日誌

2020年11月の記事一覧

3年目の集大成

11月25日

 今年度4回目の研究授業は、2年担任で初任3年目のもえ先生が挑戦しました。

 算数「かけ算(2)九九をつくろう」

 かけ算、後半の学習です。

「九九表パズルをつくろう」というめあてで、学習が進んでいきました。

子どもたちは、何も書いてない九九表と様々な形のピースに興味津々。早くパズルに取りかかりたくて目を輝かせていました。

学習の手順を示されると、早速取りかかります。

ここかな?

2×7=14,2×8=16、2×9=18で2の段だからここだ!

答えが8になる九九はいくつもあるな。でも、ここは、6ずつ増えてて、その上は・・・。

これまで覚えた九九やかけ算のきまりを思い出し、それにピースの形を見ながら九九表に当てはめていきます。

どうしてそこにピースを当てはめたのか言葉や図を使いながら一生懸命説明し始めます。

友達が黒板の九九表に当てはめたピースを見ながら、ペアでどうしてそこに当てはめたんだろうと話し合います。

 本校の校内研修の研究主題は、

「学び合い学び続ける子どもを育てる算数科授業の創造

           ~『主体的・対話的で深い学び』を通して~」

としています。

 特に、深い学びに導くため、授業の中で「対話の始まり」「子どもの意見の取り上げ方」「ファシリテーターとしての教師の役割」に焦点を当てて研究を進めているところですが、今回の研究授業でも、学年部を中心にそのあたりの検討を重ねてきました。

 子どもたちの「?」や「つぶやき」をどう拾い、周りの子どもたちを巻き込んで話し合い深めていくか、まだまだこれから研究を深めて行かなければなりません。

 授業の最後に、1時間の振り返りを子どもたちは書きました。その中には、友達の発言した意見が参考になったことや友達の意見を聞いて改めて気づいたことを多くの子どもたちが書いていました。

 そこに、一人で考えるのではなくみんなで学ぶことの良さを実感した子どもたちが多くいたことがあらわれていたのではないかと考えています。

 研究は、まだまだ、道半ばですが、教職3年目の先生が、周りの先生方のアドバイスを真摯に受け止めながら、授業に取り組む一生懸命な姿は、何より、子どもたちに直接跳ね返っていたように感じました。

コロナ禍だからこそ、大切なものを見失わず、学校全体で一つの目標に向かって着実に進むことを目指します。

 

学び多き 集団宿泊教室

先週の木曜日と金曜日は、5年生の集団宿泊教室でした。

コロナ感染防止の観点から、午後からの入所ということで、午前中は、中央町の3,333段に登りました。

足取りも軽く、最初の1段目を登はじめた子どもたち。

登始めたときの笑顔はどこへやら・・・。

最後の数段を踏みしめながら、疲れ切った表情で登り切った子どもたち。しかし、やりきった感はかなりあったようでした。

この日のお弁当は、「おにぎり弁当」

いつもは、彩り鮮やかなキャラ弁や子どもたちが大好きなものばかり入ったおかずたっぷり弁当ですが、あえて、おにぎり弁当をお願いしました。

子どもたちからは、

「おにぎり最高~」

「このおにぎりが一番美味しい」

と愛情たっぷりのおにぎりを両手に持って口いっぱいに頬張る子どもたちでした。

この石段登りでは、友達の荷物を持ってあげたり、足が止まりそうになる友達に励ましの声をかけたり・・・。

同じ時間に登っていた高校生から声をかけてもらい元気になった子どもたちもいたりと山登りの醍醐味を味わうことができたようでした。

その後、少年自然の家に向かい、ツリーハンティングに挑戦しましたが、ここで、ゲームのルールが守れずトラブル発生。

このトラブルがきっかけとなり、いろいろなことを学び、2日目のコンパスゲームでは、見事に立て直した子どもたちでした。

ナイトゲームは、残念ながら雷雨となり中止となりましたが、他の活動は予定通り行われ、充実の2日間を過ごしました。

この2日間で、学んだこと、見えてきた課題を最高学年となる4ヶ月後までに自分のものとし、クリアして当尾小を引っ張っていける6年生になってくれることを期待しています。

一人一人が、自分を見つめ、仲間を見つめ、自然を見つめながら過ごした2日間を無駄にすることなく・・・。

図書まつり終了まで、あと2日!

11月2日から始まった「秋の図書まつり」が、まもなく終わります。

この一か月、図書委員さんによるクイズ(放送)や読み聞かせ(動画)、としょビンゴといったイベントに取り組みました。

写真は、「くじびき」の景品(本の付録)を選ぶ2年生です。

10冊借りると1枚応募券がもらえ、ほしい品に応募することができます。

今日は、応募券がもらえる最終日。

一番人気は、18番「鬼滅の刃シート」でしょうか…

 

昨日までに約380枚の応募券が集まりました。

 

午前中、本を借りに来た人たちの図書カードです。

 

くじの当選者は、来週後半に発表の予定です。

6年生租税教室

11月24日(金)6年生対象で「租税教室」が実施されました。宇土税務署からお話に来ていただきました。

初めに、子どもたちに「どんな税金がありますか。」とかたずねられ、子どもたちがはじめに答えたのは、「消費税」でした。やはり、身近な買い物などの際に意識しているのでしょう。その後、税金の○×クイズなどで、税金のことを学びました。

古今東西の税の中には、「独身税」や「ひげ税」「ポテトチップス税」など今の日本では考えられないような税金もあったそうです。

その後、どんなことに税が使われ、私たちの生活が支えられていることを学びました。