日誌

見て聞いて体験して学んだ集団宿泊教室

6月27日~29日の2泊3日で、5年生は水俣・芦北方面へ集団宿泊教室に行きました。

1日目は、水俣市を訪問し、ほっとはうすで胎児性水俣病の方々の話を聞いたりしおりづくりをしながら交流したりしました。また、水俣病資料館では、水俣病について事前学習で学んだことを、写真を見たり語り部さんのお話を聞いたりすることで、確かめていきました。語り部の先生のお話を聞き、水俣病に対する差別や偏見のおかしさを改めて感じることができました。「苦しいときにはその中で学ぶことがある。一生懸命な時にはその中にヒントがある。」という語り部の先生の言葉が印象的でした。環境センターでは、ゴミ問題について買い物学習を通して、今自分たちにできることを学びました。

2日目はあしきた青少年の家で様々なニュースポーツに挑戦しました。午後からは天気が回復したので海へ磯観察と磯遊びにでかけ、芦北の海を満喫しました。普段見ることのできないような生き物を見たり、思いっきり海で遊んだりする体験ができました。

3日目は創作活動としてホワイトホビー制作を行いました。オリジナルのキーホルダーを作り、集団宿泊の思い出を残すことができました。

この2泊3日で、学校では経験できない様々な体験をすることができました。水俣病について学習したことは、これからまとめをしながら多くの方に発信していきたいと思います。また、集団生活で身につけたことを学校生活や家庭生活で生かしていけるようにしたいと思います。