校長のつぶやき
2025.1212 おだやかな日
1・2・1・2
日付だけ見ると、昨日に続いて今日も走らねばならないなと、心をせかされるような感じがしますが、持久走大会も無事に終了し(4年生は18日実施ですが)、今日はおだやかな時間が流れています。
窓から差し込む暖かな陽光を受けながら、校内を歩きました。
中庭にひときわ目を引くエリアが登場していました。用務の吉田先生が心を込めて植栽してくださったようです。花の力ってすごいですね。見ただけで幸せを感じます。ありがたいことです。
図書室の方へ足をのばしてみました。もうクリスマスの様相になっています。司書の針馬先生の工夫が至る所に張り巡らされています。見ているだけでわくわくしてきました。ありがたいことです。
見えにくいかもしれませんが、給食調理員の先生方が陽光を感じながら、おいしい給食を準備しておられました。ちなみに今日は「1年生のリクエストメニュー」ということで、まるでお子様ランチのようなとても豪華な給食をいただきました。ありがたいことです。
学校は、関わってくださるたくさんの方々の集合体です。
皆さんのおかげで、おだやかな日々が流れています。本当にありがとうございます。
2025.12.11 5年もち米販売
盛り上がった校内持久走大会の熱も冷めやらぬうちに、今度は5年生のもち米販売が始まりました。
田植えから始まり、稲刈り、掛け干し、脱穀と5年生と、地域の指導者の方との二人三脚で、心を込めてつくったもち米を応援に来られた方々に販売をしました。
5年生がくふうしてつくった看板とリアルなコマーシャルが功を奏したのか、たくさんの方が行列を作り、販売開始を今か今かとお待ちになっていました。
1kg 500円と、大変お求めやすい価格でしたので、あっという間に完売。
子どもたちにとっても、自分たちが工夫したり苦労したりした結果が目に見える形で実感できたことは、今後の職業観の形成に大いに役立ったと思います。
ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。収益は、有効に活用させていただきます。
2025.12.11 校内持久走大会
持久走大会日和の朝を迎えました。準備も万端です。
インフルエンザ等の感染拡大防止のため、密にならないような運営方法で持久走大会を実施することになりました。また、4年生は直前まで学年閉鎖をしていた関係で、4年生だけは翌週の18日(木)に別途実施するという形で、本年度の持久走大会を開催しました。
開会式はオンラインで実施しました。自分なりの目標を達成できる持久走大会にしましょうと話しました。
まずは1・2年生の登場です。男女一斉スタートです。2年生のリーダーが声をかけて、「おーっ!」とみんなで腕を突き上げてからのスタートとなりました。
たくさんの応援の中、1.0kmを全力で駆け抜けました。その一生懸命さがとてもすてきでした。
次に3年生男女です。グラウンド中央で円陣を組み、声出ししてからのスタートでした。
1.6kmを走り抜いてゴールしたあと、着順票を握りしめたまま、少し遅れながらもゴールに向かってがんばって走っている友だちと伴走しながら勇気づける3年生の姿に感動しました。
続いて、5・6年男子です。体も大きくなっているせいでしょうか、迫力のあるスタートでした。
2.2kmを全力で駆け抜ける姿が印象的であり、とてもかっこよかったです。6年生にとっては最後の持久走大会でもあり、なおさら力が入っているような気がしました。
最後に、5・6年生女子です。最終種目でもあり、応援の声が一段と高まる中でのスタートでした。
しっかり前を向き、目標をもって走る姿に、さすが高学年だなという実感をもちました。
今回は、たくさんの保護者の方々や地域の方々に応援に駆けつけていただき、熱い声援をかけていただきました。また、中央青葉保育園さんや堅志田保育園さんも応援の旗を作って応援をしてくれました。
子どもたちにとって、大きな後押しになったことだと思います。本当にありがとうございました。
なお、今回は延期した4年生の持久走大会が18日(木)にあります。
スタート時刻は「午前11時25分ごろ」を予定しております。ご都合の付かれる方は、ぜひ応援をお願いします。
2025.12.10 おいしそうなにおいに誘われて
校長室の廊下側のドアは、換気も兼ねていつも少し開けています。
そのドアの方から、何やらおいしそうなにおいのする風が入ってきたのです。
そこで、そのにおいをたどって、家庭科室の方へ歩みを進めてみました。
5年生が調理実習をしていました。
廊下から口パクで「ご飯を炊いてるの?」と尋ねたら、「そ・う・で・す」と答えてくれました。
みそ汁も併せて作っていたようで、そのにおいでした。
どの班も同じ姿勢で、ガラス鍋を凝視し、中の沸騰の様子をじーっと見つめていました。
そのせいでしょうか、「ご飯が非常においしく炊けたんですよ!」と担任の谷口先生が喜んでおられました。
ご飯炊きとみそ汁作りの技を身に付けたスーパー5年生が、きっと家でもその技を披露してくれるのではないかと思います。ご期待ください!
