校内かくれんぼの約束をしていたのでドッチボールをあきらめ一緒に校内かくれんぼをしようと申し出てくれたので、職場体験最後の昼休みは、みんなで仲良く校内かくれんぼを楽しめたようです。

5月に行われた本校の運動会にもボランティアとして手伝いに来てくれた中学生です。

中学生にとっては、ちょっぴり懐かしく、小学生にとっては、頼りになるお兄さんの登場ですてきな2日間を過ごすことができました。

この経験が、何かしらの役に立てばいいなと思います。

今日から職場体験始まる

9月4日(木)②

今日から2日間、砥用中学校から職場体験として本校卒業生の中学校2年生が一人来ています。

5年生に弟がいるため、顔見知りの子どもたちも多くすぐに仲良くなれそうです。

教頭先生からは、

「今日から2日間新しい先生が来てくれました。」

と朝から紹介がありました。

自己紹介も堂々としていてさすが励徳小出身の中学生と誇らしく思えました。

2日間と短い間ですが、何か学ぶことができればいいなと思います。

バス停きれいにしていただきました

9月4日(木)

始業式当日の「そばわらバス停」付近は、まだ土砂や流れ着いた樹木等が山積みでこのバス停から乗ってくる6年生は、それをよけながらバス停に向かいバスに乗っていました。

それを見た地域の方や町教育委員会のご尽力で早急に整備がなされ、おとといには、すべて撤去され元のバス停に戻りました。

        

8月29日(金)                     9月4日(木)

安全にバス停を利用することができるようになりました。

ご尽力いただきました皆様、ありがとうございました。

願成祭(勢井阿蘇神社)に向けて頑張っています

9月3日(水)

9月28日(日)励徳小校区にある勢井阿蘇神社の願成祭で3年生以上の子どもたちが太鼓の演奏を行うことになっています。

それに向けて、朝自主練、昼自主練、週1回の業間の時間(太鼓の時間)等を頑張っています。

夏休み、担当の教員が、新曲の太鼓演奏を練習しそれをclassroomにアップしました。

それを子どもたちは夏休み見ておそらく各家庭で練習していたのでしょう。

2学期になってまだ数日ですが、すでに曲になってきています。

一曲演奏し終わった子どもたちの中には、座り込んでしまう子どももいるくらい全力投球です。

  

子どもたちに手のひらを見せてもらいました。

赤い丸で囲んでいるところにまめができた跡があります。

すでに固くなっていました。

小指の下にできるんですね。

これからますます練習に熱が入りそうです。

頑張れ!

今日は、ちょっとだけ外遊びができました

9月2日(火)

今日の昼休み、少しだけ外遊びの時間を取りました。

励徳小は、少し風が吹き、「熱中症警戒」とはならなかったため15分間だけの外遊び。

それでも数人の子どもたちが、虫取り網を持って外に出ていきました。

数か月ぶりの光景でした。

そのほかの子どもたちは、教室で過ごしたり、太鼓の自主練習をしたり・・・

5時間目以降は、スクールバスやタクシーで下校する子どもたちが半数以上いるため1,2年生も上学年が終わるまで教室で宿題をしながら教室で過ごします。

今日も元気に1日を過ごし下校しました。

穏やかな毎日が続きますように

今日は防災の日

9月1日(月)

今日は防災の日です。

災害級の暑さとまだ至るところに大雨の傷跡の残る中での防災の日です。

防災の日ということで。給食は、温めた救給カレーでした。

もちろん、それだけではなくちゃんとデザートまでついた給食でした。

救給カレーは、例えればカレーピラフとカレーライスの間の食感で子どもたちも楽しんで食べていました。

本当の災害の時には、温めることもできずに食べなくてはいけないかもしれないな。食べられるだけでも幸せだと感じるのかもしれないな。など思いをはせながら感慨深くいただきました。

復旧は、まだまだ

9月1日(月)

今朝は、一番遠い路線バスの駐車場に行ってきました。

車を近くに停めてバス停に向かっていると子どもたちが先の方から歩いてきています。

一緒にいらっしゃった保護者の方から話を聞くと、バス停の先が崩れていて通れないからこのあたりでUターンして学校の方に向かうので一つ先のバス停から乗ることになったということでした。

29日(金)の始業式にも通常通り登校してきたのでバスが通るのには支障がなかったと勝手に思っていましたが、そうではありませんでした。

バス停から見下ろす棚田も至る所が崩れていました。ガードレールも柱の下がえぐれていて、ぐらついていました。

復旧は、まだこれからです。

しかし、子どもたちは、保護者やバスの運転手さんに見守られながら今日も元気に登校できました。

愛校作業ですっきり

8月31日(日)

午前7時から愛校作業が行われました。

児童、保護者、地域の皆さん、職員。総勢60人余りで作業に臨みました。

最初の予定では、先月の大雨の影響もあり、グランド内のみの草取りをと考えていました。

しかし、保護者の皆さんが

「茶畑は、今しとかなん。大丈夫。気を付けるけん。」

という言葉に茶畑斜面の草刈りを甘えてしまいました。

 

 

 

また、土砂で流されていたつつじもショベルカーを持ってきて、運動場の西側に移植していただきました。

   

 

後は、水をたっぷりあげて根が付くことを願うばかりです。

運動場は、ひたすら草取り鎌で草を取りました。

草が全部なくなったというまではいけませんでしたが、かなりすっきりしました。

7時とはいえ、すでに日が当たるところはかなりの気温。

その中で、ほぼ全員参加の愛校作業。

保護者の皆さん、地域の方々。

ご協力大変ありがとうございました。 

2学期が始まりました

8月29日(金)

今日から2学期が始まりました。

子どもたちはみんな元気な様子で登校してきました。

 

路線バスで通学する6年生。まだ、バス停付近には、今回の大雨で流れてきた樹木がうず高く積まれていました。そこを用心しながら乗り越えてバス停へ。

バス停の中にも細かな土が数cmほど堆積していましたが、崩れることなく今後も強い日差しや雨風をしのぐことができそうです。

一緒にバスを待ちながら話をしていると、自宅は大丈夫だったけど田んぼは、道が冠水したり畔が崩れたりして大変だったと教えてくれました。

まだまだもとには戻っていません。

始業式の後の大掃除。

3,4年生11人は、体育館が終わると外の落ち葉掃きにと汗を流しながら頑張ってくれました。

子どもたちの元気な姿をこの目で確認できたことが今日の一番の喜びです。

公開保育に参加してきました2

8月21日(木)

今日の午前中は、美里町の中央青葉保育園の公開保育に参加してきました。

最初のお集まりの後、担任の先生は、

プールに入るか、水遊び(色水作りなど)をするか 子どもたちに決めさせられました。

子どもたちは、自分がしたいことを決めたら準備をし始めました。

プールに入る子どもたちは、着替えてプールの入り口で先生が来るのを待ち、水遊びの子どもたちも着替えて準備してあるテーブルにつき、準備ができた子どもたちから遊び始めました。

