私たちが大切にしていること
学校とは、子どもの「夢」を「ともに育み」「拡げ」「支える」場所であるという基本理念のもとに、姫戸小学校では職員全員で達成を目指す学校教育目標を、
夢に向かって挑戦し、感動を共有する「ひめっ子」の育成
と掲げています。
その確実な実現に向けて、①道徳教育の充実、②いじめ・不登校の未然防止、③人権を尊重した教育の推進、④環境教育の充実、⑤規律ある態度の育成、⑥指導方法の工夫改善、⑦特別支援教育の充実、⑧保・小・中の更なる連携の充実、⑨体力向上に向けた取組の充実、⑩家庭教育と学校教育の協働、⑪連携・協働による地域の学校づくり‥‥といった18項目を具体的実践事項と位置づけ、学期毎に評価し、指導・支援・連携体制の改善を図っています。
それら教育活動の一つ一つの基盤として、私たちが大切にしていることは、
①自己(選択)決定
②自己存在感
③共感的人間関係
の育成・構築です。毎日の授業や給食・清掃指導、行事、委員会活動、縦割り班活動など全ての教育活動において、この3つのキーワードを意識しています。
上の写真は、4年生(濱﨑伸太郎教諭)の国語科の授業風景です。
〇2文で書く。
〇教科書に提示された漢字の熟語を2つ以上使用する。
〇1文目に自分を紹介し、2文目に教科書にある町のことを紹介する。
という条件の下に、子ども達は自分なりの意見をまとめて黒板に書きます(自己決定)。書き終わったら、全員で友達の文章が条件を満たしているか検証していきます。そこで友達の文章の良さや工夫を皆で挙げていきます(共感的人間関係)。 自分の文章と比較しながら、参考となる点や「こう書いたらもっと良くなる」といった気づきを出し合う中で、自分なりの考えや文章を再構築します。その後の発表の場では「○○さんのアドバイスを受けて、こんなふうに改善してみました」という発言が相互に生まれます(自己存在感)。子ども達の健全な成長には、この「3つの力」が欠かせません。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 坂田 達徳
運用担当者
教諭 大谷 和也