学校ブログ

学校生活

7月の詩

7月8日(火)

7月の全校集会を行いました。

校長からは今月の詩をもとに話をしました。

今月の詩は、詩ではなく「やなせたかし名言集」と題し、やなせたかしさんの言葉を校長の独断で4つ選び子どもたちに示しました。

紹介した名言集は、PDFで添付しています。

やなせたかし.pdf (子どもたちに示したシートにはアンパンマンのイラストを載せています)

戦後80年

夏を前にすると戦争・平和に関することがメディアでも取り上げられることが多くなります。

また、現在、世界のいたるところで紛争や戦争があっています。

いかに、今、私たちが、平和な世の中で生きているのか

身の回りにあるちょっとした幸せや喜びに気づいているか

どうしたら自分も人も幸せでいられるのか

そんなことを意識しながら過ごしてほしくて紹介しました。

いつものように暗唱できるようになったら校長室で暗唱してもらうよ。

と声をかけたところ、その日のうちに数人の子どもたちが校長室にやってきて

「今日は、4つの内の二つだけ」

「全部覚えました」

など、一人一人のペースで暗唱して聞かせてくれました。

夏休みまであと7日(登校する日)

何人が暗唱できるようになってくれるでしょうか?

楽しみです。

 

 

本日も千客万来?

7月9日(水)

昨夕は、県下各地で雨が降ったようですが、励徳小付近は、まったく降らず、今日も暑い一日でした。

そんな中、午前8時過ぎ。

お話会のみなさんが来校され、各クラスで読み聞かせをしていただきました。

 

午前9時過ぎ。

消防署から10名ほど来校され、2校時は1.2年生、3校時は3~6年生の着衣水泳教室がありました。

1.2年生は、全員で8名ですから大人の方が多い中での着衣水泳教室でした。

これまで大規模校に勤務することが多かったからか、低学年も着衣水泳を実施することに新鮮さを感じながら見ていました。

実際に消防署の方々もプールに入ってやって見せていただきながらの学習でした。

低学年でもペットボトルを上手に使って全員がぷかぷかと5分間浮き続けることができました。

 

また、中高学年は、12分間浮き続けることができました。まだまだいけそうでした。

合言葉「ういてまて(浮いて待て)」

消防署から子どもたちにおうちに帰ってからお父さんお母さんに話してと言われたのが、

「もし自分が流された時には、自分は浮くことができるから助けに来ないで(消防署等に連絡して)」

ということでした。

子どもを助けようとして助けようとした大人が命を落とすというニュースを時々見ます。

この子たちの浮く様子を見ると確かにそうだなと思いました。

励徳小の子どもたちは、1年生から着衣水泳を学びます。

高学年がほぼ全員12分間ぷかぷか浮くことができるのは、毎年、実施している積み重ねだと感じます。

「継続は力なり」です。

 

低学年の時間に消防署の方が、

「横歩きでカニさんのように歩きます。」

と指示をされたら全員が手も付けて(チョキの指)始めました。

「手は付けなくてもいいんだよ。」

と声掛けがありましたが、そのまま手つきのまま行った子どもたちでした。

中高学年も同じような声掛けを消防署の方が言われると、低学年と同じように

ほぼ全員がチョキの指つきで横歩きを始めました。

本当に純粋で素直な子どもたちです。

消防署の皆様、暑い中、お休みの日にご指導いただきありがとうございました。

 

午後1時過ぎには、「とくとく算数」の皆さん(5人)が来校されました。

各教室で〇付けをしていただきました。

  

 

子どもたちも暑さにも負けずいつも以上に意欲的に問題に取り組んでいました。

日中の一番暑い中、ご来校いただきありがとうございました。

励徳小は、夏休みまで一気に走ります。

1学期最後の授業参観、学級懇談会、第2回学校運営協議会

7月4日(金)