先生たちは、手を出しすぎず、丁度良いタイミングで声をかけられます。

子どもたちは、とてものびのびと活動していて楽しそうでした。

その後の自由遊びも、自分で遊ぶことを決めたら、その遊びに必要なものを選んで準備し、同じ遊びをする子どもたちと一緒に遊び始めました。

誰一人、手持ち無沙汰に何をしていいかわからないという様子の子どもたちはいませんでした。

そこには、子どもたちのことをよく理解し、どんなものを準備しておくと良いのかを考えられた上で準備されているからこその活動だと感じました。

小学校でも子どもたちの主体性を生かした授業づくりや学級経営をしていかなければなりません。

そこには、子どもたちの実態把握と共に教材分析、教材研究が不可欠です。

今回見せていただいた中央青葉保育園の実践が、主体的・対話的で深い学びにつながっていくのだなという感想を持ちました。

中央青葉保育園の先生方、ありがとうございました。

夏休みも後2週間足らずとなりました。

8月18日(月)

閉庁期間が終わり、今日から学校は通常通りとなりました。

1週間前、励徳小の登校坂は、土砂で埋まってしまっていましたが、今日は、車でも通れるように土砂は取り除いていただいていました。

先週は、確認できなかったところを見て回りました。

 

左の写真の上は、本校のプールがあります。そのフェンスぎりぎりのところから土砂崩れを起こしており、杉の木がかなりの本数なだれ落ちていました。一本は、今も電線に引っかかったままです。

右の写真は、左の写真の道を挟んだ道下の様子です。ガードレールは倒れ、10数メートル先まで土砂が流れ落ちていました。

本当に誰もまきこまれなくてよかったと思います。

登校坂の土砂は取り除かれていますが、おそらくこの土砂で曲がったのだろうと思われるガードレールが発見されました。土砂の威力を思い知らされました。

子どもたちが登校してくるまでには、確実に安全確保をしておきたいと思います。

大雨の爪痕

8月12日(火)

10~11日にかけての大雨で美里町も大きな被害を受けました。

11日(月)励徳小の様子を見ようと出発しましたが、霊台橋の手前までで断念。

12日(火)どうにか学校までたどり着くことができました。

霊台橋は、先日、きれいに舗装が完了したばかり。それが、今日、渡るときには、アスファルトが崩れているなど被害が見られました。また、国道218号線もいたるところで土砂が道路に流れてきていて片側通行箇所が多数ありました。

励徳小にたどり着くと、子どもたちが毎日挨拶をしてくれる登校坂は、土砂で埋まっていました。

普段の登校坂                  登校時、一列に並んで挨拶してくれる場所

古希の記念にきれいにしていただいたあいさつ坂のガードレール

8月12日(火)の挨拶坂

上からフェンスが土台ごと流されぐにゃりと変形して挨拶坂の土砂に半分埋まっていました。

本当に子どもたちがいなくてよかったことが不幸中の幸いだと痛感しています。

ただいま閉庁中のため、美里町教育委員会の方には大変お世話になります。

今日も、泥だらけになりながら学校の様子を見に来ていただきました。

感謝です。

まだまだ、県内外で復旧が進まない箇所があると思います。

二次災害が出ないことを祈るばかりです。

みなさん、どうぞ、お気をつけください。

そろそろ夏休みも折り返し

8月6日(水)

今日は、朝から雨がぱらついていましたが、午前中の励徳小は、青空も雲の合間から見え隠れし、蒸し暑く感じます。

さて、昨日、美里町教職員全員研修会等が終日行われ、職員は、多領域に関する学びの多い1日を過ごしました。

今日は、多目的室で3人の職員が作業をしていました。

学習支援員の先生は、1学期子どもたちが頑張って練習したタイヤ太鼓の修理をしてくださっていました。

貼ってあったガムテープをいったん全部剥がし、新たにガムテープを貼りなおします。

タイヤも結構重くかなりの重労働です。

しかし、慣れた手つきで作業されていました。

また、すぐ近くでは、養護助教諭の先生と教員業務支援員の先生とで空気清浄機の掃除をしてくださっていました。

朝から、

「校長先生、校長室の空気清浄機の掃除をしますから持っていきますね。」

と声を掛けられ、

「お願いします」

と返事をしたのですが、多目的室に見に行くと、

私の想像をはるかに超えて分解し掃除機と雑巾を使い、細かい部分まで掃除をしてくれていました。

私は、てっきりフィルター掃除くらいだろうと思っていたのでびっくり。

おそらく空気清浄機を使うのは、数か月後からかなと思いますが、気持ちよく使えそうです。

先生方の熱心な仕事ぶりに感謝、感謝です。

 

昨日も非常階段を高圧洗浄機で雨の日滑らないようにきれいにしてくれた教員業務支援員の先生。

これまた昨日、乗用芝刈り機で運動場の芝を刈っていただいた調理員の先生。

先週の休みの日に、自家用トラクターで学校まで来て運動場整備をしてくださったPTA会長。

励徳小のため、子どもたちのために子どもたちはいなくても頑張っていただいています。

 

今日は、一組のきょうだいが図書室に本を借りにやってきました。

読書感想文用の本を借りに来たようです。

 

 

公開保育に参加してきました

7月30日(水)

午前中、美里町のはちす保育園の公開保育に参加してきました。

担任等は、保護者面談中のため参加できず代表で校長が参加となりました。

最初に参観させていただいたのは、0・1歳児の教室でした。

すでに仲間としての関わりが見られ、ひとりずつ歌に合わせてお返事をする場面では、終わっていないお友達がいると周りの子どもたちが先生にアピール。まだ、自分では手を挙げることができない0歳児のお友達のところに1歳児の子が行って、優しく頭をなでてあげる姿は、とても微笑ましくほっこりしました。

次に2・3歳児の様子を拝見させていただきました。

絵具?を使って色水づくりに挑戦していました。

薄紫の色水を作った子が、先生のほうを向いて「先生(のTシャツ)と一緒だよ。」とにっこり笑って先生に誇らしげに見せる姿、これまたかわいらしく癒されました。

最後は、4・5歳児の様子を見せていただきました。

一人ずつ前に出て自己紹介をしてくれました。しっかり聞こえる声で話してくれる子どもたちにさすがと感心。

今日は、自分たちで作った梅干しを使ったおにぎりづくりに挑戦。

そのための身支度をする際、5歳児の子がエプロンを着るのに苦戦している4歳児の子にそっと寄り添い声をかけながら手伝う姿に思いやりの心が見え、温かい気持ちになりました。

