2022年2月の記事一覧
幼保・小連絡会
来年度の新1年生が通われている幼稚園、保育園、認定こども園の先生方との連絡会を行いました。感染対策のため、今回は、各教室で園の先生と本校の職員での個別の連絡会形式で実施しました。新1年生が通われている園は40園ほどになりますが、今回は30園ほどが来校いただきました。他の園についても書面等での連絡会を実施しました。新1年生を迎える準備も着々と進めています。
そろばん(3年生)
3年生の算数では、そろばんを使った学習をしています。そろばん教室で習っている子ども達もいますが、小学校では3年生と4年生でそろばんの学習を行っています。計算機などがあまり普及していなかった頃(かなり前ですが)は、家庭にもそろばんが一つ二つは必ずありましたが、計算機もスマホの時代となり、そろばんが初めてという子どももいるようです。
3年生では、そろばんの数の表し方やそろばんの仕組みを学習し、万の位、十分の1の位までの加法(足し算)、減法(引き算)の計算を練習していました。4年生では、億や兆、百分の一の位mでの加法、減法の計算を学習します。
さみしさを感じる地域交流室
2月21日(月)から25日(金)まで地域交流室を会場として行った菊池恵楓園入所者自治会絵画クラブ「金陽会」の作品展示では、全ての楓の森小・中学生が観覧し、23日(水・祝)には、保護者や地域の方々なども鑑賞されました。休み時間や昼休みにも訪れる子ども達もいて、学校の中に美術館ができたような感じでした。
25日(金)には、先生方とお借りしていた絵を丁寧に梱包しながら搬出作業を行いました。片付けが終わり、元通りとなった地域交流室は、22点の作品が飾られていた彩りのある部屋から一変し、どことなくさみしさを感じる空間となりました。
子ども達にとっても1週間限定の楽しい空間だっただけに残念ですが、今後も定期的に開催できるようにしてきたいと考えています。
楽しく外国語
5年2組の教室から聞こえてくる心地よい笑い声、岡田先生の外国語の授業でした。この時間のゴールは「目的地に着けるように道案内をしよう」とうもので、英語やジェスチャーで友達に伝えていく内容でした。岡田先生のユーモアあふれる?!センスで内容も工夫されていて、子ども達も楽しみながら英会話をしていました。
ちなみに岡田先生は3組の担任ですが、5年生では一部教科担任制を行っていて、岡田先生が担任しているお隣の3組では、2組担任の杉本先生が家庭科の授業をしていました。岡田先生は、中学校英語の免許も持っていて、中学校での勤務経験もあり、中学校での英語をみすえた外国語の授業ができるのも5年生にとって、とてもいいい環境です。
タブレット納入
みんなの玄関に運ばれてきた多数の段ボール箱、中身は新小学1年生用と中学校の追加分(不足分)のタブレットでした。
市内の全児童生徒に市から貸与されている一人一台のタブレットは、中学校卒業まで同じタブレットを使っていきます(中学校3年生が使っていたタブレットを小学校の新1年生が使うことになります)。合志楓の森中学校は現在3年生がいないため、本校の新1年生については新たに150台ほどのタブレットが入れて頂きました。本校の他にも他市町村からの転入生用のタブレットも他の小・中学校には納品されたとのことでした。
新聞の議会だよりでも掲載されていましたが、今回の追加のタブレット等の整備に3000万円ほどの補正予算が組まれています。
合志市及び合志市教育委員会で、市内の小中学校のICT教育を推進するための環境整備を行って頂いることに感謝しながら、子ども達にも大事に使っていくことを指導するとともに、授業等で効果的な活用をさらに図っていきたいと思います。
学力検査
今日(24日)と明日の2日間で標準学力検査(NRT)を行っています。今日は2時間目に1・2年生は国語、3~6年生は国語と3時間目に理科。明日は、1・2年生が算数、3~6年生は、算数と社会を行います。
今の学年で学習してきたことの理解度や習熟度などを確認し、今後や来年度の学習につなげていくための学力検査となります。1・2年生は問題に直接、回答していきますが、3年生以上は解答用紙は別となります。1年生にとっては、いつもやっている単元ごとのカラフルな単元テストとは違うため、少しだけ緊張した雰囲気が感じられる教室でした。
集中力テスト?!
