校長室ブログ
11月18日(月)~11月22日(金)
11月20日(水) 感謝状をいただきました
社会科の授業の一つとして税に対して正しい理解を図るとともに、私たちの安全で安心な生活を守るためにどのように使われているかを考える租税教育に取り組んできました。その実践が認められ、菊池税務署より感謝状をいただきました。6年生をはじめ先輩たちが学習を頑張ってきたからこそいただけた感謝状ですので、子どもたちに機会を見つけて紹介したいと思います。
11月19日(火) 命を守ることを最優先に
今週から急に寒くなってきました。登校する際に、手袋を着けている子もいました。いよいよ冬到来というところでしょう。寒くなると増えてくるのは、火災ではないでしょうか。子どもたちが暖房器具を扱うこともあるかもしれませんので、十分注意が必要でしょう。
本日は、火災避難訓練を実施しました。子どもたちの安全のために、学校も点検に努めています。しかし、いつ、いかなる時に火災に出会うか分かりませんし、万が一に備えることが重要です。そのような時に大切なことは、自分の命を最優先に考えた行動を身に付けておくことだと考えます。「我が家は大丈夫」という正常化バイアスが働きがちですが、本日聞いた講話でも、日頃からの危機管理の重要性を再確認したところです。本日学んだことをいつでも使える実践力を身に付けていってほしいと思います。
11月18日(月) ICTを活用して分かりやすく
授業の様子を見て回っていると、1年生で算数の授業が行われていました。「13-9=4」といった2桁から1桁の数字を引いて答えを求める学習活動でした。この学習では、実際にブロックを並べ、13個並べてから9個を取って答えを導くやり方や、最初に13を10個と3個に分けておき、10個から9個を取って3個と組み合わせるやり方などを子どもたちに考えさせて、どんな風に求めたかを説明してもらう学習が多いかと思います。ある教室で授業の様子を見ていると、先生が電子黒板上で指を動かすと、スーッと9個のブロックが消えたり元に戻ったりしていました。2つのやり方とも同じように視覚的に見ながら、どちらの考え方が簡単に速く答えが導き出せるかを考えさせていて、理解が大変進んでいるようでした。先生が子どもたちのためにICTを活用して自作した提示資料を見ながら、これから授業の進め方も大きく広がっていくだろうと感じました。
11月11日(月)~11月15日(金)
11月15日(金) 給食試食会
自校給食で、いつも熱々のおいしい給食を子どもたちが食べることは、本校の自慢でもあります。その給食を保護者の方々も体験していただく給食試食会を行いました。80名ほどの保護者の方に来校いただき、子どもたちが給食の準備をする様子や食べている様子も見ていただきました。また、本校の栄養教諭が栄養のバランスを考えた給食を提供していることや衛生面に気を付けて調理していることなどを説明しました。私も話をする時間をいただいたので、日頃の給食時間の子どもたちの様子やSDGsの観点からできる限り食べ残しがないように学級で工夫していること、次年度から菊陽町の小中学校で実施される給食費無償化に向けて準備が進められていることなどを説明させてもらいました。子どもたちの中には、「校長先生、明日はあげパンですよ。」など、楽しみにしている給食メニューを教えてくれる子もいます。これからも子どもたちが安全で、安心して、そして笑顔で食べることができる給食の提供に努めていきたいと思います。
11月14日(木) 集団宿泊教室日記
本日から5年生が菊池少年自然の家へ集団宿泊教室に出かけました。朝から大きな荷物を持ち、歩いて登校してくる子どもたち。「おはようございます」と大きな声で挨拶してくれました。「荷物が重そうだね」と声をかけると、笑顔で「はい」と返してくれました。出発式の際に、先日の6年生の修学旅行での素晴らしい態度を紹介し、「これまでの先輩たちが築いてきた中部小の伝統を大切にしてください」と話しました。また、集団で行動するので、友だちの気持ちをしっかり考えながら行動してほしいということを伝えました。
天気に恵まれ、ニジマスつかみやQハンティングなどの活動を計画通り行うことができたようです。子どもたち一人一人が野外活動から多くのことを学ぶ集団宿泊教室になることを願っています。
11月13日(水) 先生たちも学び合っています
