日誌

学び多き 集団宿泊教室

先週の木曜日と金曜日は、5年生の集団宿泊教室でした。

コロナ感染防止の観点から、午後からの入所ということで、午前中は、中央町の3,333段に登りました。

足取りも軽く、最初の1段目を登はじめた子どもたち。

登始めたときの笑顔はどこへやら・・・。

最後の数段を踏みしめながら、疲れ切った表情で登り切った子どもたち。しかし、やりきった感はかなりあったようでした。

この日のお弁当は、「おにぎり弁当」

いつもは、彩り鮮やかなキャラ弁や子どもたちが大好きなものばかり入ったおかずたっぷり弁当ですが、あえて、おにぎり弁当をお願いしました。

子どもたちからは、

「おにぎり最高~」

「このおにぎりが一番美味しい」

と愛情たっぷりのおにぎりを両手に持って口いっぱいに頬張る子どもたちでした。

この石段登りでは、友達の荷物を持ってあげたり、足が止まりそうになる友達に励ましの声をかけたり・・・。

同じ時間に登っていた高校生から声をかけてもらい元気になった子どもたちもいたりと山登りの醍醐味を味わうことができたようでした。

その後、少年自然の家に向かい、ツリーハンティングに挑戦しましたが、ここで、ゲームのルールが守れずトラブル発生。

このトラブルがきっかけとなり、いろいろなことを学び、2日目のコンパスゲームでは、見事に立て直した子どもたちでした。

ナイトゲームは、残念ながら雷雨となり中止となりましたが、他の活動は予定通り行われ、充実の2日間を過ごしました。

この2日間で、学んだこと、見えてきた課題を最高学年となる4ヶ月後までに自分のものとし、クリアして当尾小を引っ張っていける6年生になってくれることを期待しています。

一人一人が、自分を見つめ、仲間を見つめ、自然を見つめながら過ごした2日間を無駄にすることなく・・・。