ぐんちくBlog

ぐんちくBlog(^^)

12/9 児童集会(保健委員会)がありました

 令和7年12月9日(火)、児童会主催の児童集会がありました。今回は、保健委員会が病気に負けない体づくりに必要なことをプレゼンテーションしました。

 聞いていた子供たちの感想には、「体の抵抗力を高めるために必要な食べ物や睡眠(規則正しい生活)などについて知りました」などとありました。得た知識を是非実生活に生かして、病気に負けない強い体をつくってほしいと思います。

 その後、八代っ子クラブ(社会体育)のバドミントンクラブと野球クラブが大会でおさめた優秀な成績に係る紹介をしました。

12/8 八代支援学校の子供たちと交流しました

 令和7年12月4日(木)、本校の体育館で、4年生は近隣の八代支援学校の子供たちと交流しました。

 ダンスや自己紹介の後、ルールを工夫したドッチボールをして楽しんでいました。短い時間ではありましたが、お互いの理解が深まった有意義な時間になったことと思います。(詳しくは4年生のページをご覧ください)

 わざわざおいでいただいた八代支援学校の子供たちや先生方、バスの運転をしていただいた方々に感謝申し上げます。

12/4 「情報モラル教育」と「情報モラル講座」を行いました

 令和7年12月4日(木)、授業参観後に、各教室で児童を対象とした「情報モラル教育」を、また体育館で保護者を対象とした「情報モラル講座」を行いました。

 スマートフォンなどが普及し、子供たちがインターネットと接する機会が増えている中、安易な書込みがもとでいじめやトラブルが起きたり、投稿画面などから居場所を特定され、つきまといやわいせつ事件などの犯罪に利用されたりする事例も出ています。本校で起きているいじめ(トラブル)の多くもSNSを介しています。また、このSNSを介したいじめ(トラブル)や事件は、これまでのそれとは違って、24時間いつでも、どこに居ても起こり得ます。

 そういう恐怖から子供たちを守るためには、保護者と学校が連携して取り組むことが必要不可欠であると考え、この「情報モラル講座」と「情報モラル教育」を同時に行いました。 

 「情報モラル講座」では、熊本県教育委員会八代教育事務所 指導主事 瀧川 尚樹 様においでいただき、「インターネットの世界から子供たちを守るために ~SNS の危険性と使い方~」をテーマにお話いただきました。55名の保護者の方が参加されました。

 「情報モラル教育」では、各学年の子供たちの実態にあった教材を活用し、「何が、どうしていけないのか」や「どう活用すればよいのか」、「どう対処すればよいのか」などについて考えさせる中で、自己指導能力を育てる指導を行いました。

 「情報モラル講座」を受講された保護者の方の感想に、「知っているようで知らなかったことが分かり勉強になった」や「親としての覚悟と責任を持たなきゃいけないと感じた」などがありました。

 

12/3 「鏡の法則」について話しました

 先日の全校集会(校長講話)の際に、「鏡に法則」についても話しました。その内容は次の通りです。


 「鏡の法則」とは、相手の態度や表情、言葉遣いは、実は自分の態度や表情、言葉遣いであるというものです。

 例えば、「相手が微笑んでいるのは、自分が微笑んでいるから。」

     「相手が優しい表情でいるのは、自分が優しい表情でいるから。」

     「相手が不機嫌そうに見えるのは、自分がぶっきらぼうな態度をとっているから。」 など

 何でも人のせいにしないで、その原因は自分にもあると考えることも大事です。(自分の変化は相手の変化)

 それ以外は「いじめ」なので、すぐ先生に言ってほしい。先生たちは見方です。


 「何でも人のせいにしないで、その原因は自分にもあると考える」人は、「自責思考」な人と言い換えることができます。

 この「自責思考」な人は、責任感が強く周囲から信頼を得ると言われています。失敗の原因を自分に求めることで、次への改善策を見つけやすくなり、それが続くことで「この人に任せれば大丈夫」と信頼されていくのです。

 その逆に、「他責思考」な人は、問題や失敗の原因を「他人」や「環境」にあると考えることから、「責任転嫁」や「謝罪の回避」をする傾向にあり、当事者意識が希薄になり周囲から信頼されなくなると言われています。

 将来豊かな社会(人間関係)を築いていく子供たちが、「自責思考」であるように、機会ある毎に考えさせる問いかけをしながら、「自己指導能力」を育てていきます。

12/2 神社の清掃続けています

 令和7年12月2日(火)、月日が経つのは早いもので、2学期の登校日も残すところ16日となりました。

 さて、4月当初からお伝えしていました学校隣の神社のボランティア清掃は、依然として続いています。それも毎日です。その様には、感心を通り越して感動します。また、この子供たちは、挨拶もよくするし、礼儀正しくもあります。きっと、日々のボランティア活動で心が磨かれているのでしょう。

