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学校生活(ブログ)

芋掘り

 11月2日 1年生・2年生・3年生が5月30日に苗を植えたサツマイモを掘り出しました。
 今年のサツマイモは紅小町、シルクスイート、安納芋の3種類でした。それぞれのサツマイモが地面に出た蔓のすぐ下から大きくなっているのが今年の生育の特徴でした。
 子供たちは大きくなったサツマイモを傷つけないように丁寧に手で掘り起こしていました。
 山下先生には、芋苗の準備から収穫の準備まで大変お世話になりました。
 定植前には、サツマイモが育ちやすいように、掘り出しやすいように大きな畝をこしらえ、マルチビニルをかけていただきました。夏場は根に栄養があつまるように蔓の管理をしていただきました。また、芋を掘るばかりの状態まで畑の手入れをしていただました。炎天下に大変な作業もされていました。
 子供たちは掘り上げたサツマイモの大きさにびっくりしながらも、収穫の喜びを感じていました。お世話になった山下先生にしっかりお礼を伝えることもできていました。

掘り上げたサツマイモ見る児の笑顔

火災の避難訓練

 11月2日 鏡消防署の隊員さんを3名お迎えして、避難訓練を行いました。
 今回の避難訓練は、火災が4年生教室で起きたことを想定した訓練でしたが、子供たちには、事前にいつ・どこで火災が発生するかを告知せずに実施しました。
 子供たちの中には、突然の非常ベルに驚いた子もいましたが、ベルを聞いたらすぐにシェイクアウト訓練で練習した、姿勢を低くして机の下にもぐり、動かない対応をとることができていました。
 また、子供たちは緊急放送を静かに聞くこともできていて、避難を指示する放送が流れると素早く運動場に避難、整列することができました。避難の放送から整列終了まで、かかった時間が約2分だったことには、消防署の方も感心されていました。
 避難訓練の後には、消防隊員の方から避難の時に注意することを話していただき、水消火器を使った消火訓練も行いました。
 子供たちのふり返り・感想発表では、「消火器を使って火を消すときには避難口を確保しておくことが大切であることが分かりました」や「今回の訓練を活かして消火や避難を積極的に行いたいです」という考えを述べていました。

全校集会

 11月2日朝、全校集会を開きました。今回は、保健室の村﨑先生が担当され、排便について「うんちの教科書(NPO法人日本トイレ研究所発行)[2023年]」を使って健康管理の学習をしました。
 子供たちは、うんちの教科書の「うんちってなに?」「うんちはどうやってできるの?」「うんちのみわけかた?」等々の資料から自分の便の状態を知り、体の調子や健康について考え、いいうんちを出すために大切なことを学んでいました。
 元気でいるためには、よく寝て、よく食べて、すっきりいいうんちをすることが大切です。小腸や大腸等の腸の調子を整えると、いいうんちがすっきり出るばかりでなく、免疫力上がったり、自律神経が整ったり、太りにくくなるなど、体にとって良いメリットがあるようです。
 子供たちはこれから1週間「うんちチェックシート」の記録をします。子供たちがいいうんちを出し、自己管理能力を高められるようにご家庭でもうんちについて一緒に考えていただき、便をチェックする習慣が身に着くようご指導をよろしくお願いします。

落ち葉かなお腹がすっきりいいうんち

献穀米をいただきました

 10月31日、八代市献穀事業実行委員会から献上米になったお米をいただきました。
 早乙女・田男として抜穂祭に参加した子供たちが、9月30日に収穫しました稲穂は、脱穀・乾燥・籾すりの工程を経て玄米になり、精米と選別を受けてきれいな白米の献上米に仕上げられました。
 仕上がった献上米は宮中に奉納されており、今月の宮中行事、新嘗祭で使われる予定です。お米の他に粟も同じように献上されています。
 子供たちが八代市献穀事業実行委員会からいただいたのは、この献上されたお米を2kg入の袋に詰められた白米でした。
 本島様をはじめ龍峯地区の皆様で育てられた貴重な献上米をいただき、子供たちも大変喜んでいました。
 いただいた献上米は、お米の上品な香りがあり、しっかりした甘みとうまみがあるとても美味しいご飯になります。

本気でチャレンジ みんなで団結 運動会

 10月29日 天は高く、晴れわった秋空の下、龍峯小学校創立150年目の運動会を開催しました。
 子供たちは150年目の記念の運動会を成功させるために、本当に粘り強く諦めることなく練習に取り組んできました。全体練習や学年の練習に参加する子供たちの笑顔を観ていると、僕も「がんばらんば」と思えるほどの気を感じていました。
 当日は、運動会スローガン「本気でチャレンジ みんなで団結 運動会」に見合う子供たち一人一人のチャレンジを随所に見ることができました。