今学期最後の授業参観を実施しました。

併せて、第2回学校運営協議会(学校支援の会)も開催しました。

授業参観・学級懇談ともにほぼ全員(1家庭から複数参観もあり)参加。

更に学校運営協議会にご参加の皆様が11人いらっしゃいましたので、子どもの数と同数かそれ以上の参観があったことになります。

更に学級懇談会も出席率100%。

本当にありがたい限りです。

 

今回の授業参観は全学年人権学習を行いました。

友達の良さや頑張り、今のクラスの良さなどをお互いに出し合いながら自分のことも友達のことも大事にすることの大切さと共に、これから自分のことと同じくらい友達のことも大切にした行動にしていくためにはどうしたらいいのかを考えるきっかけとなる授業を各学年の発達段階や実態に応じて行っていきました。

  

   (低学年の授業の様子)       (中学年の授業の様子)       (高学年の授業の様子)

授業の後の学校運営協議会(学校支援の会)では、

子どもたちがお互いに認め合っていてとてもいい雰囲気だったこと

担任と子どもたちの関係の良さがよくわかる授業の様子だったこと

一人の子どもが友達のいいところを発表するとそれを周りの子も納得できていて、一人一人のことをみんながよくわかっていることが伝わってきたこと

等々、子どもたちの良い雰囲気についてたくさんご意見をいただくことができました。

保護者の皆さん、地域の皆さんのご協力と温かさがあふれる励徳小をこの日も実感できました。

ご参観いただいた皆様。

お暑い中、ありがとうございました。

砥用中学校から水泳指導に来ていただきました。

令和7年7月7日(月)

今日は、7が並ぶ縁起のいい日だそうです。

そんな日に励徳小学校へ砥用中学校からお二人の体育の先生が水泳の指導に来ていただきました。

お一人は、体育の田﨑先生。そして、もうお一人は、岡村教頭先生。

岡村教頭先生は、体育がご専門です。

励徳小では、今週、2回の水泳教室を計画しています。

全学年を3コースに分けて指導を行います。

田﨑先生は、6年生を中心にご指導いただきました。

岡村教頭先生は、全体監督?です。

 

小学生に指導するのは初めてとおっしゃる田崎先生。

おそらく中学生に指導される時より言葉を選んで指導していただいたのではないかと思います。

その田﨑先生の指導をプールサイドから温かく見守られていた岡村教頭先生。

しかし、そこは、体育の先生の教頭先生です。

子どもたちの休憩の時間に、岡村教頭先生は、子どもたちはテントの日陰に座らせ、先生は、厳しい暑さの日が当たるところから動きを交えて指導していただきました。熱い!

おかげでフォームがきれいになり、スピードも出てきました。

授業が終わった後も、今後の指導法について担任にご助言いただきました。

低学年は、担任の先生と水慣れやビード版を使って伏し浮きの練習を中心に行いました。

中学年は、バタ足や息継ぎの練習を担任と練習し、1時間余りの練習でしたが、ずいぶん動きがよくなりました。

頑張ったら先生と笑顔でハイタッチ。

 

水泳教室は、もう1回あります。

水の中とはいえ熱中症が心配される昨今ですが、夏休み前に少しでも記録を伸ばし水泳の授業が終われたらと思います。

岡村教頭先生、田﨑先生。

お忙しい中、ご指導ありがとうございました。

小中連携ありがたい!

