学校生活(本校)

2015年2月の記事一覧

4-2 道徳の授業

 「命を大切にする心」を育む指導プログラムの中の、「生命を輝かせる」という部分で、
 今週、「あなたが持つ生きる力」と「グレーの画家への道」を行いました。
 
 「あなたが持つ生きる力」
 子供達は、教材文を読み、「生まれる時に持っていた力」について知り、大変驚いていました。

 そして、この学習を通して、「自分に自信が持てたか」について、
 「赤ちゃんの時に、こんなに素晴らしい力を持っていたのだから、もっとがんばりたい。」
 「赤ちゃんの力に感動しました。自分ってすごいんだと思いました。」
 「最近ちょっとだらっとしていたと思うので、努力したいです。」
 「こんな力を持っていたのだから、もっといろんな事がやれる気がしました。」など、前向きな意見が多く出ました。
 中には、「赤ちゃんの時はすごかったかもしれないけれど、今は、そんな力を出せていないので、自信を持てません。」という意見もありました。
 みんながみんな自信を持てるわけではありませんので、これを機に、自信を持つことができるように、よい点をどんどん褒め、励ましていきたいと思いました。

 「グレーの画家への道」
  小中合同研修会の一環として公開授業を行いました。
 近々、二分の一成人式も行いますが、その時の「夢」の発表にもつながる「自分の良さ」や「自分らしさ」について考えました。
 まずは、事前にとっておいた、「好きなこと」「自分のいいところ」「自分らしさ」に関するアンケート結果を示しました。
 その後、善三さんの絵を、プロジェクターでスクリーンに映した大画面で見て、
 「熊本の心」に載っている本文をDVDの映像で確認し、
 実際の小国の写真を見て、教材文の内容に迫っていきました。

 
 善三さんの絵に対する思いを想像し、赤と青で気持ちを可視化して表現しました。


 それぞれの発問に対し、個人で考え、


 その考えを持ってペア学習(自由に立って移動し、ペアを作る)で意見交換を行い、

 
 お互いの考えを発表しました。

 
 意見発表後、検討すべき事が出た場合は、全体で意見交換を行いました。


 最後は、GTとして校長先生に話をして頂きました。

 「自分らしさ」については、まだまだはっきりしない子供達も多いのですが、
 命を大切にし、お互いを尊重し合い、
 自分らしさを考えつつ、夢に向かって努力できる子供達になって欲しいなと思います。
 (文責:S・S)