また、先生方の穏やかな声掛け、子どもたちの興味関心から活動を作り上げていかれる保育の様子、小学校でも参考にさせていただきたいヒントがたくさんあり、早速、学校に帰り職員室で話題にしたところです。

はちす保育園の皆さん、貴重な時間をありがとうございました。

今日の公開保育には、町内の小中学校の職員や行政からも多数参加され、美里町の幼保・小・中、そして、行政の連携がまた一つ進んだように思います。

夏休みが始まり1週間

7月28日(月)

夏休みに入り1週間が過ぎました。

忘れ物を取りに来た子が1回来ただけで、子どもの姿は見えません。

寂しい限りです。

今週は、保護者面談週間です。

1学期を振り返り保護者お一人お一人と子どもたちの様子について話をする時間を設けています。

 

先日、23日の夜は、PTA役員の皆さんと愛校作業、PTA新聞の打ち合わせや運動会フォトコンテストの入賞作品決定を行い、楽しい時間を持ちました。

 

保護者の皆さんのご協力に感謝・感謝です。

子どもたちの写真がありませんので、今日の励徳小のベストビューをご覧ください。

一番下の花は、運動場の木陰に咲いていました。Googleレンズによると「アキノタムラソウ(秋の田村草)」という花のようです。

今日も熱中症警戒アラートが出ています。

運動場をぐるっと一周しただけで汗が流れます。

子どもは夏休みですが・・・

7月23日(水)

夏休みに入って4日が過ぎ、5日目も終わろうとしています。

今日は、教科等研究会 音楽部会が本校であり、20人近くの宇城管内小学校の先生方が来校されました。

松橋中学校の主幹教諭 林先生を講師にお迎えし、小学校音楽についての理論、先生の豊かな実践から地域の伝統文化(音楽)を掘り起こし、地域と子どもたちをつなぐ取組、ICTを効果的に活用した音楽作り等々中身の濃いお話を伺いました。

その後、2学期に行われる研究授業の構想についてグループ協議を行いました。

今日は、本校の職員もそれぞれの研修に出かけました。

しばらくは、2学期に備えて研修が続います。

大 大 大収穫!

7月17日(木)

夏休みに入りました。

励徳小も猛暑です。

しかし、子どもたちがいないのでセミの鳴き声がさらに大きく聞こえ、更に熱く感じます。

 

さて、先週17日。

3.4年生が育てていた「美里かぼちゃ」の収穫を迎えました。

「校長先生、今から収穫します。片山さんもいらっしゃっています。」

と声を掛けられ、畑に行くと、子どもたちは、どのカボチャを収穫しようかと品定め中でした。

片山さんに収穫の仕方を教えてもらいました。3㎏はあろうかというかぼちゃですから切るのも一苦労。

更に見てくださいこの大きな葉っぱ。

その下にもぐりながら、葉っぱや茎のちくちくのも負けず懸命にかぼちゃを収穫していきました。

毎朝、登校してくると靴箱に迎え前に職員室に挨拶をしてほかの学年は、靴箱のある左へ、3.4年生は、畑のある右へ向かいかぼちゃの様子を見に行っていました。毎日です。3・4年生全員がです。

本当に感心していました。

片山さんという「かぼちゃ名人」のきめ細やかなご指導をうけた子どもたちの愛情をたっぷりと受けて育った「美里かぼちゃ」大 大 大収穫でした。

 

最大2860g。子どもたちも満足の収穫でした。

複数個収穫した子は、2日に分けて持ち帰りました。

ご指導いただいた片山さん ありがとうございました。

 

おまけ

  

 

どんどん伸びて、かぼちゃの蔓は、フェンスをよじ登り立派な「空中かぼちゃ」もなりました。

今年度最後の水泳授業

7月17日(木)

6月から始まった水泳の授業も今日で終わりでした。

今日は、すべての学年が水泳の授業を実施。

最後の授業ということもあり泳力調査が行われていました。

本校のプールは、20メートルプールのため一般的な学校のプールに比べると5メートル短いです。

そのため25メートル泳ぐ場合も必ずターンしなくてはなりません。

今まさに泳力調査が始まろうとしているところです。

さあ、昨年より泳力は上がったでしょうか?

 

この水泳の授業がある間、一番プールにいる時間の長かったのは、養護助教諭の金森先生です。

なぜなら、すべての授業に救急セット(AEDを含む)を持って最初から最後までプールサイドで子どもたちの安全を見守ってくれたからです。

日焼けをものともせず、頭が下がります。

おかげで、担任は指導に集中。子どもたちもケガも事故もなく楽しく水泳の授業に参加することができました。

また、この期間中、着衣水泳の指導をしてくださった宇城消防署の皆様、水泳指導をしていただいた砥用中の岡村教頭先生、田﨑先生 ありがとうございました。

1学期も後2日

7月17日(木)

1学期も今日も入れて後2日となりました。

久しぶりに大井早方面の登校(路線バス)の様子を見に行ってきました。

車を降りたとたんに、蝉の声、鶯の鳴き声、遠くから鶏の鳴き声が一斉に聞こえてきました。

子どもたちが上ってくるはずの坂道を下っていくと今度は、道沿いのお宅の犬が次々によそ者が来たことを知らせるかのようにあちらこちらから吠え始めました。なかなか優秀な犬たちです。

しかし、一向に子どもたちの姿は見えません。

後数分でバス停にバスが到着する時間となったためバス停に向かって坂を上っていくと、子どもたちはすでにバス停に到着していました(この日は、たまたまバス停まで保護者の送迎だったようです)

子どもたちは、乗り遅れることなくバスに乗り出発していきました。

田んぼの稲は、ずいぶん大きくなっていました。

 

また、栗も柿も実り始めていました。

学校に戻る途中に低学年の子どもたちが植えた芋畑があるのでそこにもちょっと寄ってみると

 

畑の周りの草がきれいに刈り取られ、畑の周りには、二重の柵が張り巡らされていて、地域の皆さんに大事にお世話していただいているのが分かりました。本当にありがたい限りです。

今のところ、心配された鹿やイノシシの被害も見られないようです。

子どもたちの成長も田畑の作物の成長も地域の皆さんに支えられてめざましい一学期です。

 

お弁当の日の取組

励徳小では、10数年前から「お弁当の日」という取り組みをしています。

今年は、6年生が、歓迎遠足の日に 5年生が、水俣に学ぶ肥後っ子教室の日に実施しました。

食育担当の金森先生が、写真のような掲示を作ってくれています。

子どもによって、おうちの方が作ったものをお弁当箱に詰めたり、どれか一品自分で作って入れてきたり、家族と一緒におかずを作ったりと自分の取り組みやすい方法で作ってきています。

その中に

6年生の子が書いた「お弁当カード」を見てうれしくなりました。

「ぼくは、卵焼きをがんばりました。でも失敗して、でもパサパサでおいしかったです。

 失敗しても大丈夫。何回も失敗してどんどんくりかえして上手になればいいから、失敗してもあきらめないでください。」

と書いてありました。

始業式の日に話した「失敗は成功のもと」という言葉、頭に残ってくれていたのかな。

2学期以降も「お弁当の日」は続きます。

どんなチャレンジをしてくれるのか楽しみにしたいと思います。

プロジェクト委員会 企画 「とあるゲーム」

7月14日(月)

 

夏休みまで後1週間となりました。

今日は、あいにくの雨ですが、外は、比較的過ごしやすく少し梅雨に逆戻りしたような日中です。

さて、ランチルームでの給食中、プロジェクト委員会から連絡がありました。

「今日は、『とあるゲーム』をするので給食後集まってください。」

『とあるゲーム』?

