校長室ブログ
7月7日(月)~7月11日(金)
7月11日(金) 授業参観・学級懇談会 お世話になりました
本日、夏休み前の授業参観、学級懇談会を行いました。大変蒸し暑い中でしたが、たくさんの保護者の方々に参加していただき、ありがとうございました。5年生では家庭科の裁縫の授業を行いましたが、保護者の皆様にも授業に参加していただき、なみぬいや玉止めなどの学習が進められました。1年生では、先日このブログにも載せましたが、「おおきなかぶ」の音読発表会が行われました。練習をずいぶん頑張ったようで、堂々とした音読劇ができていました。2年生では図工、3年生は道徳、4年生は学活でゲームとの向き合い方、6年生は性教育についての授業が行われていました。保護者の方が見てくださっているということで、子どもたちも張り切って授業に臨んでいたようでした。参観いただいた場所の中には冷房が効きにくいところもありご迷惑をかけましたが、大変お世話になりました。
7月10日(木) 中学生の職場体験
昨日から金曜日までの3日間、近隣の中学校の2年生3人が職場体験を行っています。3人とも本校の卒業生で、小学校時代をなつかしく感じながらも、緊張感をもって先生方の補助を体験しています。いろいろな職業がある中で、今回の職場体験で学校を選んでくれたことに興味があったので尋ねてみました。「将来、人に何かを教える仕事につきたいと思っていて、この体験が役に立つのではないかと思って希望しました」という答えが返ってきました。一人一人が夢をもっていて、そのために力を伸ばしたいという気持ちが伝わってきて、大変頼もしく感じました。2日間の体験を終えたところで、一人ひとりに感想を聞いてみました。「先生たちが、見えないところでこんなに大変な仕事をしていたとは、知りませんでした」や「最初は緊張していたけれど、子どもたちとお話をしたり遊んだりする中で、とても楽しくなりました」「子どもたちがかわいいです」といった感想が聞かれ、私もうれしくなりました。この学校での職場体験が、中学生の将来の夢につながっていってくれることを期待しています。明日は、6年生に中学校生活を説明するプレゼンテーションを行うということで、準備をしているようです。私も見せてもらいたいと思います。
7月7日(月) 願い事は…part2
本日は7月7日ということで、教室の前に一人一人の願い事を書いた短冊が飾られていました。その短冊を見ながら、子どもたちが様々な夢や願いをもっていることが伝わってきました。一番多かった願い事は、家族の健康や幸せを願うものでした。子どもたちが書いていた願い事には、次のようなものもありました。「あいさつが大きくなりますように」「ゴミが中部小からなくなりますように」「ほかの国の戦争がなくなりますように」「世の中がよくなりますように」「お母さんのおなかにいる赤ちゃんが元気に産まれてきますように」「世界の差別とかいじめをなくしたい」「〇〇先生みたいになれますように」「パンダが戻ってきてほしい」等など。すべては書くことができませんが、子どもたちの夢や願いを読みながら、私が元気をもらいました。
6月30日(月)~7月4日(金)
7月4日(金) 「おおきなかぶ」
1年生の国語の授業で、「おおきなかぶ」の教材を使った学習が進められているようです。この「おおきなかぶ」は、誰もが知っていているお話ではないでしょうか。最近では、みんなで引っ張っている姿をコマーシャルで表現したものがあるようです。この教材を使った授業をたくさん見せてもらってきましたが、子どもたちが一生懸命表現する様子をみて、いつも感動させられます。「うんとこしょ、どっこいしょ。」の優しいリズムと響きが耳に残ります。授業を見ていると、登場人物に分かれて読む場所を決めているようでした。グループで音読発表会も計画されていくことでしょう。いつまでも語り継がれる教材からは、登場人物の言動から教えられることがたくさんありますし、そのセリフ一つ一つから温かさが伝わってくると感じています。
7月3日(木) サインください!
最近、昼休みに子どもたちが校長室に訪れ、「校長先生、サインをください」と話しかけてきます。早々に梅雨が明けてからというもの、連日猛暑が続いています。昼休みに外で遊ぶことを制限しなければならないため、室内で過ごす時間が長くなっています。そのような中で子どもたちが考えたのが、先生たちにサインをもらうことだったようです。「いいですよ」と答えると、何人もの子が校長室に入ってきます。サインといっても、名前を英語の筆記体で書いてあげるだけですが、それでもうれしそうに「ありがとうございます」と言ってくれる様子が微笑ましいです。中には、「2回目です」といって厚紙を出してくる子もいます。校内では、ちょっとした「サインブーム」のようです。
7月2日(水) よりよい授業を作るために
子どもたちの授業の様子を見て回っていると、タブレット端末を使って学習を進めている様子をたいへん多く見かけます。高学年になるとタイピングも早く、与えられたスペースにどんどん文字を入力しています。また、先生たちも使い方を学び合いながら、工夫した学習シートを作って授業づくりを行ってくれています。
本日は、様々な学習で使用することが多い授業支援クラウドについて、講師を招いて先生が学ぶ研修の時間を設けました。これも、子どもたちが「わかった」「できた」「もっとやってみたい」という充実感や達成感を味わうことができるようなよりよい授業を作るための取組です。先生方が研修に取り組む様子を見ていましたが、分からないところは互いに教え合い、集中して学ぼうとしている意欲や姿勢に感動しました。また、学んだことを生かして、新たなアイディアを考えている先生がたくさんいました。先生たちも、学んでいます。
6月30日(月) 学び続けることの大切さ
3時間目に4年生で、講師の方をお迎えして講話を聞き、自分を振り返る人権学習が行われました。6月は人権月間と位置づけ、それぞれの学年で人権学習を進めています。4年生では、身の回りにある差別やいじめなどの不合理に対して、みんなで解決していこうとする意欲を高める学習を行ってきました。その中で生まれた疑問を講師の方にアドバイスをもらう形で学習が進められました。講師の方の言葉で、「正しいことを知り、正しく伝える」ことの大切さを語られました。インターネットやSNS等、様々な情報に触れることが多い昨今ですが、一部の情報に左右され、不確かな内容を話題にしてしまうこともあるでしょう。正しく知るためには、身の回りの人たちとしっかりとコミュニケーションを図る力こそ必要です。また、「学び続けること」の大切さを話していただきました。繰り返し学ぶ中で、様々な思いや疑問が生まれてきます。その疑問に正面から向き合うことで、新たな発見があり、一人ひとりの人権感覚が磨かれてくると感じています。それは子どもだけではなく、大人も同じことです。子どもたちとともに講話を聞きながら、私自身もいつまでも学び続けていかねばならないと強く感じました。
6月23日(月)~6月27日(金)
6月28日(金) 願い事は…
3年生の教室前を歩いていると、「校長先生、七夕の飾りを作っているんですが、短冊を書いてくれますか?」と尋ねてきました。「いいですよ」と答えると、笑顔で短冊を持ってきてくれました。子どもたちはそれぞれ、どんな願い事を書くのだろうかと気になりましたが、実際に飾りを見ながら楽しみたいと思います。子どもたちからもらった短冊を目の前にして、どんな願い事にしようかと考えてみました。そして、「中部小の子どもたちと先生たちが健康に過ごせますように」と記しました。学校で過ごす全員が、病気やけがをせず、笑顔で多くのことを学んでくれることが私の願いです。
6月26日(木) 音楽委員会からの発表でした
朝からオンラインで各教室をつないで、児童集会が行われました。音楽委員会からの発表でしたが、発表に向かう態度や内容に大変感動しました。各学級で朝から歌う「今月の歌」の紹介でしたが、曲の紹介だけでなく、その歌が作られた経緯や作者の思いも伝えてくれました。歌詞には、平和な世の中を願う思いが込められています。そのことを考えながら歌うことで、より豊かな心が醸成されていくことと思います。さらに、SDGsとのつながりについても紹介してくれ、とても幅広い内容になっていたと感じました。
事前に練習をしていましたが、本番になるとかなり緊張したようです。発表が終わると、みんなホッとした表情を見せていました。子どもたちが800人以上いると、なかなか一堂に集まって集会を行うことは難しいのですが、このような場はとても重要だと思います。時間の都合上、聞いている子どもたちからの返しの言葉はありませんでしたが、いろいろな場面を通して「伝え合う力」を伸ばしていってくれることを期待しています。
6月25日(水) 気持ちのよいあいさつ
朝からいつもの場所で登校してくる子どもたちのを迎え、あいさつを交わしています。元気に「おはようございます」とあいさつをしてくれる子が多く、うれしい気持ちになります。あいさつが返ってこない子を見かけると、体調が悪いのではないかと心配になります。
そのような中で、毎朝私の前に来て、笑顔で「校長先生、おはようございます」とあいさつをしてくれる1年生がいます。そのあいさつを聞くと、こちらも笑顔になりますし、「今日もがんばるぞ」という元気が湧いてきます。校内を歩いていてと、「校長先生、こんにちは」と笑顔であいさつをしてくれる子もたくさんいます。本当にうれしい気持ちになります。このようなあいさつこそ「気持ちのよいあいさつ」というのだろうと感じています。児童会活動で「あいさつ運動」も行われていますが、相手に笑顔や元気を与える「気持ちのよいあいさつ」ができる子どもたちが、これからもっと増えてくることでしょう。
6月24日(火) ロアッソくんがやってきました!
熊本のJリーグチーム「ロアッソ熊本」を応援する企画として、近隣の小学校に観戦チケットをプレゼントされています。本日、チームマスコットの「ロアッソくん」が本校に来校し、代表の6年生の子にチケットが贈呈されました。今回いただいたチケットは、今季のホームゲームであれば、最終戦以外はどの試合でも入場できるとのことでした。交流の時間もありましたが、子どもたちも終始笑顔で楽しい時間を過ごしていました。
6月16日(月)~6月20日(金)
6月20日(金) 米作り スタート!
5年生の総合的な学習の時間で、「命を支える食~米作りに挑戦しよう~」というテーマで学習を進めています。本年度も、地域の方や地域学校協働活動推進員の方の協力を得ながら、米作りがスタートしました。本日は、種もみを蒔く作業に挑戦しました。初めて体験する作業でしたが、協力しながら上手に蒔くことができました。1週間ほどすると種もみから芽が出てきます。昨年度はバケツで稲を育てましたが、今年は田をお借りして育てていきたいと思います。7月に田植えを計画しています。これからの学習が楽しみです。
6月18日(水) いざという時に備えて
午前中に町の防災無線で、大規模な地震災害等に備えて、警報アラートの試験的放送が行われました。この試験放送については、事前に防災無線で知らせられました。しかし、いざ町内中に警報が流れると、その音の大きさに驚かされます。子どもたちが、実際にどのように反応しているか見てみることにしました。担任の指示により、しっかりと放送内容を聞いている学級があり、校内での訓練が生かされていると思いました。その隣の学級を見てみると、子どもたちの姿がありません。よく見ると、全員が机の下にもぐって身を守っていました。素晴らしい反応だと感じました。担任の先生の姿が見当たらないと思っていると、担任の先生もしっかりと机の下にもぐっておられました。いざという時のために、このような心構えと備えが何よりも重要だと感じた時間でした。
6月17日(火) 本年度もお世話になります
3年生から書写で毛筆の学習を行います。筆に慣れる最初の時期に、毎年地域から講師の先生をお招きして、指導をお願いしています。筆の使い方だけでなく、毛筆を行う際の心構えについても、子どもたちに分かりやすく、そして楽しく話をしていただいています。いつも「中部小の子どもたちに指導するのが楽しい」と言っていただき、本当にありがたく感じています。講師の先生に指導していただくと、子どもたちの文字に勢いが出て、とても伸びやかな字に変わっていきます。毛筆に一生懸命取り組む姿が見られました。
6月16日(月) 目標をもって粘り強く
先週からすべての学年でプールを使った授業が始まっています。雨の日が続いていましたが、今週は天気が期待できそうです。6年生が水泳の授業をしているということで、様子を見せてもらいました。まだ本年度の授業がスタートしたばかりですが、クロールで泳ぐ練習をしていました。泳ぐ距離や速さはそれぞれ違うと思いますが、大切なことは一人一人が自分の立てた目標に向かって頑張ることだと思います。本校の子どもたちに育てたい資質・能力の中に「粘り強く取り組む力」があります。「今年はこんなことができるようになった」と達成感を感じてくれることを楽しみに、これからも見守っていきたいと思います。
6月9日(月)~6月13日(金)
6月13日(木) 児童会テーマ
朝から児童集会がオンラインで行われました。開始前から発表する委員会が廊下で練習する姿を見て、とても頼もしく感じました。生活・安全委員会から、今月の生活目標について紹介がありました。その後、運営委員会から、本年度の児童会テーマが発表されました。本年度の児童会テーマは、「一人一人がねばり強くちょうせんし、あいさつ・思いやりいっぱいの中部小にしよう」です。このテーマを見て、本校の子どもたちに育てたい3つの資質・能力がより具体的に表してあり、大変うれしく感じました。子の児童会テーマに向けて、それぞれの委員会がさらに取り組みを考えていくことになるでしょう。
学校教育目標の重点に「共創」という言葉を掲げています。子どもたちとともに、このテーマを意識しながら頑張っていきたいと思います。
6月10日(火) 学校運営協議会
本日、学校運営協議会を行い、委員の方々から本年度の学校経営方針等についてご意見をいただきました。学校運営協議会は、保護者及び地域住民等の学校運営への参画の促進や連携強化を進めることで、学校と保護者、地域住民等からの要望、意見等を学校運営に反映させ、特色ある学校づくりを行うことを目的に実施しています。
学校運営協議員の方々からは、学校と保護者、地域がさらに連携を図り、子どもたちの安全面に力を入れていく必要があるとの意見が出ました。また、地域学校協働活動をさらに活性化していくために、保護者の方々のサポートも検討していきたいとの意見も出ました。
子どもたちの授業の様子をも見られましたが、タブレット端末を活用した授業や子どもたちが落ち着いて授業に臨んでいる姿に感心されていました。本日いただいた意見を大切にし、学校教育目標の実現に向けて全職員で取り組んでいきたいと思います。
6月2日(月)~6月6日(金)
6月6日(金) 引き渡し訓練 お世話になりました
本日、非常時に保護者の方々にお子様を安全に、確実に引き渡すことを想定した引き渡し訓練を行いました。平日の午後の実施でしたが、たくさんの保護者の方々に参加していただき、ありがとうございました。大雨や台風等、自然災害が心配される季節となりました。近年、自然災害の規模が大きくなってきていることを心配しています。そのような不測の事態に備えておくことも重要なことと考えています。今回の引き渡し訓練を通して、先生方と改善できる部分について意見交換しました。また、子どもたちにも、引き渡し訓練の意義をしっかりと伝えていきたいと思います。
6月4日(水) はみがきをして ピカピカのはになろう
養護の先生を目指されている方が、本校で教育実習を行われています。その先生が1年生で学級活動の授業を行われるということで、参観させてもらいました。「はみがきをして ピカピカのはになろう」というねらいで、歯磨きの大切さについて、子どもたちに分かりやすく指導を行われていました。「なぜ歯磨きをするの?」と問われると、子どもたちからは、「むし歯にならないように」や「歯が痛くならないように」といった意見が返ってきました。食後の歯磨きがなぜ大切なのかを、具体的に絵や写真、模型などを提示しながら伝えられ、子どもたちも興味をもって聞いていました。実際に鏡を使って自分の歯を観察しながら、「黄色いところがあった」とブラッシングの必要な部分を見つけているようでした。この授業を通して、子どもたちが歯の健康に関心をもち、丁寧に歯磨きをしていってくれることを期待しています。
6月3日(火) 回った!
校内を回っていると、4年生教室で理科の授業が行われていました。電池のはたらきの学習で、乾電池の向きを変えると、電流の向きが変わるかを調べる学習でした。市販のキットを使い、モーターに付けたプロペラの回転で電気が流れているかを確かめ、検流計の針の向きを調べる実験でした。あるグループのところに子どもたちが集まっているので見てみると、プロペラが回らずに困っていました。理科を教えていた頃を思い出し、「校長先生に貸してごらん」と修正をしてみました。ところが、電流の流れを確認してもなかなか回りません。「電池がなくなりましたか?」「壊れていませんか?」「検流計がおかしくないですか?」と、グループの子どもたちが心配して声をかけてきます。その様子を見て、理科を教えている先生が見られ、「導線が真ん中に巻いていないと、回らないようです」と2か所ほど巻き直しを行われました。そうすると、見事にプロペラが回り、実験ができました。子どもたちの「回った!」と喜ぶ姿が印象的でした。力にはなれませんでしたが、子どもたちの笑顔が見られてホッとしました。
6月2日(月) 「分かった」と言えるまで…
子どもたちの学習の様子を見て回っていると、算数の授業を行っている学級がありました。わり算の筆算で、導いた商が正しいかを確かめる式を考えているようでした。確かめる方法としては、「商×わる数+あまり=わられる数」となりますが、なぜそのような式になるのか納得できない子がいたようです。先生が、「みんなが納得できるように説明できる人はいませんか」と、学級全体に問いかけられていました。計算そのものはできても、相手に伝わるように説明することは難しいことです。しかし、その中で学級全体の理解がさらに深まっていきます。そのような意味からも、とても大切な問いかけであると感じた時間でした。
5月27日(火)~5月30日(金)
5月29日(木) 目が痛い…
6年生が家庭科の調理を行うということで、その様子を見せてもらいました。本年度も地域のボランティアの方々にご協力いただき、子どもたちの調理のサポートをしていただきました。野菜炒めを作りますが、ニンジンやピーマンを切っている様子を見ると、ケガをしないかとドキドキします。中には家庭でのお手伝いをしているのか、慣れた様子を見せる子もいました。「目が痛い…」と、目を押さえている子が何人もいました。玉ねぎを切って、目にしみたそうです。これもよい経験だと思います。
「校長先生も一緒に食べましょう」とお誘いを受けたので、子どもたちと一緒に家庭科室でいただきました。ピーマンが苦手な子もいて、必死に食べている光景も見られました。「味はどうですか?」と聞いてくる子もいましたが、本当においしかったです。
5月28日(水) 災害からわたしたちを守る政治
本日、6年生で社会科の授業公開がありました。「災害からわたしたちを守る政治」という単元で、東日本大震災を受けて釜石市で作成された「釜石市復興まちづくり基本計画 - スクラムかまいし復興プラン」や教科書の資料等をもとに、市はどのようなまちづくりを行っていったのかを考える学習でした。子どもたちは、「市民が安全に暮らせるまちづくり」や「元に戻すだけでなく、よりよくするためのまちづくり」といった意見を考えていました。その中で、ラグビーのワールドカップ日本大会の誘致について授業者が触れ、話し合う時間が作られました。驚いたのは、子どもたちがタブレット端末の学習支援ソフトを上手に活用し、意見を交流している姿でした。以前は紙に書いたものやホワイトボードに書いたものを黒板に貼って共有していたものが、今はタブレットで友だちの意見をもとに考えを変更したり、自分の立場を変えたりと、楽しみながら学習を進めることができていることに、時代の変化を感じました。子どもたちに負けないように、私自身を学ばなければならないと、改めて感じた授業でした。
5月27日(火) 運動会を終えて・・・
土曜日に予定していた運動会は、日曜日に順延しましたが、無事に終了することができました。子どもたちが全力で取り組む姿は、まさに本校の学校教育目標にもある「光かがやく中部っ子」であり、心から感動しました。
本日は、給食の時間を使い、オンラインで解団式が行われました。それぞれの応援団長が、運動会の感想と格段のみんなへ感謝の気持ちを伝えていました。各団のリーダーとして、練習中は思うように進まないこともあったと思います。しかし、2人の言葉を聞きながら、この経験を通して、大きく成長してくれたことを感じ、大変頼もしく思いました。
教室を回っていると、運動会の振り返りを行っている学年がありました。運動会の感想や思いを友だちに伝え合う温かい様子が見られ、とても微笑ましく感じました。また、他学年の表現を改めて見ながら、一緒に踊っている様子に感動しました。
運動会という大きな行事は終わりましたが、ここで頑張った気持ちを、今後の学校生活に生かしていってくれることを願っています。たくさんの感動をくれた中部小の子どもたちに、改めて「ありがとう」を伝えたいと思います。
5月19日(月)~5月22日(金)
5月23日(金) 感動しました!