2025.12.9 【重要】持久走大会の運営方法とスタート時刻の変更について
11日(木)は、学校及び町営野球場の周回コースで校内持久走大会を実施します。
インフルエンザ等の感染症の流行のため、運営方法とスタート時刻を変更することにしました。
<運営方法の変更>
①開会式は「オンライン」とし、各学級で行う。
②競技をしていない時間は、準備・着替え・振り返り・授業等を行い、密にならないよう配慮する。
③閉会式は実施しない。上位入賞者等は校内放送で紹介する。
<スタート時刻等の変更>
①1・2年生男女 9:45スタート
②3年生男女 10:00スタート
③5・6年男子 10:20スタート
④5・6年女子 10:40スタート
※4年生は、学級閉鎖の影響のため、12月18日(木)11:15スタートに延期します。
なお、中止とした授業参観(性教育)も同日の10:20より実施する予定です。
急な変更となりますが、どうぞご理解のうえご協力いただきますようお願いします。
2025.12.9 Health Promotion
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木
(権中納言定頼)<小倉百人一首より>
通勤途中、白川や緑川その他の小さな川や水路を越えてくるのですが、その水辺には幻想的な川霧が立ち込めていました。車外温度計は3~4℃を指していました。
小学生のころから祖母とこの時期になると、こたつの天板をひっくり返し、緑色のフエルト状になった台の上で小倉百人一首を楽しんでいました。そのせいでしょうか、この景色が私の頭の中に冒頭の句を浮かび上げてきました。
記憶というものは、たくさんの景色や声、表情とともにつながって残っていくものなのでしょうね。
運動場では、体育倉庫と農具倉庫の間にあるいろはもみじが、真っ赤な手をいっぱいに広げて、子どもたちの弾む息を受け止めようとしています。
校内持久走大会を明後日11日(木)に控え、子どもたちは朝から運動場を走っています。自己の健康を守り、さらに高めようとする姿は素晴らしいと思います。
自分に挑戦し続ける子どもたちへ、保護者や地域の皆様の熱い声援をどうぞよろしくお願いします!
2025.12.5 第4回学校運営協議会
授業参観と並行して、学校運営協議会を開催しました。
今回は、授業参観をとおして子どもたちの成長の様子を見ていただくとともに、これまで第2・3回と校内で行ってきた学校運営協議会で出されたアイデアの進捗状況の確認と今後の方向性について話し合いました。
まず、プロジェクターで過去2回の板書を提示し、これまでの話し合いの内容を振り返りました。
それをもとに、「KPT法」というフレームワークを使って分析を進めました。K(keep):今後も続けた方がよい取組、P(problem):課題が見られるので、やめるか内容を変えるべき取組、T(try):今後やってみたい取組 に分類・整理していきました。
分析・整理されたアイデアを、学校運営協議会が中心となって、地域学校協働本部やPTA等と協力しながら実現していきたいと思います。
参加いただき、熟議いただいた学校運営協議会委員(CS委員)の皆様、美里町社会教育課の皆様、ありがとうございました。
2025.12.5 授業参観(性に関する指導)と学級懇談会
今回の授業参観は「性に関する指導」、いわゆる性教育を中心とした授業を見ていただきました。
2年生は、3学期に生活科の単元で性や命についての学習するので、今回は学習発表を中心としました。
また、4年生はインフルエンザ罹患者の急増により、給食後から8日(月)までの学年閉鎖となりましたので、残念ながら授業参観と学級懇談は中止となりました。
それでは、写真を中心に授業の様子をご紹介します。
<1年生>「たいせつなからだ(学活)」
<2年生>「げきの発表」
<3年生>「こんな時どうする(学活)」
<4年生>「育ちゆくからだとわたし(保健)」の予定でしたが、学年閉鎖のため、中止(延期)。
<5年生>「生命誕生のふしぎ(学活)」
<6年生>「尊い命(学活)」
子どもたちの様子はいかがだったでしょうか。また、家庭で「性」や「命」について対話をすることができたでしょうか。
子どもたちは何千、何万、何億という命のバトンをリレーし、今を全力で駆けています。今の自分の命の意味やこれからどうやってバトンを渡していけばよいのかを、家庭や地域での対話の中で正しく伝えていってほしいと心から願っています。
2025.12.4 ぶるっ!
