校長のつぶやき

校長のつぶやき

2025.10.22 無言そうじ...?

昼休みが終わると、校長室に小気味いいノックの音が響きます。

「6年生の〇〇です。掃除に来ました。入ってもいいですか?」

「どうぞー。今日もお願いしますね。」

校長室は6年生の担当になっていて、いつも男女の2名が掃除をしに来てくれるのです。

それも無言で、丁寧なのです。どの子も。本当に感心します。

そこで、他の掃除場所にも足をのばして、見学に行ってみました。

 

2階に上がる階段で4年生に出会いました。

「校長先生、こんにちは!」と話しかけられたのがうれしかったです。

「掃除の様子を写真を撮らせてね、ホームページにものせて頑張っているところを紹介したいからね。」

また黙々とそうじを始めました。素晴らしい!

階段を上がりきって、廊下を見通してみました。

無言...とまではいかないものの、どの子も手を動かして、キビキビとそうじを頑張っていました。

1年生から積み重ねた掃除技術と心がけの賜物でしょうね。うれしい気持ちが溢れました。

もっと撮りに行こうとしたのですが、デジカメの充電が切れてしまいました。残念です...。

 

本校では、「無言そうじ」にみんなで取り組んでいます。

「無言そうじ」は、もともと長野県の教育から生まれたものだと言われていますが、ただ静かにそうじをするのが目的ではありません。次の5つの心を育てることが目的です。

 ◇「気づきの心」を育む

   周囲の汚れややるべきこと、次に何が必要かなどを自分で考えて見つける

 ◇「がまんする心」を育む

   いやなことや大変なことでも、すぐにあきらめずにやり遂げる

 ◇「感謝する心」を育む

   そうじをしてもらう場所があることや、一緒にそうじするなかまがいることへの感謝

 ◇「思いやりの心」を育む

   次に使う人や協力してくれるなかま、お世話になる人の笑顔を想像する

 ◇「つながる心」を育む

   協力して学校をキレイにしようという気持ちや学校の一員としての責任感をもつ

 

自分と向き合ってそうじに取り組む。そうじは、「心を磨く」作業なのかもしれませんね。

私自身もとかく面倒なことは避けがちなのですが、改めて一つ一つの意味や価値をかみしめながら取り組んでいきたいと思います。

 

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2025.10.21 1年研究授業「いろいろなふね(国語)」

3時間目に1年教室に向かうと、教科書を音読するすてきな声が聞こえてきました。姿勢もすばらしい!

今日は、1年生の研究授業なのです。

これまで「いろいろなふね」のことや書き表し方の工夫について学習をしたので、今回はちょっとレベルを上げて、文章全体の構成の工夫である、「はじめ‐中‐おわり」について気付けるかな?という学習です。

 

まずは、形式段落に分けたカードを並べて、自分で考えてみます。いろいろな考えがあるものですね。

 それから、みんなで意見交流です。電子黒板を使って上手に説明ができています。

わかったことや考えたことを振り返りシートに書き込みました。みんなどんどん書いています。

これからの乗り物ブックづくりなどに使えるといいですね。1年生の頑張りがすごく見えた授業でした!

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2025.10.21 忍者修行中の2年生を発見!

2時間目に体育館の方へ歩いて行ってみると、2年生が体育の授業をしていました。

リズムよく跳びながら走る場づくりと練習をしていました。きっと、忍者になる修行ではないかと思うのです。

タブレットで跳んでいる様子を動画で撮って分析しようとしている子もいました。

最後には、見つけた技を教え合ったり、タブレットに振り返りを打ち込んだりと、なかなか立派な忍者修行ぶりでした。にん、にん!

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2025.10.21 通学路の花

朝の正門前の道路は、通勤のためでしょうか、たくさんの自動車がひっきりなしに通ります。

子どもたちもその中を横断してやってきます。

じっと遠くから様子を見守っていますと、上級生が見本を見せて手を挙げます。下級生も見習って手を挙げました。車もさっと停まって、子どもたちの横断を優先させてくださっています。ありがとうございます。

渡り終わった後、さすが上級生。振り返って立ち止まり、頭を下げて車にお礼をしていました。下級生もそれに続きます。誰も見ていないところで良いと思うことを率先して行う上級生の姿に感動しました。

それを下級生もまねをするわけですから、良い伝統が続いているなと家庭や地域の皆様にも感謝です。

 

さて、その姿を学校の反対側の道からずっと見守っている美しいものを見つけました。

中央ライオンズクラブさんが道端をいろどる花を季節ごとに育てておられるようです。

眺めるだけで心が洗われ、さわやかな一日を演出してくれるようです。本当にありがとうございます。

今育っているのは写真のような白とピンクの花たちです。

 

いつものように、Googleレンズを使って調べてみました。

名前は聞いたことがあったのですが、これが「芙蓉(ふよう)」だったのですね。

ハワイや沖縄などでも有名なハイビスカスも同じなかまなのだそうです。道理で花のパフォーマンス力が強いわけです。でも、花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」なのです。品の良いピンク色がそんなイメージを醸し出しているように見えますね。

 

夕方になると白い花が赤くなるものは「酔芙蓉(すいふよう)」という品種なのだそうですが、これがそうなのかは夕方見てみないとわかりません。楽しみに観察してみたいと思います。

読者の皆さんは「芙蓉」か「酔芙蓉」、どちらだと思いますか?

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2025.10.20 Carassius Auratus

初めて知ったことって、だれかに伝えたくなりませんか?

いきなり難しいタイトルで失礼しました。

 

これは、読者の皆さんもよく知っている、ある生物の学名なのです。

" Carassius Auratus "(カラッシウス・アウラトゥス)

答えは...

そうです。「金魚」です。

ラテン語で「金のフナ」という意味なのだそうです。

英語では「goldfish」、つまり金の魚、中国語でも「金魚」と書くようですが、不思議に思いませんか?

「赤いのに、なぜ『金魚』というのか?」と。

 

金魚は、数千年前に中国の揚子江流域でフナが突然変異したもので、今から700年ほど前の室町時代に中国からやってきたそうです。

古代の記録では「黄の魚」(きのぎょ)と書かれていたようですが、それがなまってきんぎょ(金魚)になったという説もあるようです。

中国では金魚を「チンユイ」と読むようですが、全く同じ発音で「金余(チンユイ)」という言葉があります。お金が有り余るという意味で、そうなりますようにという願いを込めて金魚を飼うという習慣もあるようです。

 

前話が長くなりましたが、学校のそばにお住いの中山さんが、写真の金魚を6匹学校に届けてくださいました。

さっそく、中庭の池に北園教頭先生の手で放流させていただきました。

右側は金鯉のルイスの居住エリアですから、左側のエリアを金魚の居住エリアとしました。

バケツの狭い世界から急に広い世界に解き放たれて、「金魚6」たちはちょっとおののいているように見えましたが、しばらくすると一列に並んで円を描くように泳いだり、かくれんぼをするように藻の下にとどまってみたりと楽しい動きをし始めました。水が体に合ってくれるといいですね。

どうか、新「金魚6」をそっと見守ってください。

また、中山さん、ありがとうございました!