朝からいつもの場所で子どもたちを迎えている時の出来事です。1年生の子が2人の中学生に連れられてやってきました。いつも一緒に子どもたちを迎えてくれている先生が理由を聞くと、中学校の前で泣いていた1年生を見かけて、歩いて連れてきてくれたとのことでした。その1年生は、いつも一緒に登校していた子がいなくて、どうしてよいか分からず、泣いていたそうです。その姿を見た中学生がわざわざ近寄って声をかけ、話を聞いながら励ましてくれたおかげで、1年生の子は安心して登校できたようです。この中学生(一人は自転車)は、中学校の目の前まで登校していたにもかかわらず、目の前の困っている子のために遠回りをしてでも送ってくれました。それだけでなく、小学校の前まで来たときは、1年生の顔の高さまで座り、ハイタッチをして元気づけてくれていました。その優しい心遣いに、心から感謝するとともに、感動しました。中学3年生の生徒でしたが、本校の卒業生だそうです。本校の卒業生を誇りに感じた1日でした。
5月22日(木) 天気を願う子どもたち
今週の土曜日に運動会を予定しています。どの学年の子どもたちも練習を頑張っており、応援団の練習も気合が入っています。教室を回っていると、色々な場所でてるてる坊主を見かけました。6年生教室前には、ひときわ大きいてるてる坊主も出現しました。(名前は「てるぽ」というらしいです)また、教室前に子どもたち一人一人が運動会の目標を書いたカードも飾られています。「きれきれの踊りをする」「かけっこをがんばる」など、どれほど子どもたちが運動会を楽しみにしているかが伝わってきます。しかし、土曜日は雨が降るという予報が出ています。土曜日に運動会を計画している小学校が大変たくさんあり、どの学校も判断に悩んでいることと思います。自然を相手に考えているため難しいところもありますが、晴れの天気を願う子どもたちの思いが通じてほしいと願うばかりです。
5月19日(月) なつかしく感じました
校内を回っていると、理科室の前でインゲンマメの発芽の条件を継続的に調べる実験過程の様子を見かけました。以前、理科の専科教員をしていた時期がありましたが、その時のことが思い出されて、とても懐かしく感じました。理科の学習は、自然を相手に準備していきますので、思うような実験結果が得られないときもあり、当時の子どもたちに申し訳なく思ったこともありました。それでも、子どもたちに理科の学習を好きになってほしいと思い、夜遅くまで理科室にこもってあれこれ準備したり、予備実験をしたりしていた時のことを思い出しました。本校の子どもたちにも、自然や科学の世界をしっかり楽しんでほしいと思います。
5月12日(月)~5月16日(金)
5月16日(金) 本当にうれしいです!
授業中の子どもたちの様子を見て回っていると、1年生が生活科の学習に取り組んでいました。2年生と一緒に行った「学校たんけん」を振り返っての学習だったようです。教室の前を通ると、「校長先生を描いています」という声が聞こえてきました。教室に入って見せてもらうと、たくさんの子が絵を描いてくれていました。学校たんけんで校長室を訪れた時間は短かったのですが、一生懸命絵を描いてくれていたことに感動しました。おそらく担任の先生方が上手に話をしてくださったからでしょう。本当にうれしいひと時でした。
5月14日(水) 運動会への機運が高まってきました
各学年で運動会の練習が本格的に始まり、子どもたちがかけっこや表現、団体競技などの練習を頑張っている様子が見られます。短い練習期間ではありますが、見てくださる方々にかっこいい姿を見せるために、入退場の手順や振り付けを集中して覚えてくれているようです。運動会当日が楽しみです。
そのような中、給食の時間を使って、オンラインを使って応援団長から運動会への意気込みが語られました。赤団、白団の対抗戦となりますが、両団長ともに気合が入っていて、力強く勝利への決意が述べられました。このような様子を見ると、運動会への機運がどんどん高まっていることを感じます。
一人一人が主役の運動会づくりを目指しています。子どもたちがそれぞれの競技の中で輝く姿を、しっかりと見守り、応援していきたいと思います。
5月13日(火) 地震避難訓練を行いました
様々な災害等に備えて、1年間に何度かの避難訓練を計画していますが、本日は地震避難訓練を行いました。熊本地震の発災から9年が経ちました。各地で起こっている地震の情報を見聞きすると、当時の記憶が蘇ってきます。そのたびに、自分自身の防災への意識を高めなければならないと思います。しかし、本校の子どもたちの大半は、熊本地震のことを知らない、または記憶にない子どもたちです。だからこそ、しっかり語り継いでいく必要性を感じています。
運動場に避難した子どもたちに向けては、災害はいつ起こるかわからないこと、自分で考えながら行動する力を身に付けていくことの大切さを伝えました。
5月7日(水)~5月9日(金)
5月8日(木) 児童会が動き出しています
本日、各教室をオンラインでつないだ児童集会が行われました。委員会からの発表を見ていると、一人一人がしっかりと声を出しながら呼びかけていて、児童会活動が本格的に動き出していることが感じられました。今回は5月24日(土)に実施する運動会に向けて、テーマの紹介などが行われました。今年の運動会のテーマは、「1人1人が主役になって全力で楽しめる運動会にしよう!優勝をつかみとれ!」と決まったようです。この紹介を受けて、810人の子どもたちが、運動会に向けて動き出すことになります。運動会の練習を通して、子どもたちがどんな成長を見せてくれるのか楽しみです。日頃の生活の中でも、各委員会の子どもたちが責任をもって行動してくれている場面を見かけます。子どもたちとともに、「みんなの学校」づくりに取り組んでいきたいと思います。
5月1日(木)~5月2日(金)
5月2日(金) 楽しいGWにするために
明日からゴールデンウィークの4連休になります。子どもたちは、この連休を楽しみにしていることでしょう。楽しみな連休ではありますが、心配なのは子どもたちの事故やケガです。例年この期間中、子どもたちの事故に関するニュースを目にします。楽しみにしている連休であるからこそ、一人一人が自分の命を守る行動を心がけてほしいと思います。給食の時間にすべての教室を回り、子どもたちに安全に心がけながら、楽しい連休を過ごしてほしいという話をしました。また、外出する際は、家族や周りの大人の人たちの言われることやルールをしっかり守って行動してほしいことも伝えました。「また来週、朝から元気に『おはようございます』のあいさつをしましょうね」と伝えると、『はい』という大きな返事が返ってきました。安全に十分注意し、楽しい連休を過ごしてくれることを願っています。
5月1日(木) 芽が出ています!
休み時間に校内を回っていると、たくさんの子どもたちが話をしてくれます。1年生教室の前を通ると、「校長先生、アサガオの芽がたくさん出ています」と教えてくれました。見てみると、どの鉢からも立派なアサガオの芽が出ています。先日の授業参観の時に保護者の方と一緒に種を植えたばかりですが、元気に芽を出し、すくすくと成長しています。1年生も入学して1カ月が経ちますが、学校生活にもずいぶん慣れて、ひらがなの練習やかけっこなど、勉強や運動を一生懸命がんばり、成長している姿が見られます。アサガオの成長をうれしそうに眺めている1年生を見ながら、私もうれしくなりました。
4月21日(月)~4月25日(金)
4月25日(金) 1年生を迎える会
1年生が入学して3週間ほどが経ちました。1年生も徐々にではありますが学校生活に慣れてきたように感じます。授業中の様子を見に行くと、大きな声で「はい」と言って手を挙げ、発表している様子も見られます。給食の時間に顔を出すと、初めのうちは「園長先生」と言っていた子も、「校長先生」と言ってくれるようになりました。
本日は、1年生を迎える会を行いました。本校は児童数が多いため、それぞれの学年が作成したビデオメッセージを視聴する形をとっています。各学年のビデオメッセージを事前に見せてもらいましたが、どの学年も1年生を楽しませるような工夫があり、大変感心しました。1年生も感謝のビデオメッセージを作ってあり、小学校で頑張りたいことや楽しみにしている教科などの発表がありました。練習時間はほとんどなかったと思いますが、大きな声で発表している様子を見て、これからの成長が楽しみになりました。
4月23日(火) 校長室へようこそ!
1年生と2年生が、生活科の学習として学校探検を行っています。2年生が校内を案内しながら、「ここは〇〇です。□□をするところです。」というように説明しています。昨年度は説明を聞く方だった2年生が、立派に説明している姿を見て、とても成長を感じます。校長室の前では、「ここは校長室です。校長先生がお仕事をしたり、お客さんとお話をしているところです。」と説明してくれていました。その後、校長室の中を見学しながら、興味深げに観察していました。「あの写真は誰ですか?」「ソファーがある」など、色々な気付きを話してくれました。「みんな上手に探検しているから、特別にソファーに座っていいよ。」と話すと、みんな喜んで座り心地を確かめていました。1・2年生のしっかりとした行動をうれしく感じた時間でした。
4月21日(月) 元気な中部っ子
先日まで肌寒く感じる日もありましたが、一気に気温も上がり、夏を感じるような陽気になりました。子どもたちには、しっかりと水分を取るように話をしたところです。しかし、昼休みに運動場をのぞくと、子どもたちが所狭しと走り回って遊んでいる様子が見られます。ドッチボールをしている子、鬼ごっこを楽しんでいる子、遊具で遊んでいる子、室内で友だちとのお話を楽しんでいる子など、楽しみ方もそれぞれです。先にも書きましたが、気温の変化が激しいため、子どもたちが体調を崩さないかを心配しています。いよいよ熱中症を心配する時期になりました。その時々に応じた水分の補給と汗の処理については、これから学年に応じて担任から話をしていこうと思います。
4月16日(水)~4月18日(金)
4月16日(月) あいさつが上手です!
本年度も、朝からいつもの場所で子どもたちを迎えています。1年生も大きなランドセルを背負い、登校班長に導かれて歩いて登校しています。入学式の「お祝いの言葉」の中で、1年生に向けて「大きな声で挨拶ができるようになりましょう」と話しました。「おはようございます」とあいさつをすると、上手に「おはようございます」と上手に返してくれる1年生がたくさんいて、とてもうれしくなります。「上手にあいさつができたね」と褒めています。
校内でも、「おはようございます」や「こんにちは」の声がだんだん響くようになってきました。特に高学年の子どもたちは、これまで先輩が築いてきた中部小の伝統を守るために頑張ってくれているようです。本年度も、気持ちのよいあいさつが響き合う学校を目指して、みんなで頑張っていきたいと思います。
3月17日(月)~3月21日(金)
3月19日(水) 6年生修了式
金曜日が卒業証書授与式のため、本日6年生に修了証を渡しました。6年生に話をした際、卒業に向けて気持ちが高まってきていることを感じました。6年生一人一人に向けて担任の先生方が書いた文章を読ませてもらいましたが、先生方の子どもたちを思う気持ちが行間からあふれているように感じました。全員を紹介することができませんので、いくつかの文章を紹介しました。卒業を前にした6年生に伝えたいことはたくさんありますが、その中から「星の王子様」の物語一説を使い、これから大切にしてほしい心について話をしました。「星の王子さま」の物語の中には、「大切なことは、目に見えないんだよ。」という言葉があります。これからの人生で、皆さんが出会う人や出来事の中には、目に見えない大切なものがたくさんあります。友達を思いやる心、夢を信じる心、努力を続ける強さ。そういったものが、きっと皆さんを幸せへと導いてくれると伝えさせてもらいました。
金曜日は、いよいよ卒業式です。みんなで心に残る、素晴らしい卒業式を作り上げていきましょう。
3月18日(火) たくさんの本に触れて
図書室前に、本年度の貸し出し数ランキングが掲示されています。驚いたことに、最高で300冊以上図書の本を借りて読んでいる子がいました。いろいろな種類の本に興味を持ち、読書を楽しんでくれたのでしょう。また、300冊近くの本を借りている子も複数いて、素晴らしいと感じました。また、6年生でも170冊以上の本を読んでいる子もいて、さらに驚きました。100冊以上借りている子も多く、しっかりと読書に親しんでくれたことをうれしく感じました。高学年の子が興味を持つ本は、活字が多く、本も厚くなりますが、その中でこれだけの冊数を読めるということに脱帽です。おそらく本の世界の面白さに気づいたのでしょう。私もそうでしたが、人生の中で読むことの楽しさに気づく機会が何度かあると思っています。視覚的に見るものばかりでなく、活字から自分なりに想像する世界にもっと触れてほしいと願っています。
3月17日(月) 5年生も参加して
令和6年度の卒業証書授与式も、今週の金曜日に迫りました。当日は、卒業生の児童数も多いことから、在校生は出席することができません。本日予行練習を行うにあたり、式の様子を知るとともに、まもなく最高学年になるという意識を高めることを考え、5年生が参加しました。熊本では珍しく朝から雪がちらつく寒い一日でしたが、6年生の緊張感が5年生にも伝わり、とても引き締まった予行練習でした。6年生のきびきびした行動や「お別れの言葉」、美しい合唱は、5年生の心にも響いたことでしょう。6年生が守り、そして築いてきた中部小の伝統を、次は5年生の子どもたちがしっかり引き継いでくれることを期待しています。
3月10日(月)~3月14日(金)
3月14日(金) 日頃の感謝の気持ちを込めて
まもなく令和6年度も終わろうとしていますが、本校の子どもたちが安全で安心して学校生活を送り、充実した教育活動を進められたのは、地域の方々の支えがあってのことと感じています。本年度も本校の教育活動には、たくさんの地域ボランティアの方々に協力していただきました。登下校の見守りや毛筆の指導、家庭科の指導補助、体験講話などで大変お世話になりました。本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、本校の教育を支えてくださった方々を学校にお招きし、茶話会を行いました。新たな試みであると同時に、他校ではなかなか見られない会ではないかと思います。
大変お忙しい中に、20名以上の方が参加してくださいました。それぞれの活動の様子をスライドで紹介するとともに、子どもたちや先生方のお礼の言葉を紹介しました。また、サプライズとして、6年生及び5年生の子どもたちから、感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈りました。子どもたちからの言葉を聞き、涙を流される方もおられ、感動する会となりました。これからも地域の方々への感謝の気持ちを忘れず、教育活動を進めていきたいと強く感じました。
3月13日(木) 本年度最後の児童集会
今朝、最後の児童集会が行われました。日頃から児童会活動を見てきましたが、どれぞれの委員会が6年生中心にしながら、常時活動だけでなく、全校児童が楽しめるような企画を考え、実現させていました。笑顔で参加する子どもたちを見ながら、その働きに感謝しています。児童集会では、各委員会の委員長から今年度取り組んできたことや次年度に引き継ぎたいことの発表がありました。どの委員長も、1年間の活動を振り返るとともに、自分の思いを堂々と発表する姿がありました。特に、各委員会の委員長とは、ランチミーティングで「こんな活動をしたい」「こんな学校にしたい」という思いを聞いていましたので、感動しながら発表を聞かせてもらいました。学校のリーダーとして、自覚を持って頑張ってくれたことが伝わりました。この経験を生かし、中学校でも活躍してくれるものと思います。
3月11日(火) 楽しみながら体力向上!