 最近は6年生の7・8人が、毎朝約20分間、とめどもなく落ちてくる枯れ葉と格闘しています。その甲斐あって、神社はいつ見ても美しく保たれています。(雑草が殆ど生えてこないのも毎日箒で掃いているからだと思っています)

 職員も毎朝ボランティア清掃に参加しています。

 このように毎日美しく整えています。

 このボランティア清掃は、本校の素晴らしい伝統であり誇りです。

 「ボランティア」には、「自分の意思で行動する」という意味があるそうです。これは正に、本校の教育目標である「自ら学ぶ子供」につながる行動でもあります。これからも大いにこのボランティア清掃を応援していきます。もっと多くの子供が賛同することを願って。

11/28 全校集会(校長講話)を行いました

 令和7年11月28日(金)、今年度5回目の全校集会(校長講話)を行いました。

 今回は、人権月間にちなんで、「天国と地獄の長い箸」という物語をもとに、「自分のことのみならず、相手を思いやる心と態度をもつことの大事さ」についてプレゼンテーションしました。

 子供たちは、この1ヶ月間、各学級で学んだ人権問題学習も含めて、「人権を守る」ことの大切さについて大いに学び、「何が善いことで、何が悪いことか」「どういう場面で、どういう言動をとるべきか」などしっかり理解したことと思います。

 それをみんなが表現することで、「誰にとっても明るく楽しい郡築小学校」を実現してほしいと思います。

11/27 人権同和教育授業研究会を開催しました

 令和7年11月27日(木)、午後から「Aブロック人権同和教授業研究会」を本校で開催しました。

 当日は、第一中学校、第七中学校、代陽小学校、松高小学校、八代小学校、八代支援学校から教職員約40人が、授業を公開した1年1組、3年1組、5年1組の授業参観や授業研究会に参加されました。

 授業研究会では、先生方の実践の紹介や意見交換を通して、明日からの教育活動に生かせるヒントをたくさん得ることができました。これは、子供たちが安心して学び、自分らしく過ごせる学校づくりに必ず繋げていきます。

 最後になりますが、事前研究会や本日の授業研究会等において、熱心に助言をしていただいた3名の研究協力者の先生方(八代高校、八代東高校、宮地小学校)に心より感謝します。

11/25 「やられたらやり返すではなく、二度と同じ悲劇を味わわせたくない」

 先日の修学旅行では、長崎原爆被災者協議会長であり、日本被団協代表委員でもあられる田中 重光 様(84)からお話を聞きました。田中様は、昨年、日本被団協に贈られた「ノーベル平和賞」の授賞式にも出席された方です。

 田中様は、子供たちに、戦争が起きた理由や核爆弾が製造された理由、日本に落とされた理由、被爆時の悲惨な状況、被爆後に受けた差別の苦しみなどについて、分かり易くお話いただきました。

 講話後に、一人の子供の質問に答えられた田中さんの言葉を紹介します。


  子 供:「田中さんは、なぜこのような講話をされるのですか?」

 田中様:「やられたらやり返すから戦争が起きる、そして人々が苦しみ、悲しみ、差別が生じます。」「私たちはやり返すのではなく、その時の悲惨な状況を伝えて、二度と同じ悲劇、過ちが起こらないように語り続けています。」


 この教えが、今後安心・安全で道徳的な社会を築いていく子供たちの心の中に、生き続けていくことを切に願います。同時に、学校教育でも、事ある毎に子供たちに伝えていきます。ご家庭でも、お子様に「言葉による解決」や「大人への相談での解決」を常に促してほしいと思います。

11/21 危険予測能力を身に付けよう

 令和7年11月21日(金)、全校集会を開き、「危険予測能力の育成」をねらったプレゼンテーションをしました。

 これは、再三の指導にもかかわらず校内での怪我が増えていることから、子供たち自身に危険を予測する能力を養おうと実施したものです。

 生徒指導の担当者が、スライドを使って場面毎の危険を予測させながら、どう行動すべきかなどを考えさせていきました。これを機に、子供たち自身がリスクを未然に防ぎ、事故(怪我)が減ることを願っています。

 また、石やその他の物を投げる行為についても、大怪我につながる恐れがあることから、絶対にしてはいけない行為であると確認しました。

11/20 修学旅行⑧

 予定より早く学校に到着し、解散式を行いました。

 全員、怪我や病気などなく、無事に帰校できたことを何よりも嬉しく思います。

 家に帰ったら、家族の方々に、2日間の思い出と感謝の気持ちを伝えるように話していますので、聞いてあげてください。そして、明日は通常通りの登校となりますので、早く寝るようにお話ください。明日、全員、元気な姿で登校することを願っています。