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2025.10.20 「ふるさと」とは何か

久しぶりの投稿となりました。

10月16日(木)・17日(金)の2日間、全国小学校校長会研究協議会のために、福岡に行っていました。よくコンサートや相撲の巡業が行われる福岡サンパレスと隣の国際会議場での研修会議でした。

特に心に残ったのは、以下の写真に関する方の講演でした。

これは、スペインのバルセロナという町にある、「サグラダ・ファミリア」です。

アントニオ・ガウディという有名な建築家が設計し、140年前から作り始め、まだ建設中の教会です。

ユネスコの世界遺産にも登録されているほど有名な建物です。

そこでの彫刻をリーダとして取り仕切っている、「外尾悦郎さん(福岡県出身)」の講演を拝聴したのでした。

 

彼は、「私はふるさと(origin)に支えられ、サグラダ・ファミリアの建設に向き合っている」と言うのです。

 

設計をしたガウディは、1926年には亡くなっています。サグラダ・ファミリアの詳細な設計図はありませんし、大まかなイメージだけが残されているのみなのだそうです。

では、どうやってこの素晴らしい建物の装飾を考え、建設を続けていくことができるのかという問いが生まれます。設計した建築家のガウディがどんな背景の中で何を考え、表現しようとしたのかということに寄り添うことで、「続き」を理解し、行動に移していくことができるのだそうです。植物の題材が多く含まれるこの建築物の意図を考えるときに、ことばを「言の葉」と表す日本人としてのoriginがその時に生かされるとのこと。

「ふるさと」とは、そこで生き、つなぎ、支えてた人々の営みや生き方、まなざしすべてが「ふるさと」であり、つまり、「ふるさと」とは「人」である。ふるさと(origin)が未来を示す…と。

自分のoriginを見つめ直すたびに、ふるさとに帰りたいと感じるのだと話されました。

 

私なりに解釈をしてみました。

たとえば、「おふくろの味」という言葉がありますが、あれは母親が作った料理の味のことだけを指すのでしょうか?

準備しているときの母親の様子やわくわくして待っている自分の感情、おいしく食べてくれることを期待している母親の気持ちや笑顔、その場の雰囲気や環境も含まれているのだと思います。

そしていつか、そんな未来を創る人に成長するのではないでしょうか。そんな時に「ふるさと」をより近くに感じたいと思うのではないでしょうか。

 

美里町で生きている人、一人ひとりが「ふるさと美里」なのだと思います。子どもたちが美里町の過去と今を形作るたくさんの素晴らしい人(ふるさと)に出会い、知ることで自分のoriginを知り、よりよい未来を創っていこうとする心と実行力をもつ人に育つことが大事なのだと改めて気づかされました。

 

本校は、「ふるさと美里を愛し、主体的に学び、自分の可能性に挑戦する中央っ子の育成」という学校教育目標を掲げています。

学校も、教職員ひとり一人もふるさとの一つです。自覚をもって、子どもたちとしっかり関わり合っていきたいと思います。

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2025.10.14 朝の読み聞かせ

3連休明けですが、子どもたちの元気な声が響きます。

なんだか疲れているのは大人の方かもしれません。私もご多分に漏れず...

 

今日は読み聞かせに来ていただける日です。

読み聞かせをしてくださる方を募集しており、手を挙げてくださった方々がおられましたので、ついに全学級で読み聞かせボランティアの方々が埋まりました。

本当にありがとうございます!

読み聞かせの様子を少しだけご紹介します。

大きく開く絵本や弾き語りまで飛び出し、子どもたちのことばやその背景にある思いをとらえ、楽しもうとする情操がまた拡がった時間となりました。

 

人間は、他の生物に比べて力は弱いですが、ことばをとおして自分を知り、他と関わり、つながり合うことで生き抜いていける生き物だと思います。

ことばの力を高め、拡げられるこのような機会はどんどん増やしていきたいものです。

秋の夜長、ご家庭でも、さらなる読み聞かせに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

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2025.10.10 初めての通知表

美里町は3学期制をとっていますが、通知表は前後期制をとっています。

そういうわけで、今日10月10日が前期分の通知表を渡す日でした。

1年生にとっては、初めての通知表をもらう日です。

担任の山下先生から、全員に通知表の意味と見方の説明をしたあと、一人ずつ渡していきました。

がんばったところや後半にさらに挑戦してほしいことなどをお話しして渡します。渡した後に握手しました。

はにかみながも受け取り、自分の席で通知表に書いてあることをたしかめる1年生の姿がありました。

 

通知表は、子ども一人ひとりの頑張りを認め、これからの挑戦を後押ししようとするものです。

持ち帰ったら、ぜひお子さんと一緒に通知表を見ながら今とこれからについてゆっくりお話をし、勇気づけていただけたらと思います。

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2025.10.9 中学校の先生に学びました!(6年図工)

美里町の中央中校区では、小中交流授業を行っています。

今日は、6年生が中央中学校の美術担当である松本先生から風景画の色の塗り方を学びました。

 

まずは、水彩絵の具の技法のうち、「ぼかし」と「かすれ」を教えてもらい、塗ってみました。

「水分量を調整するのが大事」なのだと6年生の子が教えてくれました。

次に、塗り分け方とその順序を教えてもらいました。

 遠い風景から先に、薄く塗るのだそうです。

これまで中心にかきたいものを先に濃く塗っていた子たちにとって、新しい発見だったのではないでしょうか。

これらを応用して、風景画の下書きに色を付けていきました。

学んだことをさっそく作品に活用している6年生たちでした。

中央中学校の松本先生には、役に立つ技法を丁寧に教えてもらいました。本当にありがとうございました!

 

 

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2025.10.9 十六夜月

  朝ぼらけ 我をみつめる 十六夜の月

朝の家を出ると、大きな月が西の空に座っていました。十六夜月(いざよいづき)ですね。

月の人生のピークを少し過ぎたあたりでしょうか。自分と重なる部分も感じてか、通勤中もその存在を目の端でずっと追いかけている自分に気が付きました。

実に美しい姿でしたので、恥ずかしながら、俳句にしてみました。

 

月の模様もはっきり見えました。

日本では、「月でウサギが餅つきをしている」ように見えると言いますが、私には「アフリカ大陸」か「勾玉」のように見えました。視力が低下しているせいかもしれません。

 

世界中の他の国でも、月の模様はいろいろなものに見立てられているようです。

〔中国〕 「ウサギが不老不死の薬草を作っている」

    「ガマガエル」や「大きなカニ」に見立てられることもある

〔インド〕 「ワニ」に見える
〔モンゴル〕「犬」に見える
〔韓国〕 日本と同様に、「ウサギが餅をついている」と見立てられている
〔インドネシア〕「女性が編み物をしている姿」に見える
〔アメリカ〕「女性の横顔」に見える
〔ドイツ〕「薪を背負ったおじいさん」に見える
〔ギリシャ〕「銀の馬車に乗るセレーネ(月の女神)」に見える

いろいろなものに見立てられていて、歴史や文化の背景が見えて面白いですね。

 

読者の皆様は、何に見えますか?

