学校だより

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SNSの安全な使い方について

 スマートフォン等を使ったSNSをめぐるトラブルの増加が社会問題となっていますが、姫戸小の子供たちも決して無関係ではありません。SNSは、使い方によってはとても便利で有効なものですが、一歩間違えると大きなトラブルに巻き込まれる危険性があります。
 先日、3年生でSNSの安全な使い方についての学習がありました。藤本教頭先生が授業を行いました。授業の中で、下のようなスライドが提示され、「このやりとりの中の問題点は何ですか?」という問いがありました。それに対し、子供たちからは次のような内容の意見が出されました。  

〇「まじめか!笑」という表現がよくない
〇ネコのスタンプが相手をばかにしているような感じがする
〇勝手に写真を撮っている
〇無断で撮った写真をアップしている
〇夜遅くにやりとりをしている

 子供たちなりによく考え、しっかりと問題点に気付くことができていました。一見何気ないやりとりにも思えますが、子供たちが挙げてくれたような問題点があり、これらは、SNS上でのいじめに発展したり肖像権の侵害に当たったりする恐れがあります。
 学校では、今後もこのような情報モラル教育に取り組んでいきますが、スマートフォン等をお子さんに持たせるのは、保護者の皆様の責任です。そこで大切なのが「ルール作り」です。スマートフォン等を持たせる、持たせないも含め、持たせる場合は、それぞれのご家庭において親子で話し合ってルールを作り、それを必ず守るということについて、親子で確認してください。子供たちが安全・安心にSNS等を活用できますよう、保護者の皆様には、より高い意識をもって取り組んでいただければ幸いです。

「歯・口の健康づくり」の取組について

 本校は、令和5・6年度の2年間、県教育委員会及び市教育委員会の指定を受け、歯・口の健康づくり研究推進校として、研究に取り組んでいます。11月1日(金)には、2年間の研究の成果を県内の学校等に発信すべく、研究発表会を予定しています。

【 研究テーマ 】
 自ら気付き、考え、行動できる児童の育成         
      ~「歯・口の健康づくり」を通して~

  研究テーマからも分かっていただけると思いますが、本校では、この研究を通じて、子供たちに「自ら気付き、考え、行動する力」、いわゆる自己管理能力(セルフコントロール力)を身に付けさせることをめざしています。子供たちが、自分の歯や口の健康について関心をもち、よりよ行動し、それを習慣化することはもちろんのこと、自ら気付き、考え、行動する力を学習面においても発揮し、自ら学ぶ力を高めながら確かな学力を身に付けていってほしい、そのような願いを全職員で共有して取り組んでいるところです。
 下の写真は、本研究の取組の一環として行っている「健康集会」(第3回:6月13日実施)のようすです。歯・口の健康づくりに関する基本的知識の定着を図るとともに学習内容についての児童の発表の場とすることを目的として取り組んでいます。運営、保健、放送、環境・栽培、体育、図書、給食の各委員会の子供たちが各月のテーマに沿って発表します。
 子供たちには、歯・口の健康づくりの問題を自分事として捉え、健康のためによりよい生活行動ができるよう頑張っていってほしいと思います。

「感動」のある最高の運動会でした!!

 5月19日(日)に姫戸小中学校合同体育大会がありました。週間天気予報では、早くから雨マークがついており、少し心配していましたが、当日は最高の天気の下、予定どおり開催することができました。
 今年の小学校の大会スローガンは「最後まで全力!! ~感動のある体育大会にしよう~」、中学校の大会テーマは「百花繚乱~果敢に行動し 一人一人の個性を輝かせよう~」でした。子供たちは、このスローガン・テーマの下、体育大会に向けて、全力で練習に取り組んできました。そして、当日も暑さに負けず、一生懸命頑張る姿をたくさん見せてくれました。そのおかげで、見ている方々に感動を与える素晴らしい運動会となりました。子供たちの頑張りに心から拍手をおくりたいと思います。
 ご来賓の皆さま、保護者・地域の皆様、温かいご声援と準備・片付け等ご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 体育大会明けの21日の朝、登校してくる子供たちの様子を見て、まだ疲れが残っていたのか、少し元気がない子供が多いように感じました。「燃え尽き症候群」なのかもしれないとも思いましたが、大きな学校行事等の後に、やりきったという充実感・達成感を感じながらも、何となくやる気がでないということもあるようです。このような状況を打破するためには、新たな目標を設定し、その達成に向けてリスタートすることが必要となります。