 

覚えていますか?大谷グローブ

先日、4年生の男の子が、体育館のカギを借りに職員室にやってきました。

体育館で何をするのか聞いてみると、先生と野球をするとのこと。

私が、だったら「大谷グローブ」があるから使ってみる?と声をかけると

「はい。」

という元気な返事が返ってきました。

本校では、校長室に置いてあるので校長室で自分に合うグローブを探して体育館に持っていきました。

少々、使い方はぎこちなかったようですが、満足げに返しに来てくれました。

猛暑のため、運動場はもちろん、体育館でも運動をすることが難しいです。

ほんの数分でしたが、大谷グローブを満喫しました。

たくさんのカブトムシがやってきました。

6月30日(月)

励徳小にカブトムシのオスとメスがたくさんやってきました。

いくら励徳小が自然豊かな中にあるとは言っても、飛んできたわけではなく、美里町にお住いの一村様が育てていらっしゃるカブトムシの一部を持ってきていただきました。

 

   (オスが入っている箱)      (メスが入っている箱)

明るい時間は、土の中にもぐっていてなかなか姿を見ることはできません。

しかし、子どもたちに無理やり起こされることがしばしば。

一応、教頭先生が担当となっているため、教頭先生の許可を得て自分の虫かごに移していきます。

箱の中の土の中に躊躇なく手を突っ込むたくましい子どもたちです。

大切に育ててくれるものと思います。

一村様、ありがとうございました。 

美里町教育委員会学校訪問の実施

7月2日(水)

今日の午後は、美里町教育委員会による学校訪問でした。

美里町教育長様、教育委員の皆様、教育委員会の皆様、美里町内の校長先生の皆様、総勢12人の皆様の訪問でした。校長先生方の中には、励徳小に初めていらっしゃる先生もいらっしゃって、余裕を持って早めに到着されました。

授業参観の前に、週1回業間の時間に行っている太鼓の練習を見ていただきました。

最初から最後まで通した演奏、パート練習など訪問された皆さんの目の前での演奏は、緊張したのではないかと思いますが、普段通り笑顔で懸命にバチを振る姿を見ていただくことができました。

最後には、大きな拍手もいただき満足げに教室に戻っていった子どもたちでした。

 

その後すぐに5時間目の授業に入りました。

1、2年生は、道徳「りえさんのよいところ」を一緒に考え話し合う様子を見ていただきました。

担任のまわりに8人の子どもたちが集まり考える様子は、ほほえましくもあり、子どもたちの自由な発言への担任の見事な切り返しに訪問の皆様も微笑みながら参観されていました。

なかよし学級は、担任と一人の児童1対1での授業でした。

自立活動「会社(係)の仕事をしよう」でプレゼンの内容を考える様子を見ていただきました。

担任と子ども2人のやり取りを15人の大人が見ていましたからきっと緊張したでしょうが、そこは、担任との阿吽の呼吸で乗り切りました。

3,4年生は、算数で3年「数をよく見て暗算で計算しよう」4年「小数の仕組みを調べよう」の複式の授業でした。担任は、教室の真ん中で子どもたちが学習リーダーを中心に学習を進めていく様子を交互に見取ります。子どもたちは、黒板の前に集まって友達が出した考えについてああでもないこうでもないと話し合い、ゴールに近づいていきました。

子どもたちのやり取りが終わるまで担任は、口を出しません。じっと我慢。

直間の授業とはちょっと違う複式の授業の新たな学習スタイルを見ていただきました。

 

5,6年生は、道徳「母の仕事」について考え話し合いました。

最後の子どもたちの発表では、自分の母親の仕事と重ねながら自分の考えを発表した子どもも複数人いて、教材を自分に引き寄せることができた授業となったようです。

授業参観後は、学校経営の概要説明、全体会と進みました。

全体会では、子どもたちの様子を見ていただき、子どもたちの太鼓の練習の頑張りや授業での真剣な様子などについて評価いただきました。また、校内研修の内容についての質問やこれまで積み重ねてきた「励徳スタイル」(学習リーダーを中心に自分たちで学習を進める授業)をこれからも大事にしてほしい。など、これからの励徳小へのご示唆をいただきました。

これからも励徳小を、そして美里町を大好きで誇れる子どもたちとなるよう全職員で邁進していきたいと気持ちを新たにすることができました。

参観していただきました皆様、大変ありがとうございました。

子どもたちも大変良く頑張りました。

水俣に学ぶ肥後っ子教室

7月2日(火)

