ぐんちくBlog(^^)
10/30 「傾聴」による心と体の健康を
話すことによって得られる満足感は、聴くことよりも何倍も大きいそうです。確かに、嬉しいとき、楽しいとき、悲しいとき、苦しいときなど誰かに話をすると心が安らぎます。
また、人には誰しも誰かの役に立ちたいという願望があり、人の役に立っていることを実感すると同様に心が安らぐそうです。そして、人は、この実感をコミュニケーションを通して感じ取っているそうです。
このことから、話すことは、心と体の健康を保つ上で大切なことであることが分かります。
話すためには、聴く人がいなければいけません。ここで重要になってくるのが「傾聴」です。
「傾聴」で大切にしたいことは、自分の価値観で相手を批評したりせず、ありのままを受け入れ(受容)たり、相手の立場に立って理解(共感)したりすることです。それは、うなずきながら、「へぇー」「そうなんだ」「なるほど」「素晴らしい」「すごい」「すてき」などという相づちの言葉を入れながら聴くことで、相手に伝わります。
人は話すことで元気になります。お子様が話したがったときには、ぜひ「傾聴」されてみてください。
10/28 全校集会(校長講話)を行いました
令和7年10月28日(火)、(集会日課で生み出した20分間)全校集会(校長講話)を行いました。
今回は、「ありがとうの反対は?」をテーマにプレゼンテーションしました。話の概要は次の通りです。
・「有り難う」(「有ること」+「難しい」)=「滅多にないこと・貴重なこと」
・よって、その反対は「当たり前」
・確かに、「滅多にないこと・貴重なこと」にはみんな素直に「ありがとう」って言ってるよね
・でも、例えば、コンビニなどでの買い物時に店員さんへ、毎日の食事を作ってくれる家族へ、飲食店で水や料理などを運んできてくれた店員さんへ、毎回「ありがとう」を言っていますか?
・(お金を払っている)お客さんだから、家族だから、色々してくれるのが当たり前、だから「ありがとう」って言わなくていいのかな?
・「当たり前」と思っていることも、実はたくさんの人に支えられていることが多くあります。
・「松下幸之助」(パナソニックホールディングス創立者)の言葉「感謝の心が高まれば、それに比例して幸福感が高まっていく」を聞いてから、校長先生は、当たり前と思うことにも「ありがとう」を必ず言うようにしています。
・みんなも「当たり前」と思うことにも「ありがとう」を言い続け、幸せな生活を送ってほしい。
講話後には、振り返りを行い、今後の意識の改善を促しました。
子供たち一人一人の意識の高まりが全体の改善につながり、だれもが居心地のよい学校になることを願っています。
10/27 子供を褒めるときに大切なこと
子供を褒めるとき、子供が受け取りやすいのは、「私はよく頑張ったと思うよ」や「私はあなたの頑張りに感動したよ」などの「I(アイ)メッセージ」で、子供は素直に受け止めるものです。それは、心をオープンにして伝えているからです。
「あなたは頑張った」などの「You(ユー)メッセージ」は、評価されたと感じるときがありますが、場面によっては勝手に決めつけられていると感じたり、反発したりすることもあります。
しかし、「Iメッセージ」も「Youメッセージ」も伝え方の一つで、それが絶対正解ということはありません。大事なことは、褒めるとき、叱るときに愛情をもち、感情だけにまかせず、子供がなぜ褒められたのか、なぜ叱られたのか、どうすればよいのかが、分かるように伝えたり考えさせたりすることです。
本校では、褒めるときは「機を逃さず」「具体的に」「特に変容や伸び、努力したこと」をIメッセージで褒めるようにしています。また、叱るときは「自身の言動の振り返りを通して、問題点を見出させ」 「今後どうするべきか」を考えさせることを繰り返すことで、「自己指導能力」を育てています。
10/24 読み聞かせをしていただきました
令和7年10月23日(木)の朝自習時間に、PTA図書委員の皆様による図書の読み聞かせがありました。
朝のご多用の時間帯にも関わらず、多数おいでいただきありがとうございました。多くの子供たちが、静かに、目を輝かせながら聴き入っていました。
図書の読み聞かせには、子供の言語能力や想像力、集中力を高めるほか、共感力や情緒の安定にもつながる効果があると言われています。また、親子のコミュニケーションの活性にも役立ちますので、実践されてみてください。できるときに、できる時間だけで構わないと思います。
10/23 授業研究会を行いました
令和7年10月22日(水)、今年度2回目となる「授業研究会」(2年の算数「かけ算②」)を行いました。
これまでも、子供たちに確かな学力を身に付けさせるために、全教職員が「相互参観授業」として授業を公開し、それを互いに見合う中で指導スキルを高める取組、いわゆるミニ授業研究会を重ねてきました。そして、今回行った「授業研究会」は、これまで約半年間学校総体で取り組んできた授業改善の成果を検証するために、全教職員で授業を参観し、その後時間を取ってよりよい指導法について議論しました。これを校内では「大研」と呼んでいます。
その研究会での議論は、今年度の校内研究’(授業改善)の視点である次の4点について行いました。
*子供の問いを引き出す課題設定の工夫
*子供の学びを深める学び合いの工夫
*子供の学びをつなぐ振り返りの工夫
*生徒指導の4機能を生かした授業づくり
活発な議論の中、話の中心は「学習課題の内容」となりました。そして、指導の目標に即した具体的な学習課題を提示することで、全児童がブレることなく学習活動できることを確認しました。この学習課題の内容は、授業で最も重要と言っても過言ではないと思っています。これかも子供たちが学びの必要性をもつ学習課題を追究し、子供たちの主体性を大いに引き出していきたいと思います。
その他、「めあて」「学習課題」「まとめ」「振り返り」のそれぞれの役割や有効な話し合い活動の工夫などについても確認しました。
残りの半年間でも授業改善を力強く進め、指導の学校化(共通理解、共通実践)を図り、子供たちの確かな学力の育成や安心した学習に繋げていきます。
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