体に力が入る朝ですね。その分体脂肪が燃焼してくれたらいいのですが...それにしても寒いです。
学校では、12月2日(火)~3日(水)まで、熊本県学力・学習状況調査ということで、1年生から6年生までのすべての学年で国語と算数のテストを行いました。また、3年生から6年生は美里町学力・学習状況調査として、理科と社会のテストも併せて行いました。
家に帰っての反応はいかがだったでしょうか?
今日4日(木)は「i-check」という、質問紙による意識調査を行っています。
すべての結果が出るのは年が明けてからということになりますので、しばらくお待ちください。
さて、寒いこともあり、自家発電をしようと校内を歩き回ってみました。
保健室横の掲示板にはポスターのようなものが掲示されていました。健康委員会のメンバーによるものでしょうか。インフルエンザが流行の兆しを見せ始めていますので、うがいと手洗いを励行して、予防に努めたいですね。
多目的室の方に進んでみました。壁が何やら鮮やかになっています。
美里町文化祭に出品したものが返ってきているんですね。一人ひとりの児童の個性あふれた頑張りが壁を彩っていました。
2階に上がってみました。中庭の木々が目に入ってきました。
「もう冬なんだよ!」と語りかけてくれたように感じました。
明日5日(金)午後は、授業参観と学級懇談が予定されています。
お子様や学級の様子や雰囲気はもちろんのこと、校舎内外の掲示物などにも子どもたちの思いや頑張りが現れていますので、そちらもこの機会にぜひご覧ください。お待ちしています。
2025.12.1 3年生理科「電気の通り道」の授業
授業時間の終わりの方からなのですが、3年生の理科の授業を見学させていただきました。
キャンプに行って、電気がつかなくなった本田先生に教えてあげようと、回路に何をつないだらまた豆電球が点くのか確かめ、いろいろ発見したことをまとめているところでした。
しっとりと落ち着いた学びの場がそこにはありました。
3年生の一生懸命学ぶ姿がとても素晴らしくて、見ている私がとてもうれしくなりました。
授業を通じてわかったことやこれからさらに学びたいことなども進んで発表する3年生、すごいです!
12月5日(金)は授業参観です。それぞれの学級で、キラリと輝くお子様の姿をじかに見ることができます。。子どもたちの成長とがんばりを見に、ぜひおいでください。
2025.12.1 うがい用のお茶をいただきました!
12月に入りました。
あっという間に、残すところあと1か月です。12月24日(水)が2学期終業式ですから、あと3週間ちょっとで子どもたちは「冬休み」と言ったところです。
今朝は、JA熊本宇城お茶部会のみなさまが中央小学校に来校されました。
うがい用のお茶を贈呈してくださったのです。なんと10袋も! 本当にありがとうございました。
2年生の2人が代表して受け取ってくれました。
「このお茶でうがいをして、かぜをひかないようにがんばります!」「今日はありがとうございました。」
と上手にお礼を話してくれました。
緑茶には「カテキン」という成分が含まれています。
このカテキンには、殺菌・抗ウイルス作用があります。ウイルスの細胞への付着を防いだり、増殖を抑える働きがあるのです。また、虫歯の原因菌であるミュータンス菌や、歯周病菌の増殖を抑える効果もあるそうです。
食後の歯磨きと組み合わせるとより効果的ですし、口臭予防にもつながりそうです。
美里町はお茶の一大産地です。地域の良さを生かしながら、かぜ予防や虫歯予防に取り組んでいきましょう!
2025.11.28 芸術鑑賞「演劇・花咲かそ!天神沼」
すっかり心を動かされてしまいました。
今日は、劇団風の子さんによる「花咲かそ!天神沼」という演劇を体育館で鑑賞したのです。
カラス一座の旅芝居ということで、児童入場からカラスになりきって動きました。
もちろん、校長先生のお話の時も、カラスになって、羽ばたきながら登壇しました。
それにしても、舞台芸術、全身を使った表現、声の力...すべてが心に届きました。
子どもたちも演劇に見入るとともに、一緒になって楽しみ、劇団の皆さんとの楽しい空間を創っていました。
子どもたちからはお礼に、今月の歌である「ともだちになるために」を手話付きでプレゼントしました。
子どもたちの歌と姿に、とても喜んでもらえたようです。
最後に役者さんたちとハイタッチしながらのお別れをしました。
5・6年生は進んで片付けのお手伝いもしました。さすが高学年!こういうところもかっこいいですね。
今回は本物の演劇を見ることができました。日ごろ、テレビやネット動画など、一方向の受動的なドラマ等には触れている子どもたちですが、生の、双方向的な演劇というものは大変新鮮で、心を動かされるものだと感じていたようでした。本物に触れ、ことばの豊かさや表現にふれ、心を通わせることってとても大事なことなのだなと改めて実感をしたところです。
劇団風の子のみなさまにはステキな機会を与えていただき、ほんとうにありがとうございました!