5年生の3人は、砥用小学校の5年生15人と共に「水俣に学ぶ肥後っ子教室」に参加しました。

保育園や幼稚園の時は、一緒だった子どもたちです。

いっしょに行けることを楽しみにしている子どもがいる一方、ちょっと気恥ずかしさを感じていた子もいたようです。

砥用小学校の活動班3班にそれぞれ励徳小の子どもたちが一人ずつ入り1日を過ごしました。

学校を7時40分過ぎに出発。

現地には、10時前に到着し学習が始まりました。

午前中は、資料館の見学や環境学習。

 

午後は、語り部の永本様のお話をお聞きしました。

朝早い出発でしたが、学校に到着するまでしっかり学ぶことができました。

これから学んだことをどう発信していくか、そして、どうこれからの生活に生かしていくかをしっかり考えてまとめていきます。

励徳小も熱中症警戒アラート発令中

7月1日(火)

1学期最後の月、7月に入りました。

比較的標高の高いところにある励徳小ですが、朝から熱中症注意の音が「ピーピーピー」となり続けています。

子どもたちは、月曜日から休み時間の外遊び及び体育館での遊びも中止となっています。

あんなに虫取り網をもって運動場を走り回っていた子どもたちの姿は、運動場にはありません。

しかし、運動場や花壇の草は容赦なく伸び続けています。

暑さと紫外線対策をして芝刈り、草取りを行っています。

職員玄関前にあるソテツです。

用務の松永先生が古い葉をきれいに取り除き、下草を取ってくださったので、こんなにすっきり涼しげになりました。

運動場の芝刈りをしていると、芝刈り機の音に驚いたいろんな虫が飛びのいていきます。

    実際の写真です。

  (あざみ)    (西洋タンポポ)  (ネジバナ)    (ヒメジョオン)

芝の間から上記の花々もすっくと立ち花を咲かせていました。

小さなネジバナですが、芝刈り機で刈り取ってしまうのは忍びなく何度か迂回しましたが、心を鬼にして刈り取りました。

先日は、夕方、運動場にシカが静かに現れました。

自然とともにある励徳小です。

自然は、たくましい。

第1回小中連携授業改善研修会の実施

6月25日(水)

美里町 砥用中学校校区の先生方が、励徳小に集まり、本校 深水教諭の授業参観及び授業研究会が行われました。

本校は、完全複式ではありますが、中高学年は、社会と理科を単式で授業ができるよう教頭、教務主任(特別支援学級担任)、担任とで授業を行っています。

今回は、4年生の理科の授業「閉じ込めた空気」を単式で担任の深水教諭が行いました。

授業の前には、子どもたちと担任とで教務の竹之内教諭のギターに合わせて歌って踊り景気づけを行い、授業者、子どもたち、そして参観者も和やかな雰囲気の中でスタートしました。

今回は、目に見えないもの(空気)を見るってどういうことか、目に見えないものを表現するってどういうことか、4年生の子どもたちなりにこれまでの経験や学習したことを根拠として表現することをねらいとしました。

子どもたちは、思い思いの実験道具を操作したり友達の考えと自分の考えを「比較」したりながら自分なりの考えを表現していきました。

授業後は、宮嵜教育長先生、砥用中、砥用小、励徳小の職員が、それぞれの立場から活発な意見を交流し合いました。

励徳小では、普段の校内研修に参加するのは7人で、密度の濃い研修を毎回行っていますが、今回は、多くの先生方のご意見をいただいたことで励徳小の研究の幅も広がったように思います。また、小中連携という意味でもとても意義深い研修になりました。