 徒走で転びそうになるのを踏ん張ったり、転倒してもすぐに立ち上がりゴールをめざす姿がとてもかっこよく感じました。

 全身を大きく使ってキビキビと動くダンスも、観ていてかっこよく、すごいぞと感動しました。

 団体競技は、知力と体力を使い全員が力を合わせ協力する姿や団に貢献する姿が素敵でした。

 リレーも練習してきたバトンの受け渡しがスムーズできていました。

 6年生を中心に新しい演舞を取り入れた応援合戦は、練習の段階から苦労があったようですが、団長をはじめ団員が、しなやかにしたたかにメンバーをまとめる様子にリーダーとしての成長を感じました。

 プログラムの競技以外でも運動会の係の仕事を一人一人がきちんきちんと取り組んでいて、運動会の大成功を支えていました。

 運動会の感想をひとことで言えば「感動した」になるのですが、この感動にはたくさんの感動があり、子供たち一人一人の本気でとことんチャレンジする姿がたくさんありました。子供たちが努力し、助けあい、運動かを作りあげた姿に感謝の言葉をおくります。ありがとう。

 子供たちのこうした頑張る姿を支えていただきました保護者の皆様、地域の皆様のご協力とご理解に改めて心から感謝申し上げます。また、当日は早朝より交通安全協会の皆様に交通整理や誘導・案内を丁寧にしていただきました。お陰で無事に運動会を終えることができましたことに重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 創立150年目の運動会を成功させた子供たちが、これからもより良く成長できますように、職員一同チーム龍峯の下、教育活動を充実させて参ります。保護者の皆様、地域の皆様、今後も変わらぬご理解とご協力をよろしくお願いします。

 当日の様子は後日掲載します。

 朝の練習のようすから

 運動会本気でチャレンジバトンパス

運動会の準備

 10月28日 運動会の準備をしました。
 4年生・5年生・6年生と保護者と職員で明日の運動会の会場設営をしました。
 午前中は、運動会に向けて仕上げの練習をして、午後は保護者の方に会場設営の協力をお願いし、一緒にテントや机・椅子を準備したり、三角旗を張ったりして運動会の準備をしました。
 保護者の方や児童の協力のお陰で、短い時間で立派な会場の設営ができました。また、保護者の方には、学校周辺の駐車スペースに白線を引いていただきました。
 安全協会の方々にも駐車場スペースの確認や修正をしていただきました。
 子供たちの頑張りと保護者の皆さん、安全協会の皆さんのご協力に感謝いたします。 

秋深し会場つくる親子かな

3年生消防署の仕事を学ぶ

 10月23日、3年生が八代広域行政事務組合鏡消防署氷川分署の隊員さんをゲストティーチャーに迎え、「消防署の仕事」について学習しました。
 3年生は社会科の学習「ちいきの安全を守る」の授業で、消防や警察などの仕事について学習しています。
 今回はその学習の一環で、「消防署の仕事」についての学習を氷川分署にお願いしましたとこと、快く学習の機会を提供していただきました。
 本来なら、消防署に行かないと観ることができない消防車や救急車を学校に移動させていただいたり、消防隊員の緊急出動の様子や消火活動の様子を実演を交えながら丁寧に説明していただきました。また、特殊な工作機械の使い方を見せていただいたり、消防車に乗せていただいたりしました。救急救命の隊員さんからは、救急車の中に取り付けられた機器や救急救命士の仕事について説明していただきました。
 消防隊員の仕事では、隊長の号令ひとつで、消防ホースを延長したり、目標を定めて放水する訓練も見せていただきました。子供たちも、筒先を実際に構えて放水することを体験することができました。
 最後には、隊員の皆さんが手作りされたオリジナルYATSUSHIRO SHOBO CARDをプレゼントしていただきました。
 子供たちにとっては、消防署がそのまま龍峯小学校にやってきたように感じられましたし、隊員の皆さんの準備と心意気に感激し、感謝するばかりでした。

 氷川分署隊員の皆様、貴重な時間を子供たちの学びの時間にあてていただき本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

第二中学校の体験入学

 10月20日 6年生が第二中学校の体験入学に出席しました。
 最初の学校生活の説明「二中ガイダンス」では、生徒会長と執行部のメンバーが6年生の緊張した気持ちを和らげるように楽しい雰囲気をつくって、中学校生活への不安感を取り除こうと努めながら話を進めていました。さすが中学3年生だと思わせる生徒会長の潔さや副会長のテキパキした仕切り(進行)が、とても頼もしく感じました。
 6年生の子供たちも、里永校長先生のお話や生徒会執行部の学校行事や部活の説明を真剣な面持ちで聞いていました。
 また、ガイダンスの最後には里永校長先生から、中学校の制服について紹介があり、来年度からセーラー服と学ランとブレザーの3つの種類から制服を選ぶことができるようになる説明もありました。
 ガイダンスの後、6年生は中学校の国語の体験授業を受けました。
 子供たちはこれまでに、第二中学校と氷川中学校、両校の体験入学に参加しました。この後、自分の将来像を描いて、どの学校に進学するか保護者の方々を交えてしっかりと考えていくことを願います。