子どもたちが「分かった」「できた」「もっとやってみたい」と思える授業を行うために、先生方も日々授業づくりについて学び合っています。「この発問は、子どもたちが考えるにはちょっと難しいのではないか」「以前学習した考え方を生かすならば、こちらから先に考えるようにしてはどうか」「このまとめを子どもたちに書かせるならば、学習活動の流れをもっと工夫した方がいい」等々、先生方から出てくる意見を聞いていると、ワクワクしてきます。先生方が意見を交わされている姿を見ながら、授業中に子どもたちが課題の解決に向けて悩んだり、友だちと話しながら笑顔になったりする様子が浮かんでくるようでした。
11月12日(火) この経験を生かして
10月後半から本校で3名の大学生が教育実習を行っていましたが、本日が最終日となりました。取得する教員免許の関係で、1名は1週間前に終了していましたが、2名の学生は本日まで頑張っていました。給食時間に各教室をオンラインでつなぎ、お別れの言葉を話してもらいましたが、子どもたちからも拍手が起こっていました。最後にそれぞれ感想を聞きましたが、「あっという間の3週間でした。子どもたち、そして先生方が温かく接してくれたので、たくさんのことを学ぶことができました」や「子どもたちが笑顔で挨拶したりお話したりしてくれたので、毎日学校に来ることが楽しみになりました」という声が返ってきて、私もうれしくなりました。
本年度、9名の実習生が本校で学んでくれましたが、それぞれが学校教育の楽しさや素晴らしさを感じてくれたのではないかと思います。この経験を生かして、これからの教育を支える人材へと成長してくれることを心から期待しています。
11月5日(火)~11月8日(金)
11月9日(土) 修学旅行日記 part2
2日間の修学旅行も無事に終了しました。今年の修学旅行に向けては、1年前から準備を進めてきましたが、6年生の子どもたちにとって安全で充実した学習活動となるよう、多くの方々に力を貸していただきました。修学旅行に携わってくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。特に保護者の皆様には、準備や事前の子どもたちの健康管理等、本当にありがとうございました。
解散式の際に、子どもたちから「楽しかった」という言葉が聞かれました。みんなが楽しく修学旅行の行程を過ごすためには、バスの車内や見学施設、宿泊施設等で決められたルールを守ることが必要です。そして、友だちや周りの人の気持ちを考え、時と場に応じた言動に心がけることが大切です。子どもたちの様子を見守っていましたが、この修学旅行を通して、これらのことがしっかりとできていて、子どもたちの成長を強く感じたところです。
これから事後の学習に取り組んでいきますが、平和学習をはじめ、学んだすべてのことをこれからの生活に生かていってくれることを期待しています。
11月8日(金) 修学旅行日記 Part1
6年生が長崎及び福岡方面に修学旅行に出かけています。1日目の本日は、長崎市で平和について学ぶ学習活動を行いました。長崎平和公園での平和集会では、多くの観光客がいる中で、堂々と平和宣言を行いました。その後のフィールドワークでは、グループに分かれて永井隆記念館や如己堂、山里小防空壕跡、原爆落下中心地を回り、ガイドの方の説明をしっかりと聞く取りながら学んでいました。さらに平和講和では、講師の方の話に対してしっかりと考えた感想を述べ、「あなたたちに出会えて、本当によかった」という言葉をいただきました。
天候にも恵まれ、とても有意義な学習が進められています。子どもたちの様子については、明日のブログの中でまとめて紹介したいと思います。
11月7日(木) 人権キャラクター
校内を回っていると、委員会の子どもたちが様々なことを呼びかける自作のポスターが掲示してあります。その一つ一つから中部小をもっと良い学校にしようという意欲が伝わり、大変うれしく感じています。現在、1階の児童昇降口近くに「人権キャラクター」が掲示されています。人権委員会が主体となって人権キャラクターを募集していましたが、たくさんの応募の中から本年度のキャラクターが決定したようです。とてもかわいらしいキャラクターですし、本校の校章をイメージして描いたものらしいです。キャラクターの説明に「みんなが笑顔で明るくなるように」と記されているところに感激しました。惜しくも今回選ばれなかったキャラクターも掲示されていますが、どれもよく描けているだけでなく、学校やみんなのことを思う気持ちが伝わってくるものばかりでした。
11月5日(火) 校長先生は、どっちですか?
