校長のつぶやき
2026.6.12 大局から一隅へ
梅雨の中休みとはいえ、爽やかな青空とそよ風が心地よいですね。
ちょっと目線を左へ。
「尊厳と孤独」
そんなタイトルをつけたくなるような指令台の存在感です。ちょっとした視点や構図の変化で伝わるものや価値観が変わるものですね。
2階から中庭の池に目を向けてみました。金鯉のルイスは今日も元気です。たんぽぽ教室で長く飼っていた金魚たちも最近なかま入りし、さらに楽しげです。
左側の緑色の集団の中に何かちらっと見えました。寄ってみましょう。
緑色の葉っぱの中に何か違う色が見えます。さらに寄ってみましょう。
高貴なピンク色の蓮のつぼみが顔をのぞかせていました。
幸せな気分です。
大局を見るのも大事ですが、一隅にも目を向けることも大事ですね。
価値のあるものは見に行かなければ見ることができない。そんなことを改めて感じさせるひと時でした。
2026.6.11 6年租税教室
今日の6年生は多様な学びの一日。5校時は「租税教室」です。
税理士の田﨑さんに来校していただき、税と私たちの暮らしについて学ぶ機会をいただきました。
一言で「税」と言っても、実は50種類あるそうです。
税の紹介と実際に払ったお金とそこに含まれた税金を出していくと、結構払っていることに気づきました。
「では、税金が高い! いらない!という人は手を挙げて!」
ほとんどの子が手を挙げました。
そこで、もし税金が0だった場合の暮らしについて、DVDを視聴しました。
どうやら、大変困ったことになりそうです。税金がないと、小学生は、学費だけで年間97万円、毎月7万5千円払わなければならないようです...
100万円で厚さは1cm。歌手の浜崎あゆみさんは4億円の所得税を払ったそうですから、積み上げると4m。天井を軽く超える金額を払っている場合もあると、具体的な話を交えながら楽しく授業が進みました。
最後には「1億円(レプリカ)」を一人ひとり持ってみました。重さは約10kgもあります。
いつかそんな Big Money を手にしたいものです。
田﨑さんが「最後にきくけど、税金が高い!いらない!と思う人は手を挙げて!」と問われると、シーン。
誰も手を挙げません。税はお互いの生活を支え合う、大切な仕組みのひとつであることが伝わったようです。
「でも、正直高いよね(笑)。これから大きくなって、支えられる人から支える人になり、どれくらいの税がいいのか、考えていってください」とまとめられました。
深い学びのある時間となりました。
税理士の田﨑さん、ご指導ありがとうございました。
2026.6.11 いのちの音
動物愛護センターの皆様にご来校いただき、1~3年生は体育館で、6年生は音楽室で「いのちの授業」を行いました。
「『生きている』ってどういうことでしょうか?」と動物愛護センターの方が問いかけられました。
6年生からは哲学的な答えも見られました。さすがですね。
「心臓が動いている」
ということで、心臓の音を聞きました。
1~3年生は、代表児童の心臓の音をスピーカーで聞きました。
6年生は、全員が自分の心臓の音をスピーカーで聞きました。
自分の鼓動、そして友だちの鼓動を聞くことができました。自分が生きている実感はもちろんのこと、友だちもまた生きているということを実感できたことがとても価値のあることだったと感じました。
1~3年生は、犬の鼓動も聞きました。保護犬を連れてきてくださったのです。
子どもたちの感想は「速い!」でした。
犬も心臓をしっかり動かして生きているのです。
「ぞうさんの心臓はどれぐらいの大きさだと思う?」と問いかけられました。
なんと、40kgもあるそうです。でも、人間の半分ぐらいの速さの鼓動なのだそうです。
聴診器を使って、お互いに心臓の鼓動、いのちの音を聞き合ってみました。
あらゆる動物が、心臓を動かしていのちの音を発し、今を生きている。
自分も生きている。それと同じように、すべてのいのちあるものが共に生きている。
それを実感できるすてきな授業でした。
動物愛護センターの皆さん、ありがとうございました。
2026.6.11 朝の草花と子どもたち
朝から校舎の外回りを歩いていると、いろんな草花に出会います。
土俵の周りにはかわいらしいピンク色の花々が顔を寄せ合っておしゃべりしていました。
いつものGoogleレンズによると、「ユウゲショウ(夕化粧)」という北米南部から南米原産の多年草なのだそうです。明治時代に観賞用として日本にやってきましたが、現在はそれが野生化しているとのことです。