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2025.10.7 不審者対応避難訓練

昨夜は中秋の名月でした。読者の皆様はご覧になられましたか?

私はかなり夜中でしたが、透き通るように美しく輝く月を拝むことができました。

月のすぐ右下ぐらいにいて、月の明るさにも負けず、小さく輝いている星にも心が奪われてしまったので、調べてみました。

なんと、「土星」でした。400年以上前に自作の望遠鏡で輪を発見したガリレオ・ガリレイになった気分でした。残念ながら輪までは見ることができませんでしたが…

 

さて、今日は不審者対応避難訓練を行いました。本校ではこれまでずっと行われていなかったとのことで、安全担当の先生方と警察の方が知恵を出し合いながら作成した対応マニュアルをもとにした訓練実施でした。

  1階の図書室につながるところから不審者が入ってきました。近くの2年生担任が声をかけ、周りの先生方に応援を求めます。

その間に先生方に誘導されて、1階の子どもたちは外を通って職員室に、2階の子どもたちは理科室に逃げ込んで施錠。

避難完了まで6分間ぐらいの訓練となりましたが、子どもたちは静かに落ち着いて、先生の指示をよく聞いて行動できていました。

 

その後、お話をオンラインにより各教室で聞きました。

①安全担当の永田先生から

 不審者に出会ったら、「知らせる」「はなれる」「きく」ことを大事にしましょう。

 特に「きく」ことは、毎日の生活でもできる避難訓練の練習だから、大事にしましょう。

 

②校長先生から

 「不審者」=学校の中や外でみんなにとってあぶない行動をする人のこと。

 普段の生活ではめったに出会わないかもしれないけれど、残念ながら国内では実際に事件が発生している。

 今回は、もしものための訓練だった。

 命は世界でたったひとつしかない、かけがえのない大切なもの。

 困ったときは一人で我慢するのではなく、気になることはおうちの人や先生に話してほしい。

 大人はみんな皆さんのことを守るためにいます。

 また、こうした訓練を真剣に行い、いざという時に「自分で考えて行動できる力」を付けていきましょう。

 

③宇城警察署スクールサポーター 小島さん

登下校の時、「おかしをあげるよ」「一緒にゲームをしよう」「おうちの人がけがをしたから一緒に病院に行こう」「先生が呼んでるから一緒に行こう」などの声をかけ、付け回したり写真を撮ったりする事件があっている。

危ない場面があったら、「い・か・の・お・す・し」を思い出して、自分で身を守る行動をしましょう。

  いか:ついていかない  の:らない  お:お声を出す

  す:ぐににげる  し:らせる

誰もが被害者になる可能性があることをわすれずに。

 

最後に生活・安全委員長さんから「学んだことを生かしてがんばりたい」という言葉を添えて、お礼を伝えてくれました。

今後も、「命を守る行動ができる子どもたち」を学校・家庭・地域で連携して育てていきたいと思います。

 

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2025.10.6 5年「認知症サポーター養成講座」

「アルツハイマー型認知症」って聞いたことがありますか?

美里町社会福祉協議会から9名も来校いただき、5年生が「認知症サポーター養成講座」に参加しました。

脳の萎縮により、記憶ができにくくなる認知症をわかりやすいプレゼンテーションで教えていただきました。

さらに、劇を通じて、その実際の様子と心ならずも認知症になってしまい、何度も「財布はどこになおしたかねぇ」と尋ねるおばあちゃんの思いと、何度も同じことをきかれ、答えるのが面倒になってしまう家族の思いを知ることができました。ものすごく劇がリアルで、特におばあちゃんが上手でした。認知症になって介護が必要な私の母の姿とぴったり重なり、自分のように感じて反省させられました。

 実際に孫役も子どもにさせてみられ、優しいことばで初めて聞いたようにおばあちゃんの問いに答えながら、一緒にタンスに財布を探しに行く姿がありました。3つの「ない」を大切にした、とっても立派な認知症サポーターぶりでした。

最後にみんなで写真を撮りました。黄色いバンドが認知症サポーターの証だそうです。

これからの生活で生かしていきましょう。

 

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2025.10.6 研究授業(6年・国語「模型のまち」)

3時間目は6年生の国語の研究授業でした。

実は、今日から大阪から2名の転入生(6年生と4年生)が来てくれましたので、転入早々の研究授業で、先生方がぞろぞろと6年教室に来られたので、この転入生もびっくりしたのではないでしょうか。

主人公の心情の変化を支える「表現の効果」について考えるという学習です。6年生ともなるとレベルが高いですね。その中でも今回は「色の変化」に着目して考え合いました。

広島を「白い町」だと感じていた主人公が「色の付いた町」へと感じ方が変わっていく様子を話し合いました。

「広島への興味が出てきたから」や「自分に関係あるとわかったから」などの鋭い見方・考え方も出てきてました。子どもたちのその語感のすばらしさに、つい笑顔になっている自分に気づきました。

ここで学んだことを、自分が日記や作文を書くときに使えたら素晴らしいなと思いました。

学びはまだまだ続きます!

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2025.10.6 研究授業(5年・理科「もののとけ方」)

2時間目に3年生の理科の研究授業がありました。

「とける」とは生活の中で見かける姿ですが、その定義って意外とわかっていなかったりします。

今回はものが「水に溶ける」とはどういうことなのか、また、どうして溶ける? 溶けたあとどうなる?など、疑問を解決していく理科の授業を理科専科の本田先生が計画されているようでした。

 

まずは、「水に溶けた状態」とはどんな状態か、経験をもとに出し合わせたうえで実験に入りました。

水で満たされた透明なチューブに食塩の粒を落としていきます。

その粒は水の中で落ちていきながらどうなるのかを観察していく実験でした。

途中で姿が見えなくなっていきます。このようにして「水に溶ける」ということの定義を体験的に学んでいきました。

 

この実験をとおして感じた疑問を今後の学習課題にして学びを深めていきます。

楽しい授業でした!

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2025.10.3 10月の全校集会

10月は「目の愛護月間」です。

「目を守るはたらきと行動」について、保健室の松本先生からお話をしていただきました。

「目を守る働きには5つあります。何でしょうか?」

いろいろな言葉が聞かれました。

答えは以下のとおりでした。

 ・まゆげ  ・まばたき  ・まつげ  ・なみだ  ・どうこう

「本は明るいところで読むなどの、これから目を守るためにどんな行動ができるか、10個以上見つけたら保健室に伝えてきてね」と伝えておられました。

目は一生の宝物ですから、ぜひ大事にしていきたいものですね。

 

続けて、事務の中村先生から「おしえて箱」のお礼と内容の紹介がありました。

  

「体育館にクーラーをつけてほしい」「更衣室にクーラーがあったらいいな」などの意見があったそうです。

すぐに実現できるかはわかりませんが、子どもたちの想いを美里町の関係の方々にもお伝えをし、今後の施設予算設定の参考にしていただくそうです。

実現するといいですね!