 学校では、体育大会での子供たちの頑張りをしっかりと認め、ほめた上で、次の目標に向かって頑張っていけるよう支援していきます。
 保護者の皆様、また、地域の皆様におかれましても、これまで同様、子供たちを励まし、支えていただきますようよろしくお願いします。

交通教室がありました!

 4月17日(水)に、道路の安全な歩行の仕方や自転車の安全な乗り方等について学び、交通安全に対する意識を高めることを目的として、交通教室を実施しました。
 この日は、講師として交通指導員の方々や駐在所の方に来ていただきました。低学年の子供たちに対しては、交通安全に関するお話をしていただいた後に、実際に道路に出て、道路の歩行及び横断歩道の安全な渡り方等について実技指導をしていただきました。また、3~6年生に対しては、実際に実技を通して、自転車の安全な乗り方について、運動場の模擬道路を使って指導していただきました。子供たちは真剣な表情で話を聴いたり実技に取り組んだりしていました。
 そして、当日は予定になかった白バイ隊員の方も急遽交通教室に飛び入り参加していただきました。子供たちも白バイに興味津々で、テンションが上がっていたようです。
 子供たちにはこの交通教室で学んだことを生かして、今後、絶対に交通事故に遭わないよう、「自分の命は自分で守る」という意識を強くもって生活していってほしいと思います。

楽しかった歓迎遠足!!

 4月12日(金)に歓迎遠足がありました。前日が雨でしたので、天気を心配していましたが、当日は久しぶりに穏やかな陽気となりました。実は、昨年度、4月に歓迎遠足、3月に送別遠足と遠足を2回予定していましたが、いずれも雨天のため中止となっていましたので、今回の遠足は、1年生だけでなく、2年生にとっても小学校初めての遠足となりました。
 遠足に出発する前に、体育館で1年生の歓迎レクリエーションがありました。1年生からの言葉のあと、各学年から1年生に向けて自己紹介したりクイズを出したりと、楽しい時間を過ごしました。
 遠足の目的地は小島公園でした。1年生は6年生に手を引かれて現地まで元気に歩きました。公園では縦割り班で行動することになっていましたので、上級生が下級生の面倒を見ながら、一緒にお弁当を食べたり遊んだりして、みんなで遠足を楽しんでいました。
 学校では、このように縦割り班で活動することがありますが、これは子供たちにとって、とても意味のあることだと思っています。上級生には、「下級生のお手本となるようしっかり頑張ろう」という意識が芽生えますし、下級生は、「お兄ちゃん、お姉ちゃんみたいになりたい!」という憧憬の念(あこがれ)を抱きます。
 学校では、今後も異学年での縦割り班による活動を通して、子供たちの豊かな心の育成に向けて取り組んでいきたいと考えています。

 

ご入学 おめでとうございます!