児童会の運動委員会が学校全員の体力を向上させる取組として、昼休みに「わくスポ」を計画してくれました。体育館では、楽しみながら投げる運動に親しむことを目的に、「ボール合戦」「段ボール的あて」「壁的あて」「バトンスロー」の4つのコーナーが作られています。本日は2年生が「わくスポ」を行っていると聞き、様子を見に行きました。委員会の子どもたちがそれぞれのコーナーに分かれ、説明をしたり対戦相手をしたりと活躍している姿がありました。体力テストの結果、本校の子どもたちには、投げる力や走力にやや課題が見られていました。その課題を委員会の子どもたちと共有し、みんなで楽しみながら向上させていこうと企画されたコーナーのようです。バトンスローでは、「校長先生、見ててください」と、ロープに通したバトンを高く投げていました。ボール合戦では、2年生と体育委員会の子どもがバトミントンのネットで分かれ、やわらかいお手玉を投げ合っています。ルールを尋ねると、制限時間内に相手コートにボールを投げ込み、お手玉が少なかった方が勝ちというゲームでした。多くの2年生に対して委員会の子は4人ほどで相手をし、ずいぶん疲れているようでしたので、私も加勢することにしました。やってみるとなかなかハードな動きが必要で、2年生にかないませんでした。本当はリレー大会も計画してありましたが、雨天が続いたために運動場のコンディションが悪く、中止となりました。このような取組を計画してくれた委員会の子どもたちはすごいですし、感謝しています。
3月3日(月)~3月7日(金)
3月6日(木) 教材「ジュースの空きかん」の学習から
3年生教室前のワークスペースに、学習後の道徳ノートが重ねて置いてありました。道徳の学習を通して、どんな心を磨いているだろうかと見せてもらいました。「ジュースの空きかん」という教材を通して、きまりの意義を理解し、それを守ろうとする態度について学習したようです。「周りの人のことを考えて行動できていなかった時があるので、これからは相手のことを考えて行動したい」や「自分の事ばかり考えて行動していたので、きまりを守って行動したい」といった振り返りが書かれてありました。その中の一人の子の記述に目が留まりました。公共機関に乗ってきたお年寄りの方に、ひどい言葉をかけていた大人の姿を見たという内容であり、自分はそのようになりたくないと書いてありました。子どもは、大人の言動をよく見聞きし、色々なことを考えているものです。私も一人の大人として、子どもたちにしっかりとした背中を見せていかなければならないと感じさせられました。
3月4日(火) 楽しみです!
校内を回っていると、5年生が一斉に体育館に移動していました。「何かあるのだろうか?」と、興味津々でのぞいてみました。学年主任の先生が、「体育館が空いているのは、この時間しかないんです」と話された意味が分かりました。今週の金曜日に行う「6年生を送る会」で披露する合奏の練習を行っていました。各学級ごとに音楽の時間などを使って練習していたようですが、一斉に合わせるのは、本日が初めてだったそうです。どんな演奏になるのだろうと見せてもらいましたが、初めてとは思えないぐらいの仕上がりで、大変驚きました。(曲名は内緒ですが…)学年で100人を超える子どもたちの演奏ですから、大変迫力があります。演奏が終わった後、思わず拍手していました。
それぞれの学年で、「6年生を送る会」の練習が行われています。きっと6年生も思い出に残る集会となることでしょう。金曜日が楽しみです。
3月3日(月) アウトリーチ活動
菊陽町図書館ホールが平成23年度から実施している音楽家の派遣事業を行いました。小学校を中心とした地域の人たちにプロの演奏家を派遣(アウトリーチ)していただき、一流の芸術音楽を体験することで、音楽に親しんでもらう活動です。本日は、サックス奏者の方とピアノ演奏家の方2人が来校され、6年生に演奏を聞かせていただきました。音楽の楽しさをより味わえるように、途中でサックスや音楽に関するクイズを出されたり、子どもたちと一緒に演奏する時間も設けられていました。サクソフォンを生で聞いたことのある子は少数で、その音色を楽しんでいる様子が、私の見ていた後方からも伝わってきました。このように演奏を直に聞く機会のある子どもたちは、大変幸せだと感じました。最後に、本校の校歌を演奏され、その演奏に合わせて子どもたちが大きな声で歌う素晴らしい時間もありました。
2月25日(火)~2月28日(金)
2月27日(木) 本年度最後の授業参観
本年度最後の授業参観、学級懇談会を行いましたが、たくさんの保護者の方に子どもたちの学習を見ていただき、ありがとうございました。1年生は「1年間でできるようになったこと」の発表、2年生は「性に関する学習」、3年生と5年生は「SNS等の情報との上手なかかわり方」に関する学習、4年生は将来の夢や目標、家族への感謝を伝える「10歳を祝う会」、6年生は「思春期の心と家族への感謝」というテーマの学級活動を計画しました。すべての学級の様子を見て回りたかったので、限られた時間しか見ることができなかったのですが、子どもたちが真剣に学びに向かう姿が見られました。4年生の授業では、発表しながら涙ぐんでしまう子もおり、いろいろな思いが伝わって泣きしてしまいそうでした。6年生の授業では、最後に保護者の方の思いが詰まった手紙を受け取り、食い入るように読んでいる姿が印象に残りました。それぞれの学年の子どもたちが、1年の学校生活の中で大きく成長してくれました。今回の授業を通して、更に夢や目標をもって進級、進学してくれることを願っています。
2月26日(水) 算数「はこの形」
それぞれの学年の授業を見ていると、学年末に差し掛かっていることが伝わってきます。2年生の教室で算数の授業が行われていたので、見せてもらいました。「はこの形」の単元で、自分たちでスポンジ片とひごを使って、直方体の形を作り、いろいろな気付きを紹介していました。頂点となるスポンジ部分に辺の部分の3色のひごをさす作業が難しかったようですが、友だちから回しながら刺すとよいことなどを教えてもらいながら、形づくりができたようです。担任の先生から「どんなことに気づきましたか?」という問いかけに、頂点に刺さっている辺のひごの数や色の違いを発表していました。子どもたちがつぶやいている内容を聞きながら、学習を楽しんでいる様子が伝わってきました。
2月25日(火) 卒業までのカウントダウン
6年生の教室前を通ると、卒業式までの残り日数を示したカウントダウンカードが掲示されています。6年生が菊陽中部小に登校するのも、残り18日になりました。このカードを見ると、何となく寂しい気持ちになります。そう思いながら校舎を回っていると、多目的室から楽しそうな歌が聞こえてきたので、のぞいてみました。そこには2年生が集まり、来週行う「6年生を送る会」の出し物の練習をしていました。子どもたちが楽しそうに練習をしている様子を見ていると、担任の先生が「校長先生が見に来られたから、みんなの出し物を見てもらいましょう」と話されました。導かれるまま前で見せてもらいましたが、振り付け付きの歌と踊りを見ながら、ついつい私も一緒に踊ってしまいました。本日初めて練習したそうですが、みんな上手に振り付けを頑張っていたので、とても驚きました。どんな曲だったかは、ここでは秘密ですが…。6年生の担任に聞くと、すでに呼びかけや合唱の練習は始まってはいるのですが、卒業に向けての製作や文集づくり、恩返しプロジェクト等々、時間が足りないと話していました。数多く6年生担任をしてきましたので、その気持ちがよく伝わります。子どもたちに願うのは、中部小で過ごす日々を、そして6年生と過ごす日々を大切にしてほしいということだけです。
2月17日(月)~2月21日(金)
2月21日(金) 楽しい作品ができました!
1年生の教室前を通ると、子どもたちが楽しそうに図工の作品作りをしていたので、教室に入って見せてもらいました。箱と箱をつないで組み立て、自分が作りたいものを想像して作る授業でした。教室に入るなり、「校長先生、見てください。飛行機ができたよ。」や「お家を作ったよ。ここがリビング!」、「これはくじ引きになっていて、金のキャップを取ったら当たりだよ。」などなど、次々に自分の作品について説明してくれました。子どもたちが空き箱をもって登校してくる様子を見ていましたが、この授業のための準備だったようです。中には、とても大きなロボットや動物を作っている子もいました。子どもたちが一生懸命に作った作品は、どれも素晴らしいと感じました。また、次にどうしようかと考える様子も素敵だと思いました。自分が作った作品に名前を付けていましたが、個性的な名前を付ける子がいて、担任の先生と驚きました。来週、授業参観を行う予定ですが、その時に子どもたちの力作を見ていただき、ぜひ褒めてあげてください。
2月18日(火) 入学式で待っています
4月に本校の新1年生となる子どもたちと保護者の方々に来校していただき、体験入学と保護者説明会を行いました。保護者の方に向けてあいさつをしましたが、次年度は、菊陽町の小学校で一番多い新1年生が入学してきますし、児童数も町内で一番多い学校となります。受付場所の近くで子どもたちの様子を見ていましたが、校舎に入ってウキウキしている子、少し緊張している子など、様々な表情が見られました。保護者説明会に参加していたので、子どもたちの教室での様子は見ることができませんでしたが、担当した先生方に聞くと、「しっかり椅子に座って歌を歌ってくれました」や「初めての場所で、ちょっと緊張している子もいました」など、教えてくれました。子どもたちは、小学校入学を楽しみにしているでしょう。私たち職員も、新1年生の入学を楽しみにしています。
2月17日(月) 第2回学校運営協議会
本日、本年度2回目の学校運営協議会を行いました。学校運営協議会は、保護者や地域の方々などが、一定の権限と責任をもって学校運営の基本方針を承認したり、教育活動について意見を述べたりすることを通じて、学校のさまざまな課題解決に参画する会議のことです。今回は、本校の1年間の教育活動を紹介し、様々な視点からご意見をいただくことを目的に会議が行われました。学校運営協議員に方々には、子どもたちの授業の様子を見ていただきました。校内を回りながら、「絵が上手に描けていますね」「授業が楽しそうですね」「子どもたちが、熱心に授業に取り組んでいますね」など、うれしい言葉をいただきました。会議の中では、児童の安全面で注意した方がよい場所や、今後の教育活動で力を入れていった方がよい部分などの意見が出されました。いただいたご意見をもとに、再度本年度の実践を検証し、次年度の学校経営に生かしていきたいと思います。
2月10日(月)~2月14日(金)
2月12日(火) 世界の中の日本
日頃から子どもたち(特に1年生)がお世話になっている菊陽町の教育支援員の方の中に、以前校長先生を務められた方がおられます。その先生が、これから卒業を迎える6年生のために、海外の日本人学校に赴任された経験をもとに、「世界の中の日本」というテーマでお話ししてくださいました。『文化って何だろう?』という切り口から、ウイーン日本人学校やアメリカの中部テネシー補習校での生活などを通して感じたことやこれから大切にしていかねばならないことを伝えてくださいました。文化とは、与えられた自分たちの環境や条件の中で心地よく生活していこうと努力し、工夫した結果生まれたものであり、一人一人が文化を持っていることを、様々な事例を見せながら話されました。また、6年生の社会科で世界の国々について学習することになりますが、そこに住む人たちの願いは何なのか、そこに住む人たちの工夫や努力はどこにあるのかを考えていく大切さを伝えられました。国際交流がますます進む中で生きていく子どもたちにとって、互いを尊重し合うことを学ぶ貴重な時間となりました。
2月10日(月) 打って投げて走って…
先週と比べて、少しだけ寒さが緩んだ感じがした本日、6年生が運動場で体育をしている姿を見ていました。ボール運動(ベースボール型)の授業で、ティーボールを行っているようでした。止まっているボールを打ち、一塁、二塁、三塁とアウトになるまでベースランをし、得点を競っているようでした。6年生の子どもたちがどれくらい打てるだろうかとみていると、それぞれがしっかりスイングできていることに驚きました。中には、大きな打球を放つ子もいて、すごいと感じました。アウトにしようと守備をしている子が投げるのですが、柔らかなボールですから、投げるのもキャッチするのも大変のようでした。
昨年度行った体力テストの結果、踏力を高めていく必要があることが分かり、準備運動で取り入れている「キャロッピー体操」や体育の授業内で動きを工夫しながら取り組んできましたが、このように楽しみながら力をつけていくことが一番大切でしょう。6年生の子どもたちが、とても楽しそうに運動を楽しんでいる様子を見て、私も元気が出てきました。
2月3日(月)~2月7日(金)
2月7日(金) ペットボトルキャップを集めて
朝からいつもの場所で子どもたちを迎えていると、一人の子が大きなビニール袋をもって登校してきました。図工の授業の道具だろうかと近づいてみてみると、ペットボトルキャップが袋いっぱいに入っていました。児童会の環境委員会の呼びかけで、ペットボトルキャップの回収を行っています。学校で集めたものは、業者に持っていくと、プラスチックのリサイクル資源に生まれ変わらせることができます。また、世界の子供たちにワクチンを届けることにもつながっていきます。それぞれの学年のワークスペースに回収箱が置かれていますが、たくさんのペットボトルキャップが入っています。すべて集めると、どれだけの数になるのだろうとワクワクします。
子どもたちの取組が、環境保全、そして世界の様々な国の子どもたちになればと願っています。
2月5日(水) 段階的避難訓練
授業中の避難訓練は、これまでも計画的に実施してきていますが、地震や火災、不審者侵入等は、休み時間に起こる可能性もあります。そのような場合にも、自ら考えて、速やかに落ち着いて行動できる子どもたちを育成するとともに、防災に対しての意識を高めることを目的として「段階的避難訓練」を行っています。今回で3回目になりますが、4月の1回目は「放送の内容を聞くことができたか」、10月の2回目は「放送を聞いて行動できているか」、そして今回の3回目は「放送を聞いて、安全な場所に避難できているか」を確認していきました。避難訓練があることは、事前に子どもたちには知らせてあります。「訓練だから」と安易に考えるのではなく、真剣に取り組むことが自分の命を守ることにつながります。本日は1・3・5年生を対象に行いましたが、先生の指示を聞き、素早く行動できる子どもたちがたくさんいました。
2月4日(火) 人権の木
児童会の人権委員会の活動で、「人権の木」が各学年の廊下に掲示されています。友だちや先生たちへの感謝の気持ちをピンク色のハートのシートに書き込み、人権の木に貼っていく取組です。毎日それぞれの人権の木を見ていると、だんだんハートが増えていくことが分かり、うれしい気持ちになります。書かれている内容を見ると、「いつも話しかけてくれてありがとう」「遊びに誘ってくれてありがとう」「勉強を教えてくれてありがとう」「泣いている時に、なぐさめてくれてありがとう」など、「ありがとう」の言葉で埋め尽くされています。先生たちへは、「勉強を教えてくださって、ありがとうございます」といったものが見られます。「人権の木」の取組を通して、身近な友だちの支えがあるからこそ、安心した生活を送ることができていることを振り返る素敵な取組だと思います。
後期に子どもたちにお願いしたことの中に、「『ありがとう』の言葉がが響く学校にしよう」というものがあります。この願いを実現に結び付けてくれている人権委員会の子どもたちに、私も心から感謝しています。
2月3日(月) 中学校説明会に参加して
本日は、近隣の中学校で新入生説明会が行われるということで、その様子を少しだけ見せてもらいました。生徒指導担当の先生から、中学校の生活やきまりについての説明が行われていました。本校の子どもたちを体育館の後方から見ていましたが、期待や不安など、いろいろな思いで聞いていることだろうと思いました。その後、生徒会からクイズ形式で学校の生活について説明がありました。このような形式で説明が行われる説明会に参加したことがなかったので、よい企画だと感じました。
2月に入り、6年生の卒業まで登校する日も30日ほどとなりました。この時期になると、卒業に向けての様々な取組が加速していくものです。6年生の子どもたちには、一日一日を大切にしながら小学校生活を送ってほしいと願っています。
1月27日(月)~1月31日(金)
1月31日(金) 「感謝の心」を大切に
子どもたちの学習の様子を見て回っていると、3年生教室前のワークスペースに子どもたちが使っている道徳ノートが置いてありました。道徳ノートには、教材の主人公の気持ちや、考えたことをもとにこれからどんな自分でありたいかなどを記す場所があります。どんな学習の足跡が記されてあるか、見せてもらいました。開かれてあったページは、教材「いつもありがとう」の学習に関するところでした。どんな人たちに「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えたいか、理由を入れて書いてありました。家族や友だちへ日頃の感謝を伝えたいと書いている子が多い中、朝の登校を見守ってくれている方へ「ありがとう」を伝えたいと書いている子もたくさんいました。いつも「おはよう」とあいさつをしてくれ、自分たちを安全に渡らせてくれている地域の方に対して、「ありがとう」と言うことができていなかった自分を振り返り、「ありがとう」を伝えたいという文面が書いてありました。教材の中に同様のおじいちゃんが出てくることから、このような場面を振り返ることができたのでしょう。自分たちが安心で安全に生活できているのは、多くの人たちの支えがあるからであり、そのことに気づいてくれたらうれしいです。
このようなことを考えながら、さらに教室を回っていると、6年生が書写の時間に「感謝」という文字を丁寧に書いていました。改めて私も、「ありがとう」の言葉を大切にしていきたいと思いました。
1月30日(木) 琴の響きに誘われて…
校内の廊下を歩いていると、琴の美しい音が聞こえてきました。その響きをたどっていくと、音楽室から聞こえてくるようです。音楽室のドアが少し開いていたので、授業の様子をのぞくと、4年生が『日本の音楽でつながろう』という単元の「チャレンジ ことをひいてみよう」という学習を行っていました。本校には、児童用の琴が3面あるようで、ちょうど子どもたちが実際に琴を弾こうとしているところでした。音楽担当の先生が、つめのつけ方や順番などについて説明した後、一人一人が「さくら さくら」の曲にチャレンジしました。楽譜も漢数字であらわされているので難しかったようですが、近くにいる友だちに「七七八」と声をかけられながら演奏できていました。「強くはじくのが難しかったけど、友だちが教えてくれたので、しっかりできました。手が痛くなったけど、楽しかったです。」などの感想を記録していました。
1月28日(火) 同じ読み方の漢字?