 

給食後、職員室の上の多目的室が何やらバタバタしていました。

何をしているのだろうと見に行くと多目的室に「宝」を隠していました。

「宝」を隠し終わる間、ランチルームでは、異学年で思い思いに楽しく待っていました。

(これは、豆つかみに挑戦している2年生)

「宝」を隠し終わったというアナウンスがあると、

多目的室前に集合した子どもたちが、我先にと「宝」を探すべく多目的室に入り思いつく限りの場所を探し始めました。

晴れていても外や体育館では遊べず、気温は高くなくても雨で外では遊べず。

しかし、今日は、プロジェクト委員会の子どもたちのおかげでみんなで楽しい時間を過ごすことができました。

プロジェクト委員会のみんな、ありがとう。

7月の詩

7月8日(火)

7月の全校集会を行いました。

校長からは今月の詩をもとに話をしました。

今月の詩は、詩ではなく「やなせたかし名言集」と題し、やなせたかしさんの言葉を校長の独断で4つ選び子どもたちに示しました。

紹介した名言集は、PDFで添付しています。

やなせたかし.pdf (子どもたちに示したシートにはアンパンマンのイラストを載せています)

戦後80年

夏を前にすると戦争・平和に関することがメディアでも取り上げられることが多くなります。

また、現在、世界のいたるところで紛争や戦争があっています。

いかに、今、私たちが、平和な世の中で生きているのか

身の回りにあるちょっとした幸せや喜びに気づいているか

どうしたら自分も人も幸せでいられるのか

そんなことを意識しながら過ごしてほしくて紹介しました。

いつものように暗唱できるようになったら校長室で暗唱してもらうよ。

と声をかけたところ、その日のうちに数人の子どもたちが校長室にやってきて

「今日は、4つの内の二つだけ」

「全部覚えました」

など、一人一人のペースで暗唱して聞かせてくれました。

夏休みまであと7日(登校する日)

何人が暗唱できるようになってくれるでしょうか?

楽しみです。

 

 

本日も千客万来?

7月9日(水)

昨夕は、県下各地で雨が降ったようですが、励徳小付近は、まったく降らず、今日も暑い一日でした。

そんな中、午前8時過ぎ。

お話会のみなさんが来校され、各クラスで読み聞かせをしていただきました。

 

午前9時過ぎ。

消防署から10名ほど来校され、2校時は1.2年生、3校時は3~6年生の着衣水泳教室がありました。

1.2年生は、全員で8名ですから大人の方が多い中での着衣水泳教室でした。

これまで大規模校に勤務することが多かったからか、低学年も着衣水泳を実施することに新鮮さを感じながら見ていました。

実際に消防署の方々もプールに入ってやって見せていただきながらの学習でした。

低学年でもペットボトルを上手に使って全員がぷかぷかと5分間浮き続けることができました。

 

また、中高学年は、12分間浮き続けることができました。まだまだいけそうでした。

合言葉「ういてまて(浮いて待て)」

消防署から子どもたちにおうちに帰ってからお父さんお母さんに話してと言われたのが、

「もし自分が流された時には、自分は浮くことができるから助けに来ないで(消防署等に連絡して)」

ということでした。

子どもを助けようとして助けようとした大人が命を落とすというニュースを時々見ます。

この子たちの浮く様子を見ると確かにそうだなと思いました。

励徳小の子どもたちは、1年生から着衣水泳を学びます。

高学年がほぼ全員12分間ぷかぷか浮くことができるのは、毎年、実施している積み重ねだと感じます。

「継続は力なり」です。

 

低学年の時間に消防署の方が、

「横歩きでカニさんのように歩きます。」

と指示をされたら全員が手も付けて(チョキの指)始めました。

「手は付けなくてもいいんだよ。」

と声掛けがありましたが、そのまま手つきのまま行った子どもたちでした。

中高学年も同じような声掛けを消防署の方が言われると、低学年と同じように

ほぼ全員がチョキの指つきで横歩きを始めました。

本当に純粋で素直な子どもたちです。

消防署の皆様、暑い中、お休みの日にご指導いただきありがとうございました。

 

午後1時過ぎには、「とくとく算数」の皆さん(5人)が来校されました。

各教室で〇付けをしていただきました。

  

 

子どもたちも暑さにも負けずいつも以上に意欲的に問題に取り組んでいました。

日中の一番暑い中、ご来校いただきありがとうございました。

励徳小は、夏休みまで一気に走ります。

1学期最後の授業参観、学級懇談会、第2回学校運営協議会

7月4日(金)

今学期最後の授業参観を実施しました。

併せて、第2回学校運営協議会(学校支援の会)も開催しました。

授業参観・学級懇談ともにほぼ全員(1家庭から複数参観もあり)参加。

更に学校運営協議会にご参加の皆様が11人いらっしゃいましたので、子どもの数と同数かそれ以上の参観があったことになります。

更に学級懇談会も出席率100%。

本当にありがたい限りです。

 

今回の授業参観は全学年人権学習を行いました。

友達の良さや頑張り、今のクラスの良さなどをお互いに出し合いながら自分のことも友達のことも大事にすることの大切さと共に、これから自分のことと同じくらい友達のことも大切にした行動にしていくためにはどうしたらいいのかを考えるきっかけとなる授業を各学年の発達段階や実態に応じて行っていきました。

  

   (低学年の授業の様子)       (中学年の授業の様子)       (高学年の授業の様子)

授業の後の学校運営協議会(学校支援の会)では、

子どもたちがお互いに認め合っていてとてもいい雰囲気だったこと

担任と子どもたちの関係の良さがよくわかる授業の様子だったこと

一人の子どもが友達のいいところを発表するとそれを周りの子も納得できていて、一人一人のことをみんながよくわかっていることが伝わってきたこと

等々、子どもたちの良い雰囲気についてたくさんご意見をいただくことができました。

保護者の皆さん、地域の皆さんのご協力と温かさがあふれる励徳小をこの日も実感できました。

ご参観いただいた皆様。

お暑い中、ありがとうございました。

砥用中学校から水泳指導に来ていただきました。

令和7年7月7日(月)