2025.11.27 おいしい美里のお米をいただきました!
読者の皆さん、美里のお米がとてもすごいお米だってこと、ご存じですか?
という私もまったくの受け売りなのですが...
食味コンテストで、3年連続九州1位なのだそうです! すごいですね!!
今日はそんなお米を中央小学校に寄贈しに来てくださいました。
坂田様によるごあいさつの後、「にこまる」という品種の美里のお米をたくさんいただきました。
運営委員会の子から、「毎日お米をおいしく食べています。ありがとうございます!」といったお礼の言葉がありました。
その後、生産者である森川さんから、お米作りに対する思いと子どもたちへの激励のお話をいただきました。いただいたお米の輝きがぐんと増したような気がしました。
こんな素晴らしくおいしいお米をいただきましたので、給食で大事に味わいたいと思います。
本当にありがとうございました。
2025.11.27 校庭でのランニングが始まりました
日に日に朝の気温が下がっていきますね。いよいよ持久走大会にうってつけの気候となってきました。
朝の児童による放送が始まりました。
「今日はランニングをします。1・2年生はグラウンドの内側を、3~6年生はグラウンドの外側を走ってください」
子どもたちは、白い息を吐きながら走りだしました。
持久走は、一定の速度と心拍数を保って走り続けるものです。自分に維持可能なできるだけ高い強度を見つけ、それにチャレンジすることで、心肺機能の持久力を高めます。そのためには、心の持久力も必要ですね。
校内持久走大会は、12月11日(木)の午前中に開催します。雨天時は12日(金)に順延です。
詳しいスタート時刻は別途お知らせします。一人ひとりの心身の成長が楽しみです!
2025.11.26 6年修学旅行記⑤
2日目は「キッザニア福岡」。60以上のお仕事体験ができる施設ということで、将来の夢のヒントを得られるかもしれません。担当の方から説明を聞いて、いざ入場です。
ここからは、写真あれこれでどうぞ。
ほかにもたくさんのお仕事体験をしたのではないかと思います。将来目指したいもののヒントが見つかればいいかなと思います。ご家庭で詳しい話を聞いてみてくださいね。
キッザニア福岡は、ららぽーと福岡という施設に併設されています。
帰りのバスの車窓から見えたものを思わず撮影しました。
実寸大のガンダムが立っていました。子どもたちに話したら、あんまりピンと来ていなかったようでした。
世代が違うのでしょうかね。
しっかり楽しんだ後はいよいよ帰校です。バスに乗って、16:45ごろ到着しました。
解団式では、2日間の感想発表やお礼などが続きました。
子どもたちはこの2日間、とても立派な態度でたくさんのことを学び取ってきました。修学旅行での学びを今後どう生かすか、それが最も大事です。期待して見つめていたいと思います。
保護者の皆様におかれましては、見送りやお迎えなど、本当にありがとうございました。
また、5回にわたって投稿した修学旅行記を最後まで見てくださった読者のみなさまにも感謝申し上げます。
2025.11.26 6年修学旅行記④
伊王島のおしゃれな感じのホテルに到着しました。
ロビーで入館式を終えて、各部屋に向かいます。まずは夕食です。
ディナービュッフェの始まりです。好きなものを好きなだけ食べられるとは…
お風呂に入って22:00に消灯しました。おやすみなさい。
朝は6:00起床。部屋によっては、もっと早く起きていつでも出かけられる状態だったところもありました。
朝食もモーニングビュッフェ。すごいですね。
退館式を終えて、2日目の活動地である福岡に出発しました。
続きは、6年修学旅行記⑤にて。
2025.11.26 6年修学旅行記③
オレンジ色のベストを着た2人のボランティアガイドさんが案内をしてくださるということで、2つの活動班に分かれて歩き始めました。私は男性のガイドさんのグループについて行ったので、そちらを紹介します。
ユーモアを交えながら丁寧に説明いただいたり、ここはメモしましょうと、具体的に教えていただいたりしました。一言も聞き漏らすまいと耳をそばだて、一生懸命記録する子どもたちの姿が見られました。
そんな6年生の姿が、とてもかっこよく見えました。
山里小学校では、「あの子らの碑」に平和を守る決意を込めて黙とうをしました。如己堂や永井隆資料館では映像をもとに原爆直後の人々の努力の足跡を感じました。美しいレンガ造りの浦上天主堂では、ステンドグラスの美しさに目を奪われながらも、復興に向けて努力を続けた人たちの思いを受け取りました。