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2025.10.2 第3回学校運営協議会

今回は2部制で開催しました。

第1部は、児童会の各委員長・副委員長がこれまでに取り組んだことと2学期以降に取り組みたいことを、3つに身に付けたい資質・能力と関連付けながら、2つのグループに分かれて提案・発表をしました。

その後、委員会ごとに学校運営委員の方と具体的な意見交流もすることができました。

◇運営委員会

 

◇人権・環境委員会

 

◇情報委員会

 

◇体育委員会

 

◇健康委員会

 

◇生活・安全委員会

 

 第2部は、職員全員と学校運営協議会委員さんとの熟議です。

全国学力・学習状況調査での質問紙調査において、県の平均より27.3ポイント低い項目がありました。

それは「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思いますか?」という項目です。

そこで、「地域や社会をよくするために何かしてみたいと思う子どもを育てるにはどうしたらよいか」というテーマで熟議をしました。学校が、家庭が、地域が、行政がどんなことができるかをどんどん出し合いました。

話し合うことでたくさんの課題解決のためのアイデアやビジョンが少しずつ明確になっていきました。

今後、これらのアイデアをもとに、それぞれの立場で実践を進め、地域の今と未来に興味をもち、動かしていこうとする子どもたちを育成していきます。ご協力をよろしくお願いします。

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2025.10.2 6年生 ミシンを使って

にぎやかな声が校長室にまで届きました。

声のする方に行ってみると、家庭科室に6年生が集まっていました。

学習支援員の高濱先生にもサポートをしてもらいながら、ミシンを使って「ナップサック」を作っているところでした。

 「下糸が出てきません!」 「ひっかかって動きません!」 

 「返しぬいってどうするんですか?」 「全部ぬってしまって、ひもが通せません!」

5年生の時に学習してからずいぶん時間がたっているせいか、ミシンぬいのスタートラインに立つまで時間がかかりましたが、何とか完成に向けて動き出したようでした。

 

修学旅行で使う予定ですので、現場で中身がこぼれてしまわないように、特に力がかかって壊れそうなところは念入りに返しぬいによって補強して、世界に一つだけのステキなナップサックに仕上げてほしいものですね。

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2025.10.2 科学展・発明工夫展の審査が始まりました

体育館の床、壁面、そしてステージの上と、一面に作品が並べられています。

今日は、宇城管内のすべての小中学校の児童生徒が作成した自由研究や発明工夫したものが本校体育館に集められ、審査会が開催されているのです。

 

本校からも出品していますが、結果の報告は後日ということで...

本校体育館が会場になっていることもあり、昼休みに子どもたちは展示を参観して回りました。

これをきっかけに、理科への興味関心が高まり、科学者を目指す子が出てくるかもしれませんね!

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2025.10.1 くつやスリッパのかかとをそろえよう

10月になりました。さっそく新しい生活目標が貼ってありました。

10月の生活目標は、

くつスリッパかかとをそろえよう」

 

この言葉を見ると、次ぎの詩が心に浮かびます。

これは、長野市の円福寺の住職だった藤本幸邦(ふじもとこうほう)さんがつくった「はきものをそろえる」という詩です。

皆さんの自宅の玄関や児童昇降口のくつ箱の中、トイレの入り口はどうでしょうか。

くつやスリッパはそろえておいてありますか? まさか左右逆になっていたりしていませんか?


靴をそろえず、脱ぎっぱなしにするという行動には、自分のことやその場のことしか考えていないことが現れていると言われます。他の人を思いやる心が抜け落ち、自分さえよければいいという自分勝手な考え方が行動として現れるのだそうです。

結果的に、どんなときでもやることが雑になり、思ったようにならないことが増えてくるらしいのです。


はきものをそろえることは、「自分自身を見つめる」「自分の行いを振り返る」ことにつながります。

また、このような人は、自分の行動を冷静に見つめ、他の人の気持ちを考えて、優しく丁寧に行動することができます。


まずは、自分のくつをしっかりそろえることから始めましょう。学校だけでなく、おうちでも。

自分の物だけでなく、他の人が乱したくつやスリッパも黙ってそろえることができる、思いやりの心をもつ人になってほしいですね。

そんな10月にしましょう。

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2025.10.1 運動場のほほえみ

壁にかかったカレンダーもあと3枚となりました。あっという間に10月に突入です。

毎日、保健室の松本先生が子どもたちのために掲示してくださっている「熱中症危険度予報」によると...

若干の警戒は必要なものの、外で安全に活動することができそうです。

 

運動場の方から子どもたちの声がしていたので、少し様子を見に行ってみました。

5年生が体育をしていました。2グループに分かれて、鉄棒運動やジャンピングボード・登り棒などを活用したトレーニングを行っていました。

 

花壇の方に目をやると、

3年生が理科専科の本田先生と学習をしていました。

タブレットを使って、植物の観察です。理科室に戻って、写真をもとに学習をさらに進めているようでした。

 

日差しの中でも運動場での学習ができる環境になってきました。

以前なら当たり前のような気もするのですが、昨今の異常気候のもとでは、こういった気候環境はとてもありがたいものに思えるようになりました。

 

なんだか、運動場が秋の日差しに照らされてキラキラ輝き、「待ってたよ!」と子どもたちにほほえみかけているように見えました。

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2025.9.30 健康委員会から「あさごはんで元気もりもり!」

校舎をうろうろしていると、1階のトイレの横に大きな掲示物を見つけました。

「あさごはんで 元気もりもり」というタイトルがついています。

 

どうやら、健康委員会が朝ごはんについて全校の子どもたちにアンケートをとり、学年ごとに集計してまとめてくれたようです。多くの子どもたちが朝ごはんをちゃんと食べているようで安心しました。

ご家庭でのよりよい生活習慣作りへのご努力に感謝、感謝です。

 

このグラフによれば、あと少しで朝ごはんを食べる人が100%に近づくようですね。

健康委員会は、「みそ汁が有効」だと提案しているようですから、ぜひ参考にしたいと思います。

高学年は家庭科でみそ汁づくりも学びますので、休みの日などにぜひ作って、おうちのひとたちにふるまってくれたらなおいいでしょうね。

朝ごはんを食べて、「パッチリ目覚め」で有意義な一日を過ごしましょう!

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2025.9.30 小さい秋みつけた

いつものように車に乗って出勤。すると、車のエアコンから突然暖かい風が出てきてびっくりしました。

24℃の自動温度設定にしていたのですが...

モニターを見ると、車外温度は20℃を示していました。秋が大股で近づいてきたような朝でした。

そんな急な秋の足音にはものともせず、正門前のクスノキは堂々としたものです。

しかしよく見ると...

少しだけ赤くなった葉っぱが見え隠れしていました。

 

朝晩と日中の気温差が10℃以上ある日が続くようです。

あらためて「早ね・早起き・朝ごはん」と適度な運動、バランスの良い食事に気を付けて、健康で楽しい秋を楽しみたいものです。

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2025.9.29 「Zinnia ジニア」って何?