今日は、7が並ぶ縁起のいい日だそうです。

そんな日に励徳小学校へ砥用中学校からお二人の体育の先生が水泳の指導に来ていただきました。

お一人は、体育の田﨑先生。そして、もうお一人は、岡村教頭先生。

岡村教頭先生は、体育がご専門です。

励徳小では、今週、2回の水泳教室を計画しています。

全学年を3コースに分けて指導を行います。

田﨑先生は、6年生を中心にご指導いただきました。

岡村教頭先生は、全体監督?です。

 

小学生に指導するのは初めてとおっしゃる田崎先生。

おそらく中学生に指導される時より言葉を選んで指導していただいたのではないかと思います。

その田﨑先生の指導をプールサイドから温かく見守られていた岡村教頭先生。

しかし、そこは、体育の先生の教頭先生です。

子どもたちの休憩の時間に、岡村教頭先生は、子どもたちはテントの日陰に座らせ、先生は、厳しい暑さの日が当たるところから動きを交えて指導していただきました。熱い!

おかげでフォームがきれいになり、スピードも出てきました。

授業が終わった後も、今後の指導法について担任にご助言いただきました。

低学年は、担任の先生と水慣れやビード版を使って伏し浮きの練習を中心に行いました。

中学年は、バタ足や息継ぎの練習を担任と練習し、1時間余りの練習でしたが、ずいぶん動きがよくなりました。

頑張ったら先生と笑顔でハイタッチ。

 

水泳教室は、もう1回あります。

水の中とはいえ熱中症が心配される昨今ですが、夏休み前に少しでも記録を伸ばし水泳の授業が終われたらと思います。

岡村教頭先生、田﨑先生。

お忙しい中、ご指導ありがとうございました。

小中連携ありがたい!

 

覚えていますか?大谷グローブ

先日、4年生の男の子が、体育館のカギを借りに職員室にやってきました。

体育館で何をするのか聞いてみると、先生と野球をするとのこと。

私が、だったら「大谷グローブ」があるから使ってみる?と声をかけると

「はい。」

という元気な返事が返ってきました。

本校では、校長室に置いてあるので校長室で自分に合うグローブを探して体育館に持っていきました。

少々、使い方はぎこちなかったようですが、満足げに返しに来てくれました。

猛暑のため、運動場はもちろん、体育館でも運動をすることが難しいです。

ほんの数分でしたが、大谷グローブを満喫しました。

たくさんのカブトムシがやってきました。

6月30日(月)

励徳小にカブトムシのオスとメスがたくさんやってきました。

いくら励徳小が自然豊かな中にあるとは言っても、飛んできたわけではなく、美里町にお住いの一村様が育てていらっしゃるカブトムシの一部を持ってきていただきました。

 

   (オスが入っている箱)      (メスが入っている箱)

明るい時間は、土の中にもぐっていてなかなか姿を見ることはできません。

しかし、子どもたちに無理やり起こされることがしばしば。

一応、教頭先生が担当となっているため、教頭先生の許可を得て自分の虫かごに移していきます。

箱の中の土の中に躊躇なく手を突っ込むたくましい子どもたちです。

大切に育ててくれるものと思います。

一村様、ありがとうございました。 

美里町教育委員会学校訪問の実施

7月2日(水)

今日の午後は、美里町教育委員会による学校訪問でした。

美里町教育長様、教育委員の皆様、教育委員会の皆様、美里町内の校長先生の皆様、総勢12人の皆様の訪問でした。校長先生方の中には、励徳小に初めていらっしゃる先生もいらっしゃって、余裕を持って早めに到着されました。

授業参観の前に、週1回業間の時間に行っている太鼓の練習を見ていただきました。

最初から最後まで通した演奏、パート練習など訪問された皆さんの目の前での演奏は、緊張したのではないかと思いますが、普段通り笑顔で懸命にバチを振る姿を見ていただくことができました。

最後には、大きな拍手もいただき満足げに教室に戻っていった子どもたちでした。

 

その後すぐに5時間目の授業に入りました。

1、2年生は、道徳「りえさんのよいところ」を一緒に考え話し合う様子を見ていただきました。

担任のまわりに8人の子どもたちが集まり考える様子は、ほほえましくもあり、子どもたちの自由な発言への担任の見事な切り返しに訪問の皆様も微笑みながら参観されていました。

なかよし学級は、担任と一人の児童1対1での授業でした。

自立活動「会社(係)の仕事をしよう」でプレゼンの内容を考える様子を見ていただきました。

担任と子ども2人のやり取りを15人の大人が見ていましたからきっと緊張したでしょうが、そこは、担任との阿吽の呼吸で乗り切りました。

3,4年生は、算数で3年「数をよく見て暗算で計算しよう」4年「小数の仕組みを調べよう」の複式の授業でした。担任は、教室の真ん中で子どもたちが学習リーダーを中心に学習を進めていく様子を交互に見取ります。子どもたちは、黒板の前に集まって友達が出した考えについてああでもないこうでもないと話し合い、ゴールに近づいていきました。

子どもたちのやり取りが終わるまで担任は、口を出しません。じっと我慢。

直間の授業とはちょっと違う複式の授業の新たな学習スタイルを見ていただきました。

 

5,6年生は、道徳「母の仕事」について考え話し合いました。

最後の子どもたちの発表では、自分の母親の仕事と重ねながら自分の考えを発表した子どもも複数人いて、教材を自分に引き寄せることができた授業となったようです。

授業参観後は、学校経営の概要説明、全体会と進みました。

全体会では、子どもたちの様子を見ていただき、子どもたちの太鼓の練習の頑張りや授業での真剣な様子などについて評価いただきました。また、校内研修の内容についての質問やこれまで積み重ねてきた「励徳スタイル」(学習リーダーを中心に自分たちで学習を進める授業)をこれからも大事にしてほしい。など、これからの励徳小へのご示唆をいただきました。

これからも励徳小を、そして美里町を大好きで誇れる子どもたちとなるよう全職員で邁進していきたいと気持ちを新たにすることができました。

参観していただきました皆様、大変ありがとうございました。

子どもたちも大変良く頑張りました。

水俣に学ぶ肥後っ子教室

7月2日(火)

5年生の3人は、砥用小学校の5年生15人と共に「水俣に学ぶ肥後っ子教室」に参加しました。

保育園や幼稚園の時は、一緒だった子どもたちです。

いっしょに行けることを楽しみにしている子どもがいる一方、ちょっと気恥ずかしさを感じていた子もいたようです。

砥用小学校の活動班3班にそれぞれ励徳小の子どもたちが一人ずつ入り1日を過ごしました。

学校を7時40分過ぎに出発。

現地には、10時前に到着し学習が始まりました。

午前中は、資料館の見学や環境学習。

 

