学校ブログ

2021年12月の記事一覧

12月は人権月間です

学校では、12月を人権月間として、各学年で人権学習に取り組んでいます。

1年生は「かに村のはなし」、2年生は「つらいことあるねんな」、3年生は「ぶたとよばれて」、4年生は「私はまけない」、5年生は「差別はかならずなくせる」、6年生は「つくられた差別とのたたかい」の教材をとおして、部落差別をはじめ、あらゆる差別をなくすための学習をそれぞれの生活と重ねながら進めています。

先日行われていた1年生の「かに村のはなし」では、谷間でくらしているかにさん達に向けて、遊びで石をなげるさるさんの行動を通して、日常の自分達の生活と重ねて考えていく学習が進められていました。子ども達は、かにさん達になりきって、さるさんの行動のおかしさを「ダメ!!」と強い言葉でぶつけたりしていました。これからさらに学習が進んでいきます。学校での人権学習の内容をご家庭でも話題にして一緒に考えてるきっかけの一つにしてもらえればと思います。

かえでのもり あきまつり 初開催!

1年生の生活科で学習してきた様々な秋の総まとめとして、1年生が「かえでのもり あきまつり」を8日(水)の3・4時間目に行います。楓の森小では初めての記念すべき秋祭りです。3時間目には2年生も招待します。1年生全員で招待状づくりも行い、先週から招待状くばりにも励んでいます。

今日は、中学校の渕上校長先生がいる校長室に1年3組の子ども達が緊張しながら、招待状を渡していました(中学校HPブログに掲載)。どんなあきまつりになるか楽しみです。

 

ブラッシング指導(3・5年)

菊池郡市歯科衛生士会から来て頂いて11月末から行っているブラッシング指導ですが、今日は3年生と5年生で行って頂きました。

道具の歯ブラシの選び方から、具体的な磨き方の指導を教えて頂きました。感染拡大防止のため、実際に歯磨きができないため、爪を歯に見立てて磨いてみることで、歯ブラシの当て方や強さなど具体的に体験し、子ども達も納得していた様子でした。
今回で、1年生から始まったブラッシング指導は終わりますが、低学年、中学年、高学年とそれぞれの実態に合わせて指導をいしていただきました。

合志市人権フェスティバル

4日(土)に第16回合志市人権フェスティバル講演会が総合センターヴィーブル文化ホールで行われました。感染拡大防止のため、今回は人数制限を行い、後日、YouTubeにて配信される予定です。「ぬくもりのある人権のまちづくりを目指して」のテーマで、元小学校教師の福永拓司さんによる「15歳 学校Ⅳ」(山田洋次監督作品より)の一人芝居でした。言葉の力、どんな言葉かけをしていけばいいのかなど、芝居を通して考えることができる内容でした。配信日が決まりましたら、本HPでもお知らせします。

また、ヴィーブルホールでは、小中学生などの人権ポスターや標語などの展示もおこなわれており、楓の森小の子ども達の作品も展示されていました。

また、昨年度末に本校の分離元の西合志東小学校なかま作り委員会が中心となって取り組んだパネル(6枚)も展示してありました。以下は、その説明文です。

「『卒業や進級・合志楓の森小学校へ旅立つ友だちとのおわかれの思い出づくり活動でつなぎたい』という西合志東小学校なかま作り委員会の子どもたちの企画した作品です。委員会の子どもたちがデザインした原画を大切にして、各学年で工夫して作成した6枚のパネルは、令和3年度の卒業式を飾り、今は校舎1階でみんなを見守っています。西合志東小学校なかま作り委員会」

菊池恵楓園の銀杏

底冷えがする寒さとなり冬の到来を感じます。先日の雨で、周辺の紅葉も終わりに近づいています。

楓の森小の昇降口(みんなの玄関)の北側には、菊池恵楓園の黄色に色づいたいちょうの木々を見ることができます。絵画の一場面のような雰囲気でとてもいい景色でしたが、冬の到来とともにそろそろ見納めの時期です。

理科移動展示2

11月11日から行っている1階ロビーで理科移動展示(以前の学校ブログ参照)、理科専科の豊岡先生が展示替えを行われました。前回は、岩石標本でしたが、今回は、身近な昆虫標本や植物についての展示です。昆虫好きの子ども達が休み時間になると引き寄せられるように訪れています。たままた通りかかった3年生の理科担当の一安先生による解説もあっていました。中には、昆虫博士くんもいて、子どもによる詳しい解説が行われています。

展示は来週末(10日)までで、その後、大津小学校に引き渡していくことになります。

熊本県学力・学習状況調査

今日は、3年生から6年生を対象に熊本県学力・学習状況調査を行っています。県内(熊本市を除く)の小・中学校で行っている調査です。小学校は国語・算数と質問紙調査、中学校は国語・数学・英語と質問紙調査です。

楓の森小では、2時間目に国語、3時間目に算数、4時間目に質問紙調査を行っています。国語と算数は、これまで学習してきた内容、質問紙調査では生活習慣や学校生活、学習状況等の100問ほどの質問項目があります。

結果(2月頃)は、後日、ご家庭にもお渡ししますが、学校では学習状況を踏まえて今後の授業づくりに生かしていきます。

小中合同校内研修も日常化

以前、紹介したとおり楓の森小・中学校の校内研修は合同で行っています。毎月1回行う校内研修の他、必要に応じて他の研修も合同で行っています。小学校は、将来、楓の森中生徒となる現在の小学生のことを考え、中学校は、数年前までは小学生だった現在の中学生の事を考えて、小・中学校の教職員が中学校3年生(義務教育最後の年)の生徒の姿をイメージして、どのような取組をしていけばいいのかを議論して実行していくことは、楓の森小・中だからこそできる事だと思います。

研究テーマは「自他の存在を大切にし、自ら考え、自ら行動できる児童生徒の育成~学びの連続性を意識した教育活動を通して~」。児童生徒に身につけさせたい力として「やりぬく力」「伝える力」「協働する力」の3つをあげています。今日は、「学習環境部」「集団づくり部」「人権教育部」「授業づくり部」「タブレット活用部」「特別活動部」「集計・分析部」の7部会に小・中の教職員が別れて話し合いを行いました。

会を重ねるごとに、リラックスした雰囲気の中にもより具体的な取組などについて議論が深まってきています。

風景画(6年生)

合志市文化祭「絵画展」への出品作品、6年生は風景画です。さすが6年生となると、遠近法などこれまで学習してきた技法を使ったり、構図も考えたりと、また違った絵画ができています。ここでもタブレットを有効活用です。

多色刷り版画(4年生)

「芸術の秋」。以前に紹介した合志市書写展と合わせて合志市絵画展への出品作品制作も市内小中学校ではこの時期進められています。

4年生は、多色刷り版画での作品づくりです。題材は日常生活や先日、見学旅行で訪れた通潤橋などです。版に色をつけて紙を重ねて刷り、また色をつけて刷る作業を丁寧に行っていました。