早朝まで激しい雷が鳴っていたと、北園教頭先生から伺いました。

どおりで、不思議な空だと思ったのです。

厚い雨雲を切り取り、何か見えない手が押し広げているような空だったのです。

ふと、足元に目をやると、美しい花々が映りました。

同じ形の葉や花びらなのですが、オレンジや黄色、赤、白などの色があり、すてきなグラデーションで花壇を彩っているのです。用務の吉田先生のスゴ技ですね。

 

何でも知りたがる私は、何という花なのかを「Googleレンズ」を使って調べてみました。

 

和名では「百日草(ひゃくにちそう)」と言うようですが、普段は「ジニア Zinnia」と呼ぶのが一般的なようです。また、全体的には「不在の友を思う」「遠い友を思う」などの切ない花言葉がついているみたいです。

しかし、色ごとに花言葉が少し違うようです。どれも大事にしたいすてきな価値ですね。

 赤:「幸福・絆」

 白:「永遠に変わらない心」

 オレンジ:「古き良き時代」「高貴な心」

 

これらが群れ咲いている花壇が、見る人に秋の豊かさと感動を与えてくれることは間違いなさそうです。

ご来校の折には、子どもたちの輝きに添えられた花壇の笑顔もぜひご覧ください。

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2025.9.26 自由参観日(道徳)へのご来校、ありがとうございました!

今日26日(金)の午後は、「特別の教科 道徳」(※正式名称!)の自由参観日でした。

たくさんの方にご来校いただき、子どもたちのがんばりを直接見ていただきました。

お忙しい中にありがとうございました。

以下に、授業の様子を写真で紹介したいと思います。

(私は残念ながら、終日水俣に出張しておりましたので、内容に関するコメントは控えさせていただきます...)

 

5時間目(13:35~14:20)は、1~3年生の授業でした。

◎1年生「かぼちゃのつる」(節度・節制)

 

◎2年生「おじさんからのてがみ」(規則の尊重)

 

◎3年生「元気な子」(努力)

 

6時間目(14:30~15:15)は、4~6年生の授業でした。

◎4年生「交流学級の前に」(集団生活の充実)

 

◎5年生「真由、班長になる」(より良い学校生活)

 

◎6年生「ロレンゾの友達」(友情・信頼)

 

どうすれば「しあせな人生」を送ることができるでしょうか。

そこに、正解はありません。

ただ、そのための知識や知恵をなかまとの学び合いの中で獲得し、自分自身や自分が大切にしたいなかまや家族、地域社会の中で「よいと思うこと」をひとつひとつ実践し続けていくことが大事なのだと思います。

そんな子供たちの姿をしっかり見つめていきたいと思います。

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2025.9.25 秋の交通安全運動

正門の坂の下の横断歩道では、1年担任の山下先生が交通指導をされていました。

子どもたちはきちんと手を挙げて渡っていきました。

裏門の三差路のところでは、2年担任の坂田先生が交通指導をされていました。

さすがです。上級生が見本を見せながら、安全に横断歩道を渡っていきました。

スクールバスのともだち号には、教務主任で理科担当の本田先生が乗車され、安全指導をされていました。

その他、馬場三叉路や八幡交差点でも、たんぽぽ学級担任の永田先生や吉良先生が街頭に立って交通指導をしていました。

 

本校では、今日25日(木)と26日(金)は「秋の交通安全運動」に伴う交通指導を行っているのです。

学校の付近では安全な登校ができていたようですが、各地域ではいかがでしょうか?

安全な歩行とともに、気持ちの良いあいさつなどはできているでしょうか?

 

この期間に限らず、子どもの安全な登下校と社会性の向上のために、学校と家庭・地域が力を合わせてどんどん声掛けをしていけたらと思います。子どもたちと家族や地域の今と未来が明るいものになりますように。

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2025.9.24 小中連携で「スタート」を学ぶ

中央小学校と中央中学校は1小1中という関係です。

簡単に言うと、9年制の小中学校のような存在です。

 

今日3時間目に中央中学校の体育の今田先生をお迎えし、6年生が短距離走のより良い「スタートの仕方」を教えてもらいました。

まずは自由なスタートフォームで10m走のタイムを計りました。

その後、自分の「振り出し足」を確かめさせたうえで、スタートのより良いフォームを教えていただきました。

 

掃除の時間に校長室へ来た6年生男子に感想を訊いてみました。

「教えてもらって、速くなりました。スタートの時いつも体を立てていたんだけど、『もっと前に倒してみて』と言われたのでやったら、一歩目の踏み込みが強くなって、速くなりました」と喜んでいました。

 

同様に、掃除に来た女子にも訊いてみました。

「私は遅くなりました。今までと違うやり方だったので、身に付けるまでは時間が足りなかったです。でも、今日習ったやり方の方が速くなると思います。一つ一つの動きを丁寧に説明してくれたので、わかりやすかったです」と話してくれました。

 

何事も一朝一夕に身につくものではないと思いますが、新たな技術との出会いや人との出会いが、自分のより良い未来を創り出すきっかけになるということは間違いなく言えるでしょう。

 

お忙しい中に中央小まで指導に来ていただいた中央中学校の今田先生には感謝、感謝です。

今後も、小中連携を積極的に進めていきたいと思います。

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2025.9.24 「おしえて箱」登場

22日(月)の昼休みに、事務の中村先生が校内放送で子どもたちに話をされました。

「来年度の学校予算の使い道について、皆さんの思いを反映させたいのです。学校にこんなものがあったらもっと楽しくてすてきな学校になるだろうな、こんなところが危ないので直してもらったらもっと安全で安心な学校になるだろうな ということを教えてください。」

 

今朝、児童玄関前のテーブルに「お知らせ箱」と記入用紙、分厚い教材カタログが準備してありました。

 

本校は「こどもまんなか中央小」をグランドデザインの中央に掲げています。子どもたちの「創造性」と「主体性」を育成して行きたいのです。

 

また、令和5年4月から施行された「こども基本法」には、

・すべての子どもが個人として尊重され、基本的人権が保障され、差別的な扱いを受けないようにすること

・すべての子どもが、適切に育てられ、愛され、保護されること。教育を受ける機会が等しく与えられること

・すべての子どもが、意見を表明したり、社会活動に参加したりする機会があること

・すべての子どもの意見が尊重され、最善の利益が考慮されること

と記されています。

子どもたちが自分に関わりのあることに意見を表明し、それが尊重されることを大事にしていくことが重要です。もちろん、個人の意見の主張だけでなく、なかまと折り合いをつけ、実践し、改善していく経験も含めてです。

 

中央小学校では、そういう機会をあらゆる場面で大事にしていきます。

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2025.9.22 困ったなぁ...

土日明けの月曜日。今日がんばったら、明日は休み!