11/19 修学旅行に出かけました

 令和7年11月19日(水)、6年生は長崎県へ修学旅行に出かけました。

 今朝は、気温9℃と多少肌寒い気候の中、子供たちは元気に笑顔で旅立っていきました。

 原爆が投下された長崎で行う平和学習は、子供たちにとって大変有意義な学習になることとと思います。多くのことを見て、聞いて、「戦争の悲惨さ」と共に「平和の尊さ」を全身で感じてほしいと思います。 

11/18 八代特別支援教育研究部の授業研究会が行われました

 令和7年11月14日(金)の5校時、八代特別支援教育研究部会の授業研究会が本校で行われました。

 多くの部会員(他校の先生方)が見守る中、本校の教諭の指導のもと「自立活動」の授業が行われました。

 「友達のキラリ(よいところ)を伝えよう」の目標のもと、子供たちは、タブレットPCを活用して、友達のよいところや興味・関心があることなどについて紹介するプレゼンテーション用スライドを真剣に作成していました。

 子供たちのタイピングや操作の様子から、普段から数多く触れていることが分かりました。

11/17 八代小学校体育研究部の授業研究会が行われました

 令和7年11月13日(木)の5校時、八代小学校体育研究会の授業研究会が本校で行われました。

 多くの八代体育研究会員が見守る中、本校の教諭の指導のもと、6年の体育「ボール運動」(ゴール型:サッカーを基にした簡易化されたゲーム)が行われました。

 子供たちは、運動が得意、不得意に関わらず、みんな楽しそうに声掛け合いながら運動していました。

11/14 保育園児との交流

 令和7年11月13日(木)、1年生は、小学校区内にある3つの保育園から園児を招いて、「交流会」を体育館で行いました。

 この交流会が、保育園の園児にとっては、就学前後の環境変化にスムーズに適応し心身ともに安定して成長することや、小学校への憧れと安心感を抱き、いわゆる「小1プロブレム」の解消につながることを期待しています。

 また、小学校の児童にとっては、自分の成長を実感する中で、思いやりや自立心の伸長につながることを期待しています。

 1年生が大活躍の交流会でした。色々よく頑張り感心しました。

11/13 職員による読み聞かせ

 令和7年11月13日(木)、朝自習の時間に職員よる読み聞かせを行いました。

 図書の読み聞かせには、子供の言語能力や想像力、集中力を高めるほか、共感力や情緒の安定にもつながる効果があると言われています。

 また、親子のコミュニケーションの活性にも役立ちますので、ご家庭でもされてみてください。できるときに、できる時間だけで構わないと思います。

11/11 おにぎりパーティーを開いていただきました

 令和7年 11月11日(火)、(米作りを体験した)3・4年生は、「おにぎりパーティー」に招かれ大喜びでした。

 これは、郡築地区のJA青壮年部並びにJA女性部の方々が企画運営されたものです。

 当日は、朝から来校され、大釜でご飯を炊いたり、大鍋で地元でとれたトマトを使っただご汁を作ったり、鶏の唐揚げを揚げたりして、子供たちがやって来るのを待たれていました。そして、やって来た子供たちにおにぎりづくりを体験させられた後に、「おにぎりパーティー」を始められました。

 自分たちが田植えをし収穫したお米の味は格別だったのでしょう、子供たちはほとんど残すことなくもりもりと食べていました。

 JA青壮年部並びにJA女性部の方々のご尽力に心から感謝いたします。

 米づくりとおにぎりパーティーを通して、子供たちは「食事の重要性」、「食に対する感謝心」、「食を通した社会性や人権関係の形成」、「食文化の理解」など多くのことを学んだことと思います。また、記憶に残る体験になったことと思います。

11/4 児童集会(図書委員会)がありました

 令和7年11月4日(火)、児童会主催の「児童集会」がありました。

 今回は、図書委員会の発表でした。正しい図書室での過ごし方や図書の扱い方などに係るプレゼンテーションを通して、みんなが安心して読書できる環境づくりを呼びかけたり、図書にまつわるクイズ出題を通して、全児童の図書への興味・関心や読書意欲を高めたりしていました。

 その後、ハッピーブック達成者(多くの本を読んでいる子供)の紹介と表彰、八代地区科学・発明工夫展の入賞者の紹介と表彰、やつしろっ子クラブ(汐風光バドミントンクラブ)の九州大会女子個人戦ダブルス3位、熊日学童五輪女子団体戦準優勝の紹介を行いました。汐風光バドミントンクラブからは、この後行われる全国大会の女子個人戦ダブルスに2人、熊本県選抜団体戦メンバーとして1人が出場します。