給食の時間に各教室を回っていると、「校長先生は、ケーキはイチゴですか?チョコレートですか?」と尋ねられました。12月にセレクト給食があり、ケーキの種類をイチゴとチョコレートの2つから選ぶことになっています。尋ねられた学級の子どもたち全員にどちらを選んだのか聞いてみると、半々のようです。それぞれのケーキのよさを訴えてくるので、どちらにしようか迷ってしまいます。ある学級で聞くとチョコレートが多く、別の学級で聞くとイチゴが多かったりします。今年のセレクト給食は、子供たちの意見を参考にしながら決めようかと思います。それよりも、もう12月の話が出るようになったのかと、1年の早さを感じた1日でした。
10月28日(月)~11月1日(金)
11月1日(金) 目を大切にするためのポイント
4年生の学級活動で、自分たちの目を大切にするためのポイントを考える学習が行われました。子どもたちに問題を3問提示し、課題と改善策を見つけていく学習活動でした。子どもたちを取り巻く昨今の話題として、タブレットやゲームとの付き合い方があります。各家庭でルールは決められているとは思いますが、中には長時間画面を見続けているいうこともあるようです。間違った使い方の問題に答えながら、よくないことはわかっているようですが、なかなかやめられないといったところでしょう。目を大切にするために、タブレットやゲームを使うときは、①長い時間使わない ②眠る1時間前から使わない ③姿勢のポイントを意識する ④暗い場所や明るすぎる場所では使わない ⑤30分に1回は画面から目を離す というまとめが行われました。この授業で学んだことを、生活の中でぜひ実践してくれることを願っています。
10月31日(木) 「わかり合う」ために必要な心とは?
5年生の道徳の授業を参観させてもらいました。「相互理解、寛容」の内容について、教材に出てくる2人の気持ちと自分の経験を重ねながら考える学習でした。高学年で考える「相互理解、寛容」では、自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を尊重するといった考え方を深めていきます。教材は、2人の女の子が一緒にピアノの習い事に行く約束をしましたが、1人が母親に買い物を頼まれてしまい、時間どおりに行くことができなくなってしまいます。約束をしていたもう1人の子は、約束を守れなかった友だちに腹を立てます。約束を守れなかった理由を話そうとしても、そっぽを向いて話を聞いてくれ相手に腹を立ててしまいます。そしてお互いに付き合いたくないと仲違いをしてしまう内容です。このような場面は、子どもたちだけでなく、大人の世界でもあることです。大切なことは、出来事だけに目を向けるのではなく、相手の気持ちを推し量って考える力を身に付けていくことではないかと思います。5年生の子どもたちが、気持ちや取るべき行動をしっかりと考えている様子が伝わってきました。
10月30日(水) かけ算九九を頑張って覚えています
校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見て回っていると、2年生がかけ算九九の勉強を頑張っている姿が目に入りました。先生に向かって覚えた段の九九を唱え、間違わずに言えたら合格のシールをもらっているようでした。子どもたちが覚えたての九九を一生懸命唱えている様子を見て、心の中で応援していました。私の小学校時代を思い出すと、お風呂の中で繰り返しかけ算九九を唱えながら覚えていったことを思い出します。どの学校でも、この時期の2年生教室をのぞくと、いろいろな所にかけ算九九の掲示が見られます。本校の2年生教室も、同じように掲示が行われています。習い始めにしっかりと覚え、かけ算名人を目指してほしいと思います。
10月29日(火) 平和講話
