御船小ニュース

カテゴリ:全学年

平成最後の二学期

8月30日は二学期の始業式でした。ここでは学校長による講話の大まかな内容を、部分的に紹介します。

「1学期は『話を聞くこと』が、一人一人とても上手になりました。二学期は『自分の思いを相手に伝える』を目標にしましょう。日頃の返事やあいさつを心がけながら、どんどん伸ばしてほしいと思います。

また、4つの『あ』について、話をします。4つの『あ』とは『あんぜん』『あいさつ』『あとしまつ』『あいず』を指します。例えば、外に出るときは黄色帽子を被ることを徹底し、自分の命を守る。相手が気持ちよくなるあいさつをする。トイレのスリッパを並べる。このようにいろいろな場面に、4つの『あ』はあります。全員で取り組み、素敵な御船小を作っていきましょう。」

いよいよ平成最後の二学期がスタートです。学校長の言葉を児童が各々に解釈し、自分の学習や生活のめあてに生かすことと思います。


偉人の言葉から得るヒント

「学べば学ぶ程、自分が何も知らなかったことに気付く。気付けば気付く程、また学びたくなる。」

これはアルバート・アインシュタインの言葉だそうです。この言葉が意味することは「勉強には、当事者にのみわかる面白さがある。」ということだと思います。「苦手だから」と拒絶していては、いつまでもその楽しさがわからず、ただただ時間だけが過ぎてしまいます。夏休みの今こそ「当事者」になってみませんか。

御船小学校が掲げている家庭学習の目安時間は、1・2年生:20分以上、3・4年生:30分~40分以上、5・6年生:50~60分以上となっています。勉強は、目標をもって取り組むことが理想です。目標の立て方がわからない場合は、上記の目安時間をはじめ、覚える知識の数、問題数、ページ数など、数値目標等にしてみると取り組みやすいと思います。

「楽しみながら学ぶのがベストだ。」トーマス・エジソンの言葉です。いきなり机上の学習が難しい場合は、体験活動や得意教科、工作等、興味のあることから取り組んでも良いかもしれません。


技と心と本気度と

先日行われた校内童話発表会についてご紹介します。発表会は二部に分かれており、第一部は1~3年生、第二部は4~6年生が参加しました。あらかじめ、各学級からそれぞれ1名ずつ代表を選出し、選ばれた児童は大勢の人が見守る中でマイクの前に立ち、覚えた童話を披露します。

一般的に、覚えた童話を暗唱することだけでも精一杯であるように思われます。しかしさすがは児童達。物語の展開によって、表情を変えたり抑揚をつけたりと、多くの工夫をしながら臨む様子に、発表を聞いていた誰もが驚かされました。

 今回身につけた力は、学校だけでの学習によるものではありません。各家庭内で、自分で時間をつくって練習したり、お家の方と二人三脚で取り組んだりと、発表会までの日々こそが、貴重なものであったように思います。来年も多くの児童の挑戦があることでしょう。校内童話発表会の良さが生かされることを期待しています。


引き渡し訓練

6月22日「災害発生時における児童の引き渡し訓練」を行いました。地震や大雨・台風接近時などの緊急時に、児童が保護者の基へ安全かつ確実に下校できるようにすることがねらいです。当日は多くの保護者の方々に参加して頂き、実際に災害が発生したときの動きを想定しました。どの児童も「移動中は必要でない限りおしゃべりをしない」「担任や放送の指示をよく聞いて行動する」など、緊張感を持ちながら参加する様子がありました。

今回都合がつかず、参加することができなかったご家庭もありました。いつ訪れるかわからない災害だからこそ、何気ない時間の中で、避難の仕方や約束の確認等について話題にする時間を大切にしてほしいと思います。学校、家庭、地域が一体となって、子どもたちの防災意識を高め「自分で自分の命を守る子ども」を育てていきましょう。


「10個知っている」よりも「5個やっている」

気持ちが落ち着いているから、行動も落ち着くのか。それとも、行動が落ち着いていると、自然と気持ちも落ち着いてくるのか。あるいはその両方か。

御船小学校の今月の生活目標は「落ち着いた学校生活を送ろう」です。本校では「落ち着いた学校生活」という言葉について、具体的に「校内では静かに過ごす」「整理整頓の徹底」「時間前準備・着席」「靴はかかとを並べて置く」等を指しています。低・中・高学年それぞれの発達段階に応じて目標の達成に向けた取組を行っています。

大切なことは、身につけたことが、相手や場面が変わっても生かされるということだと思います。学校内外で落ち着いた生活ができているか。相手や時期が変わっても、自発的に気をつけようとしているか。これらの態度を養うために、6月は児童と教師が一体となって取り組んでいるところです。