 4月9日(火)に入学式を行いました。前日は雨風が強かったため、天候が心配されましたが、当日は、新入生を待ち侘びていたかのように、朝から久しぶりに春の日差しが戻り、新入生を温かく迎えてくれました。
 本年度は、9名が本校の新入生として仲間入りしました。氏名報告の際は、担任の指名に対して、全員「はいっ!」と大きな声で返事をすることができていました。また、新入生代表あいさつでは、寺本まひろさんと松本ななこさんが立派にその役割を果たしてくれました。大勢の人がいる中でしたので、とても緊張したと思いますが、前に立つ校長の目をしっかりと見て、新1年生とは思えないほど堂々とした態度であいさつができていたので感心しました。
 校長式辞では、「こんな子どもになってほしい」ということについて、次の4つを話しました。
①自分がされていやなことは相手にしてはいけない。友達のことを思いやり、「人に優しい子ども」になってほしい。
②今、あなたたちには分からないことや知りたいことがたくさんあるはず。小学校では、各教科や活動等を通じて学習していくので、「目を輝かせて学ぶ子ども」になってほしい。
③きついことから逃げてばかりいてはいけない。時にはやりたくないことでも我慢して頑張ることも大事。そのように、「努力して体をつくる子ども」になってほしい。
④小学校での学習や地域での体験活動、地域の方々との交流等を通じて、もっともっと姫戸のことを知り、今よりも更に「姫戸が好きな子ども」になってほしい。
 新入生は、これからさまざまなことを学んでいきます。保護者の皆様、地域の皆様、今後、9名の子供たちが目を輝かせ、いきいきと学ぶ中で「生きる力」を確実に身に付けていけるよう、学校としても精一杯取り組んでいく所存ですので、ご理解とご支援をいただきますようよろしくお願いいたします。

新年度のスタートです!! 

 4月8日(月)に始業式があり、いよいよ新年度が始まりました。令和6年度、姫戸丸の出航です。

 始業式では、それぞれ進級し、一つ上の学年になった子供たちが、やる気に満ちた表情で、目をきらきらと輝かせていました。そのような子供たちの姿を目にし、私たち職員一同、「よし、この子供たちのために頑張ろう!」という思いを強くしたところです。

 校長講話では、まず、本年度の学校教育目標

に向かって挑戦し、感動を共有するひめっ子の育成」

について、子供たちと共有しました。子供たちには、この目標の達成に向けて、姫戸小の子供たち、先生方、保護者の皆様、そして地域の方々と一緒になって頑張っていこうと伝えました。また、この目標を受けて、ひめっ子合言葉である「夢 もっと挑戦 より感動」について、次の3つを話しました。

をもつことはすばらしいこと。、もっと分かりやすく言えば、目標をもつことで、人は頑張ろうという気持ちが心の中に生まれる。だから、ぜひ、や目標をしっかりもってほしい。

②何かに挑戦して思うような結果が出なかったとしても、挑戦した経験は必ずその後の自分の成長につながる。だから、何事にも挑戦するたくましさを身に付けてほしい。

③人が感動するのは、誰かがひたむきに努力している姿、目標達成に向けて一生懸命頑張っている姿を目にしたとき。だから、何事にも一生懸命取り組んでほしいし、お互いの頑張りを認め合って、感動を共有してほしい。子供たちは、真剣な表情で、目と耳と心でしっかりと話を聞いていました。

 これから1年間、学校教育目標とひめっ子合言葉を常に意識しながら学校生活を送ることで、姫戸小をよりよくしていってくれることを期待しています。

海翔さん、ありがとう!

 長崎総合科学大学付属高校サッカー部キーパーとして、昨年12月の全国高等学校サッカー選手権大会に出場された山口 海翔さん。姫戸町出身。大津高校の碇 明日麻さんと同級生。忙しい合間をぬって子ども達に会いに来てくれました。サッカーを始めたきっかけ、サッカーを通して学んだこと、苦労したこと、将来の夢など、たくさん話をしてくれました。
 特に感銘を受けたのは、山口選手が座右の銘とする「感謝」「努力」「挑戦」という3つの言葉。
 苦しいときや辛いときこそ、自分を支えてくれる親や友達に感謝し、今の自分がやるべきことを黙々とやる。できるようになったら更なる高みに挑戦する。挑戦したら自分の良い所やダメな所が分かる。それは、もっと努力しようという原動力になる。そんな山口選手の言葉に、真剣な瞳で聞き入る子ども達でした。キーパーの構え、ジャンプキャッチの仕方、リフティングも実際にやってみせて教えてもらいました。
 山口選手のお母さんにもお話をうかがうことができました。子の成長を願い、涙を隠して叱咤激励したことなど、子を想う親の気持ちについて、お話していただきました。涙が出ました。 