まもなく6年生は、修学旅行に出かけます。長崎に出かけ、講話やフィールドワークなどの現地での学習を通して、平和への理解を深めることを目的としています。修学旅行に向けての事前学習や準備が進んでいますが、本日は、菊池飛行場ミュージアム館長を講師としてお招きし、平和についての講話を行っていただきました。戦争中に菊池飛行場から飛び立った多くの若者が命を散らしていった悲しい出来事をもとに、今に生きる私たちが何をしなければならないかを考えさせられました。修学旅行では、多くの場所で戦争の愚かさと平和の尊さを肌で感じることになります。事前にこのような学習ができたことは、子どもたちの意識を高めるうえで有意義だったと感じました。
10月28日(月) 私たちの体のつくり
4年生の理科で、「わたしたちの体と運動」という単元があります。以前、私が理科を教えていた時に新しく教えることになり、どのように教えるのかを悩んだ学習です。本日授業が行われるということでしたので、授業の様子を見せてもらいました。骨や筋肉のつくりは、実際に観察することは難しく、感触や動きで確認するしかありません。子どもたちは、自分の腕を触りながら、骨や筋肉がどうなっているのかを予想して発表していました。最近はデジタル教材も充実しているので、それぞれのつくりを調べることは容易くなりました。一昔前は、どのような教具を作って見せたらよいかを考えたものです。授業を見せてもらいながら、授業も進化していることを痛感した1時間でした。
10月21日(月)~10月25日(金)
10月24日(木) 後期の児童会活動が楽しみです
今週から委員会活動の委員長を給食の時間に校長室に招き、ランチミーティングを行っています。給食を一緒に食べながら、各委員長の中部小に対する思いを聞きたいという意図で始めたものです。委員長の子どもたちに尋ねているのは、次の3つです。
①委員長という立場から、こんな中部小にしたいという考えを教えてください。
②「夢をもち 光かがやく中部小」にするために、後期にどんな取組を計画しているか教えてください。
③校長先生に聞きたいことがあれば、質問してください。
校長室で給食を食べる経験はないと思いますので、最初は緊張していますが、「校長先生に質問タイム」では、いろいろなことを聞く中で、徐々にほぐれてくるようです。「校長先生は、なぜ先生になろうと思ったのですか」「好きな本は何ですか」「どんな音楽を聴きますか」等々、いろいろな質問を受けながら話をしていると、本当に楽しいです。また、6年生の子どもたちの「こんな中部小にしたい」という夢を聞くと、本当にワクワクしてきます。学校教育目標の実現を目指して、子どもたちがしっかり考えてくれていることがうれしいですし、子どもたちと一緒に、後期も頑張っていきたいという気持ちが、さらに大きくなったような気がします。
10月22日(火) 福祉体験学習 パート②
町の社会福祉協議会の協力を得て、4年生で福祉体験学習を行っていることは、以前紹介しました。今回は、疑似体験を通して福祉についてより深く学ぶ取組を計画しました。昨日と本日の2日間をかけて、4年生全員が体験学習を行いました。社会福祉協議会の方や地域の民生委員の方々が多数来校され、子どもたちの学習をサポートしてくださいました。
お年寄りの方や視覚に障がいを持たれている方、車いすを使われている方の疑似体験を行うとともに、その方々をどのようにサポートすればよいかを学んでいきました。「思うように体が動きません」「アイマスクをしていると見えないので、階段がこわかったです」「車いすで坂道を下るときは、ドキドキしました」という声が聞かれました。また、サポートする子たちは、「本当にこれでよいのか、心配でした」「力が入りました」などの感想を話していました。
地域に住む人たちみんなが安心して生活できる町づくりの一員として、今回の学びを生活の中で活かしていってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
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運営担当者 情報教育担当