5年2組の朝の会、子ども達が「集中」して問題に向き合っています。子ども達がやっていたのは「集中力テスト(2分間)」と書かれた20問の問題です。問題は
①まず1~20までの問題をすべて読みましょう。
②3の倍数の問題番号を、〇でかこみなさい。
③次の正方形を、すべて塗りつぶしなさい。□ □ □
④このプリントの右上のすみに、☆を一つ書きなさい。
・・・と続き
⑱1~17の問題の中に、「い」の字はいくつありましたか。
⑲今日は、何曜日ですか。
⑳②~⑲まではやってはいけません。氏名だけプリントの右下に書きなさい。
という問題です。
2分が経ち、杉本先生が「はい、終わり」と声をかけると、子ども達かは「あー、あとちょっとだった」「なんか、よく分からなかった」などの声が聞かれました。先生が「答え合わせ」と言って読まれたのは「問題の①と⑳」のみ。みなさんは分かりましたか?2分間でやることは、一つだけです。
後で杉本先生に聞いたところ、インターネット上で話題になってる「集中力テスト」だとのこと。今日、明日の学力検査を前に「集中力」と「問題をしっかり読むこと」を子ども達にも実感してほしいという思いでやったとのことでした。私もしっかり読まずに解いていて反省しました。
小さなキュレーター!
今日(23日)の1日限定でしたが、地域交流室での菊池恵楓園入所者自治会絵画クラブ「金陽会」作品展示「『知らない』をみに行こう。Vol.7」を一般公開(10時〜15時)しました。本校保護者の方や合志市内の方々の他、近隣の熊本市、菊池市、菊陽町、遠くは阿蘇、玉名、宇城方面からも来場していただき140名の方々が作品をゆっくり鑑賞されました。
本校の子どもたちは、お父さんやお母さんを誘って来場し、鑑賞の仕方や絵の解説をしっかりとしてくれていました。キュレーターの藏座さんも思わず微笑む小さなキュレーターぶりでした。来場された方々の感想の一部を紹介します。
「皆それぞれに思い入れのある絵で、説明を読みながら感銘を受けながら見させていただきました」
「みなさんとても上手でした。いろんな思いが伝わってくる絵で感銘を受けました」
「菊池恵楓園のことを後世に伝える一つの手法として絵画鑑賞の機会は親しみやすいと思います」
「明るくて楽しそうな絵なのに、その中に込められている思いを知ると、思わずジーンとなり木下さんの描かれ時の心情に思いを馳せてしましました」(「遠足」の絵)
「貴重な絵を拝見することができ、いろんな感情出て涙しそうになりました」
寒い中の来場ありがとうございました。
「金陽会」一般公開中
本日(23日)は、菊池恵楓園入所者自治会絵画クラブ「金陽会」作品展の一般公開を地域交流室で行っています。朝から地域学校協働活動本部推進員の箕輪さんも一緒に準備を行いました。
10時に開場しましたが、早速、地域の方々や保護者の方をはじめ校区外から来校いただいています。2年生の子どもはお母さんと一緒に訪れて、自分のお気に入りの絵をお母さんと一緒に鑑賞していました。
本日は、企画をしていただいた学芸員の藏座(ぞうざ)さんもおられますので、ぜひご来場ください。
うらやましい光景(外国語)
楓の森中学校と楓の森小学校の先生がお互いの学校の授業を行う「乗り入れ授業」については以前も紹介をしました。授業の時間数の関係から今年度は、6年生の外国語(3クラス)、理科(1クラス)、家庭科(1クラス)と5年生の家庭科(1クラス)に中学校の先生方に授業をしてもらっています(小学校からは中学校1年生の数学少人数の授業)。
外国語は、中学校の坂本公代先生が6年生3クラスの授業をしてもらっていますが、この1年間で英語での授業にも子ども達も慣れ、一見すると中学校の授業?と思ってしまうほどの授業光景です。子ども達が「これはどんな風に言ったらいいんですか?」「これは(英語で)どう書いたらいいんですか?」と積極的に質問に来てくれるほど意欲的で、授業をしていても楽しいと坂本先生も話されています。
1か月後には、中学校に入学する6年生ですが、すでに中学校の先生と一緒に外国語を学習しているというのは、うらやましいなと思います。