 山口選手、お母さん、ありがとうございました。 

授業参観、お世話になりましたm(_ _)m

 3月1日(金)の授業参観、PTA総会、学級懇談会には、ご多用にかかわらずたくさんの保護者の皆様、学校運営協議会の皆様にご参加いただき、誠にありがとうございました。
 子ども達にとって、親や祖父母が教室に来てくれることは特別なこと。ある子によると「嬉しい気持ち50%、緊張50%」だそうです(笑)。授業中も何気に出入口を気にしつつ、姿が見えると「来た-。」と笑顔いっぱいで呟いていました。
 写真は、4年生の1/2成人式の様子。10年間育ててもらったことに感謝し、出来るようになったことと、将来の目標をしっかり発表することが出来ました。
 どの学年も、ず-っと心に残る学習になったようです。ありがとうございました。

6年生に「ありがとう」を伝えよう

 2月22日(木)、あいにくの雨。 みんなで諏訪公園に送別遠足に出かける予定でしたが、雨天時計画に従い「お楽しみ送別会」を体育館で行いました。
 4月から姫戸小の看板を背負う5年生13名が、計画・準備・進行の全てを担い、卒業する6年生との名残を惜しみつつも、和気藹々で笑顔溢れる送別会を開いてくれました。司会をする人、説明をする人、例示をしてみせる人、時間を計る人など役割分担をして、全校児童をしっかり楽しませてくれました。また、端々にギャグを盛り込んだ雰囲気作りは流石でした(空雅さんのダンス最高!)。
 写真は「震源は誰ゲーム」と「伝言ゲーム」。6年生をリーダーとする縦割班で行いました。「震源」の変な動きを必死に真似する様子や、「伝言」がジェスチャーによってどんどん変わっていく様子が、とっても面白かったです。

 上の写真は、インタビューを受けている6年生。「中学校で頑張りたいこと」「好きな給食」の質問に加えて、「英語で自己紹介をしてください」といった無茶ぶりもありましたが、そこは最上級生、格好よくペラペラと英語で話していました(^o^)。 サプライズゲストとして、かの有名な「ホテイ陽向さん」↓ も現れ、大興奮の会場でした。

楽しかった-!

 お昼からの「PTA親子ふれあい活動」も、子ども達、大喜びでした。
「みんなで、もっとふれ合おう、もっと楽しもう!」をスローガンに、糸や和紙で作るランプシェード【作る活動】グラウンドゴルフ大会【動く活動】に分かれて、親子や兄弟、地域の方との交流を楽しみました。
 企画・準備・運営等、多大なご尽力をいただいたPTA役員の皆様、ありがとうございました。お世話になりましたm(_ _)m。

くまモンが来た-!

 1月28(日)の「歯・口の健康集会」では、くまモンと一緒に歯と口の健康について勉強しました。
 思わぬサプライズゲストに大興奮の子ども達でしたが、「むし歯になりはじめると?」「歯マップ」「食べ物を磨りつぶす歯は?」「ステファンカーブ」「口の中にいる細菌」「歯を大切にするためには」「よく噛む習慣」など、中島先生花田先生から出題されるクイズに、みんな元気に答えていました。これまで学んできたことについて復習問題もありましたが、正解率の高さに感心しました。
 くまモンには、と✖のボードで正解を示す役をお願いしたのですが、さすがは熊本県「敏腕」営業部長。キレのよい動きとユーモア溢れるしぐさで、子ども達の興味関心を引きつけてくれました。

 

頑張ったね!学習発表会

 1月28日(日)、保護者や地域の皆様をご招待して、学習発表会を開催しました。1年生の光織さんが「あったかい心になる発表会にしたい」とはじめの言葉で言ってくれたように、観る人も、発表する児童も、みんなの心がぽっかぽかになる発表会になりました。ありがとうございました。

 織姫と桃太郎と金太郎と浦島太郎と鬼ちゃんに扮した1年生が、みんなで仲良く過ごしてきた一年間を、劇にして紹介しました。ウントコしょ、ドッコイしょと、みんなで力を合わせて大きなカブを引っ張りました。

