日誌

2020年9月の記事一覧

修学旅行 出発!

今週のはじめから6年教室にはたくさんのてるてる坊主が下げられていました。

下げるための紐も太陽をイメージさせる「赤」にして

そして迎えた、修学旅行の今日。

願いもむなしくあいにくの雨。

それでも、6年生の顔は晴れやかでした。

雨だったため、出発式は体育館で行われました。

今回は、コロナ対策として添乗員さんが2人ついていただくことになりました。その添乗員さんとバスガイドさんに挨拶をして

校長先生のお話を聞きました。

4つの約束として・・・

①無事に帰ってくること

②マナーを守ること

③注意されることなく気持ちよく過ごすこと

④普段あまり話さない友だちとも話すこと

を確認しました。

次に

代表が、めあて発表をしました。

・戦争についてしっかり学んでくること

・たくさんの友だちとしっかり思い出を作ること

・集団行動を意識すること

・感謝の気持ちをもつこと

最後に学年主任の上田先生から

これまで、6年生になれば修学旅行に行くのは当たり前だった。

しかし、今回はいろいろな人の協力で実現した。そのことへの感謝の気持ちは言葉や態度で伝えていこう。

相手の気持ちにたった行動を心がけ、気遣いや心配りを忘れずに過ごそう。

戦争についてもしっかり学び、家族や下級生に伝えられるようにしよう

と言う語りかけがありました。

その後、子どもたちは、大きな荷物を手にバスに乗り込んでいきました。

保護者の方も数人お見送りにいらしていました。

雨の中、手作り横断幕を手に笑顔で送り出していただきました。

今回の修学旅行に関しては、何度も話し合いを重ね、全校児童そして保護者も巻き込み、みんなで6年生が無事に修学旅行に行くことができるよう感染対策を徹底しようと頑張ってきました。

後は、6年生がこの2日間を無事に過ごし、そして、充実したものにしてくれることでしょう。

次の更新は、今日の午後を予定しています。

 

 

さりげなく

朝から校舎中の窓を開けると、さわやかな風が入ってくるようになってきました。秋を感じる今日この頃です。

階段の踊り場にあるコーナーには、いつも、誰かが花を飾ってくれている当尾小ですが、9月11日の朝、通り過ぎようとしていつもと違うことに気がつき足を止めてみるとコーナーの中が賑やかになっていたのです。

校内の花壇に咲いている千日紅の周りに折り紙の作品が飾ってありました。

誰が飾ってくれたのだろうと、先生方に尋ねてみましたがなかなか分からず、この日の夕方ようやく判明しました。

9日のクラブ活動の中で、昔遊びクラブの子どもたちが作った作品を、髙宗先生が飾ってくれていたそうです。

子どもたちも自分の作品が飾られていることに喜び、ここを通るみんなも心が和みます。

昔遊びクラブのみんな、飾ってくれた髙宗先生、ありがとう。

地域の特産 レンコン

9月10日(木)

5時間目は、当尾小校区でレンコンを栽培していらっしゃる緒方さんご夫婦の講話を3年生が、総合的な学習の一環として聞かせていただきました。

先週、緒方さんのレンコン畑に見学に行った子どもたちは、実際に見たことによりいろいろな疑問が出てきたようでした。そのときの疑問を質問として事前に緒方さんにお渡しし、それを元にしてお話していただきました。

子どもたちが、多目的ホールに入ってくると、すでに、緒方さんが畑から掘り出してこられた葉・茎・レンコンがつながった大人の背丈ほどもあるレンコンが出迎えてくれました。

有機肥料を使い、害虫であるアブラムシを駆除するためにはアブラムシが苦手な臭いであるヒノキのエキスを使っていること

その安心安全なレンコンは、自分たちの給食に提供されていることを聞き、驚きと喜びの表情を見せた子どもたちでした。

お話を聞いたことで更に出てきた疑問を質問タイムでどんどん出してきた子どもたちでした。

蓮の花がきれいだと、たまに花を折ってしまう人がいるけれども、折ったところから雨水などが入り、土の中のレンコンが腐ってしまうことを聞き、子どもたちの中には、絶対しないぞ!と決意を新たにした子どもたちもいたことでしょう。

たくさんの内容を話していただきましたが、子どもたちに分かりやすい言葉でゆっくり話していただいたおかげで、メモをとりながらしっかり聞くことができました。

地元の宝を又一つ学んだ3年生でした。

 

車いす体験 高齢者疑似体験

9月3日 2・3時間目

4年生は、体育館と教室に分かれて車いす体験と高齢者疑似体験を行いました。

社会福祉協議会の方から、車いす操作に関しての注意点を教えていただいた後、実際に乗ってみたり押してみたりの体験を行いました。

これまで車いすに乗ったり押したりしたことのある子どもたちが半数ほどいましたが、段差等では、苦戦しているようでした。それでも、お互いに声をかけ、相手のことを思いやりながら車いすを押すことができていたようでした。

また、教室では、高齢者疑似体験が行われていました。

高齢になると、自分の体にどんなことが起こりうるのか、サングラスをかけたりヘッドホンを付けたり、足や腕におもりを巻き付けたりして実感しました。その状態の友だちの手を引いて歩いたり階段の上り下りを声をかけながら手伝ったりした子どもたちでした。

実際に高齢者側の体験をした子どもたちからは、

「思うように体が動かなかった。」

「階段の上り下りは、ちょっと怖かった。」

等の感想がありました。

だからこそ、ちょっとした声かけや思いやりが大切だということに気づくことができた時間となったようです。