砥用中学校の樹本校長先生から

「深水先生の授業を見せてもらい、中学校の教員も活発に意見を出し合い勉強になった。」

というお言葉に研究主任で今回の授業者でもある深水教諭はもちろん、本校職員の普段の授業に向かう意欲も更に高まりました。

年度当初から「待つ」というキーワードをことあるごとに出して、子どもたちが学びの主体となる授業づくり、教育活動となるよう取り組んでいるところです。

今回の研修会で私たちが学んだこと、そして、私たちに与えられた「宿題」に取り組みながら、私たちが目指す子ども像を具現化していきたいと思います。

砥用中学校、砥用小学校の先生方、ありがとうございました。

詩を聞かせてくれました。

6月24日(火)

3年生が、校長室を訪ねてきました。

「詩を作ったので聞いてください。」

と。

国語の授業で作ったようです。

 

3年生の連詩.pdf

 

校長室で自分が作った「連」を一人ずつ読んでくれました。

教室がにぎやかで楽しい雰囲気が素直に出ている素敵な連詩ができていました。

 

本格的に水泳授業開始

6月24日(火)

6月10日にプール開き(室内)を行いましたが、実質、水泳の授業は、今日が最初でした。

最初にプールに入ったのは、3.4年生。

 

今年初めてのプールに嬉しくて仕方がないという子がいるかと思えば、若干不安?の表情を浮かべている子もいたりして。しかし、水に入ってしまえばみんなキャッキャ言いながら楽しむことができていました。

 

ベテラン教師の分かりやすい指導のもと、今年初めの水泳の授業とは思えないほど自然に水に慣れ、気持ちよく泳ぐことができ一安心です。

雨の中

6月23日(月)

今日は朝からずっと雨が降り続いています。

そんな中、いつも子どもたちの登下校でお世話になっている第一タクシーのながつさんがあいさつ坂のガードレールをきれいにしてくださいました。

数年前に還暦を迎えた方と喜寿を迎えた卒業生の皆さんが、記念事業としてこのガードレールのペンキを塗りなおしをしてくださったそうで、その中のお一人のながつさんが、今日はお一人でいらっしゃって、

「自分が元気なうちは、このガードレールはきれいにしとかな」

とおっしゃって雨の中、磨いてくださいました。

おかげで元の真っ白なガードレールになりました。

本当にありがたいことです。

どうぞ風邪をひかれませんように。

晴天の中での田植え

6月20日(金)

30度を超える予報が出ていました。

塩分チャージ、水筒、麦茶を入れたキーパー、保冷剤等々、熱中症対策を万全にして出掛けた今年の田植え。

全校児童28名で今年も松永さんをはじめとした地域の皆さんや土地改良区の方にご協力いただき田植えを行いました。

フライングでまだ「入って良し」の合図がない前から入ってしまった子どもたちもいました。また、中には、入ることを躊躇する1年生もいましたが、何とか全員田んぼに入り田植え開始。

 

1年生の横には、ベテランの5,6年生がつき、まさに「手取り足取り」。

次第に、1年生も見様見真似ながら水に浮かない稲の植え方をマスターしていきました。

  

教頭先生も田んぼに入り地域の方にも劣らないほどの慣れた手つきでどんどん植えていきました。

これが植え終わった田んぼです。若干苗が畝っていますが、それはご愛敬。

最初は冷たかった田んぼの水が植え終わるころにはお風呂ぐらいになっていました。

何とか熱中症にもならず、今年の田植えを終わりました。

帰りに「田植え饅頭」をいただきました。子どもたちは、おまんじゅうを持ち帰り家庭で食べながらきっと田植えのことで話が盛り上がったことでしょう。

ちなみに今回の田植えで尻もちついたり田んぼにダイブしたりした子どもは誰もおらず、バランス感覚の良い子どもたちだったということでしょう。

今回の田植えでお世話になった皆さん。暑い中本当にありがとうございました。

いくり(すもも)いただきました。

6月18日(水)