 姫戸の森を探検しながら、歌や楽器演奏を披露しました。出来ることがたくさん増えて、やる気いっぱいの2年生です。いろんな楽器を、息を合わせながら演奏しました。歌やダンスもとっても上手でした。

 みんなで一生懸命に調べた姫戸町や上天草市のことを、クイズにして楽しく発表しました。アコウの木の話にはびっくりしました。バスに乗って買い物学習に出かけたこともよい思い出になりましたね。 元気いっぱい、絵もとっても上手な3年生です。

 4年生は、天草発展のために命をかけ、天草五橋を建設まで導いた偉人「森 國久」の物語を発表しました。長いセリフも完ぺきに覚えた素晴らしい発表でした。「天草の未来に橋を架けるんだ」という國久さん強い思いが、よく表現されていました。

 5年生は「正しく水俣病を知る」「差別をなくす」「環境を守る」など、水俣に学ぶ肥後っこ教室で水俣市を訪れて学んだことを、しっかり発表することができました。学習したことが、テーマごとに広用紙に丁寧にまとめられていて、5年生の「水俣病や環境について、これからもしっかり勉強していきたい」という思いを感じました。

 6年生は「永井 隆博士~平和への祈り~」と題し、原子爆弾に妻や同僚を奪われた永井博士の、それでも、我が子の未来と世界平和のために、必死に生き抜いた姿を発表しました。子ども達の真剣な表情と迫真の演技に思わず引き込まれ、目頭が熱くなりました。

 あいにく、熱発等で泣く泣く欠席せざるを得なかった子ども達もいて、これまでの熱心な取組を考えると不憫でなりませんが、学習発表会に向けて学級の仲間と協力し、懸命に努力したことは、ずっと心に残り続けることと思います。

 

雪ですね

昨日から、雪が舞いました。

寒さに縮こまる大人とはちがって、舞う雪に手を広げる子ども達の上着は教室の椅子に置いてけぼり。

登校しながら雪だるま一つ。悴んだ手はパパッとお尻で、ひとはたき。

昨日のお昼前に「校長先生、もっと雪降らせてください」と言った子も、今朝は満足顔でした。

寒梅や雪ひるがへる花の上  蓼太

次学年への「0学期」

 3学期は、次学年に向けた「0(ゼロ)学期」だと言われます。5年生は、最上級生に向けた0学期。6年生は、いよいよ中学1年生に向けた0学期。

 多目的室をストーブで暖めて行った9日の始業式でも、11日の全校朝会でも、子ども達の表情や態度から「3学期は、次の学年になった気持ちで頑張るぞ!」という思いがひしひしと感じられました。さすがです。 
 なかでも各学年代表の(↓)「昨年の反省と、今年の意気込み」発表は秀逸でした。頑張ってきた自分を認め、逆に十分には努力できなかった自分を反省し、自分なりの具体的な目標を設定することができました。「気づき」「考え」「行動する」「そして習慣化する」というセルフコントロールが、着実に身に付いてきています。3学期の子ども達の成長がとても楽しみです。
 いま、子ども達が一生懸命に取り組んでいるのは、学習発表会の練習です。1月28日(日)9:00~体育館にて開催します。その後、歯・口の健康集会PTA親子ふれあい集会も予定しています。皆さま、是非おいでいただき、子ども達の溌剌とした発表をご覧ください(^o^)。

謹んで震災のお見舞いを申し上げます

 このたびの能登半島地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
 犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご家族、ご親族、関係者の方々に心からお悔やみを申し上げます。被災された皆様の生活が一日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。
 また、被災地における救命・救助、復旧・復興活動などにご尽力されている方々に深く敬意を表します。