10/31 シェークアウト訓練を行いました

 令和7年10月31日(金)、「シェークアウト訓練」を行いました。これは、地震発生時の命を守る行動の育成及び防災意識の高揚を目的に毎年実施しているものです。

 今回の訓練は、予告なしに休み時間に行いましたが、子供たちは、緊急地震速報の報知音を聞くと「物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない場所」を素早く見つけ、安全行動(しゃがむ、かくれる、じっとする)をとるなど、大変落ち着いていて感心しました。

 災害は、いつ・どこで起きるか予想がつきづらいものです。将来にわたって、いざというときに自分の命を守る安全行動がとれるよう、これからも訓練を重ねていきます。

10/30 「傾聴」による心と体の健康を

 話すことによって得られる満足感は、聴くことよりも何倍も大きいそうです。確かに、嬉しいとき、楽しいとき、悲しいとき、苦しいときなど誰かに話をすると心が安らぎます。

 また、人には誰しも誰かの役に立ちたいという願望があり、人の役に立っていることを実感すると同様に心が安らぐそうです。そして、人は、この実感をコミュニケーションを通して感じ取っているそうです。

 このことから、話すことは、心と体の健康を保つ上で大切なことであることが分かります。

 話すためには、聴く人がいなければいけません。ここで重要になってくるのが「傾聴」です。

 「傾聴」で大切にしたいことは、自分の価値観で相手を批評したりせず、ありのままを受け入れ(受容)たり、相手の立場に立って理解(共感)したりすることです。それは、うなずきながら、「へぇー」「そうなんだ」「なるほど」「素晴らしい」「すごい」「すてき」などという相づちの言葉を入れながら聴くことで、相手に伝わります。

 人は話すことで元気になります。お子様が話したがったときには、ぜひ「傾聴」されてみてください。

10/28 全校集会(校長講話)を行いました

 令和7年10月28日(火)、(集会日課で生み出した20分間)全校集会(校長講話)を行いました。

 今回は、「ありがとうの反対は?」をテーマにプレゼンテーションしました。話の概要は次の通りです。


・「有り難う」(「有ること」+「難しい」)=「滅多にないこと・貴重なこと」

・よって、その反対は「当たり前」

・確かに、「滅多にないこと・貴重なこと」にはみんな素直に「ありがとう」って言ってるよね

・でも、例えば、コンビニなどでの買い物時に店員さんへ、毎日の食事を作ってくれる家族へ、飲食店で水や料理などを運んできてくれた店員さんへ、毎回「ありがとう」を言っていますか?

・(お金を払っている)お客さんだから、家族だから、色々してくれるのが当たり前、だから「ありがとう」って言わなくていいのかな?

・「当たり前」と思っていることも、実はたくさんの人に支えられていることが多くあります。

・「松下幸之助」(パナソニックホールディングス創立者)の言葉「感謝の心が高まれば、それに比例して幸福感が高まっていく」を聞いてから、校長先生は、当たり前と思うことにも「ありがとう」を必ず言うようにしています。

・みんなも「当たり前」と思うことにも「ありがとう」を言い続け、幸せな生活を送ってほしい。


 講話後には、振り返りを行い、今後の意識の改善を促しました。

 子供たち一人一人の意識の高まりが全体の改善につながり、だれもが居心地のよい学校になることを願っています。

10/27 子供を褒めるときに大切なこと

 子供を褒めるとき、子供が受け取りやすいのは、「私はよく頑張ったと思うよ」や「私はあなたの頑張りに感動したよ」などの「I(アイ)メッセージ」で、子供は素直に受け止めるものです。それは、心をオープンにして伝えているからです。

 「あなたは頑張った」などの「You(ユー)メッセージ」は、評価されたと感じるときがありますが、場面によっては勝手に決めつけられていると感じたり、反発したりすることもあります。

 しかし、「Iメッセージ」も「Youメッセージ」も伝え方の一つで、それが絶対正解ということはありません。大事なことは、褒めるとき、叱るときに愛情をもち、感情だけにまかせず、子供がなぜ褒められたのか、なぜ叱られたのか、どうすればよいのかが、分かるように伝えたり考えさせたりすることです。

 本校では、褒めるときは「機を逃さず」「具体的に」「特に変容や伸び、努力したこと」をIメッセージで褒めるようにしています。また、叱るときは「自身の言動の振り返りを通して、問題点を見出させ」 「今後どうするべきか」を考えさせることを繰り返すことで、「自己指導能力」を育てています。