午後は、語り部の永本様のお話をお聞きしました。

朝早い出発でしたが、学校に到着するまでしっかり学ぶことができました。

これから学んだことをどう発信していくか、そして、どうこれからの生活に生かしていくかをしっかり考えてまとめていきます。

励徳小も熱中症警戒アラート発令中

7月1日(火)

1学期最後の月、7月に入りました。

比較的標高の高いところにある励徳小ですが、朝から熱中症注意の音が「ピーピーピー」となり続けています。

子どもたちは、月曜日から休み時間の外遊び及び体育館での遊びも中止となっています。

あんなに虫取り網をもって運動場を走り回っていた子どもたちの姿は、運動場にはありません。

しかし、運動場や花壇の草は容赦なく伸び続けています。

暑さと紫外線対策をして芝刈り、草取りを行っています。

職員玄関前にあるソテツです。

用務の松永先生が古い葉をきれいに取り除き、下草を取ってくださったので、こんなにすっきり涼しげになりました。

運動場の芝刈りをしていると、芝刈り機の音に驚いたいろんな虫が飛びのいていきます。

    実際の写真です。

  (あざみ)    (西洋タンポポ)  (ネジバナ)    (ヒメジョオン)

芝の間から上記の花々もすっくと立ち花を咲かせていました。

小さなネジバナですが、芝刈り機で刈り取ってしまうのは忍びなく何度か迂回しましたが、心を鬼にして刈り取りました。

先日は、夕方、運動場にシカが静かに現れました。

自然とともにある励徳小です。

自然は、たくましい。

第1回小中連携授業改善研修会の実施

6月25日(水)

美里町 砥用中学校校区の先生方が、励徳小に集まり、本校 深水教諭の授業参観及び授業研究会が行われました。

本校は、完全複式ではありますが、中高学年は、社会と理科を単式で授業ができるよう教頭、教務主任(特別支援学級担任)、担任とで授業を行っています。

今回は、4年生の理科の授業「閉じ込めた空気」を単式で担任の深水教諭が行いました。

授業の前には、子どもたちと担任とで教務の竹之内教諭のギターに合わせて歌って踊り景気づけを行い、授業者、子どもたち、そして参観者も和やかな雰囲気の中でスタートしました。

今回は、目に見えないもの(空気)を見るってどういうことか、目に見えないものを表現するってどういうことか、4年生の子どもたちなりにこれまでの経験や学習したことを根拠として表現することをねらいとしました。

子どもたちは、思い思いの実験道具を操作したり友達の考えと自分の考えを「比較」したりながら自分なりの考えを表現していきました。

授業後は、宮嵜教育長先生、砥用中、砥用小、励徳小の職員が、それぞれの立場から活発な意見を交流し合いました。

励徳小では、普段の校内研修に参加するのは7人で、密度の濃い研修を毎回行っていますが、今回は、多くの先生方のご意見をいただいたことで励徳小の研究の幅も広がったように思います。また、小中連携という意味でもとても意義深い研修になりました。

砥用中学校の樹本校長先生から

「深水先生の授業を見せてもらい、中学校の教員も活発に意見を出し合い勉強になった。」

というお言葉に研究主任で今回の授業者でもある深水教諭はもちろん、本校職員の普段の授業に向かう意欲も更に高まりました。

年度当初から「待つ」というキーワードをことあるごとに出して、子どもたちが学びの主体となる授業づくり、教育活動となるよう取り組んでいるところです。

今回の研修会で私たちが学んだこと、そして、私たちに与えられた「宿題」に取り組みながら、私たちが目指す子ども像を具現化していきたいと思います。

砥用中学校、砥用小学校の先生方、ありがとうございました。

詩を聞かせてくれました。

6月24日(火)

3年生が、校長室を訪ねてきました。

「詩を作ったので聞いてください。」

と。

国語の授業で作ったようです。

 

3年生の連詩.pdf

 

校長室で自分が作った「連」を一人ずつ読んでくれました。

教室がにぎやかで楽しい雰囲気が素直に出ている素敵な連詩ができていました。

 

本格的に水泳授業開始

6月24日(火)

6月10日にプール開き(室内)を行いましたが、実質、水泳の授業は、今日が最初でした。

最初にプールに入ったのは、3.4年生。

 

今年初めてのプールに嬉しくて仕方がないという子がいるかと思えば、若干不安?の表情を浮かべている子もいたりして。しかし、水に入ってしまえばみんなキャッキャ言いながら楽しむことができていました。

 

ベテラン教師の分かりやすい指導のもと、今年初めの水泳の授業とは思えないほど自然に水に慣れ、気持ちよく泳ぐことができ一安心です。

雨の中

6月23日(月)

今日は朝からずっと雨が降り続いています。

そんな中、いつも子どもたちの登下校でお世話になっている第一タクシーのながつさんがあいさつ坂のガードレールをきれいにしてくださいました。

数年前に還暦を迎えた方と喜寿を迎えた卒業生の皆さんが、記念事業としてこのガードレールのペンキを塗りなおしをしてくださったそうで、その中のお一人のながつさんが、今日はお一人でいらっしゃって、

「自分が元気なうちは、このガードレールはきれいにしとかな」

とおっしゃって雨の中、磨いてくださいました。

おかげで元の真っ白なガードレールになりました。

本当にありがたいことです。

どうぞ風邪をひかれませんように。

晴天の中での田植え

6月20日(金)

30度を超える予報が出ていました。

塩分チャージ、水筒、麦茶を入れたキーパー、保冷剤等々、熱中症対策を万全にして出掛けた今年の田植え。

全校児童28名で今年も松永さんをはじめとした地域の皆さんや土地改良区の方にご協力いただき田植えを行いました。

フライングでまだ「入って良し」の合図がない前から入ってしまった子どもたちもいました。また、中には、入ることを躊躇する1年生もいましたが、何とか全員田んぼに入り田植え開始。

 

1年生の横には、ベテランの5,6年生がつき、まさに「手取り足取り」。

次第に、1年生も見様見真似ながら水に浮かない稲の植え方をマスターしていきました。

  

教頭先生も田んぼに入り地域の方にも劣らないほどの慣れた手つきでどんどん植えていきました。

これが植え終わった田んぼです。若干苗が畝っていますが、それはご愛敬。

最初は冷たかった田んぼの水が植え終わるころにはお風呂ぐらいになっていました。

何とか熱中症にもならず、今年の田植えを終わりました。

帰りに「田植え饅頭」をいただきました。子どもたちは、おまんじゅうを持ち帰り家庭で食べながらきっと田植えのことで話が盛り上がったことでしょう。

ちなみに今回の田植えで尻もちついたり田んぼにダイブしたりした子どもは誰もおらず、バランス感覚の良い子どもたちだったということでしょう。

今回の田植えでお世話になった皆さん。暑い中本当にありがとうございました。

いくり(すもも)いただきました。

6月18日(水)

