河原っ子ブログ

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2016年の宝物をつくろう!「親子陶芸教室」

3月5日(日)授業参観の日に、6年生と陶芸家の宇高弘子先生がティーパーティーを行いました。
これは、昨年、取り組んだ「親子陶芸教室」で作り、焼き上がったカップを使ったものでした。



本校PTAでは、昨年11月から、各クラスで「親子陶芸教室」を行ってきました。

本校区は、平成28年熊本地震により大きな被害を受け、それぞれの家庭では、家財等の大切な品物が壊れたり、取り出せなかったりする状況の中で、子どもたちは、絵画や陶芸など自分で作った図工作品を失いました。これらの作品は、思い出の詰まった大切な宝物であり、子どもたちは、喪失感とともに心に大きな傷を受けていました。




そこで、熊本地震のあったこの2016
年に、復興の意志を込めて親子で陶芸作品づくりに取組み、楽しい思い出をつくるとともに、傷ついた子どもたちの心のケアをするイベントとして「親子陶芸教室」を計画しました。

講師に、西原村で高遊窯を開かれ、被災後、復興を目指して取り組んでおられる陶芸家の宇高先生をお招きし、各クラス親子とも数回にわたって絵付けやカップの形成等指導して頂きました。



必要経費は、熊本県PTA連合会に届けられた義援金を活用させて頂きました。

子どもたちが作った作品は、2016年の宝物として各家庭に残っていくことでしょう。
宇高先生、熱心なご指導ありがとうございました。