今朝、本校児童の保護者でもある片山様からたくさんのいくり(すもも)をいただきました。

「いくり」は、主に九州地方での呼び名で「すもも」は、日本全国共通の呼び名のようです。

こんなにたくさんの「いくり」。

早速、今日の給食で一人2個ずついただきました。

1年生が、

「先生、1個減らしていいですか?」

というと(昨年も食べたことがある)2年生が

「うまいとばい。俺好き。食べんならちょうだい。」

それを聞いた1年生は、まだ残っていた「いくり」をおかわりしました。

そして、

「この種植えたら実がなるかな?」

「植えてみよう。」

「『1.2年生の』と書いたのを立てておこう。」

私が、

「う~ん、あなたたちが1、2年生の間には実はならないと思うよ。」

というと何と書いたらいいのか考え始めた子どもたちでした。

子どもたちがおいしそうに食べている写真を撮り忘れましたが、みんな本当においしそうにいただきました。

片山さん、ありがとうございました。

1・2年生は、芋苗植えに挑戦

5月13日(金)

前日の高学年バケツ稲に続き、この日は、1・2年生の芋の苗植えがありました。

ずっと雨でなかなか実施できませんでしたが、奇跡的に雨が上がり、歩いて20分ほどのところにある畑で行いました。

 

前日、私が、畑を見に行くとすでに地域の方がいつでも植えられるように耕しマルチシートも張っていただいていました。ありがたいことです。

実は、昨年は、サツマイモを収穫する前にシカがすべて食べつくし収穫することができなかったという残念な出来事があったということで、今年は、柵の設置の仕方を変えてみましたとのこと。これまたありがたいことです。

この日は、4人の地域の方が子どもたちに苗の植え方を教えに来ていただきました。

この広い畑。子どもたちは一人数十本の苗をご指導いただきながら植えました。2年生は昨年も経験していたということで手際が良かったと地域の方からお褒めの言葉をいただきました。

予定の時間よりかなり早く終わったようで、私が、用事を済ませて畑に見に行ってみると、子どもたちは誰もいなくて地域の方が最後の仕上げをしてくださっているところでした。

昔は、雪も今より降っていてご自分のお子さんは、田んぼの畔をそり滑りしていて下の川にそのまま落ちてしまわないか心配しながら見守ったことやお子さんがお風呂に入ったとき服で隠れたところも真っ赤になっていた、よく聞いてみると一緒に遊んだ友達も同じでそれぞれ病院に連れていかれたところ「はぜまけ」だった。はぜの木と知らずみんなで木登りをしたということが後になって分かったことなど昔話にも花が咲きました。

今の子は、そんな危ないことはしませんよね。

という話で私は、畑を後にしました。

学校に戻ると子どもたちは到着していて

「どうだった?」

と聞くと、

「ヤモリ捕まえてきた。」

「校長先生、見て!」

「で、何をしてきたの?」

ともう一度聞きましたが、なかなか芋の苗植えという単語は聞かれませんでした。

それもそのはず。

  

蛇の抜け殻を見つけて記念撮影。帰り道の脇にある用水路に入って生き物探しに勤しんでいる様子の写真を発見しました。

まあ、何はともあれ豊かな自然と地域の方の温かさを感じた子どもたちだったようです。

今回もまたまた地域の皆さんにお世話になりました。

本当にありがとうございます。

バケツ稲づくりに挑戦中

6月12日(木)

5年生は、総合的な学習の時間に米作りについて学習します。

励徳小では、松永さん(地域の方)のご協力を得て1~6年生全員で田植えを行います。

ちなみに今年は、20日(金)です。

とはいえ、いつも田んぼに稲の様子を見に行けるわけではありません。

そこで、5・6年生は、バケツ稲を校内で育て常に観察できるようにします。

  

5月23日にバケツ稲用の種まきを行いました。

 

6月6日にバケツ稲用の土の準備を行いました。

 

そして、6月12日バケツ稲に苗を植え替えました。

バケツの中に土を入れて水を入れて、硬すぎて水を入れると、今度は柔らかくなりすぎて土を入れる・・・

なかなか、これ!という状態にバケツの中がならない子もいてそう簡単ではなかったようです。

この経験からもあの広い田んぼを耕し水を入れ田植えができる状態にすることの大変さに気づいたのではないでしょうか。

余った苗は、家に持って帰りました。家で米作りをされているところは、その田んぼに。そうじゃないところは、家でもバケツ稲づくりに挑戦かな?