10/24 読み聞かせをしていただきました

 令和7年10月23日(木)の朝自習時間に、PTA図書委員の皆様による図書の読み聞かせがありました。

 朝のご多用の時間帯にも関わらず、多数おいでいただきありがとうございました。多くの子供たちが、静かに、目を輝かせながら聴き入っていました。

 図書の読み聞かせには、子供の言語能力や想像力、集中力を高めるほか、共感力や情緒の安定にもつながる効果があると言われています。また、親子のコミュニケーションの活性にも役立ちますので、実践されてみてください。できるときに、できる時間だけで構わないと思います。

10/23 授業研究会を行いました

 令和7年10月22日(水)、今年度2回目となる「授業研究会」(2年の算数「かけ算②」)を行いました。

 これまでも、子供たちに確かな学力を身に付けさせるために、全教職員が「相互参観授業」として授業を公開し、それを互いに見合う中で指導スキルを高める取組、いわゆるミニ授業研究会を重ねてきました。そして、今回行った「授業研究会」は、これまで約半年間学校総体で取り組んできた授業改善の成果を検証するために、全教職員で授業を参観し、その後時間を取ってよりよい指導法について議論しました。これを校内では「大研」と呼んでいます。


 その研究会での議論は、今年度の校内研究’(授業改善)の視点である次の4点について行いました。

 *子供の問いを引き出す課題設定の工夫

 *子供の学びを深める学び合いの工夫

 *子供の学びをつなぐ振り返りの工夫

 *生徒指導の4機能を生かした授業づくり


 活発な議論の中、話の中心は「学習課題の内容」となりました。そして、指導の目標に即した具体的な学習課題を提示することで、全児童がブレることなく学習活動できることを確認しました。この学習課題の内容は、授業で最も重要と言っても過言ではないと思っています。これかも子供たちが学びの必要性をもつ学習課題を追究し、子供たちの主体性を大いに引き出していきたいと思います。

 その他、「めあて」「学習課題」「まとめ」「振り返り」のそれぞれの役割や有効な話し合い活動の工夫などについても確認しました。

 残りの半年間でも授業改善を力強く進め、指導の学校化(共通理解、共通実践)を図り、子供たちの確かな学力の育成や安心した学習に繋げていきます。

親子の時間を大切に

 「一生のうち親子が一緒に過ごせる時間は、なんと『4年と45日』しかない」

 この衝撃的な内容は、以前、球磨村立渡小学校のPTA新聞に掲載された記事です。細かく計算した結果、保育園から高校までの間で親子が一緒に過ごす時間は4年、高校卒業以後だと45日だそうです。それに、週3回の残業や会議、飲み会等が18年間続いたらマイナス1年になるそうです。

 この話を聞いたとき、親が子に直接愛情を伝えられる時間は想像以上に短いんだと愕然しました。

 現在子育てをされている保護者の皆様、是非、残りの数年と数日を有意義な時間にして、悔いのない子育てをしてほしいと思います。

10/17 小体連主催「ブロック別球技大会」を行いました

 令和7年10月16日(木)5・6校時、八代小学校体育連盟主催の「ブロック別球技大会」(ソフトバレーボール)を本校体育館で行いました。大会には、昭和小学校と本校の6年生が参加しました。チーム編成は昭和小学校と本校の子供の混成とし、競技力向上と親睦を目的としました。

 来年度、多くの子供が第七中学校で同級生となる昭和小学校の6年生と笑顔でハイタッチする姿に、親睦の深まりを感じました。また、競技も盛り上がり、目的を果たした有意義な大会となりました。

 引率された昭和小学校の校長先生をはじめ担任の先生方のご尽力に心より感謝します。

10/16 「カルビースナックスクール」に参加しました(食育)

 令和7年10月16日(木)2校時、4年生は、カルビー株式会社のご協力のもと、「望ましい食習慣」や「自己管理能力」を育てることを目的とした食育プログラムに参加しました。

 このプログラムは、「子供たちが健やかな食生活を送れるよう、食習慣について自分自身で気づき・考え・行動できるようになってほしい。」そうした想いを込めて、カルビー株式会社が提供するものです。

 参加した子供たちは、楽しそうに学び、体験し、食の大切さを学んでいました。ここで気づき、考えたことは、今後の生活で是非生かしてほしいと思います。

 

