学校生活
教師の適切な指導のもと
6月19日(水)
昨日は、3時間目に児童総会を行いました。執行部と生活安全・図書・放送・体育・環境・給食・保健の各委員会が年間計画を発表し、それに対する質疑応答や意見発表などを行うものです。私は出張のため総会そのものを見ることができなかったのですが、どの委員会も年間計画を分かりやすく発表し、質問にも丁寧に応じることもできていたと聞きました。
「特別活動」に含まれる「児童会活動」は、集団での活動に自主的、実践的に取り組み、集団や自己の生活上の課題を解決することを通して学ぶものです。教師が適切に指導・助言を行うことで、子どもたちが活動できたことに自信を持ち、上級生の姿を見て学び、自治的な活動になるようにしていくものです。乙女小でも、児童総会の数日前には、放送委員会や環境委員会などの児童が、担当の先生と一緒に発表のリハーサルを行っていました。まさしく「教師の適切な指導のもと」行われた児童総会でした。
勇気と行動力
6月17日(月)
先週金曜は、1日出張のため学校を留守にしました。そんな日も、教頭先生はじめ他の先生方がしっかりと子どもたちの学校生活を支えてくれています。
今日から28日まで乙女小では、「一人一人の子どもたちが差別を鋭く見抜き、差別を許さず自らの問題としてそれを考えていく力を育てる」ことを目的とし人権旬間として取り組んでいます。
旬間を前に先週の全校集会で、「人権とは私やあなたやみんなが、毎日幸せに暮らしていくために守らなければならない大切なものであること」と話しました。そして、「だから悪い」というお話を通して、女の人が「だから悪い」と言ったのはなぜなのかを子どもたちに考えてもらいました。
一匹の犬が、体を前にかがめて、激しくほえたてています。そのすぐ鼻先に、垣根にぴったりと体を寄せて、一匹の小ねこが、毛をさかだてて震えています。カーッと口をあけ、ニャーオ、ニャーオとないています。すぐそばに、2人の男の子が立って、どうなることかと見ていました。窓から、それをのぞいていた女の人がとぶようにして、階段からかけおりてきました。女の人は、犬をおっぱらうと、男の子たちを叱りつけました。「あなたたち、恥ずかしくないの! 」「どうして恥ずかしいの? 僕たち何もしていないよ! 」男の子たちは、びっくりしたように言いました。「だから、悪いのですよ! 」 女の人は、真っ赤に怒って言いました。(オセーエワ作、西郷竹彦訳) |
なぜなのか子どもたちに尋ねると、「いじめを見ている(傍観)ということは、いじめているのと同じことです!」と言いました。あってはならないことですが、実際そのような場面に出くわした時に、どうにかしてそれをとめる勇気と行動力を子どもたちに付けていきたいと思っています。
確かな学びに
6月13日(木)
今日は、町教育委員会や上益城教育事務所から、子どもたちの学校生活の様子を見に来られました。「子どもたちはとても明るく、落ち着いて学習できていますね。」と褒めていただきました。2年生は、観察したことを 順序よくわかりやすく書くための秘密をさぐっていました。見つけたことを書画カメラや電子黒板を使って発表していました。ICTを効果的に使いながら、子どもたちの確かな学びにつなげていきたいと思います。
明日は、特別支援学級の合同運動会「さわやかさんサンフェスタ」が行われます。応援幕やくまモンのお面など、準備は万端のようです。出場する皆さん、頑張ってください!