今朝、本校児童の保護者でもある片山様からたくさんのいくり(すもも)をいただきました。

「いくり」は、主に九州地方での呼び名で「すもも」は、日本全国共通の呼び名のようです。

こんなにたくさんの「いくり」。

早速、今日の給食で一人2個ずついただきました。

1年生が、

「先生、1個減らしていいですか?」

というと(昨年も食べたことがある)2年生が

「うまいとばい。俺好き。食べんならちょうだい。」

それを聞いた1年生は、まだ残っていた「いくり」をおかわりしました。

そして、

「この種植えたら実がなるかな?」

「植えてみよう。」

「『1.2年生の』と書いたのを立てておこう。」

私が、

「う~ん、あなたたちが1、2年生の間には実はならないと思うよ。」

というと何と書いたらいいのか考え始めた子どもたちでした。

子どもたちがおいしそうに食べている写真を撮り忘れましたが、みんな本当においしそうにいただきました。

片山さん、ありがとうございました。

1・2年生は、芋苗植えに挑戦

5月13日(金)

前日の高学年バケツ稲に続き、この日は、1・2年生の芋の苗植えがありました。

ずっと雨でなかなか実施できませんでしたが、奇跡的に雨が上がり、歩いて20分ほどのところにある畑で行いました。

 

前日、私が、畑を見に行くとすでに地域の方がいつでも植えられるように耕しマルチシートも張っていただいていました。ありがたいことです。

実は、昨年は、サツマイモを収穫する前にシカがすべて食べつくし収穫することができなかったという残念な出来事があったということで、今年は、柵の設置の仕方を変えてみましたとのこと。これまたありがたいことです。

この日は、4人の地域の方が子どもたちに苗の植え方を教えに来ていただきました。

この広い畑。子どもたちは一人数十本の苗をご指導いただきながら植えました。2年生は昨年も経験していたということで手際が良かったと地域の方からお褒めの言葉をいただきました。

予定の時間よりかなり早く終わったようで、私が、用事を済ませて畑に見に行ってみると、子どもたちは誰もいなくて地域の方が最後の仕上げをしてくださっているところでした。

昔は、雪も今より降っていてご自分のお子さんは、田んぼの畔をそり滑りしていて下の川にそのまま落ちてしまわないか心配しながら見守ったことやお子さんがお風呂に入ったとき服で隠れたところも真っ赤になっていた、よく聞いてみると一緒に遊んだ友達も同じでそれぞれ病院に連れていかれたところ「はぜまけ」だった。はぜの木と知らずみんなで木登りをしたということが後になって分かったことなど昔話にも花が咲きました。

今の子は、そんな危ないことはしませんよね。

という話で私は、畑を後にしました。

学校に戻ると子どもたちは到着していて

「どうだった?」

と聞くと、

「ヤモリ捕まえてきた。」

「校長先生、見て!」

「で、何をしてきたの?」

ともう一度聞きましたが、なかなか芋の苗植えという単語は聞かれませんでした。

それもそのはず。

  

蛇の抜け殻を見つけて記念撮影。帰り道の脇にある用水路に入って生き物探しに勤しんでいる様子の写真を発見しました。

まあ、何はともあれ豊かな自然と地域の方の温かさを感じた子どもたちだったようです。

今回もまたまた地域の皆さんにお世話になりました。

本当にありがとうございます。

バケツ稲づくりに挑戦中

6月12日(木)

5年生は、総合的な学習の時間に米作りについて学習します。

励徳小では、松永さん(地域の方)のご協力を得て1~6年生全員で田植えを行います。

ちなみに今年は、20日(金)です。

とはいえ、いつも田んぼに稲の様子を見に行けるわけではありません。

そこで、5・6年生は、バケツ稲を校内で育て常に観察できるようにします。

  

5月23日にバケツ稲用の種まきを行いました。

 

6月6日にバケツ稲用の土の準備を行いました。

 

そして、6月12日バケツ稲に苗を植え替えました。

バケツの中に土を入れて水を入れて、硬すぎて水を入れると、今度は柔らかくなりすぎて土を入れる・・・

なかなか、これ!という状態にバケツの中がならない子もいてそう簡単ではなかったようです。

この経験からもあの広い田んぼを耕し水を入れ田植えができる状態にすることの大変さに気づいたのではないでしょうか。

余った苗は、家に持って帰りました。家で米作りをされているところは、その田んぼに。そうじゃないところは、家でもバケツ稲づくりに挑戦かな?

コメ不足のニュースが世間を騒がせています。

米を消費する側からだけではなく米を生産する側の視点も学ぶことができるのではないかと思います。

租税教室

6月12日(木)

6年生を対象に宇土税務署から来ていただき租税教室を行いました。

税金がなかったらどうなるのか?税金が使われているものにはどんなものがあるか?

など、身近なものや場所に税金が使われていることなど分かりやすく教えていただきました。

子どもたちも少し税について身近なものと捉えることができたのではないでしょうか。

税務署の方と授業後お話をさせていただきました。

最近は、子どもたちでも場合によっては納税しなくてはいけないことがあるそうです。例えば、プロゲーマーやYOUTUBERとなり賞金等を獲得した場合、子どもでも納税する必要があり、それをしないと追加課税が課せられることもあるなど、以前にもまして子どもたちにとっても税は身近で知っておかなくてはいけないことの一つとなっています。

私自身も勉強になりました。大変ありがとうございました。

不審者対応訓練(職員版)

6月12日(木)

職員研修の一環として職員の不審者対応訓練を行いました。

職員の役割分担のみを行い、後は、どれだけその場の状況に応じて対応できるかを宇城警察署のスクールサポーターの小島様に見ていただき、終わった後に講評及び指導を受けるという形をとりました。

最初に対応するのは校長と教頭。

まずは、不審者が入ってこようとしたら声をかけ落ち着かせ・・・

と考えていました。

ところが、今回の不審者(本校職員)は、職員玄関から入るなり刃物(手作り)をちらつかせ、静止も振り切って一目散に3階教室までダッシュで駆け上がってしまいました。

教頭先生が追いかけましたが、見失うほどのスピード。

放送及び職員玄関での不穏な気配を察知した他の職員がさすまたを手にした時にはすで不審者も3階教室に到着しており、不審者と職員数名の緊迫した攻防が繰り広げられました。そこで、小島様から合図があり終了。