10/15 不審者対応避難訓練を行いました

 令和7年10月15日(水)、不審者が校内に侵入したことを想定した避難訓練をしました。多くの子供は、命を守る行動を真剣かつ迅速にとっていて、感心しました。

 訓練後、体育館に移動し、警察の方から訓練での気づきや登下校時での不審者から身を守る行動について話をしていただきました。

 最後に、校長の話として、毎年避難訓練を複数回(不審者の他、火災や地震・津波などを想定)行っている意義と大切さについて、「毎年繰り返し行う避難訓練は、非常時のパニックを防ぎ、迅速かつ安全に避難することで被害を最小限に抑える。いわゆる命を守る行動を身に付けるために行っています。そして、災害(不審者対応含む)により避難(回避)の仕方が多少違うので、毎回真剣な態度で参加し、災害に応じた避難(回避)の仕方を覚えることは自分の命を守ることにつながります。」と話しました。

10/10 集団宿泊教室の2日目の様子

 令和7年10月10日(金)、5年生は、全員無事に集団宿泊教室2日目の朝を迎え、さっそく活動に入っています。

 


 本日の活動も最後の「退所の集い」(13時30分~)を残すのみとなりました。

 予定時刻よりも早く進んでいますので、帰校時刻も少し早まるようです。

 なお、もしお迎えを考えられている場合は、子供たちの安全確保のために、自動車の校内乗り入れをお控えいただきますようお願いします。


 14時45分頃に全員無事に帰校し、最後の会を終え下校しました。

 ここでの学びをこれからの学校や家庭での生活に生かしてほしいと思います。

10/9 水俣に学ぶ肥後っ子教室に出かけました

 令和7年10月9日(木)の朝、5年生は「水俣に学ぶ肥後っ子教室」に参加するために、水俣市にある「国立水俣病情報センター」、「県立環境センター」、「市立水俣病資料館」などへバスで出かけました。

 現地を訪れ、様々な資料を見たり、語り部の方の話を聞いたりしながら、公害の歴史のみならず、環境、人権、そして社会のあり方についての幅広く学んでほしいと思います。

 また、夕方には「あしきた青少年の家」へ移動し、「集団宿泊教室」(1泊)に参加します。

 この集団宿泊教室を通して、自然とのふれあいで感受性や自然愛護の心や、集団生活で協同性、規律、友愛といった社会性の基礎、仲間との協力で連帯感や所属感などを育み、お互いを高め合う人間関係を築いてほしいと思います。

10/8 6年生が中学校体験入学に行きました

 令和7年10月7日(火)の午後から、6年生は「中学校体験入学」のために、第七中学校へ行きました。

 子供たちは、英語と音楽の授業を体験したり、(中学校で同級生となる)昭和小学校の人たちと交流したりして、楽しかったようです。この体験を通して、中学校入学に対する期待や喜びが大きくなったことと思います。

 第七中学校の校長先生をはじめ職員の皆様には、計画・準備、当日の運営など、大変お世話になりました。

10/7 児童集会(運営委員会)がありました

 令和7年10月7日(火)、集会日課で生み出した20分間を使い、「児童集会」を行いました。今回は、運営委員会が、よりよいあいさつの仕方と感謝の心の表し方について、ロールプレー(役割演技)を通して全児童へ呼びかけました。

 ロールプレー後の感想交流では、「相手の目を見てあいさつしたい」や「自分からあいさつしたい」、「はっきりと言いたい」、「止まってくれたドライバーに気持ちのいいあいさつをしたい」などが出されました。子供たちの変容に期待しています。

 その後、先日行いました「第1回タイピング大会」の上位入賞者の表彰を行いました。

10/6 標準服に長ズボンを加えました

 この度、既存の標準服に「長ズボン」を加えました。

 目的は、「選択の自由が保障されることで、学校生活の不安を解消できる」ことや「性別にとらわれず標準服を選べることで、固定観念にとらわれないスタイルを実現できる」ことです。

 この「長ズボン」は、標準服扱いとしますので、(既存の標準服同様に)見学旅行や修学旅行、入学式、卒業式などの学校行事でも着用できます。また、ジャージ素材ですので、運動時にも着用できます。

 この長ズボンの導入を機に、すべての子供が不安なく、学校生活を心の底から楽しんでほしいと願っています。

 

 詳しくは、こちらをご覧ください→新標準服(長ズボン)について.pdf

10/3 就学時健康診断を行いました

 令和7年10月2日(木)の午後から、来年度入学予定者を対象とした「就学時健康診断」を行いました。

 当日は、子供たちが健康診断などを受けている間に、保護者の皆様を対象に「親の学び講座」を開きました。講師には、熊本県八代教育事務所社会教育主事の俣嶋様を招聘しました。

 保護者の皆さんは、子育ての悩みや苦労などについてグループ内で話す中で、共感したり、参考になる意見や知識を得たり、子育てを振り返る機会となったり、勇気づけたりなどされたようで、時間の経過と共に笑顔で話をされる方が増えていきました。最後には、俣嶋様から子育てに係るアドバイスもいただき、大変有意義な講座になったことと思います。