二宮尊徳像の足元をこの花たちがにぎやかにし始めていました。
Googleレンズによると、「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」だそうです。4枚の薄ピンク色の花びらと黄色い中心部のコントラストが美しく、なんだかホッとする景色をつくってくれています。
2年生の野菜の花壇もずいぶん元気になってきています。立派な茄子も見えていました。
顔を挙げると、向こうに黄色い帽子の1年生が植木鉢を眺めている様子が目に留まりました。
朝顔です。
「みて!〇〇ちゃんのあさがお、さいてるよ!」という声も響きます。
周りの子たちも「ほんとだ!いいなぁ!」と言いながら、水やりを頑張っていました。
「ねえねえ、校長先生ちょっときて」と私の手をにぎって引っ張っていくひとりの男の子。
「これ、もうすぐさくよね?」と小さなつぼみをいとおしそうになでなでしています。
「あ、ここにもあるよ」と嬉しそう。
「もうすぐさくんじゃないかな。たのしみだね!」
あさがおの成長に一喜一憂しながらも楽しみで仕方のない1年生たちの姿を見て、朝から幸せな気持ちになりました。
人間は、何かと誰かとつながってしか生きることのできない生き物だと思います。
こうやって草花と関わり、その変化を喜んだり楽しんだり、時には悲しんだりしながらつながっていくことを学び、人として成長していく。あらためてそのことを草花と子どもたちのかかわりの中に感じ、「あぁそうだよな」と深く感動したのです。
私も成長し続けたいものです。すてきな朝でした。
2026.6.10 学校歯科医による「歯の特別授業」(4年生)
夏を通り過ぎて秋になったのかと錯覚するぐらい、今朝は急に冷えました。
でも、昼には30℃近くになるとのことで、体調に気を付けたいものです。
さて、今月は「歯と口の健康月間」でもあります。9日(火)から順次、各学年で養護教諭による歯の授業が実施されています。
今日は、学校歯科医である渡辺先生に来校いただき、4年生の歯の特別授業をしていただきました。
特に印象に残ったのが、むし歯の主な原因菌である「ミュータンス菌」は普段寝ていて、甘いものを食べると20分間だけ起きて活動するということでした。
そこで、渡辺先生が、「3個のあめを一気に食べた子と、1時間おきに1個ずつ食べた子では、どちらがむし歯になりやすいでしょうか?」という問題を出題されました。
上記のお話をもとにすると、答えが出ますよね。
私も「なるほどだなぁ」と感慨深く感じました。ちょこちょこつまみ食いは良くなさそうです...
子どもたちはビンゴ形式で出される問題を楽しみながら学んでいました。
むし歯は風邪などの感染症と違って、一度なってしまえば治療をしない限り治りません。
そうならないためにも、日ごろからの予防が大事です。
将来、80歳までに使える歯を20本以上残すことを目標に、歯磨き習慣の定着のための声掛けもぜひ継続的にお願いします。
2026.6.9 聞き取りタイム スタート!
本年度も3つの「身に付けたい資質・能力」を子どもたちと教師が共創しています。
その中に『集中して聞く力』があります。
様々な情報を共感的、肯定的、自分ごととして受け止め、主旨を読み解く力をつけたいとの思いを受けて、今日から「聞き取りタイム」をスタートしました。
職員室から、教務主任の本田先生がおだやかな語り口で文章と問題を全校に放送されます。
今日は「ながれ星」という短いお話をもとに3問出題されました。
1~3年の子どもたちの様子も見に行ってみました。
みんな真剣に取り組んでいました。
相手の言葉を「きく」と一言で言っても、そこにはレベルがあります。
「聞く」→「聴く」→「訊く」
だんだん詳しく聞いたり、メモに整理して聞いたり、尋ね返して内容をよく理解しながら聞いたりと、技術的な向上が大事です。
将来生きて働く大事な力だと思いますので、継続して取り組んでいきます。
2026.6.8 廊下点描
5日ぶりのホームページ更新となりました。実は、4日(木)から昨日まで不在にしていたのです。
私のもう一つの顔は、ローイング競技の審判なのです。国内B級審判と国際審判の資格を持っているので、全日本級の大会で審判をすることが多いのです。昨日はNHKEテレで1時間半ほどこの大会の放送があっていました。
私も後ろ姿ですが、主審をしている姿が映っていました。大変迫力のあるレースが多い大会でした。
さて、今日から業務開始です。校内を歩いていると、図書室前で何やら「足形」を発見。近づいてみると、
指示されたようにしてみると、なんと!