不審者役の職員の余りの迫力に本当に怖かったという感想を持った職員もいました。

その後、体育館に場所を移し、さすまたの効果的な使い方やさすまた以外の物を使っての対応の仕方などを教えていただきました。

不審者の行動は、マニュアル通りにはいかないということを今回の訓練で全職員が学びました。

常に子どもの命を守るためにはどう動くか、もちろん自分(職員)の命も守りながらを意識しておく必要があることを痛感しました。

と同時に、不審者に入られない普段の備えも考える機会となりました。

今回ご指導いただいた宇城警察署スクールサポーターの小島様、大変お世話になりました。

とくとく算数対面式

6月11日(水)

今年最初の「とくとく算数」が行われました。

「とくとく算数」とは、第2水曜日に地域ボランティアの方々に来校いただき、業間の時間に子どもたちが取り組む算数の丸付けをしていただく取組です。

今回は、7名の方に来ていただきました。

(高学年教室での対面式の様子)

たまたま来校されていた学校運営協議会の大原さんも教頭先生から赤ペンを渡され急遽「とくとく算数」に参加いただきました。

 

子どもたちは、プリントが1枚終わると次々に先生の所に行き、丸を付けてもらっていました。

この日は、朝からお話会の皆さんによる読み聞かせ、お昼は、「とくとく算数」、放課後は、「放課後子ども教室」と地域の方がたくさん来校していただき、まさに社会に開かれた教育課程を通して励徳小学校が目指す教育を実現する日となりました。

引き取り引き渡し訓練実施

6月10日(火)

この日も大雨の予報が出ていました。

(写真では平たんに見えますが、かなりの急坂 あいさつ坂)

豪雨災害を想定した引き取り・引き渡し訓練を実施しました。

昼休み、校長室に対策本部を設営。

5校時終了後、荷物も持った子どもたちが体育館に集合

メールを受け取った保護者の皆さんが次々に学校へ。

(あいさつ坂の下で誘導する職員)

(学校の駐車場に入ってきた保護者に名前を確認する職員)

(体育館入り口に保護者の車を誘導する職員)

(体育館で待機児童を車に誘導する職員)

(保護者に確実に引き渡したことを確認する職員)

学校のすべての職員(給食調理の先生方も)がそれぞれの持ち場で全児童の引き渡しが終了するまで続きました。

保護者の皆さんにもご協力いただきありがとうございました。

これで大丈夫というわけではありませんが、シミュレーションはできました。

災害時は、臨機応変な対応が大人にも子どもにも求められます。

職員は危機意識をも常に持ち、子どもたちは、自分で何がベストか考える力、友達とコミュニケーションをとりながら協力する力をつけていかなければならないと再認識したところです。

今日の給食

6月9日(月)

今週もはじまりました。

梅雨に入り、普段は素晴らしい景色が見られる運動場からの眺めも雨でかすんでいます。

しかし、今日の給食は、熱いけれども温かい戦いが繰り広げられました。

今日の給食は、6年生のリクエスト給食で

キムチご飯 わかめスープ 唐揚げ コーンサラダ ほうれん草ムース

でした。

子どもたちが好きなものばかりです。

私は、中学年のテーブルで一緒に食べたのですが、何と唐揚げとほうれん草ムースが余っているというではありませんか。俄然みんな目の色が変わりました。

おかわりはどれか一つだけ。

唐揚げおかわり希望には希望者多数(担任の先生も参戦)

そんなにたくさん余っているのかと思ったら余りは一つだけ。

最後、先生と子ども2人の3人で決戦。交渉で半分ずつにすることになり3人の内2人が食べられることになりました。

また、別のところでは、ほうれん草ムースをめぐりじゃんけん対決。

はたまた、

「キムチご飯おかわりできてよかった~」

と争奪戦に加わることなく好きなものをおかわりできた子どももいて千差万別のお盆の上でした。

最後、キムチご飯がまだ余っていることに気づいた子が、

「おかわりしていいですか。」

と担任の先生に聞いていました。

すると、

「○○君もまだおかわりしたいんじゃないかな?」

と誰かがつぶやきます。

「あっ、そうだね。○○君も食べる?」

最初にキムチご飯の余りに気づいた子が声を掛けます。

「うん。食べる。」

「分かった!」

と言って半分ずつつぎ分けました。

争奪戦の中にも温かさ見つけました。

今日の給食もおいしくて楽しくてほっこりしました。

 

今月の詩「水のこころ」

6月6日(金)

昨日の全校集会で今月の詩 高田 敏子 作 「水のこころ」を紹介しました。

6月は「心のきずなを深める月間」です。

「心をつかむ」

という良い意味での慣用句もありますが、この詩の中では、手でつかむことができない水。だからこそ二つの手の中にそっと包むように。

心も同じで、そっと優しく大切に包んであげようということを高田さんはおっしゃりたいのではないかと思います。

相手の心を思い、思いを馳せ、心と心をつなぎながら更に素敵な励徳小になっていきたいと思います。

 

昨日紹介した「水のこころ」

早速覚えて、子どもたちが校長室を訪ねてきてくれました。

1年生から6年生まで5人の挑戦です。

1年生の挑戦。途中からなかなか言葉が出てきませんでした。

それを6年生はじっと待ってくれました。

だれも

「早く!」

なんて言いません。

この詩のように挑戦者1年生の心をそっと優しく包み込んでくれました。

6月の全校集会

6月5日(木)

業間に今月の全校集会が行われました。

今回は、まず、表彰から行いました。

5月初めに子どもたちと地域の皆さんで茶摘みをし、それを美里町の高島園で製茶してもらいました。

そこで出来上がったお茶の重さを予想する大会を実施しました。

早速3年生の女の子が自分の予想を書きに来てくれました。

最初の予想は、150グラム。

次の日、書き直しにやってきました。書き直した重さは、160グラム。

彼女の考えはこうです。

真空パックされたお茶が10パック、大袋に入ったお茶が2つ。

真空パックのお茶は、一袋10グラムで大袋に入ったお茶が一袋30グラム。

合計すると160グラム

という計算です。

まだ3年生は、重さの学習はしていません。

またまた、書き直しにやってきました。

今度は、近くにあったペットボトルと持ち比べていました。

教頭先生から

「ペットボトルの重さは、約600グラムかな。」

というヒントももらい導き出した答えが6010グラム。

他にも予想を書きに来てくれた子どもたちはいましたが、何度も何度も自分なりの根拠をもって答えを導き出そうとしたのは、この子だけでした。

そして、結果発表。

見事ニアピン賞をゲットしたのは、この女の子でした。

最も近い重さを導き出したことはもちろんですが、失敗を恐れず粘り強く最後まで挑戦する姿を大いに称えました。

他の子どもたちのこういう姿をどんどん見つけていきます。