 また、この就学時健康診断では、5年生の子供たちが大活躍しました。入学予定者を各検診・検査場所へ確実に誘導したり、様々なお世話を熱心に行ったりしていて感心しました。

 この就学時健康診断を通して疾病等が判りましたら、入学時までに、必要な治療あるいは生活規制を適正にするなどして、心身共に健康な状態で入学してほしいと思います。

 お子様のご入学を職員一同心待ちにしています。

10/2 前期終了及び後期開始の会を行いました

 令和7年10月1日(水)の始業前の時間に、(評価期間の)前期終了及び後期開始の会をオンラインで行いました。

 会では、前期の終わりと後期の始まりを伝えると共に、本日配付する通知表に係る話として、「通知表には前期の間に伸びたことやできるようになったこと、分かるようになったこと、頑張ったこと、また期待などが記されています。これを基に、『やればできる』という自信をもったり、後期の頑張り目標を決めたりしてほしい」と伝えました。

 そして、通知表の所見欄に書かれていた内容をいくつか紹介した後に、「自分のために、また友達のために毎日努力している人がたくさんいたことを嬉しく思います。後期でも自分を磨く努力を続け、より賢く逞しく成長してほしい」と結びました。

10/1 水泳教室(2日目)を開きました

 令和7年10月1日(水)、水泳教室(2日目)を開きました。

 今日も、前向きな気持ちで練習する子供たちと全力で指導する教職員の姿勢が相まって、大きな成果を生み出しました。

 初めて50m泳いで満面の笑みを浮かべた子供や、初めて25m泳いで教職員や友達とハイタッチする子供の姿を見て感動しました。参加を希望した全員がよく頑張りました。

 これで、今年度のプールを使った学習は終了です。と同時に、教職員による朝と夕方のプール管理(浄化・消毒・清掃など)も終了です。長い間、お疲れ様でした。

9/30 水泳教室(1日目)を開きました

 令和7年9月30日(火)の放課後(6校時の時間帯)に「水泳教室」を開きました。

 今回は、クロールや平泳ぎを学習する5・6年生を対象に参加者を募りました。当日は、希望した子供たちを3つのコースに分け、それぞれのコースに3、4人の教職員がついて指導しました。

 少人数のために(普段の授業より)泳ぐ時間が長いことや指導者が多く学ぶことや励ましの声が多いことからでしょう、1日目にして多くの子供が泳力を伸ばしていました。

 プールサイドに子供たちの笑顔がいっぱい弾けていました。明日も頑張りましょう。

 

9/29 秋の全国交通安全運動

 令和7年9月21日(日)から30日(火)までの10日間、令和7年秋の全国交通安全運動が行われています。

 本運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的として行われています。

 郡築小学校校区でも交通安全協会の方々が、臨港線や本校校門前に立たれて交通安全指導を行われています。29日(月)は警察の方が校門前に立たれて交通安全指導をされました。

 多くの子供たちが気持ちのよい挨拶をすることで、感謝の気持ちを表していました。

9/26 稲刈りをしました(食育)

 令和7年9月25日(木)、3年生と4年生は、学校田の稲刈りを行いました。

 当日は、JAの青壮年部の方に多数おいでいただき、刈り方の指導や安全管理を行っていただきました。

 蒸し暑い中での作業となりましたが、子供たちは(水分補給しながら)3人1組で交代しながら一生懸命に作業し、予定よりも早く(子供たちの稲刈り用に刈り残してあった分を)刈り終えました。

 実際に田植えや稲刈りを体験した子供たちには、食に対する感謝心や食文化の理解・尊重などが育まれたことと思います。

 JA青壮年部の方々には、田植えや水の管理、雑草取り、稲刈りなど長い間にわたり色々とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 うかがったところ、今年は豊作とのことでした。

9/25 校庭に彼岸花が咲いていました

 校庭に咲いている「彼岸花」を見つけました。

 子供の時は、毎年秋のお彼岸頃になると一斉に咲く「彼岸花」を不思議に思っていました。大人になった今では、気温が20℃から25℃くらいになると咲くことを知っています。(と同時に、地球温暖化が進まず、このまま秋の彼岸頃には必ず彼岸花が咲いてほしいなぁと願っています)

 彼岸花には毒性があり、モグラやネズミなどの害獣除けとして農作物を守るためなどに植えられていることはご存じと思いますが、彼岸花にはもう一つ大きな特徴があるそうです。