本日、4年生の国語の授業を見せてもらいました。単元「同じ読み方の漢字」で、同じ読み方の漢字クイズを自分たちで作る授業でした。グループで事前に同音や同訓の漢字を調べていたようで、その中からクイズに出したい漢字を選んでいました。例えば、「電『ア』が切れる。」「『イ』図で調べる。」のアとイに入る漢字を同音の4つから選ぶといったクイズです。なかなか難しい問題を作ったグループもあり、子どもたちも意欲的に学習に取り組んでいました。どの漢字を使うかについては、一つ一つの漢字がどのような意味を表しているかを考えることが大切だということを、学習の最後にまとめていました。
タブレットを使って問題作りを行っていましたが、グループの中で国語辞典を使って意味を調べる子もいました。最近は、わからない言葉があると、すぐにインターネットで調べることが増えているとは思いますが、このように国語辞典をめくりながら漢字の意味や成り立ちなどを調べるという作業は、慣れるまでは苦労するかもしれませんが、子どもたちにとって大切な学習だと思います。辞典をめくりながら探すことで、その他の漢字や意味にも触れることができ、知識がより広がっていくことでしょう。
難しい問題を作ったグループもあり、見ている方も勉強になる授業でした。
1月27日(月) 雨でぬれてしまったけれど
今朝は、久しぶりに雨の中の登校となりました。傘をさしているので、いつもよりも足取りもゆっくりだったようです。中には傘を差さずに登校する子もいて、「傘をさして登校しないと!」と声をかけると、「傘をさすのが面倒くさいんです。」と返ってきました。昨日までは温かかったのですが、今朝は寒さが戻ってきたので、風邪をひかないかと、とても心配しました。そのような中、一人の子が近づいてきて、「校長先生、見て。新しい靴だよ。」と、嬉しそうに話しかけてきました。「かっこいい靴だね。」と答えると、ニッコリ笑って歩いていきました。雨でぬれてしまいましたが、新しい靴を履いて学校に行くことを楽しみにしていたのだろうと推察しました。私にも同様の経験がありますし、この子の気持ちが痛いほど伝わってきました。この子のおかげで、週の初めから「今週も頑張るぞ!」と、元気をもらった気持ちになりました。
1月20日(月)~1月24日(金)
1月23日(木) 日本の伝統芸能に触れて
文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」として、日本の伝統芸のである能舞台の鑑賞会が町の図書館ホールで行われ、本校からは4年生と5年生が参加しました。私も映像でしか能や狂言を見たことはなく、子どもたちにとっても初めての経験だったことでしょう。最初に、喜怒哀楽の表現の仕方や小鼓など楽器の説明があり、子どもたちが身を乗り出して聞いている様子が見られました。実際に声を出す時間もありましたが、声だけでなく動きまで楽しんでいる姿がありました。
狂言「熊本三銃士」では、本校の子どもたち4人も演者として参加しました。数回のリハーサルはありましたが、セリフもしっかりと覚え、見事に演じ切ってくれました。また、能面を着ける体験にも子どもたちが参加し、それぞれが素晴らしい経験になったことと思います。
言葉の言い回しが難しいところもあり、理解できないところもあったかもしれませんが、子どもたちにとってはよい思い出となったことでしょう。このような機会をいただいた町当局の方々に、心より感謝いたします。
1月22日(水) なわとびを頑張れ!
体育の授業を見ていると、なわとびにチャレンジしている様子が見られます。なわとびは、体の様々な部分を使って運動する力を高める素晴らしい活動だと考えています。学年担任をしていた当時は、学級の子どもたちになわとびを奨励していたことを思い出します。最初は上手く跳べなくても、目標をもって粘り強く練習することで、だんだん上達してくるものです。私の幼少期は、今のようにゲームなどの遊び道具はなく、身近にある道具を使って遊んでいました。遊びに行くときも、何となくなわとびを持って出かけていました。寒い時期に練習すると、なわとびがピシッと足に合って痛い思いもずいぶんしました。しかし、少しずつコツがわかってくると、いろいろな技を跳べるようになりました。あきらめずチャレンジする心も、なわとびをする中で身に付いていったようにも感じる時があります。
子どもたちが前とびなどを長く跳ぼうと一生懸命頑張っている姿を見ると、心の中で「頑張れ!」と応援しています。2年間ほど子どもたちと縄跳びを跳んでいないので、また一緒に頑張ろうと思います。
1月21日(火) いい顔して…!
午後から6年生が、卒業アルバムの写真撮影を行っていました。光庭に集まって全体写真を撮っている様子を見ていましたが、「いい顔して…!」の撮影される方から声をかけられ、笑顔を見せていました。このような6年生の姿を見ると、卒業が近づいてきていることを感じます。児童昇降口には、6年生へのメッセージを書くポストが置かれていました。1年生から、「校長先生、これなあに?」と尋ねられ、「みんなにやさしくしてくれた6年生が卒業するから、お礼の手紙を書くんだよ」と話すと、「へーっ」と言いながら言ってしまいました。
先日、6年生担任から卒業式までのスケジュールをいただきましたが、やらなければならないことがびっしりと書き込まれていました。3月21日(金)の卒業式に向けて、病気や大きなけがなく、一日一日を大切にしながら小学校生活を送ってほしいと願っています。
1月20日(月) 健康が一番!
昨年末から、子どもたちに「病気をしないように!」や「インフルエンザにかからないようにしてね。」などと言ってきましたが、そんな私が体調を崩してしまいました。本日、数日ぶりに朝から子どもたちとあいさつを交わしながら、子どもたちの笑顔に元気をもらうことができました。また、授業中に各教室を回りながら、子どもたちが学習に取り組んでいる様子を見ながら、さらに元気になりました。改めて、健康の大切さを痛感させられました。
保健室をのぞくと、身体測定に来た学級の子どもたちに向けて、養護の先生からインフルエンザなどの感染症を予防する方法について分かりやすく説明が行われていました。特に、寒い時期ではありますが、「換気」をこまめに行う大切さについて話がありました。まだまだ様々な感染症が流行する時期は続きますが、みんなで予防に心がけていきたいものです。
1月8日(水)~1月10日(金)
1月10日(金) 世界に目を向けて
本日、6年生を対象に菊陽町の教育長先生が国際理解に関する授業を行われました。教育長先生は、3年間南アフリカのヨハネスブルグ日本人学校の校長として勤められた経験があり、その時に感じた文化や生活の違い等について分かりやすく紹介していただきました。治安や貧富の差、人種差別の話では、子どもたちが真剣に考える様子が見られました。教育長先生の話の中で、勉強できることや友だちと遊べること、おなかいっぱい食べられることは当たり前のことでなく、幸せなことであるという言葉が印象に残りました。また、『幸』という文字を示しながら、「『辛』に一本線を加えると『幸』になります。あなたの周りに辛いと感じている友だちはいませんか。あなたが友だちの一本の線やその線をつなぐテープになってください。」という言葉で授業を終えられました。視野を広げることで、今までに見えなかった世界が見えてくるものです。子どもたちのために、3時間も貴重なお話をしていただいた教育長先生に、心から感謝申し上げます。
1月8日(水) 後期後半スタート!
14日間の冬休みも終わり、本日から後期後半が始まりました。12月後半は、インフルエンザの流行により体調を崩す子も多かったため、本日の子どもたちの登校を心配していました。いつものように「おはようございます」と元気なあいさつを返してくれる様子をみて、少し安心しました。しかし、依然としてインフルエンザが猛威を振るっています。後期後半も、子どもたちが元気に登校してくれることを祈るばかりです。
後期後半をスタートするにあたり、全校集会をオンラインで行いました。私からは、2025年も校訓にある「夢を持って歩み続ける」ことの大切さを話しました。また、10月に後期が始まる際に子どもたちに示した「思いを伝える力」「自ら考え行動する力」「粘り強く取り組む力」に関わる具体的な取組を再度確認し、一歩前進した中部小にしようと伝えました。後期後半も
「夢をもち 光かがやく中部っ子の育成」を目指し、子どもたちとともに頑張っていきたいと思います。
12月23日(月)~12月24日(火)
12月24日(月) 後期前半が終了しました
本日をもって、令和6年度後期前半が終了しました。先週後半から本校でもインフルエンザが流行しはじめ、欠席する子が急増してきました。空席の目立つ学級もありましたが、オンラインで全校集会を開き、子どもたちの後期前半の頑張ったところについて紹介しました。
最初に、子どもたちに「ありがとう」の感謝の言葉を伝えました。後期になり、来校される方々や地域の方から、子どもたちの態度や行いを褒めてもらうことが多くなりました。「学年や名前はわからないけれど…」と切り出され、笑顔で挨拶してくれたことや横断歩道の渡り方がよかったことなどを教えていただきました。また、授業で子どもたちが一生懸命学習に臨んでいる様子を見て、「中部小の子どもたちはすごいですね。」といった言葉もいただきました。本校のみんなが自ら学び、ともに学ぶみんなの学校を創ってくれていることをうれしく感じ、感謝の気持ちを伝えました。
また、2025年を迎えるにあたり、夢や目標を持つ大切さも伝えました。大谷翔平選手やオリンピック、パラリンピックに出場した選手を紹介し、目標をもって努力することを通して、夢をかなえるすばらしさについて話しました。
帰り際に子どもたちが「校長先生、よいお年を!」と声をかけてくれました。子どもたち、そしてすべての方々にとって、よい年が訪れてくれることを心から祈っております。2025年もよろしくお願いいたします。
12月16日(月)~12月20日(金)
12月20日(金) うれしかった2つの出来事
本日の出来事で、とてもうれしかった出来事の2つを紹介します。
一つ目は、朝の出来事です。いつも朝から学校前の横断歩道で子どもたちとあいさつを交わしながら迎えているのですが、今朝は校舎を出るのが少々遅れました。何人か子どもたちが来ているだろうと慌てて外に出ると、1人の子が、まさに横断歩道を渡ろうとしていました。急いで階段の方に向かっていると、その子は横断歩道の手前でしっかり左右を確認しています。そこへ通りかかった車が、止まってくれました。その子は、横断歩道を渡る前に車に向かって一礼しています。また、渡ってしまってからも振り返って一礼し、お礼の気持ちを表していました。その時に誰かに言われたわけではなく、自ら自然に行っているその行動に、心から感動しました。
二つ目は、掃除の時間の出来事です。校長室の掃除は、6年生の2人が私と一緒に行っています。掃除を始める前に、1人の子が「校長先生、この前は突然ドアを開けてすいませんでした。」と伝えてきました。水曜日の掃除の時間に来客があり、校長室のドアを閉めていましたが、掃除に来た6年生がドアを開けてきました。「ごめんね。お客様が来ているから、今日はいいですよ。」と話したことを思い出しました。「大丈夫だよ。気にしなくていいよ。」とその子に伝えると、「次からはノックしてから入ります。」と返してくれました。その自然な言葉に、心から感動しました。
この2つの出来事から、素敵な中部小の子どもたちが育ってくれていることをうれしく感じました。私が気付いていないだけで、もっと素敵な行動を行ってくれている子も多いのではないかと思います。誰かが見ているから、誰かに褒められたいからではなく、自分で考え、自分で行動してくれる中部っ子たちを、もっと紹介していきたいと思います。
12月19日(木) 様々な仕事のすばらしさに触れて
3年生の総合的な学習の時間の中で、家族の仕事を含めて様々な仕事のすばらしさを知る学習に取り組んでいます。このような学習を通して、子どもたちがしっかりとした勤労観や職業観を身に付け、自らの将来に向けて夢や希望をもち、主体的に自己の進路を選択・決定できる力につなげてくれればと考えています。本日は養鶏業に従事されている方をお迎えし、子どもたちに仕事のすばらしさを話していただきました。生き物の命を守り、育てる中で大切なことは、「気づき、行動すること」という言葉が印象に残りました。ひよこやニワトリは言葉を話すわけではないので、常に様子をよく見て、鼻や耳やそれぞれの温もりなどを通して、どうしてやることが必要なのかを考えているという話がありました。また、育てたニワトリたちが鶏舎から巣立つときに、ニワトリたちに「ありがとう」と伝えるために一生懸命働いているという言葉に感動しました。3年生の子どもたちにも、この思いはしっかりと伝わったことでしょう。子どもたちのために素晴らしい学びの機会を与えていただいた講師の方に、心よりお礼申し上げます。
12月18日(水) 1年算数「ものとひとのかず」
本日、1年生で算数の研究授業が行われました。単元「ものとひとのかず」の学習で、これまで学習した問題を少々変化させた問題に挑戦しました。本校の先生方が全員授業を参観するため、子どもたちも緊張するのではないかと思っていましたが、いつも通り集中して学習に臨んでいる姿を見て、子供たちの成長を感じました。ワークシートに一人一人が図を書き込みながら、その図を式に表していきました。先生が間違った図や式を黒板で示すと、その間違ったところを一生懸命説明しようと発言し、とても活気のある授業でした。講師の先生をお招きして授業を見ていただきましたが、学習の基礎がしっかり育っていることを褒めていただきました。子どもたちの「学びに向かう力」の向上を感じる素晴らしい授業でした。
12月17日(火) 町の未来について提案しました
中学校区の3小学校と町役場をオンラインでつなぎ、各校の6年生が町の未来について提案する取組が行われました。菊陽町町長をはじめ、教育委員会の方々が多数視聴される中、国語科の学習の一環として取り組んだ資料を発表しました。それぞれのグループで調べたものをすべて紹介したかったのですが、時間や他校の発表との関係で、本校からは校内で選ばれた「菊陽町図書館をよりよくするために」「夜間の安全な暮らしについて」「ジェンダーフリーな世の中に」の3つの提案を紹介しました。他校の発表内容を含め、どの提案も町の課題を捉えたものであり、様々な視点から資料収集を行ってまとめていることに驚きました。中には、実際に現地に行って写真を撮ってきたグループもあり、子どもたちの行動力に頭が下がりました。発表を終えた友達に、各教室から大きな拍手が送られていました。
全ての提案が終わった後、町長から感想をいただきましたが、一つ一つの提案の素晴らしさを褒めていただきました。また、その実現に向けて、町として検討していくと話されました。実際に本校から提案した一つが、近々に実現するとの情報もいただきました。今回の取組は、自分たちのふるさとを見つめ、ふるさとを愛する心を育んでいくうえで、とても貴重な経験であり、大切な取組になったと感じました。
12月16日(月) 迎春準備ができました
先週の土曜日、PTAの執行部やOBの方々を中心に、毎年玄関に飾られている門松づくりを行ってもらいました。大変寒い日ではありましたが、朝から竹を切り出しに行かれたり、運動場から土を運んでいただいたりして、立派な門松が出来上がりました。本校の門松づくりに初めて参加しましたが、地域のOBの方々が事前に準備をしていただいていて、本当にありがたく感じました。数人の子どもたちも手伝ってくれましたが、良い経験になったことと思います。OBの方々の様子を見ながら、学校愛を感じました。本当にありがとうございました。
12月9日(月)~12月13日(金)
12月13日(金) オープンスクール・家庭教育講演会
本日、行いましたオープンスクール及び家庭教育講演会には、たくさんの保護者の皆様に参加いただきありがとうございました。保護者の方々に授業を見ていただくということで、各学年で授業の内容を検討してきました。性に関する授業を行う学年や修学旅行、水俣に学ぶ肥後っ子教室で学んだことをグループごとに発表する学年もありました。中には図工の時間を計画し、保護者の方々の協力を得ながら作品づくりを行った学年もありました。子どもたちが学習を頑張っている様子を見ていただけたのではないかと思います。
また、その後行いました家庭教育講演会では、講師に著書「はなちゃんのみそ汁」で有名であり、全校各地で講演を行われている 安武 信吾 様をお迎えし、「食べることは生きること」という演題でお話しいただきました。改めて、家庭での食育の大切さを感じました。目頭が熱くなるお話であり、映像やお話を聞きながら自分自身の生き方や考え方、私が我が子に遺せるものは何かを考える機会となりました。
12月12日(木) 気持ちのよいあいさつが増えてきました
毎朝登校する子どもたちを迎えてながらあいさつを交わしていますが、気持ちのよいあいさつをできる子が増えてきたことを感じています。児童会の取組や呼びかけがその大きな理由だと思いますが、朝からうれしい気持ちになります。後期前半の校長講話でも、子どもたちに「気持ちのよいあいさつが響き合う学校にしよう」と話しました。最近の子どもたちの様子を見ると、目を合わせて、笑顔で「おはようございます」とあいさつしてくれるこが増えてきました。中には、立ち止まってあいさつをしてくれる子もいます。6年生がしっかりと手本を見せてくれているからか、1年生も笑顔で「おはようございます」とあいさつをしてくれています。この「気持ちのよいあいさつ」の輪を大切にしながら、もっともっと広めていってくれることを願っています。
12月11日(水) 芸術は難しい
今週、授業の様子を見て回っていると、図工に取り組んでいる学級に出会うことが多いです。花の絵に取り組んでいる学級もあれば、カッターを使って厚紙を切り取りながら飾りを作っている学級も見かけます。5年生は糸のこぎりを使って作品を作っています。授業中ではありますが、「ケガに十分注意してね!」と声をかけてしまいます。みんな真剣に取り組んでいて、どの作品も素晴らしいと感じます。
1年生の教室前を通ると、粘土で形づくりをしている様子が見られました。何を作っているのかと黒板を見ると、いろいろな形の顔を作る学習だったようです。様子を眺めていると、「校長先生、見てください。ボールです。」「校長先生、かっこいい四角ができました。」と見せてくれます。顔を作る授業だと知っているだけに、何と返していいやら悩みます。「おっ、かっこいいボールだね。」「この四角、すごいね。」とは返しましたが、そこからどんな顔が出来上がるのか楽しみでした。
校内のオープンスペースなどには、子どもたちが一生懸命取り組んだ風景画や自分を描いた絵、読書感想画などがたくさん飾られていて、とても楽しい気持ちになります。また、4階には科学研究に出品した作品も掲示してあります。オープンスクールの際に、子どもたちの力作をぜひご覧ください。
12月10日(火) サッカーボール寄贈 with カズ
本日、スポーツを通じて未来世代を応援する取組である「未来世代応援プログラム」の一環として、子どもたちが使うサッカーボールを寄贈していただきました。今も現役で活躍されているプロサッカー選手の三浦知良さんが、自らの背番号にちなんで1.1万個のサッカーボールを全国の小学校に送られているとのことです。本年度は県内でいくつかの学校に届けられているそうですが、その中の2個を本校に寄贈するとのことでした。昼休みに運動場を見ると、サッカーをして楽しんでいる子もたくさんいます。子どもたちもきっと喜ぶことでしょう。子どもたちに紹介した後、大切に使わせてもらおうと思います。
12月2日(月)~12月6日(金)
12月6日(金) 中部小を代表して
明日、「部落差別をはじめあらゆる差別をなくす第40回菊陽町人権子ども集会」が行われます。本年度、本校の4年生が人権学習を通して自分を見つめ、考えたことをステージで発表します。本校からは、160人ほどの子どもたちが参加する予定です。4年生が最後の練習を体育館で行うということで、頑張っている様子を見せてもらいました。学年主任の先生から、見ている人たちに自分たちの思いを届けてほしいと話がありました。
子どもたち一人一人が大きな声で、そして堂々と発表する姿が素晴らしいと感じました。発表が一通り終わった後、感想を求められました。私からは、自分の100%の力で発表すること、中部小の代表として堂々とした態度で臨むこと、そして自分たちの発表だけでなく他校の子どもたちの発表から多くのことを学んでほしいことの3点を伝えました。これまでの人権学習や今回の発表に向けての取組、そして明日の人権子ども集会への参加の経験を通して、一人ひとりが自分自身を見つめ直すとともに、自分にできることを行動に移し、身のまわりの差別をなくすなかまとしてつながり合ってくれることを期待しています。
12月4日(水) ありがとうございました
昨年度まで本校で勤められていた前校長が、所要があり久しぶりに来校されました。校長室でしばらく話したのち、校内を回りながら、子どもたちが頑張っている様子を見ていただきました。その際に、窓から見える風景を見ながら、「懐かしい」とつぶやかれていました。「子どもたちは、もう自分のことは覚えてないだろう。」と話されていましたが、先生の姿に気づくと、「校長先生!」と一斉に手を振り出す学級もありました。
短い時間ではありましたが、「中部小は、いい学校だ。」という言葉を残してお帰りになりました。この言葉を聞きながら、これまで本校の教育活動を築いてこられた先輩の先生方に感謝するとともに、これからも子どもたちや先生方とともに、本校の伝統を大切に守りつつ、さらに一歩前へと前進させていきたいと思いました。
12月3日(火) 美味しいみそ汁でした!