空から降り注ぐ光の束が勇気づけてくれるような朝の空でした。

なんだかいろいろな感情が渦巻く今週の始まりです。

 

先週、「校長先生、『美里町のステキなところ』をテーマに、『俳句』をつくってみませんか」と来校された方からお話をいただきました。某テレビ番組で芸能人の方が素晴らしい作品を作っておられるのをたびたび見かけはしますが、いざ作るとなると、なかなかひねりだせるものではありません。

そんなことも考えながら、今日も校舎の内外をうろうろしていました。

 

中庭の池に寄ってみました。

金鯉のルイスが悠然と泳ぐ様子を、少し弱りが見え始めた蓮の葉たちがぼんやりとながめていました。

動と静、輝きと衰え、そして受け継いでいくものという姿をかすみ網越しに見つめながら、「今という瞬間」を生きていることの有難さを1枚の写真に納めてみました。

 

児童昇降口から、運動場に目をやりました。

中学校の先生に陸上競技を学ぶ学習を控え、6年生たちが運動場に真っ白なラインを引いたり、走路の草をとったりしていました。何もない土や砂のキャンバスに鮮やかな白い線が加わり、なんだか気合の入った、たましいが込められた運動場になったように感じました。子どもたちの思いもそこに記されているようでした。

 

「美里町のステキなところ」は、どこにでもあふれているようです。中央小にもたっくさんあるようです。

もしかすると、それを当たり前のように感じさせてしまうほどのあたたかさが、美里町のステキなところなのかもしれません。

 

これを「俳句」にするというのは...

  はぁ...ますます難しくなったなぁ。 幸せなことだけれど、困ったなぁ...

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2025.9.22 わくわくワンダーランド図書室

図書室の廊下にかわいいぶどうが吊り下げられていました。秋ですね。

中入ってみました。すると...

草むらに隠れた虫たちがいました。

へぇー、この声はこんな虫が出しているんだなあとわくわくする掲示があふれていました。

さらに、虫の音の効果音も流されていて、まるで外の草むら付近に寝そべっているかのような感覚になりました。ほっとする空間でした。

ほかにも、こんな掲示や電子黒板による案内がなされていました。

本校の学校司書の先生はすごいです!

アイデアマンで、子どもたちが本に親しむことができるような工夫をどんどんしてくれています。

本当にありがたいです。

「読書の秋」です。たくさんの本を読んで、すてきな言葉たちに出会いたいものですね。

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2025.9.19 曼殊沙華

赤いてのひらを大きくひろげ そのうでを静かに 空へ空へと伸ばしています

 つかみ取りたいのは とんぼでしょうか 雲でしょうか

  それとも 夢でしょうか

 

正門の横で、赤くて小さいけれど、すてきな幸せを見つけました。

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2025.9.19 朝の全校おにごっこ

「今日は全校おにごっこをします。運動場に集まってください!」

8時少し前に運動場をうろうろしていると、体育委員会の子の声がスピーカーから流れてきました。

すぐに、黄色い帽子をかぶった1年生が飛び出してきました。そして続々と集まってきました。

「今日は『こおりおに』をします。おには4年生です。」

さっそく逃げ始めます。

「終了でーす!」とハンドマイクの声。

子どもたちはおにごっこをやめて、元のように学年ごとに整列しました。

その後、体育委員さんの指示のもと、学年ごとに教室へ帰っていきました。

 

これは当たり前のことのように見えるかもしれませんが、子どもたちだけで状況を把握しながらONとOFFを切り替え、ちゃんと行動できる姿に感心しました。

これまでの積み重ねがあるのかもしれませんが、おうちの方や地域の方の子どもたちへの関わりや、日ごろ背中で見せていただいている姿が子どもたちの判断や行動に反映しているのだろうなと、大変ありがたく感じながら見つめていたところでした。本当にありがとうございます。

 

その後どうするのかも見ていました。

子どもたちの姿を遠巻きに見つめていた、体育担当で6年担任の朝倉先生がそっと代表の子たちに近づき、今日の運営等について話を聞いたり、助言をしたりしていました。

「まずは自分たちでやらせてみて、達成感や困り感に寄り添いながらともに歩む」という先生の姿を見ることができました。

「自主性」を高めるためには、させられるのではなく、自分で考え、責任をもって実行し、その結果をもとに振り返り、次の改善策をとらえてまた実行する といったことのスパイラルが必要なのだと改めて感じました。

 

子どもたちは、成長を続けています。しっかり見守り、成長の芽を支えていきたいと思います。

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2025.9.18 自然と友と自分に出会う旅に(5年生集団宿泊教室)

北にある夏の空気と南にある秋の空気が押しくらまんじゅうをしています。

なかなか勝負がつかないまま、その境目がちょうど美里町周辺にあるようです。

そこに雨雲が発生するため、雨がたくさん降っています。

それも、5年生の集団宿泊教室に合わせてとは...

 

出発式は音楽室で行いました。

 

私からは、次の3つのことに出会う2日間にしてください という話をしました。

  「自然」と「友」とそして「自分」

しっかり見つめ、その豊かさや大切さ、さらにその先に向けての希望など、たくさんの出会いと経験の中で学び、一歩成長して帰ってきてほしいと願っています。

5年生の真剣に聞く態度や反応など、4月からの成長ぶりに驚かされました。

こんな素敵な5年生だからこそ、素晴らしい出会いが待っていることだと思います。

雨で予定していたプログラムが少し変更になるかもしれませんが、楽しんできてくれることでしょう。

  Bon Voyage !

 

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2025.9.17 こころもち涼しい…かな

校舎と町のグラウンドの間の落ち葉をかき集めていただいたのでしょう。

熊手のかき後が秋の訪れを伝えてくれているようです。

熱中症アラートが毎日のように発令されていたのが若干やわらぎ、少しは昼休みに外で遊べるようになりました。

一雨すぎると、もっとたくさんの子どもたちの歓声が広がる、昼休みの運動場になるでしょうね。

楽しみです。

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2025.9.16 3連休明けの朝

遠くに望む、ベルのような形の甲佐岳の奥から陽光が差し込み、3連休明けの朝が始まりました。

運動場の隅の草むらは夜露がキラキラと輝き、秋がまた少し歩み寄ってきたのを感じました。

 ゴォーッという音がしたので、空を見上げてみると、青いジェット機がぐんぐん上昇しながら学校の上を旋回していました。知りたがりで調べたがりの私は、すぐに航空航路を携帯で調べてみました。

どうやら、大阪伊丹空港行きのANA便のようでした。

 

当たり前のように続いている日々の中にもふと気づかされ、笑顔になったり、発見の驚きがあるものです。

子どもたちの明るくてさわやかな「おはようございます!」という声と姿にうれしくなりながら、わくわくした気持ちで迎えた朝の空は、ことのほか青く透き通っていました。 

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2025.9.11 久しぶりのクラブ活動

久しぶりのクラブ活動でした。

異学年集団による同じ活動をすることは、「小さな社会」づくりであり、将来にわたって必ず必要になることを体験的に学ぶ絶好の機会です。

そういうわけで、どんなことをしているのか、ちょっと見に行ってみました。

 

◎手作りクラブ

 スライムづくりをしているようですね。

 PVA(合成のり)とほう砂と水を混ぜると気持ちの良いかたまりができて、とっても楽しいですね。

 水の代わりに、「塩水」を入れるとどうなると思いますか?