秋晴れのさやけき先輩児に宿る

シェイクアウト訓練

 10月20日 シェイクアウト訓練を朝一番に行いました。
 シェイクアウト訓練は、地震の発生の際の3つの安全確保行動「①まず低く、②頭を守り、③動かない」を身につける訓練です。
 子供たちは、今回のシェイクアウト訓練にも真剣に取り組んでいました。いざという時にすばやく反応するためには頻繁に練習を積んでおくことが必要であることをよく理解しているようでした。


 『地震のとき、頭上に何もない場所では、ゆれ自体でケガすることはめったにありません。地震による死亡や負傷の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因と言われます。安全な場所へ避難しようと長距離を移動することによりケガする例がもっとも多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要です。
 地震発生時、激しい揺れに襲われるまで、または、何かが落下してくるまで、自分の身を守るためには数秒の猶予しかないかもしれません。いざという時に備えるには、日頃の訓練が必要不可欠です。
 シェイクアウト訓練は、自分自身、自分の地域、学校が、職場などの組織が、非常時対策の見直し、防災グッズを確認、ケガを防ぐための身の回りの安全対策をとるように促すことも目的として行われています。』(参考資料:日本シェイクアウト提唱会議HP)

 「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ」は、 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の伴虚無蔵さんの言葉ですが、自分の出番に備え、前もって技能や知識を高めるために鍛錬し、いい準備をしておくこと事も、避難訓練に真剣に取り組むことも、いつ来るともわからぬ機会(チャンス)をつかんだり、災害から自分を助け、守ったりすることになるようです。

 

6年生が十二校園連絡協議会の人権教育研修会に参加しました

 10月18日 十二校園連絡協議会の人権教育研修会が第二中学校でありました。
 昨年度はコロナ禍であったことから小学生の参加はありませんでしたが、今年度は龍峯小学校と太田郷小学校の6年生も研修会(講演会)に参加しました。
 今年の講師は、北九州を拠点に活動されている音楽バンド「願児我楽夢(がんじがらめ)」の皆さんでした。
 楽曲に反差別のメッセージをのせ、音楽で伝える人権コンサートは、子供たちにとっても初めてのことだったかもしれません。
 演奏された楽曲には部落差別問題をはじめあらゆる差別問題について考え、なくすことを願う思いが込められていました。
 東日本大震災により起きた原発事故のために、故郷を失った福島の

人々の思いを歌詞にした「ああ福島」。
 障がいをもって生まれ、小学校に入学することも許されず、祖母とともに学校に通うことでやっと入学が許され、学校生活を送ることができた喜びや学校のなかまの優しさに出会った嬉しさ、そして、障がいをもって生まれたことに心から感謝し、共に生きてほしい願いを歌詞にした「やさしさに出会えるから-共に生きてください-」。
 ハンセン病の隔離政策により療養所に強制隔離され、家族と引き裂かれ、改名させられ、なかまを失い、偏見や差別から故郷に帰ることもできなかったハンセン病回復者(ハンセン病元患者)の九十余年の思いをつづった「時の響きて-竪山勲さんの思いをもとに-」。
 A子ちゃんの誕生日、部落差別問題の基本的な認識がなく偏見をもった母親は、娘(A子ちゃん)の誕生会に友だちの紗織ちゃんを招待することを許しませんでした。その日の紗織ちゃんの思いを、悲しみを祖母の視点から詩にした「招かれなかったお誕生会」。
 戦争は最大の人権侵害であり、差別であり、環境破壊であることを知り、差別のない世の中を想像してほしいという願いをジョン・レノンの楽曲にのせ、水平社宣言の「人の世に熱あれ、人間に光あれ」と結んだ「IMAGINE」。
 どの楽曲にも差別される人の心の痛みや苦しみが表現されていました。
 コンサートの途中、小学生や中学生、先生方もステージに上がり一緒に演奏をしたり、振り付けを一緒に踊ったりする場面があり、楽しい雰囲気の中にも部落差別をはじめすべての差別を許さない生き方や人権の尊さについて真剣に考えていこうというメッセージを子供たちは受け取っていました。  
 子供たちはこれから部落差別問題について学習していきます。そして子供たちが部落差別問題に出会ったときに、正しい判断ができるように、ご家庭でも子供たちの人権感覚を磨き、部落差別問題の基本的な認識が深まるように話し合ってください。
「八代市人権尊重都市宣言(平成18年6月23日)」や 「部落差別の解消の推進に関する法律(平成28年12月16日施行)」等も是非お読みいただき子供たちの人権感覚を高めていくようにご指導をよろしくお願いします。
 ※「部落差別の解消の推進に関する法律」は熊本県人権情報誌「コッコロ通信」のページに掲載しています。

 この写真には、本校以外の児童生徒の姿が写っておりますので、画像に加工を加えています。