5~6時間目に行われた5年生が調理実習を見せてもらいました。「おいしいおにぎりとみそ汁をつくろう!」という内容で、5年生が収穫したお米を使ったおにぎりと、家庭科で学習するみそ汁づくりとを合わせた実習でした。いつもお世話になっている地域学校協働活動推進員に方に協力していただき、それぞれが自分の役割を決めて頑張る姿を見ることができました。バケツ稲でお世話になった地域の方から、子どもたちのために使ってほしいと海苔と天草の塩もいただいていました。本当にありがたいことだと感じています。
子どもたちが包丁を使って大根やネギなどを切っている様子を見ていると、ケガをしないかと心配でした。子どもたちの中には、具材を上手に切っている子もいて、感心させられました。あるグループのみそ汁を食べさせてもらいましたが、とても美味しくいただきました。「校長先生、味はどうですか?」と聞かれたので答えていると、「食レポが上手ですね。」と褒められてしまいました。子どもたちにとっても、よい思い出になったことでしょう。
11月25日(月)~11月29日(金)
11月29日(金) ひらがなの成り立ちを知って
11月27日(水)と本日、地域の方をお講師としてお迎えし、3年生の書写の授業が行われました。今回学習する文字は「つり」で、初めてひらがな文字に挑戦しました。子どもたちのためにと、講師の先生が一人一人の手本を用意されていました。その手本には、一人一人の名前が書いてあり、とても感動しました。本当にありがたいことです。
最初にひらがながどんな漢字からできているかを説明されましたが、「つ」というひらがなが「川」という感じから変化したことを聞き、子どもたちは大変驚いていました。また、形が整っていないいくつかの「つ」を見せられ、どんなところに注意すればよいかを子どもたちに考えさせられていて、とても勉強になりました。
講師の先生の言葉一つ一つで、子どもたちが楽しく書写の学習ができていることがうれしく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
11月28日(木) 心が温かくなりました
3年生と5年生の道徳の授業を見せてもらいました。3年生は、「礼儀」の大切さについて考える授業でした。主人公の気持ちの変化を考える学習活動の中で、「礼儀」とは相手の気持ちを考えて行うことが大切であることに気付いていったようでした。5年生は、「生命の尊さ」について考える授業が行われました。かけがえのない命を精一杯生きる主人公の気持ちに寄り添いながら、自分自身の命を大切にしながら精一杯生きていこうという気持ちを高めていました。どちらの学年の子どもたちも、テーマに沿って自分自身を見つめ、考えている姿を見て、心が温かくなりました。また、自分の意見を友だちと交流させ、さらに考えを深めていく様子に成長を感じました。子どもたちの豊かな心を育んでいくためにも、今後も道徳教育の充実に力を入れていきたいと思います。
11月26日(火) 風邪をひかないように
朝の寒さが身に染みる季節になりました。朝から子どもたちを迎えていると、服装が一気に冬バージョンに変化してきました。手袋を着けてくる子もちらほらみられるようになりました。そのような中で、半袖で登校してくる子も何人か見かけます。これまで勤務した学校の子どもたちの中にも、冬を半袖で過ごそうとする子がいたことを思い出します。「寒くないね?」と尋ねると、「大丈夫です!」と元気な返事か返ってきます。今朝は小雨交じりの天気でしたが、少々の雨ならば大丈夫と思い、傘を差さずに歩いてくる子もいます。元気なことはよいことですが、給食の時間に各教室を回りながら、「風邪をひかないように注意してくださいね」と話したところです。様々な感染症の流行も予測されています。後期前半も1か月ほどとなりましたが、子どもたちが元気に登校してくれることを願っています。
11月25日(月) 保小連携しながら
本日の出来事ではないのですが、11月23日(土)に近隣の町立保育園でスポーツフェスティバルが行われ、保育園の子どもたちが頑張る姿を見せてもらいました。大変寒い朝でしたが、元気いっぱいの子どもたちの姿に感動しました。スポーツフェスティバルのプログラムが物語風になっていて、冒険をテーマに種目が考えられているところに新しさを感じました。園長先生にお聞きしましたが、子どもたちが表現したいことを話し合って決められたそうでした。かけっこや表現にも意味が感じられ、素晴らしいと感じました。特に年長さんたちは、競技の後片付けも頑張っていて、驚かされました。それぞれの園で工夫しながら培われてきた子どもたちの力を引き継ぎ、小学校でしっかり伸ばしていかねばならないと感じました。そのためにも、近隣の各園としっかり連携していきたいと思います。
11月18日(月)~11月22日(金)
11月22日(金) オペラ「森は生きている」
本日は、オペラシアターこんにゃく座を本校に迎えて芸術鑑賞会を行いました。10月に事前のワークショップを行っていましたが、その日から子どもたちは、この公演を楽しみにしていました。また、一緒に歌を歌うために、音楽の時間などを使いながら練習をしてきました。歌とともに次々と場面が変わっていき、子どもたちは身を乗り出しながら鑑賞する姿が見られました。このように生のオペラ劇を鑑賞する機会はあまりないと思いますので、とても思い出に残る芸術鑑賞会になったことと思います。素晴らしい芸術に直接触れることで、子どもたちの心がより大きく成長していくことでしょう。
11月20日(水) 感謝状をいただきました
社会科の授業の一つとして税に対して正しい理解を図るとともに、私たちの安全で安心な生活を守るためにどのように使われているかを考える租税教育に取り組んできました。その実践が認められ、菊池税務署より感謝状をいただきました。6年生をはじめ先輩たちが学習を頑張ってきたからこそいただけた感謝状ですので、子どもたちに機会を見つけて紹介したいと思います。
11月19日(火) 命を守ることを最優先に
今週から急に寒くなってきました。登校する際に、手袋を着けている子もいました。いよいよ冬到来というところでしょう。寒くなると増えてくるのは、火災ではないでしょうか。子どもたちが暖房器具を扱うこともあるかもしれませんので、十分注意が必要でしょう。
本日は、火災避難訓練を実施しました。子どもたちの安全のために、学校も点検に努めています。しかし、いつ、いかなる時に火災に出会うか分かりませんし、万が一に備えることが重要です。そのような時に大切なことは、自分の命を最優先に考えた行動を身に付けておくことだと考えます。「我が家は大丈夫」という正常化バイアスが働きがちですが、本日聞いた講話でも、日頃からの危機管理の重要性を再確認したところです。本日学んだことをいつでも使える実践力を身に付けていってほしいと思います。
11月18日(月) ICTを活用して分かりやすく
授業の様子を見て回っていると、1年生で算数の授業が行われていました。「13-9=4」といった2桁から1桁の数字を引いて答えを求める学習活動でした。この学習では、実際にブロックを並べ、13個並べてから9個を取って答えを導くやり方や、最初に13を10個と3個に分けておき、10個から9個を取って3個と組み合わせるやり方などを子どもたちに考えさせて、どんな風に求めたかを説明してもらう学習が多いかと思います。ある教室で授業の様子を見ていると、先生が電子黒板上で指を動かすと、スーッと9個のブロックが消えたり元に戻ったりしていました。2つのやり方とも同じように視覚的に見ながら、どちらの考え方が簡単に速く答えが導き出せるかを考えさせていて、理解が大変進んでいるようでした。先生が子どもたちのためにICTを活用して自作した提示資料を見ながら、これから授業の進め方も大きく広がっていくだろうと感じました。
11月11日(月)~11月15日(金)
11月15日(金) 給食試食会
自校給食で、いつも熱々のおいしい給食を子どもたちが食べることは、本校の自慢でもあります。その給食を保護者の方々も体験していただく給食試食会を行いました。80名ほどの保護者の方に来校いただき、子どもたちが給食の準備をする様子や食べている様子も見ていただきました。また、本校の栄養教諭が栄養のバランスを考えた給食を提供していることや衛生面に気を付けて調理していることなどを説明しました。私も話をする時間をいただいたので、日頃の給食時間の子どもたちの様子やSDGsの観点からできる限り食べ残しがないように学級で工夫していること、次年度から菊陽町の小中学校で実施される給食費無償化に向けて準備が進められていることなどを説明させてもらいました。子どもたちの中には、「校長先生、明日はあげパンですよ。」など、楽しみにしている給食メニューを教えてくれる子もいます。これからも子どもたちが安全で、安心して、そして笑顔で食べることができる給食の提供に努めていきたいと思います。
11月14日(木) 集団宿泊教室日記
本日から5年生が菊池少年自然の家へ集団宿泊教室に出かけました。朝から大きな荷物を持ち、歩いて登校してくる子どもたち。「おはようございます」と大きな声で挨拶してくれました。「荷物が重そうだね」と声をかけると、笑顔で「はい」と返してくれました。出発式の際に、先日の6年生の修学旅行での素晴らしい態度を紹介し、「これまでの先輩たちが築いてきた中部小の伝統を大切にしてください」と話しました。また、集団で行動するので、友だちの気持ちをしっかり考えながら行動してほしいということを伝えました。
天気に恵まれ、ニジマスつかみやQハンティングなどの活動を計画通り行うことができたようです。子どもたち一人一人が野外活動から多くのことを学ぶ集団宿泊教室になることを願っています。
11月13日(水) 先生たちも学び合っています
子どもたちが「分かった」「できた」「もっとやってみたい」と思える授業を行うために、先生方も日々授業づくりについて学び合っています。「この発問は、子どもたちが考えるにはちょっと難しいのではないか」「以前学習した考え方を生かすならば、こちらから先に考えるようにしてはどうか」「このまとめを子どもたちに書かせるならば、学習活動の流れをもっと工夫した方がいい」等々、先生方から出てくる意見を聞いていると、ワクワクしてきます。先生方が意見を交わされている姿を見ながら、授業中に子どもたちが課題の解決に向けて悩んだり、友だちと話しながら笑顔になったりする様子が浮かんでくるようでした。
11月12日(火) この経験を生かして
10月後半から本校で3名の大学生が教育実習を行っていましたが、本日が最終日となりました。取得する教員免許の関係で、1名は1週間前に終了していましたが、2名の学生は本日まで頑張っていました。給食時間に各教室をオンラインでつなぎ、お別れの言葉を話してもらいましたが、子どもたちからも拍手が起こっていました。最後にそれぞれ感想を聞きましたが、「あっという間の3週間でした。子どもたち、そして先生方が温かく接してくれたので、たくさんのことを学ぶことができました」や「子どもたちが笑顔で挨拶したりお話したりしてくれたので、毎日学校に来ることが楽しみになりました」という声が返ってきて、私もうれしくなりました。
本年度、9名の実習生が本校で学んでくれましたが、それぞれが学校教育の楽しさや素晴らしさを感じてくれたのではないかと思います。この経験を生かして、これからの教育を支える人材へと成長してくれることを心から期待しています。
11月5日(火)~11月8日(金)
11月9日(土) 修学旅行日記 part2
2日間の修学旅行も無事に終了しました。今年の修学旅行に向けては、1年前から準備を進めてきましたが、6年生の子どもたちにとって安全で充実した学習活動となるよう、多くの方々に力を貸していただきました。修学旅行に携わってくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。特に保護者の皆様には、準備や事前の子どもたちの健康管理等、本当にありがとうございました。
解散式の際に、子どもたちから「楽しかった」という言葉が聞かれました。みんなが楽しく修学旅行の行程を過ごすためには、バスの車内や見学施設、宿泊施設等で決められたルールを守ることが必要です。そして、友だちや周りの人の気持ちを考え、時と場に応じた言動に心がけることが大切です。子どもたちの様子を見守っていましたが、この修学旅行を通して、これらのことがしっかりとできていて、子どもたちの成長を強く感じたところです。
これから事後の学習に取り組んでいきますが、平和学習をはじめ、学んだすべてのことをこれからの生活に生かていってくれることを期待しています。
11月8日(金) 修学旅行日記 Part1
6年生が長崎及び福岡方面に修学旅行に出かけています。1日目の本日は、長崎市で平和について学ぶ学習活動を行いました。長崎平和公園での平和集会では、多くの観光客がいる中で、堂々と平和宣言を行いました。その後のフィールドワークでは、グループに分かれて永井隆記念館や如己堂、山里小防空壕跡、原爆落下中心地を回り、ガイドの方の説明をしっかりと聞く取りながら学んでいました。さらに平和講和では、講師の方の話に対してしっかりと考えた感想を述べ、「あなたたちに出会えて、本当によかった」という言葉をいただきました。
天候にも恵まれ、とても有意義な学習が進められています。子どもたちの様子については、明日のブログの中でまとめて紹介したいと思います。
11月7日(木) 人権キャラクター
校内を回っていると、委員会の子どもたちが様々なことを呼びかける自作のポスターが掲示してあります。その一つ一つから中部小をもっと良い学校にしようという意欲が伝わり、大変うれしく感じています。現在、1階の児童昇降口近くに「人権キャラクター」が掲示されています。人権委員会が主体となって人権キャラクターを募集していましたが、たくさんの応募の中から本年度のキャラクターが決定したようです。とてもかわいらしいキャラクターですし、本校の校章をイメージして描いたものらしいです。キャラクターの説明に「みんなが笑顔で明るくなるように」と記されているところに感激しました。惜しくも今回選ばれなかったキャラクターも掲示されていますが、どれもよく描けているだけでなく、学校やみんなのことを思う気持ちが伝わってくるものばかりでした。
11月5日(火) 校長先生は、どっちですか?
給食の時間に各教室を回っていると、「校長先生は、ケーキはイチゴですか?チョコレートですか?」と尋ねられました。12月にセレクト給食があり、ケーキの種類をイチゴとチョコレートの2つから選ぶことになっています。尋ねられた学級の子どもたち全員にどちらを選んだのか聞いてみると、半々のようです。それぞれのケーキのよさを訴えてくるので、どちらにしようか迷ってしまいます。ある学級で聞くとチョコレートが多く、別の学級で聞くとイチゴが多かったりします。今年のセレクト給食は、子供たちの意見を参考にしながら決めようかと思います。それよりも、もう12月の話が出るようになったのかと、1年の早さを感じた1日でした。
10月28日(月)~11月1日(金)
11月1日(金) 目を大切にするためのポイント
4年生の学級活動で、自分たちの目を大切にするためのポイントを考える学習が行われました。子どもたちに問題を3問提示し、課題と改善策を見つけていく学習活動でした。子どもたちを取り巻く昨今の話題として、タブレットやゲームとの付き合い方があります。各家庭でルールは決められているとは思いますが、中には長時間画面を見続けているいうこともあるようです。間違った使い方の問題に答えながら、よくないことはわかっているようですが、なかなかやめられないといったところでしょう。目を大切にするために、タブレットやゲームを使うときは、①長い時間使わない ②眠る1時間前から使わない ③姿勢のポイントを意識する ④暗い場所や明るすぎる場所では使わない ⑤30分に1回は画面から目を離す というまとめが行われました。この授業で学んだことを、生活の中でぜひ実践してくれることを願っています。
10月31日(木) 「わかり合う」ために必要な心とは?