           姫戸小学校職員一同

あけましておめでとうございます

  謹んで 初春のお慶びを 申し上げます

  平素より 本校教育活動に 多大なるご理解 ご協力を賜り 心より感謝申し上げます

  姫戸小の学校教育目標である『夢に向かって挑戦し 感動を共有する 姫っ子の育成』の実現に向けて 全職員で力を合わせ 誠心誠意 努力していく所存です

  本年も 変わらぬご支援を賜りますよう 何卒よろしくお願いいたします

    令和六年 元旦     

            姫戸小学校職員一同

よいお年をお迎えくださいm(_ _)m

 今日の終業式で、校長から子ども達へ、冬休みの宿題を三つ出しました。

一つ、 毎食後の歯みがきを忘れずにする。必要なら歯医者さんに行く。
二つ、 家での役割分担(茶碗洗い、洗濯、風呂掃除など)を、意識を持ってこなす。
三つ、 毎日、勉強する。分からないことを、分かるようにする。

 2学期、姫戸小のみんなで学んだことは、自分自身の課題に気づき、対策を考え、解決に向けて行動し、それを習慣にする「セルフコントロール」
 冬休みの2週間は、各々の努力を継続し、「習慣」にまで高めるチャンス! 

 年明けの始業式で、「あ~、歯みがきしないと気持ち悪っ」「〇〇さんと一緒に歯医者さんに行ってきた」「家での自分の役割をしっかり果たしたぞ」「家族のみんなが喜んでくれて嬉しかった」「計算は、正確さとスピードです!」といった反応があることを、大いに期待しています‥。

 ともかく、安全に、幸せに、笑顔いっぱいで新年を迎えてくれるのが一番です。

 保護者の皆様、地域の皆様の御陰をもちまして、子ども達にも、職員にも、大きな怪我や病気もなく、無事に2023年が暮れようとしています。誠にありがとうございました。  
 ご家族皆様で 元気に よき新年をお迎えください。         姫戸小職員一同

歯と口の健康づくり

 地域学校保健委員会では、姫戸小中学校歯科医の 竹中先生をお迎えして教育講演会を開きました。

 竹中先生から大変有意義なお話をいただきましたので、紹介します。

1、むし歯を防ぐ「フッ素」の働き

①エナメル質の修復を促進:酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進
②歯の質を強化:歯の表面を覆うエナメル質を、酸に溶けにくい性質に変え、ムシ歯への抵抗力を向上
③菌の働きを弱める:むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑制

※歯磨き粉に含まれるフッ素や歯科医院でのフッ化物塗布、学校で実施しているフッ化物洗口は、無機フッ素化合物を使用したもので有害性はない安心して使用できる。適量摂取で虫歯予防や骨折・骨粗しょう症の予防などに効果がある。自然界にも存在している。一方で、最近話題となっている有機フッ素化合物(PFAS)は、界面活性剤として泡消火剤や研磨剤等で広く使用されているが、最近は発がん性や肝臓・甲状腺障害、免疫効果の低下など人体への影響が報告されている。自然界での性状としても、ほとんど分解されず土壌や水質汚染の原因になる。

2、むし歯になる4つの要因

歯の質(子どもの歯は歯の質が弱くむし歯になりやすい)

時間(だらだら食いは口の中を酸性にしてしまう)

糖分(砂糖はむし歯菌の大好物)

(むし歯菌が増えないようにするのが肝心)

3、むし歯にならないための4つの習慣

①歯の質を強くするためにフッ化物洗口やフッ素配合の歯磨剤を使用する。よく噛んで食べることが効果的!

②食事やおやつは決まった時間に!食後の歯みがきを忘れない!

③おやつは、キシリトール配合のものを選ぶ。飲み物もできるだけ糖分の少ないものを!

④むし歯菌を減らすには、歯みがきが絶対。毎食後の丁寧な歯みがきを!

 また、歯ブラシとデンタルフロスの両方を活用した歯みがきの仕方など、歯と口の健康について親子で知っておくべきことや取り組む内容など、多くの示唆をいただきました。学んだことを子ども達と一緒に実践してまいります。ありがとうございました。

地域学校保健委員会とは、学校、家庭、医師・歯科医師等の専門家、地域の代表など様々な立場の人が集まり、みんなで子ども達の健康をより良いものにしていこうと協議・行動する組織です。課題解決に向けて、それぞれの立場で意見やアイデアを出し合いながら、具体的な実践・啓発事項を取り決めるなど、保育園から小学校、中学校を通した子ども達の健全な成長をサポートします。