 見たことがある、遊んだことがある、あるものが出来上がるんです。

 答えは、ないしょです。自分で作って確かめてみてください。びっくりしますよ!

 

◎イラストクラブ

 「チョークアート」でしょうか。

 タブレット画面をみながら、ミニ黒板へチョークで上手に絵をかいていますね。

 

◎頭脳クラブ

 「オセロ」のトーナメント大会のようですね。これは頭を使います。

 

◎サイエンスクラブ

 段ボールをいっぱい持って行ったと思ったら、「空気砲」を作っていたんですね。

 

◎スポーツクラブ

 体育館で「バドミントン」のラリー中でした。

 

◎ダンスクラブ

 柴田先生のご指導のもと、「フラダンス」に挑戦していました。動きがしなやかでいいですね。

このように、本校ではいろんな学習活動をとおして「自分の可能性に挑戦する子ども」を育成しています。

 

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2025.9.11 自然の中のヘリコプター

Q これは何でしょうか?

これは、「いろはもみじ」の種です。一枚の羽がついたような不思議な形をしています。

 

正門の横にいろはもみじの木があります。そこに、秋の入り口を迎えて、種が付き始めているのです。

 

この種を上から落とすと、何と、丸くてかたい部分を中心にくるくると羽が回転して、まるでヘリコプターのようにゆっくり落ちていくのです。

休み時間などにぜひおためしあれ!

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2025.9.11 師弟同行

昨日は朝から昼過ぎまで激しい雷雨が続きました。

保護者の皆様の登校サポートもあり、幸いにも子どもたちは通常通りの学校生活を行うことができました。

ありがとうございました。

 

今日は運動場も乾き始め、少し秋めいた風が吹き抜けていました。

運営委員会の児童が「今朝は運動場の草取りをします。集まってください」と放送していました。

先生方も運動場に出て、みんなで草取りをしました。

その姿を見つめながら、「師弟同行」という四字熟語が頭に浮かびました。

教師が子どもの傍らに寄り添い、一緒に活動することで信頼関係を築くとともに、子どもから学ぶ姿勢ももちながら共に成長することを表したことばだと理解しています。

良いと思うことや誰かの役に立つことを自分から進んで行うという心構えは、こういった行動の積み重ねからしか生まれないのかもしれません。年齢や経験を超え、後ろ姿で育ち合おうとする姿がとても心に残りました。

 

中央小学校のすごさを今日も見ることができて、幸せな一日の始まりになりました。

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2025.9.9 9月の読み聞かせ

中央小学校学校運営協議会では、読み聞かせボランティアをさらに募集しようと、以下のようなチラシを広い校区内の全家庭に回覧板でお知らせをしておりました。

そうしたところ、子どもたちのためにと、地域の2名の方が手を挙げてくださいました。

本当にありがとうございました。

今日はその2名の方も来校いただき、読み聞かせの様子を一緒に見学しました。

6名の先生方の本の世界への誘いに子どもたちも楽しんでいたようでした。

ありがとうございました!

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2025.9.9 重陽の節句・救急の日に

9月9日は「重陽の節句」ですね。菊を飾るのが習わしのようですが、残念ながら、本校には菊が存在しないようです。探してみたのですが、発見できませんでした...

 

代わりに、「白菊」の花ことばを紹介したいと思います。

 「真実」「あなたを慕う」「誠実な心」

その白菊のような姿を朝から見かけました。

児童玄関で運営委員会の子ども4名が「あいさつ運動」をしていました。

大きく宣伝をするわけでもなく、毎日、学校の良い雰囲気づくりのために続けています。

まさに「誠実な姿」です。中央小には本当にすばらしい子どもたちがいるなぁと、なんだか誇らしい気持ちにもなりました。

 

また、9月9日は「救急の日」でもあります。

保健室の前には、上記のようなポスターが貼ってあります。

緊急の救命措置が必要ないことが一番ですが、危険はそっと忍び寄ってくるものでもあります。

前もって知識と技能を身に付け、いつでも対応できる心構えを持つことは大事だと思います。

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2025.9.8 正門前掲示板がリニューアル! 「本で感じる〇〇の秋」

9月の掲示板は、情報委員会の担当です。

委員会活動の時間に、「本で感じる〇〇の秋」というタイトルで、掲示物を作成し、さっそく貼ってくれたようです。それぞれのテーマに応じた本が図書室にあるようですから、ぜひ借りて読んでみてほしいものです。

 

読者の皆さんは「〇〇の秋」の〇〇にはどんな言葉を入れますか?

私は「はっとする秋」でしょうか。

運動場にある相撲場のあたりを散策していますと、シュッとした形の鳥がすっかり葉っぱが落ちてしまった木の上の方の枝にとまっていました。

(何の鳥だろうねぇ?)と思いながら、木の写真を撮りました。

その時、目のはしに鮮やかだけれども小さくて赤いものが映りました。

あらためてその木の根の付近に目を凝らすと...

赤いおしろいばなが一輪。

 

枯れ枝を大きく広げる木のそばで、そっと一輪だけ咲く花に感動してしまいました。

めぐる「いのち」とそのささやかながらも力強い姿に心惹かれたのです。

 

これから、どんな秋がやってくるのでしょうか。

私たちは、どんな秋を見つけるのでしょうか。

心躍らせる秋が、少しずつ近づいてきています。

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2025.9.5 午後から学校訪問

午後から、美里町教育長様をはじめ、町教育委員会の皆様、教育委員の皆様、町内の小中学校の校長先生の皆様に中央小学校を訪問していただきました。

 

まずは学校概要説明。

そして、授業参観。

【たんぽぽ1組】さいころトークによる、楽しいことばの学びの時間でした。

【1年生】生活科であさがおの種の活用について考えました。

【3年生】算数で、割り切れない割り算の仕方について考え合いました。

【2年生】図工で、紙袋の口をぎゅっとしぼって面白いものを作りました。

【たんぽぽ2組】国語で県名や有名なもののことばについて調べました。

【5年生】国語で、4年生までに習った漢字を使って学習をしました。

【6年生】道徳「ぼくだって」で、広い心で相手を理解することの大切さを学びました。

 

【4年生】主語に応じて変わる述語の形について考えを出し合いました。

【3年理科】学習カレンダーと重ねながら、音に関する実験の手順を確認しました。

子どもたちが落ち着いて学習に取り組んでいることが印象的だったそうです。

 

その後の全体会では、訪問された方々とすべての先生方が集まって協議を行いました。

いただいたアイデアなどをこれからの様々な場面に反映していきたいと思います。 

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2025.9.5 Over the Rainbow ♪

Somewhere  over the rainbow, way up high

  どこか、虹の向こうの空高くに

There's a land that I heard of once in a lullaby

  かつて子守唄で聞いた国があるはず

Somewhere over the rainbow, skies are blue

  どこか、虹の向こうに空が青く

And the dreams that you dare to dream really do come true

  信じていた夢がすべて叶う場所がある

 

ミュージカル「オズの魔法使い」の中で主人公ドロシーが歌う有名な歌が浮かんできました。

歌詞にある「虹の向こう」=「中央小学校」だと言えるようにしたいと願いながら。

 

昨日の帰りがけ、吉良先生が「すごい虹が出ていますよ!」と職員室に駆け込んでこられました。

残っていた先生方と運動場に飛び出し、みんなで空を見上げると、なんとまあ、これまでに見たこともない虹が目に飛び込んできました。

2重になったうえに、内側にも3重4重に虹が波紋のように広がっているのです!