5年生の道徳の授業を参観させてもらいました。「相互理解、寛容」の内容について、教材に出てくる2人の気持ちと自分の経験を重ねながら考える学習でした。高学年で考える「相互理解、寛容」では、自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を尊重するといった考え方を深めていきます。教材は、2人の女の子が一緒にピアノの習い事に行く約束をしましたが、1人が母親に買い物を頼まれてしまい、時間どおりに行くことができなくなってしまいます。約束をしていたもう1人の子は、約束を守れなかった友だちに腹を立てます。約束を守れなかった理由を話そうとしても、そっぽを向いて話を聞いてくれ相手に腹を立ててしまいます。そしてお互いに付き合いたくないと仲違いをしてしまう内容です。このような場面は、子どもたちだけでなく、大人の世界でもあることです。大切なことは、出来事だけに目を向けるのではなく、相手の気持ちを推し量って考える力を身に付けていくことではないかと思います。5年生の子どもたちが、気持ちや取るべき行動をしっかりと考えている様子が伝わってきました。
10月30日(水) かけ算九九を頑張って覚えています
校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見て回っていると、2年生がかけ算九九の勉強を頑張っている姿が目に入りました。先生に向かって覚えた段の九九を唱え、間違わずに言えたら合格のシールをもらっているようでした。子どもたちが覚えたての九九を一生懸命唱えている様子を見て、心の中で応援していました。私の小学校時代を思い出すと、お風呂の中で繰り返しかけ算九九を唱えながら覚えていったことを思い出します。どの学校でも、この時期の2年生教室をのぞくと、いろいろな所にかけ算九九の掲示が見られます。本校の2年生教室も、同じように掲示が行われています。習い始めにしっかりと覚え、かけ算名人を目指してほしいと思います。
10月29日(火) 平和講話
まもなく6年生は、修学旅行に出かけます。長崎に出かけ、講話やフィールドワークなどの現地での学習を通して、平和への理解を深めることを目的としています。修学旅行に向けての事前学習や準備が進んでいますが、本日は、菊池飛行場ミュージアム館長を講師としてお招きし、平和についての講話を行っていただきました。戦争中に菊池飛行場から飛び立った多くの若者が命を散らしていった悲しい出来事をもとに、今に生きる私たちが何をしなければならないかを考えさせられました。修学旅行では、多くの場所で戦争の愚かさと平和の尊さを肌で感じることになります。事前にこのような学習ができたことは、子どもたちの意識を高めるうえで有意義だったと感じました。
10月28日(月) 私たちの体のつくり
4年生の理科で、「わたしたちの体と運動」という単元があります。以前、私が理科を教えていた時に新しく教えることになり、どのように教えるのかを悩んだ学習です。本日授業が行われるということでしたので、授業の様子を見せてもらいました。骨や筋肉のつくりは、実際に観察することは難しく、感触や動きで確認するしかありません。子どもたちは、自分の腕を触りながら、骨や筋肉がどうなっているのかを予想して発表していました。最近はデジタル教材も充実しているので、それぞれのつくりを調べることは容易くなりました。一昔前は、どのような教具を作って見せたらよいかを考えたものです。授業を見せてもらいながら、授業も進化していることを痛感した1時間でした。
10月21日(月)~10月25日(金)
10月24日(木) 後期の児童会活動が楽しみです
今週から委員会活動の委員長を給食の時間に校長室に招き、ランチミーティングを行っています。給食を一緒に食べながら、各委員長の中部小に対する思いを聞きたいという意図で始めたものです。委員長の子どもたちに尋ねているのは、次の3つです。
①委員長という立場から、こんな中部小にしたいという考えを教えてください。
②「夢をもち 光かがやく中部小」にするために、後期にどんな取組を計画しているか教えてください。
③校長先生に聞きたいことがあれば、質問してください。
校長室で給食を食べる経験はないと思いますので、最初は緊張していますが、「校長先生に質問タイム」では、いろいろなことを聞く中で、徐々にほぐれてくるようです。「校長先生は、なぜ先生になろうと思ったのですか」「好きな本は何ですか」「どんな音楽を聴きますか」等々、いろいろな質問を受けながら話をしていると、本当に楽しいです。また、6年生の子どもたちの「こんな中部小にしたい」という夢を聞くと、本当にワクワクしてきます。学校教育目標の実現を目指して、子どもたちがしっかり考えてくれていることがうれしいですし、子どもたちと一緒に、後期も頑張っていきたいという気持ちが、さらに大きくなったような気がします。
10月22日(火) 福祉体験学習 パート②
町の社会福祉協議会の協力を得て、4年生で福祉体験学習を行っていることは、以前紹介しました。今回は、疑似体験を通して福祉についてより深く学ぶ取組を計画しました。昨日と本日の2日間をかけて、4年生全員が体験学習を行いました。社会福祉協議会の方や地域の民生委員の方々が多数来校され、子どもたちの学習をサポートしてくださいました。
お年寄りの方や視覚に障がいを持たれている方、車いすを使われている方の疑似体験を行うとともに、その方々をどのようにサポートすればよいかを学んでいきました。「思うように体が動きません」「アイマスクをしていると見えないので、階段がこわかったです」「車いすで坂道を下るときは、ドキドキしました」という声が聞かれました。また、サポートする子たちは、「本当にこれでよいのか、心配でした」「力が入りました」などの感想を話していました。
地域に住む人たちみんなが安心して生活できる町づくりの一員として、今回の学びを生活の中で活かしていってほしいと思います。
10月17日(木)~10月18日(金)
10月18日(金) バケツ稲 収穫できました!
5年生がバケツでお米を育てる取組に挑戦していることは、以前お知らせしていました。今年の夏は猛暑続きでしたので、うまく育つだろうかと大変心配していました。こまめな水の管理のおかげで、お米を収穫することができるまでに育ちました。私は、バケツ稲で成功した経験がないので、本当にすごいことだと思いました。
地域学校協働活動推進員の方から鎌の使い方を丁寧に教えていただき、一人一人が稲刈りに挑戦しました。バケツの中に育てた稲ですから、あっという間に稲刈りは終わるのですが、それでも子どもたちの中には、「獲ったぞー!」と歓声が上がりました。その後、手袋を使って脱穀するところまで行いましたが、子どもたちにとっては、忘れられない経験になったことだと思います。どれくらいのお米がとれるかはわかりませんが、5年生みんなで味わうことでしょう。
10月7日(月)~10月11日(金)
10月11日(金) 前期終業式
本日で令和6年度の前期の学習が終了し、1時間目に前期終業式を体育館で行いました。全校児童が体育館に集まる機会は少ないのですが、どの学年も落ち着いて入場し、開式を待っていました。800人ほどの児童が集まっているのですが、静かに話を聞いてくれました。私からは、前期に子どもたちが頑張ったことを紹介しました。児童全員分の通知表を読ませてもらいましたが、一人ひとりが頑張ったことや成長したことがしっかり伝えられていました。その中から、いくつかの素晴らしい様子を話しました。また、前期後半がスタートするときに約束した3つの取組を振り返ってもらいました。児童代表感想は、3年生と5年生の代表がみんなの前で発表してくれました。ほとんど原稿を見ることなく、堂々と発表する姿が素晴らしかったです。前期に頑張ったことと、これから取り組みたいことを聞きながら、来週から始まる後期が楽しみになりました。最後まで集中して会に臨むことができた中部小の子どもたちを誇りに思います。
10月10日(木) 芸術鑑賞会に向けて
11月22日(金)に劇団「オペラシアターこんにゃく座」の方々をお迎えし、本校で芸術鑑賞会を行います。その鑑賞会に向けて、本日団員の方3名が来校され、子どもたち全員にワークショップを行われました。内容としては、オペラ劇団とはどんなものなのか、団員の方々がどんな練習をしているのか、11月にどのような内容の劇を行うのかなど、実際に歌や動きを使って説明されました。子どもたちも一緒に歌を歌ったり体を動かしたりしながら、楽しい時間を過ごしました。11月の鑑賞会の中で子どもたちと一緒に歌いながら、劇を作り上げられるようです。
「こんにゃく座」という名称の由来は、こんにゃくのようにプルンとした動きが特徴の基礎訓練「こんにゃく体操」だそうです。子どもたちと一緒にワークショップに参加しながら、私も11月の芸術鑑賞会が待ち遠しくなりました。
10月9日(水) 福祉について学ぼう Part1
4年生では、福祉について学ぶ取組を計画して行っています。本日は、菊陽町社会福祉協議会の方、熊本県聴覚障碍者情報提供センターの方をお迎えし、講話を行っていただきました。「福祉は誰のためにあるの?」というシートをもとに、福祉はみんなが幸せに暮らすためにあり、お互いに思いやりの気持ちをもって共に支え合って生活していくことの大切さを話していただきました。また、熊本県聴覚障碍者情報提供センター所長は、手話で子どもたちに話をされ、通訳の方が内容を子どもたちに伝えられました。また、いくつかの手話を教えていただきました。話の中で、相手のことを考え、ちょっとした思いやりの気持ちを持つことでみんなが幸せに暮らせることを教えていただきました。次回の福祉体験学習は、体験しながら学ぶ計画をしています。みんなにやさしい菊陽町の担い手になれるよう、これからも学んでいってほしいと願っています。
10月8日(火) オープンスクール
本日の5校時を「オープンスクール」として、保護者の方々に子どもたちの学習の様子を見ていただきました。どの学年もたくさんの保護者の方に参観していただき、本当にありがたく感じました。家族の方が授業を見に来られるということで、朝から何となくウキウキしている子もいたようです。5校時にすべての学級の授業を見て回りましたが、張り切って学習に臨む子どもたちの様子が見られ、うれしくなりました。3年生の図工では、のこぎりを使って木を切る活動がありましたが、保護者の方々に活動をサポートしていただき、ありがとうございました。4年生は、学年全員が体育館に集まって体育の授業を行いました。以前から紹介していますが、菊陽町の小学校全体で取り組む準備運動「キャロッピー体操」を覚える学習でした。講師として菊陽町教育委員会の学校経営アドバイザーをお迎えし、動きの一つ一つを丁寧に教えていただきました。子どもたちも楽しそうに覚えていましたし、達成感を述べる子どもたちの感想を聞き、感動しました。
今回のオープンスクールを通して、子どもたち一人ひとりの成長を感じていただけたのではないかと思います。ご協力いただき、ありがとうございました。
10月7日(月) 委員会の皆さん ありがとう!
5・6年生の子どもたちで構成する委員会活動が行われていたので、様子を見せてもらいました。それぞれの委員会が、みんなが楽しく、安全で元気に学校生活を送ることができるようにと活動してくれている様子が伝わってきました。ボランティア委員会は、汚れがよく落ちるスポンジでそれぞれの学級の給食台をきれいに磨き上げていました。「結構落ちるんですよ」と言いながら、一生懸命活動していました。体育委員会は、本校の子どもたちの体の柔軟性の課題を克服するために、効果的なストレッチを動画で撮影していました。音楽委員会は、10月の歌を紹介するポスターを描いていました。季節的にハロウィンをモチーフにしたものが多かったようです。それぞれの委員会が、より良い学校づくりのために知恵を出し合ってくれていることに感謝しています。後期のはじめに、各委員会の委員長の子どもたちとランチミーティングをしながら、もっとより良い中部小を創っていくために、取り組んでみたいことなどを聞く時間も計画しています。どんなアイディアを持っているのか、今から楽しみです。
9月30日(月)~10月4日(金)
10月2日(水) 「話す力」を高めるために
自分の考えや思いを聞き手に伝えるためには、口の形に気を付けて発音することも一つの方法だと考えます。朝の全校活動「中部っ子タイム」の中で、お口の体操にも取り組んでいます。本校の先生が放送でリズムよく話す言葉をみんなで復唱するものですが、だんだんレベルアップしてきて、難しくなってきました。私も子どもたちと一緒にやってみましたが、途中で言葉を噛んでしまいました。本日は、「リズムよく」をテーマに、次のような言葉に挑戦しました。
あいうえおんどく あいはじめ
かきくけこつこつ かくごよみ
さしすせそっくり さすがです
たちつてところで たちばなし
…………
今後は早口言葉も計画されているようです。子どもたちに負けないように、私も練習していこうと思います。
10月1日(火) 少し気温も落ち着いて
今日から10月。記録的猛暑が続いた9月が過ぎ、ずいぶん過ごしやすい気温となってきました。9月は、毎日のように熱中症アラートが出され、給食時に「皆さん、残念なお知らせがあります」という放送を幾度も行ってきました。昼間は気温も上がりますが、熱中症アラートが発令されるほどではなく、朝や昼休みに外で元気よく遊ぶ子どもたちの姿が戻ってきました。エネルギーをしっかり発散しながら遊ぶ子どもたちの様子を眺めながら、こちらも元気をもらっているような気持になります。
しかし、これまで室内での過ごしが多かったせいか、遊んでいてケガをする子どもたちが増えていることを少々心配しています。ケガには十分注意し、思いっきり秋の空気を楽しみながら遊んでほしいと思います。
9月24日(火)~9月27日(金)
9月26日(木) 久しぶりに踊りました
校内を回っていると、楽しい音楽が流れていたので、音のする方へ足を運んでいくと、3年生の子どもたちが映像を見ながら体を動かしている様子が見えました。映像で流れていたのは、「サンバおてもやん」をくまモンが躍っているものでした。実は昨日も、3年生教室前のオープンスペースで「サンバおてもやん」を踊る子どもたちを見かけ、「校長先生も踊りましょう」と誘われたので、一緒に踊っていました。不思議なことに、思い出しながら踊れるものだと嬉しくなりました。本日も同じように踊りながら、子どもたちが笑顔で取り組んでいるところが素敵だと思いました。昨日は、もっとテンポの速い曲を子どもたちが躍っていて、私も汗だくになりました。子どもたちは、覚えるのも早く、すごいと感じました。
9月25日(水) 日本の食の未来を守るために
5年生で社会科の授業が公開され、全職員で授業を参観し、学び合いました。また、今回授業を公開するにあたり、菊池教育事務所の指導主事の方をお迎えし、様々な視点から助言をいただきました。小単元「これからの食糧生産」の学習で、「フードシフト 日本の食の未来を守るために大切な考えは何だろう」という学習課題に沿って授業が展開されました。大変驚いたのは、これまでの学習の中で、子どもたちがそれぞれの視点でしっかりと調べ作業を行っており、プレゼンテーションのシートにまとめていたことです。グループで調べ作業を進めていたようですが、自分たちの考えと課題、根拠となる資料を組み合わせて作られていました。なかなか難しい学習課題でしたが、子どもたちなりにしっかりと考え、質問や意見を出している姿が印象的でした。そして何よりも、子どもたちが笑顔で学習に取り組んでいる様子が見られ、大変うれしい気持ちになりました。
9月24日(火) 命を守る取組 避難訓練
本日、大津警察署よりスクールサポーターの方をお迎えし、不審者対応避難訓練を行いました。子どもたちには、自分の命を守る大切な取組であり、集中して臨むように担任の先生方から伝えてもらいました。その話を受けて、どの学年の子どもたちも放送をよく聞き、自分たちにできる行動を行っていました。先生方も迅速に対応し、子どもたちの命を守るために行動してくれました。
避難訓練が終わった後、スクールサポーターの方から、自分の命を守るために大切な言葉である「おはしもち」や「いかのすし」の内容を詳しく話していただきました。また、ランドセルに付けている防犯ブザーがちゃんと鳴るか、家族の方と確認してほしいというお願いもされました。
本校の先生方にも、注意した方がよい点などを詳しく教えていただき、大変勉強になりました。子どもたちの命を守るために、先生方みんなで知恵を絞り、さらに改善を加えていきたいと思います。
9月17日(火)~9月20日(金)
9月20日(金) 知り合い、つながり合う 小6交流会
本日の2、3校時に、中学校区の6年生が本校に集い、小6交流会が行われました。代表校の校長先生が話をされましたが、この菊陽町の小学校で長く引き継がれてきている取組です。多くの子どもたちが同じ中学校に進学することになると思いますが、互いに知り合い、思いを話しながらつながり合うことで、安心してこれからの学校生活を送ることができることを考えて行われています。
最初に他校の子どもたちとグループを組み、ゲームやサイコロトークなどを行いました。緊張した雰囲気もすぐになごみ、楽しく会話する様子が見られました。また、各学校の人権学習等を通して学んだことや、みんなが安心して学校生活を送るために学級で取り組んでいることなどを発表し合いました。どの発表も各校の最高学年にふさわしい堂々とした発表が行われ、素晴らしいと感じました。合わせて、発表に対して感想を述べる子どもたちがたくさんいて、その内容も含めて感動しました。
これからも様々な行事で顔を合わせる機会がありますが、このつながりを大切にして、なかまの輪を広げていってほしいと願っています。
9月19日(木) みんなが選んだ一句は…
6年生教室の前に「クラス句会を開きました」という掲示があり、4つの俳句が貼ってありました。担任の先生に尋ねたところ、子どもたちが作った句を紹介し合い、その中から気に入った作品をそれぞれが投票し、選ばれた作品だったようです。学級のみんなが選んだ一番の句は、「望月の 歌うたってる 道長さん」だったようです。社会科の授業で平安時代の学習をしたときに藤原道長について学んでいますし、テレビ番組でも放送されていることもあり、「なるほど」と納得しました。掲示されている句の下に描かれている道長も、特徴をとらえて描かれていました。担任の先生の話では、どの作品もよい句だったということでした。みんなの作った句を見せてほしいとリクエストさせてもらいました。
9月18日(水) キャロッピー体操!!
