学校生活

2022年11月の記事一覧

修学旅行速報②

11月22日(火) 修学旅行2日目

修学旅行も2日目に入りました。昨晩、子どもたちは、あっという間に就寝し、朝から元気な顔を見せてくれました。早く目が覚めた子もいたようで、起床時間には部屋を片付け終わっているグループもありました。
朝ご飯もしっかり食べ、さらに元気が出たようです。朝食後に退所式を行い、楽しい思い出をつくったホテルを後にしました。
これから佐賀県の吉野ヶ里遺跡公園へと向かいます。
  

最初の見学先である吉野ヶ里歴史公園に到着しました。移動中に車酔いをした子もいましたが、公園内を歩き始めると、作り物のイノシシを見て「おいしそう。」と言ったり、物見櫓を駆け上がったりして、元気いっぱいでした。時間を意識しながら、見学できるところをすべて見たいと、走り回っていました。
  

  

最後の活動場所である佐賀県立宇宙科学館に到着しました。修学旅行最後の食事を食べた後、それぞれが館内のアトラクションを楽しみました。幸運にも来館している団体が少なく、後半はほぼ貸し切り状態で見学や活動ができました。高所恐怖症でありながら、ムーンウォークやワイヤーの上を自転車で渡るアトラクションに挑戦する子もいました。友達と笑顔で館内を回る子どもたちの姿を見て、見ている方も楽しい気持ちになりました。

  

  

  

予定通りの時間に宇宙科学館を出発し、最後のお買い物を行う愛野カステラランドに向かいます。

口之津港に到着し、都呂々小学校との連合修学旅行の解団式を行いました。各校の代表児童が2日間の修学旅行の感想を発表しました。長崎の語り部さんの話や見学を通して、戦争の恐ろしさを知り、平和な世界を作っていきたいという感想や、友達との交流を通して楽しい思い出ができたことなどを発表してくれました。

 

この2日間、子どもたちはたくさんの方々に支えられ、無事に修学旅行を終えることができました。そのすべての人たちに感謝の心をもつとともに、この経験を生かし、残りの小学校生活を充実させてほしいと願っています。

修学旅行速報①

11月21日(月) 修学旅行1日目

町内の都呂々小学校の6年生と連合で、長崎県・佐賀県方面に修学旅行に出かけます。まだ薄暗い時間の集合でしたが、全員元気に集合しました。家族の方々に大きく手を振って、張り切って出発しました。昨日の夜は雨が降っていたのですが、子どもたちの願いが届いたのか、快晴の一日目となりました。
鬼池港からフェリーに乗船し、口之津港に到着しました。いよいよ修学旅行、スタートです。

  

長崎市内に到着すると、最初の活動である被爆体験講話を聞きました。これまで事前学習は重ねてきましたが、胎内で被爆された方のお話を一人一人が真剣に聴く様子が見られました。語り部の方から戦争の愚かさや相手の立場に立って身近な人を大切に思う大切さについて、自らの体験を交えながらお話しいただきました。子どもたちも、改めて反戦や反差別の気持ちを高めたようでした。

その後、場所を国立追悼平和記念会館に移し、平和集会を行いました。全員で黙祷を行った後、協力して作り上げた千羽鶴を捧げました。会館の方からの説明から、原子爆弾の被害で亡くなった多くの方々の名前を記した名簿を実際に目の当たりにし、驚いていました。
  

子どもたちが楽しみにしていた昼食となりました。早い時間に出発したこともあり、みんなお腹をすかせていたようです。長崎の名物でもあるトルコライスをいただきました。「量が多いです。」と言っていた子どもたちも、おいしそうに食べ進めている姿を見て、安心しました。
  

お腹もいっぱいになり、午後の活動に入りました。午後は、長崎原爆資料館見学とフィールドワークを行いました。2校の子どもたちを合わせて2チームに分け、グループごとに見学を行いました。午後から気温も上がりましたし、修学旅行に来ている他校の児童生徒も多く、多少時間はかかりましたが、予定していた行程を計画通りに見学することができました。子どもたち一人一人が、交通安全に注意し、地域の方や他の団体のことを考えながら行動する様子が見られ、本当に成長を感じることができました。
  

  

  


子どもたちの多くが、この修学旅行で楽しみにしていると話していたのがホテルでの活動でした。ホテルに到着すると、すぐに夕食の時間が待っていました。最初は遠慮がちだった子どもたちも、だんだん食欲が増してきたようで、時間いっぱい食べている様子が見られました。中には、「3杯おかわりしました。」と話す子もおり、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
  

お風呂に入った後は、みんなで長崎の1000万ドルの夜景を堪能しました。その美しさに感動していました。全員の心の中に刻み込まれたことでしょう。