 それは、葉より先に花が咲くことです。彼岸花は、秋の彼岸の頃に茎が伸び花を咲かせますが、一週間ほどで花も茎も枯れてしまいます。その後、冬にかけて葉を伸ばし、そのまま越冬し、春になると球根に栄養をため、夏が近づくと葉は枯れて休眠期に入るそうです。そしてまた秋の彼岸の頃に開花するという不思議な特徴をもっているのです。

 このような特徴から「葉見ず花見ず」とも呼ばれているそうです。通常とは逆の成長をする彼岸花にますます興味が出てきました。

 子供たちの中にも、不思議に思っていた子供がいたかもしれません。この「?」が主体的な学びの原動力です。通学路で見た植物や昆虫、動物、気候などに好奇心をもって探求する子供を育てていきたいと思っています。

9/19 第1回全校タイピング大会開催

 令和7年9月17日(水)、19日(金)の2日間、「第1回全校タイピング大会」を行いました。これは、タイピングサイト「寿司打」を使って、ローマ字タイピングの速さと正確さを競う大会です。

 17日(水)は24人、19日(金)は17人の子供たちが参加し、挑みました。

 毎週木曜日の朝自習に、ローマ字タイピング練習を行っていますので、これまでの練習の成果を発揮しようと子供たちは真剣な表情で臨んでいました。

 成績上位者は、全校集会で紹介し表彰する予定です。来月も実施予定ですので、また多くの子供の挑戦を待っています。

 熱中症の心配や雨で外で遊べない昼休みが続いた中、教職員の発案で始まったこのユニークな大会に、多くの子供が参加したことを嬉しく思います。今後、もっと盛り上がり、タイピングスキルがどんどん上達し、2年後に開始する全国学力・学習状況調査(全学調)のコンピューターベースのテスト(CBT)に備えたいと思っています。

 

※タイピング練習は、全学調などのテストにおいて、タイピングスキル不足が原因で本来の能力が発揮できないことがないように、今年度から全学年で始めています。

9/19 「ともだち」をテーマに話しました

 令和7年9月18日(木)の午後、集会日課として生み出した20分間を使い、全校集会(校長講話)を行いました。今回は、オンラインで「ともだち」をテーマに話しました。

 「10歳の壁(9歳の壁)」という言葉を聞かれたことはありますか。個人差はありますが、10歳前後(中・高学 年頃)になると、脳は幼児の脳から「学習する脳」へ変化し、自己理解が高まり、自分の能力などを自覚するようになります。そして、それを他者と比較し、優越感から批判したり、劣等感からねたんだりして、友達関係を崩すことがあります。(時にはいじめに発展することもある)また、この時期は、他の理由からも友達関係に悩む子供は少なくありません。
 そこで、子供たちに「どんな人ともうまく付き合える力を身に付けてほしい」と願い、次のような話をしました。 

 *子供のうちは友達も必要だけど、「友達をつくろうとする行い」が大事。人とどうやってつながっていくか(どうやって一緒に過ごすのか)について工夫することが大事。学校はそれを学ぶところ、将来社会に出て楽しく生きていくための練習の場である。

 *心(脳)の変化を知り、友達に対して優越感から批判したり、劣等感からねたんだりすることなく、「心に線を引きながら」(自律)接することが大事。

 *人付き合いで大切なことは、相手に不愉快(嫌)な思いをさせないこと。「みんな仲良く」でなくてもよい、「友達になれそうにないと思う人とも傷つけ合わずに穏やかな関係を築く」ことが大事

 *友達の数の多さは関係の豊かさを示すものではない。大事なのは、お互いを高め合う(向上心でつながっている)関係の友達(=最高の友達)をもっているかである。

  人は、生涯に約3万人と出会うと言われています。小・中学校で友達と積極的に関わり、失敗しながらも人付き合いの練習を積み、その経験を将来社会に出て生かしてほしいと思います。

9/18 楽しく水辺で遊ぶ合い言葉

 9月も中旬ですが、残暑厳しい日が続いています。こうした中、本校では、水難事故から子供たちを守るために、楽しく水辺で遊ぶ合い言葉「かっぱのお・さ・ら」(下のリーフレットをご参照ください)をもとに、改めて水難事故防止に係る指導をしました。


 また、夏休み前に行った水難事故防止に係る以下の約束も再び確認しました。

 ・魚釣りや海水浴は、保護者など大人と一緒に行きましょう。

 ・川や用水路などの危ない場所では遊びません。

 ・川や用水路、堤防、大島は遊泳禁止です。絶対に泳いではいけません。

 ・プールや海水浴場などへは、保護者など大人と一緒に行きましょう。

 

 水難事故防止リーフレット.pdf