子どもたちのけが防止と体力の向上を目的に、菊陽町の小中学校の体育主任の先生方が体育の時間の準備体操で使える「キャロッピー体操」を作ってくれました。子どもたちの発達段階に合わせて、低学年用、中学年用、高学年用の3つのパターンで作られてあり、これから体育の授業で積極的に取り入れていきたいと考えています。
本日は、本校の先生方で「キャロッピー体操」を学ぶ時間を設けました。短時間でできる準備体操ではありますが、実際にやってみるとなかなか大変な部分もあります。本校の体育主任が「なぜこの動きが必要なのか」を説明し、みんなで動きを確認していきました。子どもたちのために学ぶ先生方の姿を見ながら、とても感動しました。
9月17日(火) Welcome to Kikuyo Chubu Elementary School
夏休みに菊陽町の中学生がオーストラリアに出向き、ホームステイをしながらバッカスマーシュ・グラマー校の生徒たちと交流し、国際理解を深める取組が行われていました。今度は、バッカスマーシュ・グラマー校から11人が菊陽町を訪れ、日本の文化に触れ、学ぶ取り組みが行われています。その活動の一環として、バッカスマーシュ・グラマー校の生徒たちと先生方3人が来校し、本校の5・6年生と交流活動を行いました。6年生は、菊陽町や日本について紹介するプレゼンテーションを行いました。クイズを交えながら紹介しましたが、大変盛り上がりました。また、一緒にゲームで楽しみ、大変交流が深まりました。5年生は、日本の昔遊びで楽しむ時間を設けました。けん玉やダルマ落とし、お手玉などを行っていましたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。本校の子どもたちの中には、来校された方へサインを求める姿も見られました。来校された生徒たちは、日本の文化についても学んでいるようで、とても分かりやすい日本語で自己紹介をしてくれたことんび驚きました。今回の活動のように、いろいろな国の方々と交流しながら、様々な文化や考え方を尊重するとともに、菊陽町や日本のすばらしさを再発見できる人へと成長してほしいと願っています。
9月9日(月)~9月13日(金)
9月12日(木) 児童集会での発表をもとに
朝から児童集会がオンラインで行われ、音楽委員会や生活・安全委員会、集会委員会の子どもたちが発表を行いました。子どもたちの発表する様子を発表が行われる会議室で見せてもらいましたが、どの子もは大きな声で、堂々と言葉を述べる姿が素晴らしく、さすが中部小の高学年だと感心しました。
生活・安全委員会の発表では、前期後半に特にみんなが安心・安全に学校生亜kつを送ることができるように、力を合わせて頑張っていきたい4つの取組が紹介されました。一つ目は「ろうかやワークスペースでのきまりを守ること」、二つ目は「くつを並べること」、三つめは「名札をつけること」、四つ目は「進んであいさつをすること」です。特に「くつを並べること」では、靴を並べることで自分を振り返り、落ち着いた生活につながることを話してくれました。
この4つの取組を達成するために、すでに行動を起こしている委員会もあります。運営委員会は、朝のあいさつ運動を行ってくれていて、校内では元気なあいさつの声が響いています。生活・安全委員会も靴並べチェックを行っていて、給食時の校内放送できれいに並んでいた学級を紹介しています。
子どもたちが学校教育目標の実現に受けて、主体的に行動してくれていることに感謝しています。
9月11日(水) ミシンに悪戦苦闘
6年生が家庭科の学習でナップザックづくりを行っています。大変ありがたいことに、多くの地域ボランティアの方々にご協力いただき、子どもたちの学習をサポートしていただいています。昨日は8人、本日も7人の方々にお手伝いいただき、学習を進めることができました。心から感謝しています。
授業の様子を見に行くと、1台のミシンの調子が良くないと教えてもらいました。私もミシンを使った授業を行っていたので、「みんなが使えるようにしたい」という気持ちになり、調整してみることにしました。実際に挑戦してみると、なかなか上手くいかず、すぐに上糸がすぐに切れてしまいます。それどころか、ミシン針に糸を通すところで悪戦苦闘してしまいました。何とか縫える状態にできたのですが、今度は隣のミシンの調子が悪くなったと聞いたところでチャイムが鳴ってしまいました。子どもたちのためにも、ミシンの動かし方をもう一度勉強し直さなければならないと感じました。
9月9日(月) お金を上手に使える人に
本日、5年生で家庭科の学習の一環として金融教育を行いました。講師として肥後銀行の方々をお迎えし、お金の管理の仕方やお金にまつわるトラブルについて、資料を使って分かりやすく話していただきました。授業のはじめに、お金に関する様々なクイズを出され、それぞれの学級が大いに盛り上がりました。例えば、「硬貨の裏に描かれている花は何か」や「日本で発行されているお札は何種類あるか」などの問いかけに、これまでの記憶をたどりながら必死に考える子どもたちの様子が見られました。実際にお札を見せていただきましたが、久しぶりに二千円札を見たような気がしました。中には、新紙幣をじっくり観察する子もいました。お小遣いを上手に運用しながら貯金を作り出していくワークでは、みんなよく考えながらお金を増やしていたようです。お金にまつわるトラブルでは、実際に起こったゲームの課金にかかわる問題の紹介もあり、考えさせられる内容でした。
これからキャッシュレス化が進んでいく中で、子どもたちには、しっかりとした金銭感覚を身に付けていってほしいと思いますし、お金を上手に使える人に成長してほしいと願っています。
9月2日(月)~9月6日(金)
9月6日(金) 小さな美術館
前期前半がスタートして1週間ほどが経ちますが、子どもたちも学校の生活リズムを取り戻してきたようです。夏休みに子どもたちが取り組んだ作品などが、学級前の廊下やワークスペースに飾ってあり、それらを毎日見るのも私の楽しみにとなっています。6年生教室前には、「小さな美術館」というコーナーがあり、毎日日替わりで読書感想画が掲示されています。「今日はどんな感想画が飾られているかな?」と興味をもって見せてもらっています。子どもたちが描いている絵のタッチや場面の説明を見ながら、とても特徴をとらえていることに感心しています。子どもたちが頑張って作った作品は、どれも素晴らしいですし、大人になっても覚えていてくれることでしょう。
9月5日(木) ドッキリ!…そしてホッ!!
子どもたちの学習の様子を見て回っていると、6年教室前の廊下に来た時、授業されていた先生が急に「校長先生、教室の中に入ってください」と声をかけられました。社会科の授業でしたが、導かれるまま教室に入ると、先生が「今から校長先生に質問をします。今から話すことは、黒板のどの歴史上の人物が行ったことでしょう」と言われ、ドキッとしました。「この中で冠位十二階という制度を作った人は誰ですか?」「聖徳太子です」答えることができて、子どもたちから拍手をもらうことができて、ホッとしました。「今、しっかり覚えることを頑張っていると、10年後、20年後、50年後と、みんなが大人になっても覚えているものです。だから、今しっかり勉強を頑張りましょうね。では、今日の勉強に入ります。」と先生が話をされ、なるほどと感じた出来事でした。歴史の勉強を始めて50年近く経ってしまいましたが、今でも小学校時代の社会の勉強を思い出すことがあります。勉強をして知識を得るということは、本当に素晴らしいことですね。
9月2日(月) 5年生の社会の授業を見て
先週は、台風10号の接近により2日間の臨時休校を行いましたが、子どもたちの様子を心配していました。朝からいつものように元気にあいさつをしてくれ、うれしい気持ちになりました。ニュースを見ていると、大きな被害があった地域もあり、心からお見舞い申し上げます。
前期前半のように各学級の授業を見て回っていると、5年生で社会科の授業が行われていました。「外国の方に紹介したい日本の食べ物は?」という投げかけがあり、子どもたち一人一人の回答を聞きながら楽しくなりました。「お寿司」「(焼き)おにぎり」「そば」「和菓子」「ラーメン」「いきなりだんご」など様々な意見が出される中で、「ようかん」という回答に「なるほど!」と感心させられました。また、コンビニエンスストアで有名なチキンの名前を答える子もいて、笑いの中で授業が展開していきました。授業者は、寿司や刺身に着目させながら水産業の学習につなげていく目的で授業を進めていきましたが、子どもたちの発想の豊かさに、見ている私が楽しい気持ちにさせてもらいました。
8月27日(火)~8月30日(金)
8月27日(火) 前期後半スタート!
38日間の長い夏休みが終わり、本日から前期後半がスタートしました。前期後半は、10月11日(金)までの32日間となります。本日も朝から暑い一日でしたが、子どもたちが元気に登校してくれました。子どもたちにとっては、もう少し夏休みがよかったという気持ちはあったかもしれませんが、大きな事故やケガなく、改めて本日から子どもたちの笑顔を見ることができ、本当にうれしく感じました。
全校集会の中で、子どもたちに身につけてほしい3つの力「思いを伝える力」「自ら考え行動する力」「粘り強く取り組む力」を元に、特にみんなでがんばっていきたい具体的な内容について話をしました。映像越しではありましたが、子どもたちがしっかりと聞いてくれている様子が伝わってきました。また、私が話した内容を担任の先生が黒板に書き出し、さらに意欲付けを行ってくれている学級もあり、本当に有り難く感じました。
その後、子どもたちの様子を見て回りましたが、それぞれの学級で夏休みの思い出やがんばったことなどを紹介し合う場面を見かけました。その様子を見ながら、また笑顔になりました。
7月16日(火)~7月19日(金)
7月19日(水) 前期前半が終了しました
4月8日(月)の令和6年度始業式から73日間が過ぎ、本日前期前半が終了しました。新しい学年、新しい学級で学校生活をスタートしましたが、子どもたち一人一人がしっかり力をつけて成長してくれたと感じています。明日から38日間という長い夏休みが始まりますが、「自分の命を大切にすること」と「興味のあることにチャレンジすること」をお願いしました。生徒指導担当から夏休みの過ごし方について詳しく説明しましたが、きまりを守り、思い出に残る期間にしてほしいものです。
前期前半最終日に校内を回っていると、「夏休みのくらし」の大切な部分に線を引きながら担任の先生の話を聞いている学級がありました。また、しばらく使わない教室や机の引き出しなどを掃除しているところもありました。中には、お楽しみ会で盛り上がっている学級もあり、私もお楽しみ会に参加させてもらいました。運動会の準備体操で使った「アルファベット体操」を久しぶりに行い、汗びっしょりになりました。また、ある学級では、腕相撲が行われていて、「校長先生、一緒にやりましょう」と誘われたので、子どもたちと対戦させてもらいました。
子どもたちの下校の際には、たくさんの子とハイタッチをし、「8月27日に会いましょう」と言葉を交わしました。子どもたちに会えないのは少々寂しいですが、元気に過ごしてほしいと思います。
7月18日(火) 身の回りに目を向けて・・・
朝から児童集会が各教室をオンラインでつないで行われました。児童会の子どもたちの発表を見ていますが、それぞれの工夫が素晴らしく、いつも感心しながら見せてもらっています。また、PCの操作も子どもたちが行っていますし、発表原稿もタブレットで確認している様子に驚かされます。
委員会の発表の中で、環境委員会が節電や節水など、学校版環境ISOの取組を呼びかける内容がありました。クイズ形式で現在の問題点を紹介したり、時折ジェスチャーを交えたりしながら、見る者を引きつけるような工夫が感じられました。この呼びかけを通して、学校版環境ISOで宣言した取組が進んでくれることを願っています。
この取組と合わせて、子どもたちに目を向けてほしいことに、着用してきたマスクの管理があります。運動場に目を向けると、マスクの落とし物が見られます。外遊びの際に外してポケットに入れていたマスクを落としてしまうケースがあるかもしれません。美しい学校づくりのためにも、身の回りに目を向けることも大切ですね。
7月17日(水) 夏休みが近づきました
校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見ていると、夏休みが近い付いてきていることを感じる場面を見かけます。テストで間違いが多かったところの振り返り、スキルやプリントなどを使った復習を行っている学級があります。また、理科の授業では、夏休み中に取り組む自由研究について考えている学級もあります。自由研究のテーマについては、すでに決まっている子もいれば、なかなか決まらずに悩んでいる子もいるようです。以前、同じような指導をしたことがありますが、粘り強く取り組んでほしいと願っています。
また、夏休み前のお楽しみ会の準備をしている学級もありました。子どもたちが企画したゲームで楽しい時間を過ごせるように、グループでしっかりと考えているようです。その道具を見ていると、私もワクワクしてきます。子どもたちが笑顔で楽しむ様子を見に行きたいと思っています。
さらに、友だちと簡単に作れる調理をしながら、楽しい時間を過ごしている学級もあります。私のところにも作ったものを持ってきてくれて、それを味わいながら、本当に幸せな気持ちになりました。
残り2日で前期前半が終わりますが、みんな元気で夏休みを迎えてほしいと思います。
7月8日(月)~7月12日(金)
7月12日(金) 授業参観・学級懇談会 ありがとうございました
本日、授業参観及び学級懇談会を行いました。たくさんの保護者の方々に子どもたちの学習の様子を参観いただき、ありがとうございました。それぞれの学年で工夫した授業を計画しましたが、保護者の方々に参加していただく内容を考えていた学年もありました。3年生の道徳では、子どもと保護者の方で役割演技をしていただきました。5年生の家庭科では、保護者の方と一緒に裁縫を行いました。保護者の方に教えていただき、上達したことと思います。2年生の図工では、最後に保護者の方が気に入った絵に手を挙げていただく場面がありました。授業内容は様々でしたが、子どもたちがうれしそうにしている表情が印象に残りました。学級懇談会では、前期前半の子どもたちの成長についてや夏休みのくらしなどについて話をさせていただきました。
前期前半も、残り4日となりました。3ヶ月の学びを振り返るとともに、思い出に残る夏休みが過ごせるよう、しっかり指導していきたいと思います。
7月11日(木) 職場体験 がんばっています!
今週、近隣中学校の2年生生徒3人が本校で職場体験を行っています。3日間ではありますが、5年生のクラスにそれぞれ入り、担任の先生のサポート的な仕事をしています。本校の卒業生ですが、初日はずいぶん緊張している様子が見られました。2日目の今日は、学校の雰囲気や子どもたちの様子にも慣れてきたようで、楽しく職場体験を行っていたようです。帰る際に今日の感想を聞きましたが、「子どもたちに勉強を教えるのは難しかったけれど、分かってくれたときはうれしかったです。」「これまで知らなかった先生達の仕事を経験して、大変だと思いました」と答えていました。
学校という職場に興味をもち、職場体験の場所に選んでくれたことをうれしく感じています。この職場体験をきっかけに、学校教育や先生の仕事への興味をさらに高めてくれたら幸いです。残り1日になりました。明日は、6年生に中学校生活の様子を紹介する時間があるようです。どんな発表をしてくれるか、楽しみにしています。
7月10日(水) 梅雨はいつまで・・・・
朝から何となくはっきりしない天気でした。いつもの場所で、いつものように登校してくる子どもたちとあいさつを交わしていると、急に雨が降り出しました。歩いてきている子どもたちの様子を見ると、慌てて傘を差している子もいれば、傘を持たずに走って来る子もいました。「傘は持ってこなかったの?」と一人の子に尋ねると、「ランドセルに入れている」と答えてくれました。折りたたみ傘をランドセルに入れていたようですが、それを出していると他の勉強道具がぬれてしまうので、そのまま走ってきたとのことでした。本校の前を近くの中学校の生徒が自転車で通るのですが、持参していたカッパを着る生徒もいれば、全力でペダルを踏んで坂を上っていく生徒もいて、朝から大忙しでした。
明日も雨の予報が出ています。梅雨はいつまで続くのだろうと思う反面、梅雨が明けたら子どもたちの熱中症が心配になります。前期前半も残りわずかになりましたが、天気に悩まされる日が続きそうです。
7月9日(火) 星空に見上げてみましょう
子どもたちの様子を見て回っていると、4年生の理科で星に関する学習が行われていました。黒板に「夏の大三角」という文字を見つけ、理科を教えていたときのことを思い出しました。「夏の大三角」は、まさにこの時期に見られる3つの1等星で、はくちょう座の「デネブ」、わし座の「アルタイル」 、こと座「ベガ」 の3つの星を結んで描かれる三角形のことで、子どもたちに観察するよう伝えていたものです。小さい頃から星がきれいに見える場所で育ったからか、その季節に見える星座を見つけて喜んでいました。今は様々なメディアも普及し、画面上で星の動きを観察できるようになっていますし、映像コンテンツも充実しているので、子どもたちも学習しやすい環境になっています。しかし、実際に自分で観察し、自分で見つけたものは、何年経っても色あせないものです。夏休みが近づいてきましたが、この学習を生かして、時折星空を見上げながら星の世界を楽しむこともお勧めです。
7月1日(月)~7月5日(金)
7月5日(金) 願いが叶いますように
7月7日が近いせいか、教室の前の廊下や教室内に子どもたちの願い事が書かれた紙を張っている学級があります。子どもたちが書いている紙を見ていると、私の方がワクワクしたりうれしくなったりします。習い事が上手になったり、優勝したりできるよう願いを書いている子もいれば、欲しいものが手に入るように書いている子もいます。また、もうすぐやってくる夏休みにしたいことなどを書いている子もいました。家族みんなが仲良く、笑顔で過ごせるようにと書かれた紙を見たときは、心がジーンとしました。「校長先生も書いてください」と紙とペンを持ってきてくれたので、「中部小のみんなが元気で、笑顔で過ごせますように!」と書かせてもらいました。願いを叶えるためには、やはり努力が必要です。夢や目標をもち、その実現に向けてがんばる中部小の子どもたちをしっかり応援していきたいと思います。
7月4日(木) お褒めの言葉をいただきました
本日、菊陽町教育委員会から教育長をはじめ10名ほどの方々をお迎えして学校訪問が行われました。子どもたちの学習の様子を参観されましたが、子どもたちの学びに向かう姿をたくさん褒めていただきました。特に、1年生の子どもたちの学習姿勢や発表態度に驚かれていました。また、本校が授業のはじめに取り組んでいる「整える」時間や、先生方のテンポのよい授業スタイルにも着目され、「揃える+続ける」取組を評価していただきました。参観された方から「800人の子どもたちがいるにも関わらず、それを感じさせない静かさでした。」という言葉にうれしさを感じるとともに、これまで本校の教育に関わってこられた方々の努力と伝統を大切に守り続けていかねばならないと強く感じました。
7月3日(水) 6年生の学習態度が素晴らしいです
5時間目に6年生の国語の授業が公開され、全職員で参観しました。6年生の学びに向かう姿勢を見て、大変感動しました。「風切るつばさ」という教材を読み、人物(2羽のアネハヅル)の心情の変化を想像し、その理由を考えるという授業でした。日直の子や先生の指示に対する反応がよく、友だちが発言するときは、体を向けて聞く様子が見られました。グループでの話し合いでは、考えた意見を述べ合いながら、さらに自分の考えを深めていました。難しい課題でしたが、粘り強く取り組む子どもたちの姿を見ながら、さらに読書を楽しむ子どもたちが増えてくれればと思います。
7月2日(火) 1年生「みんなに知らせたい顔」
1年生で学級活動(人権学習)の授業が行われました。「かお」という教材を使い、担任の語りを聴いて、表情を見たり聞いたりしながら、感じたことを表現する学習活動が進められました。授業のはじめに、学級のみんなで「ビリーブ」を大きな声で合唱し、リラックスして学習に臨んでいきました。担任の先生が幼少期に過ごしたふるさとのことをや家族との思い出などを、その時々の気持ちを絵の表情で示していきました。5時間目の授業でしたが、1年生の子どもたちがとても集中して先生の話に耳を傾けている姿に感動しました。また、先生と子どもたちが、入学して3ヶ月で強い信頼関係を築いてくれていることをうれしく感じました。授業の後半では、自分の「みんなに知らせたい顔」を絵で描く取組も行われました。笑顔の「かお」を描く子ばかりで、どんなことを知らせたいのだろうと興味が高まりました。これからの小学校生活の中で、お互いの思いを伝え合い、つながり合っていくなかまを作っていってくれることを期待しています。
7月1日(月) 下校時の対応、ご迷惑をおかけしました
6月後半から大雨による登校時の対応等で、保護者の皆様には、大変お世話になっております。その時々の気象情報をしっかりと確認しながら、教育活動を進める毎日が続いています。気象状況が刻々と変化するため、本日の朝も大雨を心配しました。登校の時間帯は雨も強くなかったのですが、雨が強くなっり弱くなったりを繰り返す状態でしたので、子どもたちを下校時間を大変心配していました。いろいろな気象情報を見比べながら、5時間目終了の時間帯に雨脚が弱まるという情報を得ましたので、子どもたちを下校させる判断をしました。急な対応となり、大変ご迷惑をおかけしました。まだしばらくの間は、雨が続くという予報が出ています。大きな被害が出そうな大雨の際は、6月の訓練で確認しました「引き渡し」を行う場合もあるかと思います。今後、大きな災害が起こらないことを願うばかりです。
6月24日(月)~6月28日(金)
6月27日(木) 育て!バケツ稲
5年生が総合的な学習の時間で、バケツ稲でお米を育てる取組に挑戦します。本日、グループごとに苗を植えました。植える前に、苗作りからお世話になっている地域学校協働活動推進員の方から、植え方についての説明をいただきました。その中で、苗作りにご協力いただいた地域の方の実演動画を視聴しました。この動画も地域学校協働活動推進員の方が用意され、本当に有り難く感じました。
子どもたちがバケツに苗を植える様子を見ていましたが、班のメンバーと協力し合い、なんとか作業を終えることができました。しかし、大切なのはこれからです。バケツ稲は水の管理が難しく、なかなか思うように育てられなかった経験があります。これから子どもたち自身が世話をしていくことになりますが、しっかりと観察し、苗の声を聞きながら育てていってほしいと思います。
6月26日(水) よい授業づくりに向けて
子どもたちが下校した後、本校の先生方は、子どもたちが「分かった」「できた」「もっとやってみたい」と思うような授業づくりに向けて学び合う研修を行っています。1時間程度ではありますが、グループでこれまでの経験や新たな工夫を出し合い、よりよい学習活動の在り方を考える有意義な時間です。本日は、6年生で行われている国語の教材を使い、多くの意見が出されていました。限られた時間での研修ですので、時間を有効に使いながら、職員みんなで学び合うこのような時間を、これからも大切にしていきたいと感じました。
6月25日(火) 菊陽町のにんじんづくりを調べよう
3年生の総合的な学習の時間で、菊陽町の特産物である人参づくりの体験や調べ学習等を通して、ふるさとを知り、ふるさとから学ぶ取組を進めています。先日、人参の収穫体験でお世話になった地域の方をお迎えし、人参を収穫するまでの流れや工夫などについてお話しいただきました。3年生の子どもたちは、話していただいた内容をメモしながら、しっかりと学習できていました。人参の種を見せていただきましたが、丸くコーティングされた中に小さな種が入っているそうで、種の大きさに興味をもった子もいたようです。子どもたちからは、感謝のお手紙を渡していました。大変お忙しい中に、子どもたちの学習にご協力いただきました。地域の方の温かさを感じた時間でした。
6月24日(月) 無言で掃除をしてくれます
校長室の掃除は、6年生が担当してくれています。4月から校長室を掃除してくれる6年生の姿を見ていますが、無言で時間いっぱい掃除をしてくれます。校長室は広いのですが、2人でがんばってくれます。膝をつき、ぞうきんで黙々と掃除をしてくれる6年生を見ていると、本当に頼もしく感じます。
週に3回掃除の時間がありますが、本校では無言掃除を進めています。同じ場所を何人かで分担して掃除していますので、黙って掃除を続けることは難しい部分もあります。しかし、本校の6年生は、この伝統をしっかりと引き継ぎ、自分たちの姿を他学年に見せてくれています。6年生の学校生活の姿から、最高学年としての自覚を感じる場面がたくさんあります。この素晴らしいよさを継続し、本校のリーダーとしてさらに成長していってくれることを期待しています。
6月17日(月)~6月21日(金)
6月21日(金) 花壇が華やかになりました
昼休みに環境委員会の子どもたちが花を植えるということを放送で聞きましたので、様子を見に行ってみました。1年生の教室前に花壇があるのですが、マリーゴールドなどの花苗を委員会の子どもたちが移植していました。昨晩は大雨でしたが、日中は天気になり、大変暑い中ではありましたが、それぞれががんばってくれていました。1年生の子どもたちも興味を持ち、高学年の子どもたちが作業する様子をながめている子もたくさんいました。これからそれぞれの花が育ち、花壇が華やかになっていくことでしょう。環境委員会の皆さん、ありがとうございました。
6月20日(木) 歯みがきをがんばろう!
