御船小ニュース

2017年9月の記事一覧

君にとっての学校は

 2学期、新たに仲間が増えた2年生。新学期初日、子ども同士の仲が深まるようにと、フルーツバスケットをしました。時折担任も加わり、子どもの変化に気づいたり、子ども同士をつなぐ役割を果たしたりしました。楽しかった夏休みが終わってしまい、少なからず落ち込んでいる子どもたち。しかし、それ以上に「学校は楽しい場所」「大好きな友達や先生と会える場所」という気持ちが上回れば、すぐに乗り越えられるかもしれません。汗をたくさんかきながら、思いっきり笑ったり、友達の声に集中したりと、第1日目を楽しく過ごした2年生でした。

学習の材料は至るところに

5年生の学活の様子を紹介します。この日は「始業式の校長先生の話を聞いて」というテーマを基に、意見交換をしました。例えば、「『当たり前のことをみんなでがんばろう』という言葉が心に残りました。僕にとって『当たり前』とは、廊下を歩くことです。心がけます。」「校長先生の話を聞いて心に残ったのは、『命を大切にする人になる』ということです。そのために、交通ルールを守ったり、生活のやくそくを守ったりしたいと思います。」等、自分の考えを整理したり、友達の話を聞いて「なるほど」と考えを広げたりする様子がありました。

2学期、5年生は集団宿泊が予定されています。また、高学年としての出番が益々増える時期でもあります。○○をがんばろう、○○な自分になろう、と具体的なイメージを持てば持つほど、成長が期待されるのではないでしょうか。


すべての努力に意味がある

1年生では、教師と子どもたち全員が一緒になって、新学期の提出物の一つ一つを丁寧に確認しました。時間はかかりますが、そのことで、せっかく頑張ってきた宿題を提出し忘れたり、別のプリントに紛れてしまったりということを防ぐことができます。夏休みのワークや作品を、胸を張って提出し、「がんばりましたね」と担任から褒められる姿が印象的でした。

また、この学級では「気をつけ」等の姿勢について、意識的に指導を行っていました。「初めが大事です。初めの頑張りこそ、二学期すべてにつながります。まずはみんなでピシッと姿勢を整えてみましょう。」周りの友達の様子ではなく、自分自身の背中や指先に気をつけて、凛々しい表情で前を見つめる子どもたちの姿に、頼もしさを感じました。