コメ不足のニュースが世間を騒がせています。

米を消費する側からだけではなく米を生産する側の視点も学ぶことができるのではないかと思います。

租税教室

6月12日(木)

6年生を対象に宇土税務署から来ていただき租税教室を行いました。

税金がなかったらどうなるのか?税金が使われているものにはどんなものがあるか?

など、身近なものや場所に税金が使われていることなど分かりやすく教えていただきました。

子どもたちも少し税について身近なものと捉えることができたのではないでしょうか。

税務署の方と授業後お話をさせていただきました。

最近は、子どもたちでも場合によっては納税しなくてはいけないことがあるそうです。例えば、プロゲーマーやYOUTUBERとなり賞金等を獲得した場合、子どもでも納税する必要があり、それをしないと追加課税が課せられることもあるなど、以前にもまして子どもたちにとっても税は身近で知っておかなくてはいけないことの一つとなっています。

私自身も勉強になりました。大変ありがとうございました。

不審者対応訓練(職員版)

6月12日(木)

職員研修の一環として職員の不審者対応訓練を行いました。

職員の役割分担のみを行い、後は、どれだけその場の状況に応じて対応できるかを宇城警察署のスクールサポーターの小島様に見ていただき、終わった後に講評及び指導を受けるという形をとりました。

最初に対応するのは校長と教頭。

まずは、不審者が入ってこようとしたら声をかけ落ち着かせ・・・

と考えていました。

ところが、今回の不審者(本校職員)は、職員玄関から入るなり刃物(手作り)をちらつかせ、静止も振り切って一目散に3階教室までダッシュで駆け上がってしまいました。

教頭先生が追いかけましたが、見失うほどのスピード。

放送及び職員玄関での不穏な気配を察知した他の職員がさすまたを手にした時にはすで不審者も3階教室に到着しており、不審者と職員数名の緊迫した攻防が繰り広げられました。そこで、小島様から合図があり終了。

不審者役の職員の余りの迫力に本当に怖かったという感想を持った職員もいました。

その後、体育館に場所を移し、さすまたの効果的な使い方やさすまた以外の物を使っての対応の仕方などを教えていただきました。

不審者の行動は、マニュアル通りにはいかないということを今回の訓練で全職員が学びました。

常に子どもの命を守るためにはどう動くか、もちろん自分(職員)の命も守りながらを意識しておく必要があることを痛感しました。

と同時に、不審者に入られない普段の備えも考える機会となりました。

今回ご指導いただいた宇城警察署スクールサポーターの小島様、大変お世話になりました。

とくとく算数対面式

6月11日(水)

今年最初の「とくとく算数」が行われました。

「とくとく算数」とは、第2水曜日に地域ボランティアの方々に来校いただき、業間の時間に子どもたちが取り組む算数の丸付けをしていただく取組です。

今回は、7名の方に来ていただきました。

(高学年教室での対面式の様子)

たまたま来校されていた学校運営協議会の大原さんも教頭先生から赤ペンを渡され急遽「とくとく算数」に参加いただきました。

 

子どもたちは、プリントが1枚終わると次々に先生の所に行き、丸を付けてもらっていました。

この日は、朝からお話会の皆さんによる読み聞かせ、お昼は、「とくとく算数」、放課後は、「放課後子ども教室」と地域の方がたくさん来校していただき、まさに社会に開かれた教育課程を通して励徳小学校が目指す教育を実現する日となりました。