日誌

2019年7月の記事一覧

大きな声援を響かせた水泳記録会

 水泳記録会に向け、子どもたちは一生懸命に泳ぎ込みをしてきました。特に今年度は部活動が社会体育に移行し、完全に廃止されたことから練習時間をどのように捻出するか懸念されました。主に6時間目と下校までの隙間の時間を活用して、週に3日程度、60分ほどの練習時間しか確保できませんでした。昨年度に比べ短い時間で量は足りるかと心配していましたが、子どもたちはその時間を目一杯使って練習に励みました。例年同様、どの子も気合十分で記録会にのぞむことができました。

 7月20日(土)に南阿蘇村学童水泳記録会が開催されました。会場はB&Gプールでした。また、7月22日(月)には、阿蘇市アゼリア21で行われた阿蘇郡市学童水泳記録会に、希望者の児童が出場しました。両記録会共に、存分に練習の成果を発揮できました。結果もさることながら、応援態度も立派で、「いっけー、いけいけ〇〇小!!」と中松小だけでなく、他校の選手にも大声援を送っていました。当に「中松小ここにあり!」というすばらしい記録会になったと思います。選手のみなさん、お疲れ様でした。

 今年度の記録会はこれで終了となりますが、せっかく泳ぎこんで力をつけましたので、夏休みもじゃんじゃんプールで泳いでほしいです。2学期明けには、泳力調査も行います。運動会練習も始まっていきますので、夏休みにしっかり体力をつけてほしいと思います。

見て聞いて体験して学んだ集団宿泊教室

6月27日~29日の2泊3日で、5年生は水俣・芦北方面へ集団宿泊教室に行きました。

1日目は、水俣市を訪問し、ほっとはうすで胎児性水俣病の方々の話を聞いたりしおりづくりをしながら交流したりしました。また、水俣病資料館では、水俣病について事前学習で学んだことを、写真を見たり語り部さんのお話を聞いたりすることで、確かめていきました。語り部の先生のお話を聞き、水俣病に対する差別や偏見のおかしさを改めて感じることができました。「苦しいときにはその中で学ぶことがある。一生懸命な時にはその中にヒントがある。」という語り部の先生の言葉が印象的でした。環境センターでは、ゴミ問題について買い物学習を通して、今自分たちにできることを学びました。

2日目はあしきた青少年の家で様々なニュースポーツに挑戦しました。午後からは天気が回復したので海へ磯観察と磯遊びにでかけ、芦北の海を満喫しました。普段見ることのできないような生き物を見たり、思いっきり海で遊んだりする体験ができました。

3日目は創作活動としてホワイトホビー制作を行いました。オリジナルのキーホルダーを作り、集団宿泊の思い出を残すことができました。

この2泊3日で、学校では経験できない様々な体験をすることができました。水俣病について学習したことは、これからまとめをしながら多くの方に発信していきたいと思います。また、集団生活で身につけたことを学校生活や家庭生活で生かしていけるようにしたいと思います。