御船小ニュース

カテゴリ:3年生

何をゴールにするか

 三年生のある学級では、算数科の「分数」を学習しました。この日のテーマは「等分した分数の表し方」です。それぞれ8等分と4等分にした2本のテープを準備し、色を塗った部分を分数でどのように表すか考えました。ここで担任がこだわったポイントは「児童が自分の考えを、筋道を立てて説明すること」と「友達の考えを自分の言葉で説明できること」の2つです。実際に、実物投影機に学習プリントを映し出し、児童が全体に向けてわかりやすく説明する場面がありました。更にその内容を、黒板を使って別の児童が説明をしており、その流れが定着していることが見て取れました。日頃の取組の積み重ねの成果だと思います。

現在「わかる」けど「できる」わけではない子ども、「できる」けど「わかる」わけではない子ども、それぞれ課題が指摘されていますが、この日のような取組の積み重ねにより、「わかる」し「できる」子どもの姿につながるのかもしれません。