アウトプットが大事
6月12日(水)
今週は季候もよく、どの学年もじっくりと学習に取り組んでいます。今日の午前中、4年生は、社会科の学習で警察署や消防署の見学に出かけました。先日、校区の探検を終えている3年生は、調べたことやわかったことを新聞にまとめていました。わかったことなどを友達に伝えたり、文に書いたりすることで、学んだことをより理解したり、定着できたりします。どの教科の授業も、子どもと自分自身、子どもどうし、子どもと教師の双方向的な対話による学びにしていきたいと思っています。
プール開き
6月11日(火)
(昨日は1日出張だったため、HPを更新できませんでした。)
今日は、子どもたちが待ちわびていたプール開きです。この日のために、先週1~4年生は、プールサイドや周辺の掃除、5・6年生はプールの中をゴシゴシときれいに磨いてくれました。
シャワーの水は少し冷たかったようです。しかし、模範泳法を6年生に見せてもらったあと、学年毎に入水して水をかけあったり、顔を水につけてみたり、ワニさんになったり…と、水遊びを楽しんでいました。最後に、全員でプールを同じ方向に歩き、渦巻きをつくって楽しみました。安全に気をつけて、プールでの学習を進めていきたいと思います。
むし歯ゼロに
6月7日(金)
今朝の雨と雷は、登校時間と重なり心配しました。始業までには、全員が無事登校し安心しました。これから雨の季節となります。傘をさしての登下校にも十分気をつけるよう子どもたちに話しています。
さて、今週は「歯と口の健康週間」でした。歯科検診の結果は、先日おうちの方にお知らせしましたが、乙女小の子どもたちの30パーセントにむし歯があるという結果になっています。そこで、すべての学年で「歯の王子様を磨こう」「歯肉炎を防ごう」「かむことの大切さ」などの保健指導を行いました。
2年生は、「むし歯のでき方」について生田先生から教えてもらい、「しっかり歯磨きをしよう」「自分に合った歯ブラシを使おう」「はやく歯医者さんで見てもらおう」などの感想を言っていました。
体力づくりにいかす
6月6日(木)
午前中に全学年で体力テストを行いました。上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、50m走、…と体育館や運動場で測定します。子どもたちの体力の現状をつかみ、健康づくり、体力づくりにいかすためのものです。6年生は1年生とペアを組んで、測定のやり方のお手本になったり、どの学年も測定の前後にはしっかりと挨拶をしたりすることができました。
熊の後ろ姿から
6月5日(水)
今日の1年生の道徳は、資料「はしのうえのおおかみ」を使って、「親切」について考える学習でした。
おおかみは、一本橋で出くわしたウサギやきつねやたぬきを「もどれもどれ」と追い返していました。ところが、今度は一本橋の上でおおかみと熊が出くわします。熊は、おおかみを抱き上げ、そっと向こう側に通してくれました。おおかみは、去って行く熊の後ろ姿をいつまでも見送っています。その後、一本橋でウサギに出くわしたおおかみは、自分が熊にしてもらったように、ウサギをそっと向こう側に通したのです。…
子どもたちは、熊の後ろ姿をいつまでも見送っているおおかみが、どんなことを考えているかを思い巡らしていました。「おおかみは嬉しい気持ちでいっぱいになった」「おおかみは、熊に優しくしてもらって自分も優しい気持ちが少しずつ出てきた」「おおかみは優しくしたいと思った」
誰にでも優しい心で接し、親切にしようとする道徳的心情を育てることをねらいとした授業でした。
メダカの学習
6月4日(火)
5年生が3・4時間目の理科で、「メダカのオス・メスや飼い方について学ぼう」というめあてで学習していました。今日は、ゲストティ-チャーの長田さんに数種類のメダカを持ってきていただき、実物を見ながらの学習です。やはり、本物にはかないません。子ども達は、およぐメダカを観察してオスとメスを見分けたり、スケッチをしたりしました。学習したことをいかして、おうちで大事に優しく育ててくださいね。
生きる力
6月3日(月)
今日は、5年生が社会科で、同じ学習課題の人と班をつくり資料を使って学習をしていました。どのように学ぶかという観点から、来年から実施される新学習指導要領を意識した授業でした。
新学習指導要領は、子どもたちに知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」を育むことをねらいとしています。
子どもたちへの育成を目指す資質・能力として、次の三つがあげられています。これらを日々の授業や学校生活の中でしっかりと育てていきたいと思います。
1 何を理解しているか、何ができるか(生きて働く「知識・技能」の習得)
2 理解していること・できることをどう使うか(未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力等」の育成)
3 どのように社会・世界と関わりよりよい人生を送るか(学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養)
今日の午後は、先生方の校外での研修のため、子どもたちは14時頃下校します。事故やけがのないように過ごしてください。