歯科衛生士の方をお迎えし、4年生を対象に「歯みがき指導」を行っていただきました。歯みがきが十分でなく、食べかすが歯の隙間や歯茎との間、奥歯などに残っているとむし歯の原因になることを、映像などを通して学びました。その後、自分の歯のどんなところに磨き残しがあるのかを確かめ、歯みがきを行っていきました。子どもたちの学習シートを見ると、いろいろな部分が赤く塗られていて、歯みがきが十分でないことを実感できたようです。歯垢が赤く染め出された部分がなくなるように、みんな一生懸命歯みがきに取り組んでいました。この授業だけでなく、自分の歯を大切に守っていくために、毎日の歯みがきをがんばってくれることと思います。子どもたちの様子を見ながら、私も歯みがきを丁寧にしていかねばならないと思いました。
6月19日(水) 自分のいいところ
2年生で道徳科の授業が行われ、参観させてもらいました。自分の良いところに気付くことをねらい、「折り紙名人~よしざわあきら~」という教材を使って考える授業が展開されました。教材の主人公である吉澤章さんの折り紙作品を見た子どもたちは、とても驚きの声を上げていました。学習の中で、友だちに自分のいいところを見つけてもらい、シートに書いてもらう活動がありました。友だちから書いてもらった自分の良いところに目を通す様子を見ていましたが、どの子も目をキラキラさせながら何度も読んでいる姿が印象に残りました。子どもたちは、それぞれ素晴らしいよさをもっていますし、一人ひとりが頑張っています。この授業の中で実感した自分のよさを、今後さらに伸ばしていってくれることでしょう。
6月17日(月) 地域の方の協力を得ながら
地域の方の協力を得ながら4年生がとうもろこしの収穫体験を行った様子が、テレビ放送されたことをお知らせしました。本校では、このように地域の方々に様々なことを教えていただきながら、「ふるさとを知り、ふるさとに学ぶ」学習活動を大切にしたいと考えています。地域学校協働活動推進員の方にご相談し、地域ボランティアの方に連絡を取り、つながりを作っていただいています。本日は、6年生の調理実習や3年生の毛筆指導で、地域の方に力を貸していただきました。どの方々も長く本校の教育活動に携わっていただいていることを聞き、本当に有り難く感じています。これからもよろしくお願いいたします。
6月10日(月)~6月14日(金)
6月13日(木) 児童会の目標がすばらしい!
朝から児童集会がオンラインで行われ、それぞれの委員会から本年度の取組などの紹介が行われました。時間前には委員長たちが集まり、主体的に練習を行っていましたし、PCの操作も子どもたちが行っていました。音楽委員会からの発表では、今月の歌の紹介があり、校内に歌声が響きました。会議室に集まった子どもたちも大きな声で歌を歌い、とても良い雰囲気で集会が進みました。その中で、本年度の児童会の目標が示されましたが、とても素晴らしい目標が立てられていました。今年の学校教育目標の具現化に向けて、しっかり考えてくれたことが伝わってきました。子どもたちとともに、みんなの学校を創り上げていきたいと、決意を新たにしました。
6月12日(水) 交通安全教室を行いました
本日、交通ルールの意味と必要性を確認し、安全な道の歩き方と正しい自転車の乗り方を知ることを目的に交通安全教室を行いました。町の危機管理防災課の方や日頃からお世話になっている交通指導員の方々を講師としてお招きし、学年に応じた学習を計画しました。1・2年生は、安全な歩行や横断についての講話や実技を行いました。3年生から6年生は、安全な自転車の乗り方についての講話をオンラインで視聴しました。また、3年生は、自転車の実技指導も行いました。安全な道の歩き方や正しい自転車の乗り方を行うことは、「自分の命は自分で守る」うえでとても大切な行動です。この交通安全教室を通して、自分で考え、判断して行動できる力を高めてほしいと願っています。
6月10日(月) 漢字は難しい
3年生の国語の授業で『漢字の表す意味』という単元がありますが、「漢字のひみつをさがそう」というめあてで授業が行われていました。漢字には複数の意味を持つ字がありますが、その意味の違いについて理解することを目標に学習を進めていきます。「曲」という漢字であれば、「作曲」のように音楽を意味するときもあれば、「曲線」のように曲がったものを指すようなものもあります。子どもたちは、「空」を使った漢字のなかま分けを行っていましたが、「空」が「何もない」という意味があることを考えることに苦戦していたように感じました。この授業を見ながら、改めて「漢字は難しいものだ」と感じました。これから練習問題を解き、理解を深めていくことと思います。
6月3日(月)~6月7日(金)
6月5日(水) 教育実習生も頑張っています
現在、教員免許の取得を目指す大学生5名が、本校で実習を行っています。本校の子どもたちとしっかり関わりながら、学校教育の楽しさや喜びを味わってほしいと思っています。また、授業を通して「分かった」「できた」という充実感を子どもたちに味わわせるために、どんな工夫や努力をしているのかを実感してくれたらと思います。
本日は、教育実習生の1名が6年生の外国語の授業を行うということで、参観させてもらいました。本校の先生方のアドバイスを受け、これまで授業づくりに取り組んできたことが伝わってきました。「菊陽町のよさが伝わるように学習した表現を使って紹介しよう」というめあてに向かって授業が展開されました。6年生も積極的に授業に取り組み、子どもたちの発表に「なるほど」「よく考えている」と感じる、生き生きした授業になりました。
6月4日(火) 漢字の成り立ちを考えて
5年3組で国語の授業を本校の先生方に公開するということでしたので、子どもたちの学習の様子を見せていただきました。「漢字の成り立ち」という単元で、自分たちで形声文字を使った漢字クイズを作る学習でした。形声文字は、意味を表す文字と音を表す文字とを組み合わせて作った文字ですが、子どもたちは漢字辞典とにらめっこしながら、どの漢字をクイズとして出題しようかと、「へん」と「つくり」に着目しながら考えていました。私も問題を作るならばどの漢字にしようかと漢字辞典を見ながら考えてみましたが、いろいろな漢字が気になって、一つに決めることができませんでした。先生の指示をしっかりと聞き、学習課題に対して一生懸命取り組んでいる子どもたちの姿は、素晴らしいと感じました。それと同時に、漢字というものは、象形文字や指事文字、会意文字も合わせて、昔の人たちがよく考えて形作られてきたものだと、改めて実感した1時間でした。
6月3日(月) SNSとの付き合い方を考えて
5年生の教室で、「SNSとの付き合い方」についての授業が行われていました。現代の子どもたちにとって、タブレット端末やスマートフォンは、身近な生活ツールとなりつつあります。しかし、SNSに関係する被害やトラブル等が様々な学校で起こっていることも事実です。便利な道具ではありますが、使い方を間違えてしまうと、自分の身を危険にさらすリスクがあることも知っておかねばなりません。また、不用意な使い方で他者を深く傷つけることもあります。「自分を大切にするとともに他者を大切にする」ためにも、SNSとの付き合い方については、この学習だけでなく、これからもしっかりと考えていってほしいと思いますし、それぞれの学年に応じて、様々な機会を捉えて学習場面を作っていこうと考えています。
5月27日(月)~5月31日(金)
5月31日(金) プール開きに備えて
プールを使って体育の授業を行う日が近付いてきました。本校のプールは、ご存じのとおり4階にあります。屋上のプールで子どもたちがどんな学習を行うのか、今から楽しみです。子どもたちが安全で、気持ちよくプールで学習できるよう、全職員でプール掃除を行いました。昨年の7月ぐらいから使っていませんでしたので、汚れている場所も多かったのですが、職員のチームワークで、あっという間にきれいになりました。お互いに声を掛け合いながら掃除に取り組む先生方を見て、本校の先生方の素晴らしさを感じました。
5月30日(木) 種もみから立派な芽が出るように
5年生が総合的な学習の時間を使って米作りに挑戦します。本校では、苗植えから収穫まで、バケツでの稲作を通じてお米に関する学びを深めていきます。本年度は、地域学校協働活動推進員の方に相談し、米作りを行われている方にご協力いただき、種もみから芽を出させ、苗作りから行っていくことになりました。子どもたちでは難しい種もみからの芽出しの準備を行っていただきました。光庭(中庭)の空間を利用して準備していただきましたが、あっという間に準備が完成しました。数日で芽を出すそうで、そこから水やりや観察が始まっていきます。お米を収穫するまでには大変な作業が待っていますが、その作業の中から多くのことを学んでほしいと思います。
5月29日(水) ルールを守りながら・・・
子どもたちのICTスキルを向上させ、タブレットを活用した授業へとつなげていくために、本校では水曜日や木曜日の朝活動の時間を「E中部タイム」と位置づけ、2年生以上の子どもたちが様々なタブレットの機能に触れ、スキルを身につける時間を設けています。本日が本年度初めての「E中部タイム」でしたが、2・3年生が「タブレットのきまりを覚えよう」という内容で、使用する上でのルールを学んでいました。タブレット端末は、今の子どもたちの学習では欠かせないアイテムとなりつつあります。大変便利な学習道具ではありますが、菊陽町から一人一人に貸し出されている大切な物でもありますので、決まりをしっかりと守りながら学習に役立ててほしいと思っています。
5月28日(火) 学びに向かう子どもたち
子どもたちの学習の様子を見て回っていると、6年生で社会科の授業が行われていました。電子黒板で憲法に定められている国民に課せられた3つの義務の中で「働く義務」「教育を受けさせる義務」の2つが示されていて、先生があと1つを問うと、「納税の義務」と難しい言葉が返ってきていました。その返答から、本時のめあて「税について考えよう」の学習が始まりました。次に様々な施設等が描かれた地図を示され、「税金に関係しているものを教えてください」と問われると、すぐに子どもたちが近くの友だちと対話し始めました。そして発表を求めると、子どもたちがすごい勢いで挙手をし、考えを述べている光景が見られました。その時の子どもたちの表情や目の輝きを見ていましたが、自ら学びに向かい、学習を楽しんでいることが伝わってきて、見ている私も楽しくなってきました。また、いろいろな意見を受け止める姿勢も見られ、学びに向かう姿勢が素晴らしいと感じた瞬間でた。
5月27日(月) 素晴らしい運動会をありがとう!
5月25日(土)に運動会では、子どもたちの光輝く姿を保護者や地域の方々に観ていただけたことと思います。最高に楽しめる運動会となったのも、6年生や5・6年生で編成された応援団の子どもたちの頑張りがあったからこそだと感じています。本当に素晴らしいリーダーシップを発揮してくれ、低・中学年を盛り上げていく姿に感動しました。本当にありがとうございました。
本日、解団式がオンラインで行われました。それぞれの団長から他学年の子どもたちに感謝の気持ちと「これからも頑張ろう」という言葉を告げている姿を見て、さらに感動しました。運動会前日に6年生教室を見て回ると、担任の先生から「全員で価値をつかもう!」というメッセージが書かれていました。赤白の対抗戦ですから勝負はついてしまいますが、それ以上の価値をつかんでくれたと思います。この経験を生かし、これからも中部小を引っ張る高学年に成長してくれることを期待するばかりです。
5月20日(月)~5月24日(金)
5月23日(木) 大きく成長しています
朝から1年生が、アサガオを植えた自分の鉢を光庭に移動させていました。中には、「重い、重い」と言いながら運ぶ子もいました。担任の先生に尋ねると、「運動会を観に来られた方がぶつかったりしないように移動させることにしました」とのことでした。このアサガオは、4月の授業参観の時に、保護者の方々と一緒に種を植えたアサガオです。あれから1ヶ月が経ちましたが、どのアサガオも大きく成長しています。子どもたちがしっかり水やりをしているからでしょう。この1ヶ月で、1年生の子どもたちも学校生活に慣れ、一人一人がしっかり成長していることを感じます。1年生のこれからの成長が楽しみです。
5月21日(火) さすが!中部小の応援団
予想を超えて暑い日が続いていますが、土曜日の運動会に向けて、どの学年も仕上げの練習が行われています。全学年揃って行う全体練習は、あまり時間を設けることができませんでしたが、決められた時間の中で集中して練習が進んでいます。本日は応援合戦の練習が行われましたが、応援団の子どもたちのリーダーシップの素晴らしさを見せてもらいました。これまで各団で練習を重ねてきた団結力を発揮し、赤団、白団ともに、「さすが!中部小の応援団」という姿を他学年の子どもたちにも披露していました。どの子もしっかりと声を出し、堂々と演舞している様子を見ると、運動会当日がさらに楽しみになってきました。保護者や地域の皆さんにも、運動会当日に是非見ていただきたいと思います。
5月20日(月) 多彩なクラブ活動
4年生以上の同じ興味関心を持つ子どもたちが集まり活動するクラブ活動が始まりました。子どもたちの人数が多いため、本年度は17のクラブに分かれて、年間9回の活動を行う予定です。「五色百人一首」や「伝統文化(昔遊び)」、「アニメ・ビデオ鑑賞」など、名前を聞くだけでもワクワクしそうなクラブばかりです。これらの来る部活動を通して、仲間と協力し、互いに学び合いながら、自分の興味関心をさらに深めるとともに、よりよい人間関係を築いていってほしいと思います。
本日は初日でしたので、年間計画を立てるクラブがほとんどでしたが、地域の方をお迎えし、早速活動を開始したクラブもありました。「大正琴」クラブは、初めて教えてもらったのですが、すぐに「キラキラぼし」を演奏できるようになっていて、驚きました。「スポーツチャンバラ」クラブは、試合をする前の礼儀作法を教えてもらっていました。
子どもたちだけではなく、私が次のクラブ活動が楽しみになりました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 梶原 圭一
運営担当者 情報教育担当