学校ブログ

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今日の栖本っ子~寒さに負けず、持久走大会練習頑張りました!!~

 

 12月13日(水)は、朝から冷たい風が吹く、厳しい寒さの一日となりました。しかし、そんな寒さもものともせず、子どもたちは来る12月16日(土)の持久走大会に向けて、実際のコースを使って、熱心に練習に取り組みました。澄み切った冬の空気の中、一人ひとりが自分の目標に向かって懸命に走る姿に感心しました。中には、体調がすぐれず、本日は残念ながら練習に参加できなかった児童もいましたが、参加した子どもたちは皆、「自分のペースで最後まで走り切る!」という目標をもって、粘り強くゴールを目指しました。苦しさに顔をゆがませながらも、最後まで諦めずに走り抜くその真摯な姿に、子どもたちの確かな成長を感じました。大会本番まで、残すところわずかとなりました。この頑張りが実を結び、すべての子どもたちが、練習の成果を存分に発揮できることを願っています。

 つきましては、何よりも大切な体調管理に留意し、万全のコンディションで当日を迎えられるよう、保護者のみなさまには、ご支援と励ましをどうぞよろしくお願いいたします。寒さに負けない、はつらつとした子どもたちの勇姿を、今から心待ちにしております。

 

 

 

今日の栖本っ子~ひきざん名人になろう!~

 今日、1年生の教室を覗かせていただいた際、子どもたちの真剣で、それでいて楽しそうな姿が見られましたので、紹介します。今日の算数の授業でのめあては、「カードで練習して、ひきざん名人になろう」です。子どもたちは、このめあてのもと、遊びの要素を取り入れながら、熱心にひきざんの学習に取り組んでいました。

「答えが『5』になる式はどれかな?」
友達の問いかけに、子どもたちは一斉に、机に広げた計算カードを真剣なまなざしで吟味しています。まるで宝探しをするかのように、たくさんのカードの中から、正解の式を懸命に見つけ出そうとする姿は、本当に愛らしいものです。また、あるグループでは、「13引く7は?」という問題に、「6!」と元気いっぱいに答えるやいなや、「正解!」の言葉と共に友達からご褒美のカードをもらい、喜んでいる様子が見られました。正解できた達成感が、教室いっぱいに広がっていました。

 

今日の栖本っ子~学力調査に取り組みました!~

 12月1日(月)と2日(火)の2日間、3年生から6年生までの子どもたちが「熊本県学力調査」に取り組みました。この調査は、これまでに積み重ねてきた学習の成果をしっかりと確かめ、今後の更なる学びへと繋げていくための、大変重要な機会です。

 教室をまわると、子どもたち一人ひとりが、時間いっぱい問題と向き合っている姿が印象的でした。その真剣でひたむきな眼差しは、「自分の力を出し切るぞ」という強い意志に満ちあふれていました。難しい問題にぶつかった時も、諦めずに粘り強く考え抜く姿、最後まで鉛筆を走らせ続ける集中力には、日頃の成長が表れていると感じました。今回の調査結果は、子どもたち自身の「努力の足跡」を示すものであり、また、今後の授業改善を進めていくための大切な指針となります。学校では、今後も子どもたち一人ひとりの更なる学力向上と、「わかった!」「できた!」という喜びを実感できる授業づくりに取り組んでいきたいと考えています。

 

今日の栖本っ子~二重の虹が見えました!!~

 

 いよいよ今年も残すところあと一ヶ月、師走を迎えました。

 さて、今朝も子どもたちの登校を見守るため、いつものように交通指導の場所に歩いていると、空にはっきりと虹が架かっているのを見つけました。初めは分厚い雲に隠れてその姿を全て拝見することはできませんでしたが、次の指導場所へと足を運ぶにつれ、七色の光がくっきりと輝く美しい弧が、空いっぱいに広がっていました。そして、次の交通指導箇所に行くと、「校長先生!二重の虹が見えますよ!」登校してきた子どもたちが、活き活きとした瞳で、私に教えてくれました。子どもたちの指さす方を見上げると、確かに、主虹の外側に、淡いながらももう一つの虹(副虹)が寄り添うように架かっているのです。私自身、二重の虹を見るのは初めてで、思わず立ち止まって見入ってしまいました。子どもたちは、こうした自然の小さな変化にも気づき、それを分かち合おうと声をかけてくれる感性の豊かさを持っていて、素晴らしいなと感心しました。

 二重の虹は、古来より「幸運のサイン」とも言われているそうです。これから始まる12月が、子どもたちにとって、そして皆様にとって、この虹のように希望に満ちた、素晴らしい一ヶ月となることを心より願っております。

 ちなみに、栖本まもる君が先週からクリスマスバージョンに衣装替えをしています。支所や地域の方の「子どもたちや地域の人たちを温かく見守りたい」という優しさが、まもる君の衣装一つ一つからひしひしと伝わってきます。こうした細やかな心遣いから、私たちは日々の生活の中で、改めて栖本地域の温かさとよさを感じています。

 

今日の栖本っ子~大きなしいたけにびっくり!!~

 

11月28日(金)、地域にお住まいの末松秀春様が、丹精込めて育てられた見事な「ジャンボしいたけ」を、わざわざ学校にお持ちくださいました。末松様は長年にわたりしいたけを栽培されているそうですが、今回は特に「かさ」の部分の直径がなんと18センチメートルにもなる、驚くほど大きなものができたとのことです。「こんなに大きなものは、私も初めて見ました。きっと、今の子どもたちも見たことがないでしょう。ぜひ、この大自然の恵みを子どもたちに見てほしい。」そんな温かいお心遣いから、子どもたちのために届けてくださったのです。

昼休み、校長室前に置かれたジャンボしいたけを見た子どもたちの反応は、それはもう活き活きとしたものでした。

「うわ! 何これ、お皿みたい!」
「大きい~! こんなの見たことない。」
「食べられるの?」
目を丸くして驚きの声を上げ、順番に近寄っては、上から、下から、また横からと、様々な角度から興味津々にのぞき込んでいました。純粋な驚きと感動がその表情にあふれていました。教科書の中だけでなく、実際に「本物」に触れ、その大きさや迫力を肌で感じることは、子どもたちの知的好奇心を大きく刺激します。このジャンボしいたけとの出会いが、地域の自然や、食への関心を深めるきっかけの一つになってくれることを願ってやみません。

 末松様、子どもたちに貴重な体験と笑顔を運んでくださり、誠にありがとうございました。