学校生活

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ちょっとした問いかけが

2月17日(月)

 3年生の算数では、正三角形と二等辺三角形の学習をしています。正三角形を正確に書いたり、色紙で作った三角形が本当に二等辺三角形なのか確かめたりする学習でした。活動する中で、先生は度々「正三角形ってどんな三角形?」「頂点ってどこのこと?」など、図形の定義や基本的な事項について尋ねていました。学習は、前に学習したこととの積み重ねです。このちょっとした教師の問いかけが、子ども達の学習内容の定着につながっていきます。

 さて、本当に二等辺三角形なのか確かめるのに、子ども達は「辺と辺が重なれば同じ長さ」と答えました。長方形のたてと横の辺を重ねて折って見せると、重なりますが同じ長さではありません。子ども達は悩んだ末、「ぴったり重なる」ときが同じ長さなのだということにたどり着きました。

勉強の醍醐味

2月13日(木)

 10日のHPでも書きましたが、6年生は2時間目に、算数の問題の総復習をしていました。算数のワークや教科書の後方のページにあるまとめの問題を黙々と解いていました。「ここ、これでいいんだよね?」「分母を2倍したから、分子も2倍して…」

計算間違いをしてしまったときは、しっかりと赤鉛筆で途中の計算も書きながらやり直しをしていました。どこをなぜ間違ってしまったのかが把握できると、次に似たような問題に出会ったときに注意して解くことができます。自分の弱みを強みに変えることができるのも、勉強の醍醐味です。

読み取る力

2月12日(水)

 1年生の国語では、「どうぶつの赤ちゃん」の学習を始めました。この話を読んで、「初めて知ったこと」「不思議だなあと思ったこと」を出し合うことになりました。「初めて知ったことはしまうまの赤ちゃんは、7日間だけお乳を飲むことです。」「らいおんの赤ちゃんは歩けないので、お母さんが口にくわえて運ぶことです。」「不思議だなあと思ったことは…」等たくさん出し合うことができました。話の内容がつかめているからこそ、初めて知ったことや不思議だと思うことを出し合うことができました。どんな場面なのか、何を聞かれているのかなど、国語の学習だけでなく算数や他の教科でも、文章を読み取る力がとても重要です。

あと何日

2月10日(月)

 6年教室と学び2の教室に貼ってある「あと27日」のカウントダウンカレンダー。これは、6年生が卒業まで乙女小に登校する日数です。今日を含めてあと27日となりました。

 6年生は、小学校の学習のまとめと同時進行で、卒業に向けての準備も行っています。2時間目には、卒業式で歌う歌の音取りをしていました。なんとも和やかな雰囲気で歌っているその姿を見ていると、立派に卒業してほしいという思いと寂しくなるなあという思いがこみ上げてきました。

本当の学び

2月6日(木)

 今日は、お茶の水女子大学の貞光先生をゲストティーチャーとして招き、4年生理科「すがたをかえる水」の学習をしました。

 前の理科の時間に、水を沸騰させると白い煙のようなものが見えたことから、その正体を探ろうということになりました。子ども達が「知りたい!」「何だろう?」「なぜだろう?」と思うことから、本当の学びは始まります。煙の正体は何なのか「湯気」「水蒸気」などと予想を出し合う中で、「湯気と水蒸気は同じなの?」という新たな問いも出てきました。この後、それを確かめるためにどのような実験をすればよいか考えを出し合って実験を行っていました。乙女小では、子どもたちに「なぜだろう」「どうしてかな」と思わせるような授業づくりを目指しています。