何かいいことがあるかもしれないなと思って、わくわくして今日を迎えた次第です。

 

ちなみに今日は、美里町教育委員会、教育委員、町内の校長先生方による学校訪問です。

すてきな思いや人、新たな考えに出会えそうな気がして、わくわくしています!

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2025.9.4 台風の影響は...

台風15号(ペイパー)が北上してきていますね。雨の一日になりそうです。

進路はずいぶん東(右側)にずれてきて、風はそこまで強くならないようでほっとしています。

東からの風が九州山地に当たり、「フェーン現象」が発生すると気温が高まるのが心配です。

 

「フェーン現象」というのは、理科で学習したと思います。中学校だったでしょうか。

湿った空気は、100m上昇するごとに0.6℃ずつ気温が下がります。

山を湿った空気が駆け上がると雲が発生し、雨として地上に水分が降り注ぎます。

それにより、乾いた空気になって、今度は山を駆け下ります。

乾いた空気は、100m下降するごとに1.0℃ずつ気温が上がります。

つまり、山が高ければ高いほど暑い空気となって山を駆け下りてくるため、山のふもとの気温は異常に高くなるという現象です。

 

今後、時折雨が強くなったりもするようです。

先日の雨により、地盤が緩んでいるところもあると思いますので、少しの雨でも災害が発生しないか心配しているところです。どうか、安全に気を付けてお過ごしください。

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2025.9.3 身体測定と保健指導(睡眠について)

月曜日から身体測定と養護教諭による睡眠についての保健指導を行っています。

今日は高学年。多目的ルームから声が聞こえたので、ちょっと見学に行ってみました。

睡眠についての映像を見たあと、自分の夏休みの生活を振り返っていました。

小学生に必要な睡眠時間は「10~12時間」だそうです。

眠っている間に短期記憶が整理され、長期記憶エリアに送られるので、学力向上したい人はしっかり寝たほうがいいですね。

また、成長ホルモンや体の調子を整えるホルモンも寝て、脱力している間に出ますので、未来を生き抜く健康な体を作りたい人もしっかり寝たほうがいいですね。

 

知識・技能や心は何歳になっても成長できますが、体の成長には「期限」があります。

良い睡眠をしっかりとって、自分の未来を豊かにする体づくりをしていきたいものです。

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2025.9.3 朝のそうじ

毎週水曜日は、そうじと業間活動がない5時間授業の日です。

運営委員会のメンバーが8時前に職員室を訪れ、先生方に放送の許可をもらっていました。

「今日の朝は、校内そうじを行います!」

 

様子を見に、校舎内を歩いてみました。

ろうかを雑巾リレーしている子、階段を丁寧に掃いている子、黒板の下や机の間などを膝をついて雑巾できれいにふいている子、特別教室の床を一心不乱にふきあげている子...どの子もそれぞれの役割をしっかり果たして頑張っていました。

なんて素敵な中央小の子どもたちなのでしょう! とても感激しました!!

 

校長室にも2名の6年生の男女が掃除をしにきてくれました。1時間目が始まるまでのわずかな時間なので、ソファーの水拭きと棚の上の掃きそうじをしてくれました。黙々と頑張ってくれました。

 

9月の生活目標は、「無言そうじをしよう」です。

必要な会話はもちろんするけれども、それ以外の時間は目的とやりがいをしっかり持って、黙々と短時間で効果的にそうじをすることに取り組んでいます。

「そうじは自分の心そうじ」でもあるかと思います。ひとつひとつを大事にしていきたいと思います。

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2025.9.2 くまもと 早ね・早おき いきいきウィーク

 熊本県では、8月25日~9月15日の期間を「くまもと 早ね・早おき いきいきウィーク」として、子どもの心とからだの健康づくりについて考え、たくましく心豊かな熊本の子どもを育むため、家庭、県内の認定こども園、幼稚園、保育所等、小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校が連携して、基本的な生活習慣を育成するための取組を一斉に実施しています。

 

夏休みも終わり、2学期が始まっています。

生活リズムを安定させることは、心身の健やかな成長や学力向上にも大きな効果があると思います。

睡眠やメディアコントロールについて改めてご家庭で語り合っていただき、自律した行動づくりを進めていただけたらと思います。

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2025.9.2 秋来ぬと...

 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども

     風の音にぞ おどろかれぬる

          藤原 敏幸 (古今和歌集)

 

朝、校地内をめぐっていると、吹き抜ける風のさわやかさに秋の訪れを感じました。

日中はまだまだ熱中症アラームが発令されるほどの気温ですが、ほんの少し季節が変わり始めたようですね。

今日も子どもたちの元気なあいさつが青空に響いています。

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2025.8.29 始業式(2学期のめあて)

静かに入場し、静かに待つ子どもたち。

夏休み明けの初日であるため、どうかなと考えていましたが、そんなことを考えた私が失礼者でした。

子どもたちは夏休みをつうじて、心身ともに少し成長した姿で帰ってきました。おうちの方や地域の方の温かくもきめ細かいかかわりのおかげでだと感じました。ありがとうございました。

 

始業式では、こんな話とめあてを伝えました。

2学期は、「学ぶこと」や「挨拶すること」の意味をとらえながら、自分から進んで誰かの役に立つ人になっていきましょう。

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2025.8.29 2学期スタートの朝

学校には子どもたちの笑顔と笑い声がよく似合います。

元気な「おはようございます!」という声が響く朝が41日ぶりに戻ってきました。

今日から2学期の始まりです。

スクールバスも、豪雨災害により少し遠回りのコースとなり、中学校も経由することになりましたが、7時50分には到着しました。

今日から始まる1日1日を大事にしていきたいと思います。

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2025.8.28 さるすべり

出勤して車を降りたとき、鮮やかなピンク色のかけらが一面にまかれていることに気が付きました。

ん? 顔をあげてみると…

さるすべりの赤い花が朝日に照らされて輝いていました。その横には…

白い花のさるすべり。「百日紅」と漢字では表記するのに、白もあるようです。

「さて、校内には何本のさるすべりの木が植えられているでしょうか?」

と自分に問いかけながら、わくわくして校地探検を始めました。

おおっ、中庭でピンク色の花のさるすべりを発見!

さらにその奥に濃いピンク色の花のさるすべり。地面に散り広がる花びらもまた風流でした。

 

普段見ている景色も、問いをもってあらためて見て回ると思いがけない発見と感動があるものですね。

明日から2学期。発見と感動があふれた毎日になりますように。

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