最後の原爆落下中心地では、青空を見上げ、こうして今を平和に生きられることの感謝を改めて感じることができました。
けっこう修学旅行生や一般の旅行者も多く、回るのに時間がかかったので、少し足早に原爆資料館を見学し、平和集会の会場である追悼平和祈念館の「追悼空間」へ入りました。厳かな雰囲気の中で、真剣な6年生の子どもたちの声が響きました。決意のようなものも感じました。
平和を守り続けるのは、これからを生きる人々一人ひとり。自分自身の心の中にある争いの火種に気づき、それを解消していくために、何を学び、どう生きるか。それを問われたような気がしました。
さて、いよいよ1日目の活動も終わり、ホテルへ向かいます。
続きは、6年修学旅行記④にて。
2025.11.26 6年修学旅行記②
グラバー園の下にあるホテルに到着し、被爆2世の大越富子先生による被爆体験講話を伺いました。
司会進行は中央小が担当でしたので、前に出て会を進めました。
どんなお話だったのかは、お子様から詳しく聞いていただけたらと思います。
命を大切に生きてほしいという大越先生の温かくも力強いメッセージが心に残りました。
大越富子先生、本当にありがとうございました。
終了後に同じ会場で、昼食となりました。長崎名物「トルコライス」をいただきました。長崎に来たなぁという実感を得ました。
おなかも満足したところで、平和公園へ向かいました。
とても良い天気の中、平和記念像の前でパチリ。
ここから2班に分かれて「フィールドワーク」が始まるのですが、それは「6年修学旅行記③」にて。
2025.11.26 6年修学旅行記①
重なるときは重なるもので、様々な出張や会議が連続し、久しぶりの投稿となりました。
11月20日(木)~21日(金)の日程で、6年生と修学旅行に行ってまいりましたので、数回に分けて投稿したいと思います。
大きなかばんを大事そうに抱えながら集まってくる6年生のわくわくした表情が印象的な朝でした。
たくさんの保護者の方に見守られながらの結団式。緊張感のある感じでスタートしました。
校長先生の話の冒頭で、「修学旅行、楽しみにしてた人?」と全体に問いかけると、挙手がパラパラ...
保護者の方の「エーッ?」という声。(大丈夫かい?!)と思いつつも、平和を守り続けるために自分に何ができるかを見つけること、自分の将来のイメージをもつきっかけをつかむことを目標に2日間を過ごしましょうと話しました。
後からわかったのですが、見つめられている緊張感とこれから何が始まるのかという思いに飲み込まれて手を挙げられなかったようです。長崎に入るころにバスの中でガイドさんが同じ質問をしたら、ほとんどの子が手を挙げていましたから。
熊本港に到着すると、バスガイドさんからかっぱえびせんの小袋をひとり1袋ずつもらいました。
おやつではありません。「かもめのえさ」なのです。それをもってフェリーに乗船しました。
まーぁ、すごい数の興奮状態のかもめたちに取り囲まれ、子どもたちも大興奮です。まるで、ヒッチコックの映画を見るようでした。(わかりますか?)
フェリーを降り、再びバスに乗って長崎市内に向かいました。車内では原爆被害にあった方の手記をもとにした動画を見て学習をさらに深めていきました。
続きは、6年修学旅行記②にて...
2025.11.25 校内人権教室
今日は、人権啓発委員さん4名をお迎えしての「校内人権教室」です。
人権環境委員さんの開会の言葉で始まりました。前半は、人権SOSについての人形劇でした。
後半は、人権啓発ビデオ「いじめと戦おう!みんなでできること」を視聴しました。
しいんとして、真剣なまなざしで見つめる子どもたちでした。
「いじめを未然に防ぎ、なくすために、自分にはどんなことができるだろう?」
視聴後に、それぞれに書いてみました。どの子も一生懸命に書いていました。鉛筆の音が響いていました。
何人かの子どもたちが感想や思いを発表してくれました。
「いじめはだめだよと言う。それでもだめなら先生に伝える。」
「相手の気持ちを感じ、そんなことはやめようと話す。」
「はげますことでいじめを防ぐ。」
といったような意見が出されました。映像をもとに、自分のことと重ねてよく考えているなと思いました。
11月は校内人権月間です。
それぞれが違って当たり前。その当たり前を認め合いながら、自分らしく生きていくことができるために、自分はどう考え、どう行動したらいいのだろうか。そんな心を耕す11月になってくれたらと願っています。
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