とってもおもしろいアイデアですね。
その横にもう一つ指示があったので、それに従ってみました。
ドアを開けると手と手が重なってハートマークをつくる仕掛けがありました。
図書室の中にも…「しゃがんでみてね」
本当はこうなっていて、しゃがんで正面からみた時だけ絵本の表紙の絵になるみたいです。
他にもないか、もう少し校内を回ってみました。
雨の湿気ではがれかけている部分もありますが、何か芸術的なにおいがします。
階段を上がると、消火栓から微笑みかけられました。ステキな一日になりそうです。
場所や景色に合った紙細工が窓ガラスに貼ってあります。景色と重ねると楽しいですね。
ピンクのテープは額縁でしょうか。シンプルですが、それもよいアイデアですね。
これらは6年生の図工の作品らしいです。こういった発想を生かした学びって楽しいですよね。
見ている人を笑顔にしたり、ホッとさせてくれたりする作品を「芸術」と呼ぶのかもしれません。
6年生の皆さん、ありがとうございます!
2026.6.3 学級めぐり
今日3日(水)朝から、宇城教育事務所の所長、管理主事、指導課長の3名の先生方が本校を訪問してくださいました。
一緒に1時間目の学習の様子を参観して回りました。
所長から「どの学級も、担任の先生との良い関係の中で落ち着いた学習が進められていますね」という感想をいただきました。良い学びをしっかり積み重ね、それを実際の場や他の学習で生かしながら、本物の力にしていきたいものですね。
2026.6.2 すごい!22分で完了(引き渡し訓練)
南の空はそれほど雲は厚くないもののしとしとと雨が降る中、台風6号の影響からか、少しずつ風が吹き始めました。
今日はちょうど「引き渡し訓練」が予定されており、本気モードで取り組むことができそうです。
14:00に引き渡しの実行メールを発出し、引き渡し訓練のスタートです。
帰りの会終了後、混雑を避けるために、放送で学年順に体育館へ移動。地区長を中心に並び替えを始めました。
本校は「ドライブスルー型」の引き渡し方法を採用しております。
車の侵入経路と受け渡しピットにはコーン等を設置し、安全でスムーズな受け渡しを目指します。先生方もコーンの色に合わせたビブスを着用して待機しています。
15:00となり、いよいよ引き渡し作業のスタートです。
プール横で整列してもらい、まず誰を迎えに来られたのか伺います。
そして、その学年と名前を無線で体育館に飛ばし、放送に載せます。
放送された学年と名前を聞いた子が立ち上がり、体育館正面に向かいます。
その間に迎えの車は体育館の横を通り、正面に向かいます。
そこで再度、お迎えの子の学年と名前を確認し、駐車ピットの先生に伝えます。
2度も迎えに来た子の名前を尋ねられて面倒だと感じられたかもしれませんが、それぞれの名前確認には別の目的がありますので、安全で正確な引き渡しのためにご理解とご協力をお願いしているところです。
そうして、3か所のピットに駐車してもらい、間違えなく子どもを車に乗せるのです。
例年、渋滞が発生していたので、今年度はその反省をもとに、2地区に分け、来校時間をずらしました。
その効果もあり、長い渋滞は避けられたようです。
保護者の皆さんのご理解とマナーにより、何と「22分間」で引き渡しを完了することができました。
ご協力、ありがとうございました!!
「災害はわすれたころにやってくる」
と言います。今日も台風6号の影響がありました。それほど大きな被害はないようで安心しているところです。
ただ、この台風が梅雨前線を刺激し、今後災害を引き起こすような雨をもたらす可能性もあります。
日ごろより「もしも」に備えておくことは大事ですね。
本校職員も、この引き渡し訓練終了後に振り返りを行い、今後のより良い方法について協議をしたところです。
本日はご協力いただき、ありがとうございました。
2026.6.2 5年道徳「自由とは」
今日は5年生の道徳の授業を参観させていただきました。
「自由とは何か」を考える授業でした。
「『自由にしていいよ』といったらどうする?」という先生の問いに、多くの子どもが積極的に挙手をして答えていました。この積極性が5年生の宝のひとつですね。すばらしい!
総じて言えば「好き勝手にやる」ということでした。事前アンケートの結果にもそれが現れていました。
教科書の「うばわれた自由」というお話をアニメ動画で視聴した後、登場人物のふたりになって役割演技を行いました。これまた積極的。劇とかやったらとても上手なのではないでしょうか。盛り上がりました。
囚われの身になったジェラール王の涙の訳をノートにまとめ、早くできた人は挙手します。先生のチェックを受けて、黒板に書く。個の学習スピードを大事にした進め方が子どもたちも慣れているようですばらしい!
学ぶ内容に毎日同じものはないけれど、学び方は毎日の授業や家庭学習でも生かすことができます。大きな学びを5年生は手に入れているんだなと感じました。
自由には責任が伴うことを担任の先生が確認をされ、自分の行動を振り返ることができました。
これからの5年生の行動がさらに向上することが予感される授業でした。子どもたちは成長しています!
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